「えっ?今から入れる病院ってあるんですか!?」
「先輩を受け入れてくれる公共機関なんてありませんよ」
「刑務所?」
「……」
「敗北を知りたい」
「敗北を知ってるじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校
に登校すればいいんだろ!?」
「言ってません、分かりやすくあらすじだけ言ってください」
「文芸部の話、それ以上ある?」
「暴力的な表現が多いとかじゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみてください、それ以外に絶対あります」
「名前からだな」
「えぇ急に常識人振りますね、柊<ひいらぎ>貴音<たかね>です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「西藤<さいとう>哲也<てつや>好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね……?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれていたらどうなるのですか?」
「正解は沈黙」
「ウザいですね」
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 09:10:00
24061文字
会話率:48%
俺の刑務作業は刑務所内の学校で教鞭をとる事だ。
最終更新:2025-05-14 13:00:00
1029文字
会話率:5%
刑務所から出所した俺を保険屋を名乗る男が待っていた。
エブリスタにも投稿してます。
最終更新:2024-07-02 13:00:00
2365文字
会話率:25%
刑務所に立て籠もる事を俺は提案した。
生存者の「刑務所」を加筆修正した作品です。
エブリスタにも投稿してます。
最終更新:2024-06-15 13:00:00
3185文字
会話率:21%
二〇三二年。
宗教的・政治的対立、イデオロギーの衝突により歴史に燻ぶり続けた戦火の火種は、今まさに、燎原の火のごとく世界に拡大していた。
日本国とて、戦火を対岸の火事と侮っていられない。すぐ傍らで、長きに渡って対立を続けてきた国家同士が、
再び干戈を交えたのである。
かたや日本国内では、世界各地で生じた戦争により日本経済は過去に類を見ないインフレを迎え、市民生活は混迷を極めていた。
また、刑務所連続放火事件が発生し、受刑者1,500人以上が犠牲となる未曽有の事態が起きる。
公安部第一係の加治木誠司は、連続放火事件への関与が疑われる宗教法人「テオスゲノスの民」の監視任務に就く。刑事部から転属した彼は、公安の方針に反発しながらも、事件の解決に挑んでいく。
宗教法人「テオスゲノスの民」の目的とは——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:36:22
73541文字
会話率:29%
とある刑務所に、強盗の罪で服役している男がいた。彼はいつも深いため息を漏らしていた。捕まるつもりなど毛頭なかったのだから、その沈んだ表情も無理はない。 しかし、彼の心を重くしているのは、自由を奪われたことだけではなかった。
――彼女を
、誰かに奪われるかもしれない……。
その不安は、鉄格子や監房の壁よりも重く、息苦しくのしかかっていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-12 11:00:00
1935文字
会話率:18%
「ふん……」
とある刑務所の面会室。囚人の男は、ガラス越しに部屋へ入ってきた父親を見やり、軽く鼻を鳴らした。
父親は膝を震わせながら、ぎこちなく椅子に腰を下ろすと、か細い声で言った。
「や、やあ……息子よ……」
「ずいぶんジジイにな
っちまったなあ、親父」
「え……? 今なんて?」
「チッ、だから、老けたなって言ったんだよ!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-08 11:00:00
1860文字
会話率:61%
「『もう戻ってくるなよ』か……。けっ、他人事だから言えんだよ」
そう悪態をついた男。雑草がちらほらと生えている砂利道に唾を吐き捨て、肩を怒らせながら歩いていた。刑務所を出たばかりのその体には自由の風が妙にこそばゆく、不快だった。
「今
からまともな人生なんて送れるわけねえだろうが。また何かやってやらあ……」
そう息巻きながら、転がっていた石を蹴り飛ばす。土埃が舞い、靴とズボンの裾にかかった。石は横へ逸れ、道の脇に生い茂る青々とした雑草の中へ消えていった。郊外の一本道。まだ街まで遠い。男はあくびをし、伸びをした。
そのとき、黒塗りの車が静かに横に滑り込み、ぴたりと停まった。
運転席の窓が下がり、中からスーツ姿の男が顔を覗かせた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-30 11:00:00
1893文字
会話率:55%
知能指数で「人権」が決まる世界に、偏差値30の底辺高校に通う主人公、菅原ヒデキはいた。彼の通う高校では赤点をとれば退学させられ、ヒデキは赤点をとってしまう。。この世界で学歴がなければ、刑務所送り。彼は刑務所に送られるが、そこでは地獄が広がっ
ていた.....折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 13:54:54
997文字
会話率:27%
理不尽な経緯でよくわからないまま刑務所所長の父親により牢獄へ収監され早3年。
まだまだ服役期間は残っていた。
……あと7年だっけ。
もうとっくに慣れた生活。
このまま刑期満了まで変わらぬ生活をするだろう。
「囚人番号721番。命令だ、
出ろ」
それは鍵を解錠し牢獄の扉を開けた刑務官の声と共に終わりを告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 11:50:14
4559文字
会話率:37%
歌舞伎町の片隅で、生きることにしがみつきながら歳を重ねてきた男・前田。
刑務所での服役を終えた彼に、医師が突きつけたのは「余命半年」という現実だった。
数多の過ちを重ねてきた人生の終わりが見えたとき、ふと脳裏に浮かんだのは……。
カテゴリ
ー上はヒューマンドラマに設定してありますが、ジャンル的には広義のサスペンス、ミステリに該当すると思います。
数年前に作った作品です。
全13話。文字数55000字程度。
毎週月・水・金、22時台の更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:20:00
55479文字
会話率:17%
「ムショヅメ」と言っておきながら、この話はムショ(刑務所)ではなく「留置所」の話です。
基本、下ネタや下品、性的な感じで進みます。
#特に女性の方、お気に食わなければそっとウィンドウを閉じて下さい。吐き気がする、とか思ったら、どうか読む
のをやめてください。これは『アスリーが変態』というのが大前提ですので…。
なのでお願いですから、通報しないでください……お願いします!
作者がうんぬんではなく単純にアスリーが(主に性癖が)ちょっとアレなだけなので。
!コレは情景描写をかなり省き、わりと台詞のやり取りを中心に話が進むかも。知らんけど。
!時代設定や地域などそれらも明示していません。容疑者の連行に馬車が使われるか、車が使われるか、空飛ぶデロリアンが使われるか、それは別にどうとでも。読んだ人が決めちゃっていいです。今、頭の中で思い描いた、それで。
刑も、魔女裁判とか銃殺とか絞首刑とか、宇宙空間に永久追放とか、オークの群れに投げ込まれるとか、まあそれも読んだ人が決めていいです。
###一部は現代日本に近い場合もあります###
!作者は「ハコヅメ」も大好きです。単行本、DVD、実写版と持ってます。JOJOも文庫版は全部買ってます。「ガンダム」はいっぱい。
その他、色々リスペクトしてます。パクリや悪意は一切ありません。でもお行儀は悪いかも。
(作者の中での設定)
主人公はアスリー・シーズ19歳、黒髪ロングで黙っていればステキな人です。
この時点でウェイン&アヤナは11歳、ミュールは15歳と位置づけましたが、色々とボロが出そう。
#あくまでフィクションです。現代日本とは異なります(一部が似ているだけ)
-----
本編「ウェイン・アポカリプス」(ファンタジー)
https://ncode.syosetu.com/n6559ge/
短編集「頑張れ、アヤナ隊長!」(ポンコツ)
https://ncode.syosetu.com/n7281ii/
バックアップ目的でカクヨムに重複投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 21:08:07
33935文字
会話率:63%
刑務所に見学に行った時の話。
最終更新:2025-05-04 22:09:48
215文字
会話率:0%
完全無欠の監獄など、存在しない。
舞台は、国家権力と民間企業が癒着して作り上げた秘密の超監獄──「オールバースト刑務所」。
冤罪によって投獄された9人の男たち。
そこへ謎の男・リオ・セラフィーニが収監される。
IQ200超、冷徹な計算
者。
彼の到来をきっかけに、極秘裏の脱獄計画が胎動を始める。
裏切りか、信頼か。
生存か、破滅か。
心理と運命が交錯する脱獄サスペンス、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 07:50:07
13753文字
会話率:5%
“先の大戦”の人体実験で元の肉体を失った男は23年前の事件の実行犯として捕まり服役中。しかし男は自分の境遇に耐えきれなくなり、刑務所をでて、自由気ままな生活を始めることにした。
最終更新:2025-05-02 10:51:42
3663文字
会話率:71%
後悔だらけ!!刑務所生活中の少年が放った一言。
その一言でこのつまらないこの世界は壊滅する。
直後、”現世界,,と”別世界,,が混ざり合った。
少年の第二の人生の幕を開ける?!
最終更新:2025-05-01 20:56:17
16087文字
会話率:54%
【マインドブレスレット ~ティアーズオブザデッド~ 第2章】
小さな村で生まれ育った少女アロエ。
彼女は父親と弟のサボの3人で貧しくも幸せに暮らしていた。
だが突如として村に屍(いわゆるゾンビ)が現れ、人々を喰い殺していった。
アロエとサ
ボを庇って父親が屍に喰い殺されるも、2人は懸命に逃げ続け……とある刑務所の中に逃げ延びる。
だがそこにいたのは、かつてアロエを強姦しようとして逮捕された囚人ザクロ。
彼は自身の犯した犯罪によって妊娠中の妻とも離婚されたにも関わらず……アロエに逆恨みし、仲間を使ってサボを人質に取ってアロエに服従を誓わせた。
サボの命を守るためにアロエはサボの目の前でザクロに純潔を奪われ、ザクロと彼の仲間達の慰み者となる。
だがザクロはアロエとの約束を破ってサボを外にいた屍に喰い殺させる。
それを知ったアロエは怒り狂ってザクロにつかみかかろうとするも、銃で返り討ちにあって殺される。
だがアロエは鏡屍(きょうし)という特別な屍となってこの世に戻ってきた。
アロエはサボを殺したザクロ達に復讐するべく動き出す。
その一方、サクラ達はアロエを討伐すべく動く。
彼女の復讐の動機を知ったサクラは、復讐を見守るべきか阻止すべきかを迷う。
※サブタイトルに★マークがついているものは一人称視点で話が進み、★マークがないものは三人称視点で話が進みます。
視点がコロコロ変わってややこしく思うかもしれませんが、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 03:30:55
28317文字
会話率:31%
徳川埋蔵金を探していた老人が、代わりに発見してしまったのは『ダンジョン』だった。金銀財宝が埋もれているが、凶悪なモンスターも生息しているそのダンジョンの活用法について議論された結果、死刑と終身刑が廃止され、『ダンジョン刑』という新たな刑罰が
制定された。
ダンジョンはダンジョン刑の囚人専用の刑務所となったのだ。
半グレの谷中は世話になっていたヤクザの御手洗にだまされ、ダンジョン刑350年の判決を受け、ダンジョンに挑むことになる。
減刑を進め、出所して御手洗に報復をする為に谷中は今日もダンジョンを探索する。
※カクヨム、ノベプラでも連載しています
※ヤングチャンピオン漫画原作大賞受賞作(コミカライズ準備中)
秋田書店様より他社での書籍化OKの許可を頂いています。打診お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 09:38:21
19826文字
会話率:45%
少年・倉多はじめは、祖父母とともに群馬の実家で穏やかな日々を過ごしていた。だが、突如として火災が実家を襲い、祖父母は帰らぬ人となる。
病院で祖父母の死を知らされたはじめは、悲しみに打ちひしがれながらも、かつて祖父に言われた言葉を思い出す。
「この家にはもう一つの空間がある。困ったときはその空間に入れば…」
衝動的に実家へ向かうはじめ。しかし、そこは“立ち入り禁止”となっており、強引に侵入しようとして警備ロボットに拘束され、刑務所へと送られてしまう。
はじめを迎えに来たのは、おじ。
「おじさんの家から、“もう一つの空間”にアクセスできる」と告げられ、連れてこられた家でVRゴーグルを手渡される。
ゴーグルをかけたはじめの目の前に現れたのは、火事の前の懐かしい実家の姿と、不思議にしゃべる水色の鳥“ガレア鳥”。
ガレア鳥は、祖父から託されたメッセージをはじめに伝える。
それは、深い愛情と同時に、“真実を知るかどうか”という大きな選択だった。
——なぜ実家は火事に遭い、なぜ自分は一人になってしまったのか。
その答えを知る道は、同時に、恨みと怒りに繋がるかもしれない。
「知る」か、「知らない」か。
はじめの選択は——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:21:26
900文字
会話率:29%
バゴーダの街にあるオミガ刑務所に、ベロニカ・アベールという半魔の女性が収容される。彼女は魔族と人間の間に生まれた半魔であり、両方の種族から差別と迫害を受けてきた。ベロニカは殺人の罪で捕まり、死刑判決を受けたが、彼女自身は無実を主張していた。
ベロニカの担当となった看守ジルド・ぺスケンスは、彼女の管理と監視を命じられる。ジルドは、彼女が無実を訴える中で、彼女の内面に隠された真実に触れることになる。彼女の無実の告白に主人公は職務と倫理の間で葛藤し、彼女への関係と職務に悩んでいくのである……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:36:05
30267文字
会話率:53%
高校時代、完璧な優等生であった七瀬凛(ななせ りん)は、親友・恋人・教師による壮絶な裏切りにより、人生を徹底的に破壊された。
彼女の家族は死に追いやられ、彼女自身も冤罪を着せられた挙げ句、刑務所に送られる。
「何もかも失った……」そう思
った彼女だったが、獄中である人物の助けを受け、地獄から這い上がる。
数年後、凛は名前も身分も変え、復讐のために社会に舞い戻るのだが……
※全7話。字数は一話あたり4000文字から5000文字です。
※こちらはアルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 10:58:40
28462文字
会話率:32%
音楽教師の菜緒子は、エンジニアの隆介をカンボジア支援のNPO活動に誘う。隆介は技術支援として参加するうち、菜緒子からポル・ポト政権時代に音楽家たちが虐殺され、カンボジアから音楽が失われたことを知らされる。彼女の熱意に動かされ、隆介はカンボジ
ア訪問に同行することを決意する。
プノンペンの芸術学校では、日本の国歌「君が代」を菜緒子が演奏すると、驚くべきことに子どもたちが歌詞を暗唱して歌い始める。カンボジアの紙幣には日の丸が印刷されるなど、日本への尊敬の念が表れていることに二人は驚く。
その後、キリングフィールドとトゥール・スレン刑務所を訪れ、200万人もの命が奪われた残酷な歴史に直面する。特に衝撃的だったのは、拷問や殺人を実行したのが笑顔の少年兵だったという事実だ。菜緒子は「人間の残酷さではなく、社会正義やイデオロギーの名の下に普通の人々が残虐行為を行った」と説明する。
帰国の飛行機の中で、二人は日本に生まれた偶然の幸運と、政治への無関心が招く危険性について語り合う。「無関心でいることは一種の同意になる」という気づきを得た隆介は、音楽とプログラミング教育を通じて子どもたちの批判的思考を育てる活動を続けることを決意する。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-14 23:39:09
4087文字
会話率:44%
1969年、舞台は砂塵と雷鳴の国エルドランド。銀行強盗で捕まった受刑者のブリウスは刑務所所長の尋問を受け、身の危険を感じて元殺し屋の男とともに脱獄に踏みきる。愛おしく待つ彼女との合流、謎の女霊媒師による幻術、明かされる脱獄の真相、襲い来る暗
殺者。降りかかる苦難の中でブリウスの頼りは亡き友、ジャックの存在だった……。
アウトサイドで生きてきた主人公の、ハードに煮詰めた青春の逃避行。処女作『OUT OF HERE』のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:37:07
45264文字
会話率:44%
友人6人を殺害した疑いで彼…ジョージ・グレンは刑務所に収監されていた。
自身の無罪を主張する彼の話は空想か、それとも本当の物語か。
彼らを襲った恐怖の正体は一体・・・。
最終更新:2025-03-10 15:08:36
7399文字
会話率:47%