酷く寒い夜。こんこんと降っていた雪は先程止んだが
それが何の慰めになるというのか。
薄い靴の底から降り積もった雪の冷たさが、吹く風が
これでもかと少女の心と体を冷やす。
マッチいりませんか?
どなたかマッチを買ってくれませんか?
もう声に出すこともやめた。道行く誰も彼も見向きもしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 10:00:00
1245文字
会話率:18%
侍、武闘家、騎士、軍人、強すぎるからと現実世界から飛ばされた四人の次なる舞台は異世界。しかも世界で魔法を使えるのが当たり前。現実世界じゃ敵なしだった四人の剣技も流石に異世界じゃ……ってあれ?
どうやら極めた剣に魔法は必要ないようです。
最強
達の異世界冒険日記開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 12:58:39
3660文字
会話率:55%
イリア・セルラオ公爵令嬢は生まれたときからアナスタージ王国第一王子カルロの婚約者として育った。そのため幼い頃から厳しい妃教育一筋で生きてきたがある日ルイーザ子爵令嬢と恋に落ちたカルロから突然婚約破棄をされてしまう。今までの努力がすべて無駄に
なってしまった虚しさからイリアは『眠り病』にかかってしまう。イリアの身体は眠り続けたまま、精神体だけが目覚めたのだった。そんな彼女の姿が見えたのは若き医者リディオ・カルダーノだけだった。イリアはすべてが嫌になりずっと眠ったままでいたいと思うのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:19:02
35731文字
会話率:33%
森の中で一人暮らしの魔女、フローラ。
ある日、森で怪我をしているレオナルドを拾う。
仕方なく手当てをしたフローラだったが、いつしかレオナルドに淡い恋心を抱くようになった。
しかし、レオナルドは怪我が治れば森を出て行ってしまう。
そこでフロー
ラは、魔女の血を繋ぐ方法を思い出す。
魔女が血を繋ぐ方法。
それは『媚薬を盛って子種をもらう』こと。
フローラは、レオナルドに媚薬を盛り、彼の子を授かることにした。
「フローラ、愛してる」
いえ、愛はいりません!一夜限りのつもりだったんです!
予想外の溺愛に戸惑うフローラ。
「死が二人を別つ時まで、側に居てほしい」
ひとりぼっちの魔女が、愛を知り、甘々に溺愛されるお話です。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 22:03:52
49442文字
会話率:47%
私は小市民、花子。
お金は、いりません。
名誉もいりません。
ただ、社会の片隅で、静かに生きていたいだけです。
最終更新:2023-07-09 00:02:07
4141文字
会話率:2%
優秀な《聖女》を輩出してきた名家、モンティファー伯爵家の長女アイリスは、魔法の力に恵まれなかったために奴隷のような扱いを受けていた。
才能と容姿に秀でた妹ガーベラに虐げられ、父と母にも無視され、使用人達からも蔑まれる日々。
唯一の友達
は小鳥のピオ。しかしある日、横暴なガーベラの行いにより、ピオは無残にも殺されてしまう。
悲しみと絶望の淵へと追いやられたアイリス。その時、彼女の中に不可思議な力が宿る。
『S級結界魔法《ブロック》と《ミュート》に目覚めました』
アイリスが見たくないもの、聞きたくない音を遮断できる《ミュート》。あらゆる害意から身を守ってくれる《ブロック》。突如目覚めたこの魔法を用い、アイリスはガーベラ達の存在を自身の世界から遮断。そのお陰で再会する事のできた元婚約者の手助けもあり、アイリスはモンティファー家を抜け出し新たな生活を手に入れる。
しかし、そんなアイリスに対しガーベラの怒りは収まらない。直接手を出せないならばと、アイリスに関する悪い噂や誹謗の数々を流布し、アイリスを孤立させようとする。
アイリスに復讐するため暴走するガーベラ。
その時、ガーベラの脳内にあるメッセージが届く。
『――《警告》――《ブロック》主に対する悪意ある流言が確認されたため、ブロック主より《警告》がされています。これ以上、同様の行為を繰り返す場合――《天罰》が執行されます』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 17:05:30
20497文字
会話率:23%
この世界では4つの大国が競って魔王を討伐しようとしていた。
そしてその競い合いだったが自世界だけでは終わらず、より強い能力を持った人間を異世界から召喚することにした。
それに巻き込まれた主人公の時雨 夜は異世界に召喚された。
そして召喚
されたのは
『今回の勇者様ガチャ300連の結果が楽しみですねーSSR勇者は出るんでしょーか』
この勇者召喚をガチャとして楽しんでいる大賢者エリスが支配する一番最悪な国だった。
全勇者の能力測定が終わってエリスはただひとりEランク勇者と判定された女の子を指さして
『あなたは一番いりません』
追放されかけた女の子の代わりに夜は身代わりを名乗り出た。
『まぁ、あなたでもいいでしょう【呪い反射】スキルに用はありませんからね。実質あなたもEランク勇者です』
送られたのは生還者ゼロの超難関ダンジョンだった──────────────
エリスは夜のスキルを【呪い反射】と思い込んでいたが、難関ダンジョンで検証をしていくとどうやら。
この世界では【呪い反射】と【呪詛返し】はまったくの別物であることが判明した。
そして、【呪詛返し】がまぎれもなく強スキルであることも確信した。
夜は誰もがハズレのゴミスキルと思い込んでいる【呪詛返し】で暗躍していくことになる。
だが、このスキルには弱点もあった。
それを知られてはいけない。
だから、このスキルを見た人間には全員
死んでもらう。
そしてダンジョンから生還した夜だが、そこで夜を追放したエリスと再会。
向こうは異世界イチの魔法使い。
『迎えに来た』と言われるが夜は拒否。
世界最強の魔法使いと世界最弱のスキルがぶつかることになる。
カクヨムにもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 19:38:37
11690文字
会話率:28%
なんとしても元カノと離れたい主人公と絶対に別れてくれない元カノによる攻防を描く知略ラブコメ。
最終更新:2023-06-13 22:05:11
108436文字
会話率:50%
誰もが魔法を一つ使える、スペルバウンド王国。
両親が亡くなり、『ポンコツ魔法』のせいで、婚約破棄までされた……ひとりぼっちの、ローズマリー(ロージー)男爵令嬢。
いきなり乗り込んで来た、義母と義理の姉二人に、メイドとしてこき使われる毎日。
「昔、お母様から聞いた『灰かぶり』のお話にそっくりだけど。
わたくしは、ガラスの靴なんか、いらないわ!」
※シンデレラルートの令嬢が、自分から飛び込んだ、新たな生活の中で。
運命の人と出会い、恋に落ちる……ハッピーエンドのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 13:15:13
39338文字
会話率:42%
突然鳴ったスマホ。
そこに届いた動画。
大学で初めてできた彼氏。
告白されて付き合って半年。彼は私を大切にしてくれていた。なのに知らない女から送られてきた動画には、私の知らない彼の乱れた姿が映っていた……
決定的な浮気の証拠……
ど
うする? 許せる?
私は許せない。
だから私は…………──
〔※男女の絡みのフワッとした描写有り。フワッとしてます〕
◇ふんわりゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇アルファポリスにも上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 17:10:29
8967文字
会話率:31%
本庄茜は所謂ブラック企業に勤めていた。
毎日毎日叱責が飛び、鬱々とする日々。
そんなある日、上司のお気に入りである同期に嵌められ、終電まで残業することに。
何とか帰宅した彼女に突然襲う終焉の幕。だったのだが…。
これは、彼女が愛しい人と幸せ
な日々を過ごすまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 23:11:14
6825文字
会話率:17%
暗殺・拷問なんでもござれの『悪魔宰相』を父に持つミーリャは学校で『悪魔令嬢』と呼ばれていた。本当なら学校に通わなくても家業さえしていればよかったミーリャ。だけど父親に「後生だから!」とお願いして、ようやく学校に通わせてもらったのだ。
それ
は、女友達が欲しかったから!!
社交界に出ても、父親の悪評のせいで誰とも話せなかったミーリャ。家にも男兄弟しかおらず、常に合理的で物騒な話ばかり。
私はもっときれいで甘くてふわふわした会話がしてみたいんだ~~!
お菓子には夢と希望と幸せが詰まっている。
今日もミーリャはそう信じて、クラスメイトにお菓子を渡そうとする。
たとえ『毒が入っている』と誤解され、逃げられてしまったとしても……。
ミーリャの心の支えは裏庭で見かける野良猫ミャアちゃんだけ。
だけど、そんなミーリャにも転機が訪れる。
なぜか同じ学校に通うアシュレイ王太子殿下に「そのお菓子もらえる?」と声をかけられたのだ。そんなアシュレイ殿下には『婚約者候補を見繕っている』という噂もあって……?
これは陰謀がひしめく学校で、猫しか友達のいない女の子が女友達を作るべく悪戦苦闘していたら、なぜか王太子殿下の婚約者(候補)に選ばれてしまった物語です。
■明日か明後日(6日まで)には完結します。
■全2万文字程度の予定。
■1話目に猫たん登場。2話目に王子とお友達候補の登場です。
■R15表記などは念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 20:31:31
28034文字
会話率:36%
王妃、レイニーマインは従順な妻だった。公爵令嬢として当時の王太子に嫁ぎ、まだ世継ぎには恵まれていないものの幸せな日々を送っていると思っていた。
しかし。
ある日夫である王クレインが腹違いの妹のリリスと浮気しているのを目撃してしまう。
詰
め寄るレイニー。開き直るクレイン。
そして聞かされる、リリスの懐妊。
全てはレイニーに子ができないのが悪いのだと、そう言い放つクレインに。
それでも、王妃としての政務は今後も続けさせてやる、と。
お飾りであっても、王妃の座はお前にくれてやる、と。
そんな虫のいい話にとうとうキレたレイニー。
「いいです。お飾り王妃の座なんかいりません! 離縁、してください!」
「ふん、お前のようなグズを王妃にしてやった恩も忘れてそれか。ああわかった。離縁してやる」
「最後に、わたくしたちの後見人となってくださった帝国皇帝陛下にご挨拶をしたいと思いますが」
「ああ、そうだな、皇帝陛下にもお前と離婚してリリスと婚姻を結ぶ旨を報告しなくてはな。しかしいいな、余計なことは言うなよ。説明は全て私がする。そもそもお前など、私の妻でなければ皇帝陛下の御前にもあがる資格はないのだからな!」
学生時代。
王太子だったクレインの後輩として生徒会に参加したレイニー。
当時、慣れない会計の仕事を一生懸命にこなしていたものの、思わぬミスや間違いをしてしまい落ち込む彼女に。
厳しくも、温かい目を向けてくれたクレイン。
だからか。
こうして婚姻し王妃となったその後も、二人の関係は当時の先輩と後輩のように。
王妃として頑張って国家経営に励むレイニーに。
苦言を言うだけの王、クレイン、という構図がいつの間にかできていた。
それでもいい。
それでもわたくしが頑張れば、国のためにも愛するクレインのためにもなると。
そう思って頑張ってきたのに。
裏切られた王妃レイニーマインの復讐ものがたり!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:56:42
51601文字
会話率:23%
ものぐさ魔女ルーナは、ある日傷を負った王子を助ける。
恩返しの貢物は欲しいが、愛情はいらない魔女 VS 貢物も自分も受けとってほしい王子のラブコメディー
最終更新:2023-02-03 23:19:53
3284文字
会話率:39%
マスクいりませんか?
マスク、ありますよ?
最終更新:2023-01-17 21:44:46
540文字
会話率:11%
四天王最弱の婚約者は、ゲームに登場すらしない。
もちろん、四天王最弱、ジーン様は私の推しで大好きだけれど、会話も弾まないし、きっと婚約してくださったのは、私の家門が守っているクリスタルのために違いない。
この世界がゲームの中だと思い出してし
まった私に、四天王最弱のはずの婚約者は告げる。
「愛しい君が望むなら、もっと高みを目指すと誓おう。面倒だが、致し方ない」
「え……?」
物語は改変される。
これは、四天王最弱を返納してしまった婚約者に、名もなき令嬢が溺愛される物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 21:39:16
2268文字
会話率:32%
自己完結型書きなぐりエッセイ書きの旅人です。
特に感想はいりませんが率直な意見で伝えたい意思を込めた感想であればありがたく頂戴します。特に生体販売の売り残りの仕組みをそこまで知らないのでエッセイ内の至らない点を率直なお言葉でご指摘いただけ
るのは大変ありがたく思います。
それ以外の人を試すとかなんとなく書いた意味不明の感想であればいりません。
もし何か討論したいなら、マウント取りにきたあなたの小説やエッセイにあまりよろしくない感想を私が都合のいい時間帯に飽きるまで、ひろゆき氏ばりに論点そらしながら何度も感想を書きにいきますよ?
私のエッセイでされても困りますからやらないでね。意見以外は即ブロックやミュートしますけど……討論したいっていう謎の論理を持ち出す人ほど自分でエッセイでやりあおうとしない謎を調べる気にはなりません。
それに比べて話題のサブスクを元にエッセイを書いた人やすべての感想に対応しながらエッセイを書き綴る人は偉いと思う。
私はすぐブロックやミュートでにげますから。
自己完結型書きなぐりエッセイよろしければ読んでください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-27 19:11:33
1331文字
会話率:0%
「コーネリア! 君との婚約を破棄する!」
その一言からすべてが始まった。
⋯⋯というのは嘘ですわ!
すべての計画はその1年前から始まっていました。
わたくしコーネリアはこの国の公爵令嬢で王太子のジュリアン様の許嫁⋯⋯でした。
しかしそのジュ
リアン様には真実の愛があって⋯⋯。
婚約破棄? 上等じゃないですか!
むしろ最高ですわ!
これで面倒な王妃様なんてサヨナラ!
夢だと思っていた冒険者に私はなるのよ!
この物語は婚約破棄から始まる華麗なる逃避の物語。
最後に勝つのは公爵令嬢なのよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 07:00:00
6619文字
会話率:44%
坂口 南は大学の帰り道、懐かしい声を聞く。
振り返ると、すでにそこは見慣れない世界。
戸惑いながらも、周りの住人(みな口悪し)に支えられ、逞しく順応していく。
ある日怪我をした少年を拾ってから、ミナミの運命が動き出す。
最終更新:2022-11-19 21:23:56
12428文字
会話率:38%
「ジュルヴェーヌよ! 喜ぶがよい! そ、そなたを、今このときより、わたしの婚約者にしてやる!」
王子様ったら、突然何を言い出すのかしら? おまけに名前を間違えているし――。これが、誕生日の贈り物だと言うのなら、受け取るわけにはまいりません
わ!
超名門貴族にして大陸一の資産家であるダンドロ公爵家の娘、ジェルヴェーズ・ニコレット・ダンドロ。普通なら、登場早々悪役ポジション確定の生意気な公爵令嬢が、身分と財力と天然気質(?)を武器に、不遇の王子を助けて世界に平和をもたらす(?)お話です。
※おとぎ話風のゆるふわ異世界物語です。ホッコリしたい方におすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 21:30:05
110938文字
会話率:27%