突如として王子から婚約破棄を突きつけられた、嫌われ者の魔女令嬢。
彼女は婚約者として課せられた責務のせいで、老婆の姿を余儀なくされていた。
指輪で魔力を奪われ続け、本来の姿を奪われていたのだが、婚約者から強制的に指輪を外されたことで、ようや
くその呪縛から解き放たれる。
国外追放すると迫っていた王子は、すべてを知って必死に彼女を引き留めようとするけれど――。
これは、理不尽な扱いを受けていた魔女令嬢がざまぁして、可愛い黒猫ちゃんと幸せになる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 19:13:35
10342文字
会話率:49%
あまり裕福ではない子爵家の娘であるアリス・ポートリエは、第一王子二コラ・ラスペードの婚約者であった。
この婚約には二つの理由があった。
一つは、アリスが優秀な子を産む魔女の娘であるから。
もう一つは、国王陛下がニコラの婚約者に直接アリスを指
名したから。
しかし、王宮に住み込みで妃教育をしていたアリスの元に母親の危篤の報せが届く。
傷だらけになってポートリエ邸に戻ったアリスは、そのままアリスと夫に見守られて亡くなる。
そうしてアリスは母親から一冊の手帳を託された。
そこにはクルーズトレイン クレセント号に乗車した切符と、地図には赤い✕印が……。
魔女である母親の死と自分の婚約の謎、そして父親の病気の治療薬の手がかりを探すため、彼女はクレセント号へと乗り込んだ。
期限はニコラとの結婚式がある三か月後──。
母親を亡くしたアリスが父親を救うために、クルーズトレイン(豪華列車)に乗り込んで旅をしながらもなぜか婚約者であるニコラに溺愛されるお話です。
※他サイトでも公開予定ですが、小説家になろう様先行公開です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 19:03:41
22992文字
会話率:41%
この世界では、赤は魔女の象徴として忌み嫌われていた。
赤髪で生まれ、幽閉生活を送っていた子爵令嬢のエヴィ。しかし、彼女はその赤髪を恨んではいなかった。
「だって本当に前世が魔女だったんだからしょうがないじゃない」
彼女は五百年前の
前世で、本当に魔女だった。とはいえ力があってもポンコツで、趣味はお菓子作りの、子供を庇って死んでしまうようなお人好し。
「もう魔力もないのにどうして赤髪なのかしら……嫌いでは、ないけれど」
今の彼女の夢は、いつか家から追い出されて前世で住んでいた森に戻り、自由になること。
「ひとりぼっちには、慣れているけれど……やっぱり一人は寂しい、なんてね」
あわよくば好きなお菓子をいっぱい作って食べたり、好きな人や友達を作って幸せに暮らしたかった。
そして久々に部屋から出ることを許されたデビュタントの日。
エヴィは中庭で一人、月を見ながら涙を流し、お菓子を食べている男性を見てしまう。……冷淡公爵と有名なはずでは!?
「一年間、俺に全く好意を抱かなければ、離婚して自由にしてやる」
秘密を知ってしまったエヴィに公爵が持ちかけたのは……賭けとおかしな契約結婚。
「では、俺に菓子を作るというのも足そう」
うまいように流されて、エヴィは賭けに乗り、契約してしまう。
「赤髪でもいいんですか?」
「君は嫌いなのか?」
「いえ、好きですけど」
「俺もだ」
公爵様は少し変わり者なようで……?
「うまい」
「最低限度の生活基準くらい知ってくれ」
「怪我があってはいけない」
想定外に優しい公爵に、エヴィは絆されていく。
『魔女』
────公爵は、ずっと“彼女”との再会を夢見ていた。転生、という禁忌を犯すほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 07:09:48
7197文字
会話率:47%
魔女令嬢─そう呼ばれる、アリサ・アド・ダンドーロ公爵令嬢。ローブを羽織り、魔女っ子が出かけた先で出会ったのは、可愛らしい暗殺者の美少女(なお、殺害対象は当人)。
しかし、その美少女には秘密があって─。
一方、アリサは、旅先でとある侯国の叛
乱について調べていた。
叛乱と美少女が交錯する中、一つの推理が二つを結ぶ。
これは、アリサ・アド・ダンドーロ公爵令嬢が、幼馴染と再会する前の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:26:46
11314文字
会話率:46%
多くの優秀な魔法使いを輩出してきた貴族に生まれた公爵令嬢エレンディアは、婚約者である王子から婚約破棄を言い渡される。しかし、王子の様子がどうにも妙で……?
最終更新:2023-03-01 19:15:59
4191文字
会話率:33%
ポーション作りが大好きで、いつの間にか魔女令嬢と呼ばれるようになった伯爵令嬢コレット。ある日、彼女の噂を聞きつけた第二王子フレデリックが、わざわざ彼女の作業を見学するためにやってくることになった。
ところがひょんなことから、フレデリック
は彼女の失敗作を口にしてしまう。しかもそれはどうやら惚れ薬だったらしく、彼は突然コレットに愛をささやき始めたのだ。
めちゃくちゃな状況に目を白黒させながらも、コレットは解毒剤を作ってフレデリックに飲ませる。やれやれこれで一件落着だと彼女は安堵し、またポーションの研究に戻ろうとする。
しかしこの騒動はただの始まりに過ぎないということを、彼女はまだ知らなかった。彼女に忍び寄る悪意と、彼女を見守る優しい目が、彼女の未来を目まぐるしく変えていく。
※こちらは同タイトルの短編版に加筆修正して、さらに続きを追加したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 12:16:00
111000文字
会話率:48%
ポーション作りが大好きで、いつの間にか魔女令嬢と呼ばれるようになった伯爵令嬢コレット。ある日、彼女の噂を聞きつけた第二王子フレデリックが、わざわざ彼女の作業を見学するためにやってくることになった。
ところがひょんなことから、フレデリック
は彼女の失敗作を口にしてしまう。しかもそれはどうやら惚れ薬だったらしく、彼は突然コレットに愛をささやき始めたのだ。
めちゃくちゃな状況に目を白黒させながらも、コレットは解毒剤を作ってフレデリックに飲ませる。やれやれこれで一件落着だと彼女は安堵し、またポーションの研究に戻ろうとする。しかしこれは始まりに過ぎないということを、彼女はまだ知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 12:13:06
13688文字
会話率:43%
「白薔薇令嬢」は、ユニコーンの世話をするためだけに育てられ、ユニコーンのいる箱庭に閉じ込められる。恋をできない彼女は、一種の生贄でもあった。
けれども彼女は言う。
「あなたのせいで、私はこうなってしまったけど、話相手がいるのは嬉しいわ」
全
てを諦めていたための言葉。彼女という存在を嫌っていたユニコーンも、やがて彼女を愛し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 20:26:40
7578文字
会話率:33%
公爵家の令嬢として傲慢に育った十歳の少女、エマ・ルソーネは、ちょっとした事故により前世の記憶を思い出し、今世が乙女ゲームの世界であることに気付く。
しかも自分は、魔女の血を引く最低最悪の悪役令嬢だった。
待っているのはオールデスエンド
。回避すべく動くも、何故だが攻略対象たちとの接点は増えるばかりで、あれよあれよという間に物語の筋書き通り、魔法研究機関に入所することになってしまう。
ひたすら静かに過ごすことに努めるエマを、研究所に集った癖のある者たちの脅威が襲う。日々の苦悩に、エマの胃痛はとどまる所を知らない……
※進むほど糖度が増します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 12:58:57
73853文字
会話率:33%
騎士の家系で育った伯爵令嬢エルメリーゼは、一族では珍しく高い魔力を持ち、脳筋思考でありつつも筋肉がないのが悩みな、少し変わった令嬢だ。
それでも公爵令息の婚約者として令嬢らしく努力を続けてきたが、王宮で開かれた夜会で婚約破棄を言い渡され、怒
りのあまり魔力を暴走させてしまう。
王宮の一部を壊したために捕まるのを恐れたエルメリーゼは、家族の協力を得て逃げ出した先で、エルフ族の魔法剣士ラルクスと出会う。
自由になったエルメリーゼは身分と本名を隠し、持ち前の魔力を活かして隣国で冒険者となる。何かと構ってくるラルクスから冒険者のイロハを教わるうちに惹かれていくが、素直になれず反発してしまい口喧嘩が絶えない。
果たしてエルメリーゼは、恋心に素直になれる日が来るのだろうか。
これは脳筋思考な魔女令嬢の、意地っ張りな恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 21:31:44
335356文字
会話率:47%
婚約破棄を一方的にされたリリアは、北部の辺境伯へと嫁ぐ事に。
ところが、父親から聞いていた事情とは異なるようで⋯⋯。
このお話は『魔女と呼ばれる令嬢と魔獣と恐れられる辺境伯が愛を育むお話(になる予定)』です。
最終更新:2021-07-07 06:02:01
8872文字
会話率:32%
用語集。本編見てくださると嬉しいです
最終更新:2021-05-01 23:41:22
1492文字
会話率:0%
真夜中の夜空に出会う魔法使いと魔女のお話。
最終更新:2020-07-20 15:53:52
2787文字
会話率:30%
短編『とある前世を思い出してしまった侯爵令嬢と、彼女が幸せになるまでのアレコレ』と番外編が長すぎるので、読みやすい様にまとめたものに、+オマケを付いたもの。1月2日で完結します。
【本編あらすじ】
3歳の時に前世の記憶がよみがえったディ
ルキャローナ侯爵令嬢は、我儘お転婆侯爵令嬢からコミュ障魔女令嬢へとジョブチェンジを果たすのであった。そんなディルキャローナが幸せになるまでの物語。
お笑い30% 恋愛20% モノローグ30% 鬱展開20%程度でお送りしています。
ざまぁなし、事故や戦闘、残酷描写、一部体罰的表現がございますのでご注意ください。
※短編の方を評価してくださった方々、感想をくださった方、レビューを付けてくださった方ありがとうございます。沢山の方にお読みいただいた様です。拙作でしたが誠にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 09:00:00
209924文字
会話率:25%
3歳の時に前世の記憶がよみがえったディルキャローナ侯爵令嬢は、我儘お転婆侯爵令嬢からコミュ障魔女令嬢へとジョブチェンジを果たすのであった。そんなディルキャローナが幸せ?になるまでの物語。
お笑い30% 恋愛20% モノローグ30% 鬱展開
20%程度でお送りしています。
ざまぁなし、事故や戦闘、残酷描写などにご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 14:58:42
49124文字
会話率:35%