飼うと決めてから覚悟はしていたつもりだった。
出会ってから十数年、よく生きてくれた……愛猫と間違いなく言える。
君と過ごす時間はとても穏やかで優しくて、ささくれ立った心を癒してくれた。
君が日に日に元気をなくして行く様に、改め
て覚悟が揺らぐのを感じていたよ。
側にいてやりたかった、ごめん……後悔が募る。
君がいない日々は酷く色褪せていて、とても無気力になってしまう。
食事も喉を通らない、どうでもいい……
今日、同僚に何か言われた気がするけど覚えていない……鬱陶しいと感じただけだった。どうせ仕事を押し付けてきただけだ。
騙されて、利用されて、嗤われて……うんざりだ。
あぁ、眠い……
夢で君に会えるかな?
もし、また会えるならまた一緒に暮らしたいな。
一緒に遊んで……
一緒に昼寝して……
穏やかで……
優しくて……
温かくて……
のんびりと……
だらけた時間を……
……
ミーナ……
また……
会いたいよ……
…………
……
その日、彼はその世界から姿を消した。
始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 00:00:00
2013181文字
会話率:57%
私、鳥芽アスナは、すごく不幸な女子高校生。
両親は幼い頃に死んで、意地悪な叔母に引き取られての肩身の狭い生活。
学校でもカースト最下層で、しんどい日々を送っている。
そんなある日、家の火事に巻き込まれ、私は死んでしまう。
気が付けば、異世
界に転生!
しかもそこは、憧れの物語「プリンセス・ゼラ」の世界!
だけど、私が転生したのは……主人公のゼラじゃなくて、悪役のスカーレット⁉
「助けて、魔女さん!」
物語の知識を生かして、魔女に泣きつき、何とか魔法を一つ授けてもらう。
ところが、それは「毒を生み出す」魔法で――⁉
毒使い悪役令嬢の逆転物語、ここに開幕!
※カクヨム、アルファポリス、ノベルアッププラスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:18:51
70603文字
会話率:42%
僕の名前は天之川 遥、ごく普通の男子高校生……でした。
ある日の夕方、事故死した僕は、神により、銀髪、碧眼の美少女として異世界の魔女の屋敷に転生させられました。
名前をハルカ・アマノガワと改め、そこで住み込みのメイド兼、弟子として新生活
を始めましたが、本当に大変!
師匠の魔女さんは、黒髪、巨乳の美人で、実力は超一流だけど、家事全般は出来ない、生活態度はだらしない、重度のオタク、酒飲み、食べ物の好き嫌いが多い、トドメにガチ百合。セクハラ大好き、夜這い最高のとんでもない人です。
僕、被害に遭いまくってます……。
他にもガチ百合お嬢様やら、外道な執事やら、僕の周りは濃い人達ばかり。
それでも僕、ハルカ・アマノガワは異世界で今日も頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:05:04
1406908文字
会話率:55%
彼女の最期の願いは、「あのアバズレ妹を一発ぶん殴って、それに誑かされ、婚約破棄した野郎をぶん殴り、生きててよかったと思って死にたい」だった――。
わらわは、名を持たない。154年もの間生と死の番人を務めた、善き魔女である。しかし、魔女の禁忌
である恋をした結果、想い人に裏切られその命を散らしてしまう。
しかし、死ぬ間際…わらわらの元に、傷ついたとある令嬢の魂がやってくる。名前は『アリセレス』。彼女は義妹によって地位も、名誉も、婚約者さえ奪われ、謂れの無い罪で処刑されてしまった非業の運命の持ち主である。
妙に共感してしまったわらわは、自らの命を対価に彼女の魂を過去に戻す秘術を使ったのだが…気が付いくと、アリセレスの身体の中身は、この154歳のババアの魔女になっていた…!しかも、魔女時代に持っていた『生死の番人の力』が、そのまま継続して使える…が、これは修業が必要かもしれん。と、とにかくアリセレス、おぬしの願いは必ずかなえてやる!!
だが…中身は154歳のババアなんだが、だいじょうぶかの?しかも婚約破棄した野郎は、王宮にいるようだが。しかもそいつの顔、見たことあるような…?
ババア令嬢、ファントムハントしつつ、亡霊の力を借りて王子殿下に復讐を代行する。
※ババア令嬢の復讐の概念は、通常の復讐と異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:09:04
378316文字
会話率:59%
父親は高い身分を持っているが、他国の平民だった母親はしきたりに馴染めず、幼い娘と共に森の小さな小屋で暮らしていた。
そんな理由で、生まれた時から人里離れた森で暮らす少女ミーシャ。
薬師である母親に知識と技術を教わりながら伸び伸びと暮らしてい
た。
だが、隣国との戦争が始まり、父親が怪我をしたことで屋敷へと治療のために出向くことになる。
それが運命の分かれ道とも知らずに。
薬師としての高い技術は持っているが、あまり人と交わることの無かった純粋な少女が望まない運命に巻き込まれ、少しずつ成長していく。
1月13日1章完結しました。
3月7日2章始めました。
2020年3月11日。4章始めます。叔父さんとの2人旅
。のんびり不定期更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 08:00:00
584746文字
会話率:28%
「端っこのちび魔女さん」→「森の端っこのちび魔女さん」
書籍化記念でぽちぽち短編を投稿します。
一巻部分のこぼれ話や、そこら辺のパロディーなどの予定です。
最終更新:2023-09-08 18:07:22
17227文字
会話率:26%
精霊の杜に住む不死王に拾われ二十八歳まで娘として育てられたアーシャは、その昔杜で出会った少年に誘われ王都へ行く。
少年の正体は王国の第十二王子。
王都では宮廷魔法使のいけ好かない優男にライバル視されたり、オレ様系騎士団長に絡まれたり、貴族の
勢力争いに巻き込まれたりするが・・。
なぜか「杜の邪神」と恐れられていた不死王の娘は数々のフラグをへし折り、我が道を爆走する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:59:26
24397文字
会話率:28%
とある村から魔王を倒すべく旅に出た勇者一行。
そんな勇者達の旅の途中で起きた些細な行き違いからそれぞれがバラバラになりまた復縁する。そんなお話。
最終更新:2023-12-20 00:22:02
880文字
会話率:32%
世界では絶滅したとされる魔女の末裔ルナンは、転生者である。だが、双子の妹の力が強力であるため半端者として生きてきた。そんな彼女は前世にペンション経営をしていた記憶があり、また開業しようと密かに企んでいた。
成人の日、ルナンを召使いのよ
うに扱う妹は魔女の生き残りとして王都へ招かれた。
それをきっかけに村を飛び出したルナンは、使い魔の師匠(黒猫)と共に新天地で、魔女であることを隠しながらも念願のペンションを開業する。
亜獣人が疎まれる世界、加えて亜獣人禁止の宿が多い中、どなた様でもいらっしゃいのサービス精神でおもてなしをするルナンだったが──あれ? いつの間にかこのペンション、亜獣人向けになってる!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 20:07:44
352384文字
会話率:39%
白金級のクラン『泥濘の四本角』の雑用係であるトーリは、クラン統合の際に戦力外として解雇されてしまう。どうしたものかと途方に暮れていた所、最強と名高い冒険者”白の魔女”が彼の前に立った。世紀末覇者の如き威容を持つその老婆は、何とトーリを雇い
たいという。
”白の魔女”に、からかわれていると邪推したトーリは高額の雇い賃を吹っ掛けて暗に断ろうとするも、快諾され、魔女の家へと連れ去られる。
土下座して謝るトーリの前で、老婆だった筈の”白の魔女”は可愛らしい少女へと姿を変えて、言った。
「最初のお仕事……掃除、お願いね」
※自堕落系クーデレ魔法使いのお世話をする、品のないファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 19:00:00
343926文字
会話率:56%
ええ、わたくしあの娘に意地悪しました。だって彼女は殿下のお心を、わたくしから奪っていってしまったんですもの。
シンデレラに一目惚れの王子さま。わたくし、侯爵令嬢マリエル・アトレは彼の婚約者候補でした。
ねえ、魔女さんに侍従さん。わたくしの
つらい気持ちが、あなたがたにも伝わるかしら。
※締めくくりが代表作『出会いの窓は南の塔に』に似ていなくもないですが、見逃してやってくださいませ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 11:14:39
10552文字
会話率:15%
これはとある村の一角、一つの店の中で行われる物語。
『僕』と『魔女さん』のなんてことのない日常。
交わされる会話と思い。その行き着く先は?
ほのぼの日常ストーリー。
最終更新:2023-09-11 07:16:42
6712文字
会話率:62%
ある地獄を煮詰めた地獄の中の地獄にいる魔女さんは、今日も相も変わらず日課の交信をしていた。すると、1万年ぶりの人間らしき声。そのことに感動していたが、その交信相手は「助けて!」と言っており…地上型ダンジョン、その上空に、どす黒い暗黒が広がっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 23:18:33
5129文字
会話率:70%
目が合うと魂を食われる――田舎街ダナエに暮らす常闇の魔女キーラは、人々から忌み嫌われていたが、そんな噂もなんのその。一日中陽の光が差し込まない常闇の森の奥深くで、死霊(ファントム)の使用人オリビン、スフェン、メルリの三人と、人語を話す猫エ
ステルと共に楽しく暮らしていた。
そんなキーラの穏やかで仄暗い生活を一変させたのは、その美貌から山のように縁談が持ち込まれるも全て「興味がない」と断る変わり者の領主ノア・グランフェルト伯爵だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 23:08:23
116066文字
会話率:55%
魔女さんになりきってお店屋さんごっこがしたくて書いた掛け合いテンプレ集
アドリブ用の
材料メモとか
最終更新:2023-07-18 17:29:58
21289文字
会話率:99%
掲示板風。
このローファン世界の英雄、終わりの魔女さんについて語るスレ…………っぽいモノ。
最終更新:2023-06-06 01:00:00
4481文字
会話率:23%
自分を殺した女神さまに願ったのは「異性にモテる人間にしてください」だった。ところが目覚めると少し幼めの金髪美少女!?頼んでもいないけど超すごい回復魔法をもらい。人々を癒しながら打倒女神を掲げる一緒に死んだ親友と現地の魔女さんと巡礼の旅に出る
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 00:11:02
104267文字
会話率:45%
とある世界で七匹の使い魔と共に人を守るために好き放題したが、その方法が受け入れられず「災厄の魔女」と名前が付き、ついには勇者に異世界へ飛ばされてしまう。
飛ばされた先の世界は、『忍者』『侍』『冒険者』!? トミヒコ(勇者)が言っていた
面白い奴らがいる世界だと!?!?
これは、死に方を探している場合ではない、この世界を堪能せねばならん。
へ? 世界が滅ぶ? 人類の危機?
ふざけるな、私はまだ『コナモノ』を食べたことが無いんだぞ、滅ぼすならその後にしろ!!
そんな魔女さんの冒険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 23:33:10
5877文字
会話率:49%
白魔女さん、捨て犬と呼ばれる盗賊騎士(人狼)を拾って、世界を渡る!!
「白魔女」それは魔法や薬草学で人々を救ったり、また人を苦しめる悪い魔女や魔物を退治する魔女の事。
お師匠の灰色帽子を愛用する、白魔女だけどちょっと灰色のカマラは、人々のた
めに働いた。
しかし、長年住んでいた王国は帝国になり、そのうち悪心が満ちるようになった。
追放、処刑、そんな噂がちらほら耳に入ってきたカマラは、もはやこれまでと国を後にすることを決心する。
しかし住み慣れた森を離れたら、そこで捨て犬と呼ばれる、盗賊騎士(人狼)と出会って…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 17:50:14
83153文字
会話率:52%
村人たち総意のもと家を焼かれてしまった魔女と呼ばれる少女はこの先復讐に生きるのでしょうか、
それとも……
あらすじはこれから書き足していく予定ですのでどうぞお楽しみ頂けると幸いです。
最終更新:2022-12-16 18:35:40
479文字
会話率:0%
【全3話】
その魔女は誰かの「ざまぁ」を見るのが大好きだった。
そしてある時、思った。
我も「ざまぁ」がやってみたい、と。
最終更新:2022-07-29 23:07:52
19012文字
会話率:42%