地元では負け知らずだった武闘派令嬢・アビーは、慣れ親しんだ地で気楽に暮らしたがっていたヘタレ魔女・ドロシーを巻き込む形で、ギルド団員の養成に特化した名門・プリマヴェーラ国際高校の門を叩いたのだが……
彼女らが配属されたのは、『愚者の寮』、
さらには『烏合の衆』とすら称される『白詰草寮』だった。
そんな白詰草寮に集ったイカれたメンバーを紹介するぜ!
爆発に巻き込まれてもほぼ無傷の頑丈すぎるヤンキー!
電車の中でサラミを食べまくる才色兼備の優等生!
銃弾の軌道を自在に操る因習村出身のチャラ男!
高校生離れした落ち着きで狂人たちを束ねる大将格!
忍者でありながら約2メートルの長身ゆえに忍べないクールガイ!
脳筋に見えて成績優秀な自称『才色兼備の最強ギャル』!
鍬で殴ろうとしてくる解説役ポジションの隠れイケメン!
才能こそあれど度胸が皆無のお気楽ヘタレ魔女(ドロシー)!
クレイジーな仲間たちにツッコミを入れ続ける常識人枠のギャル!
試合中に平気で踊り始める天真爛漫な元アイドル!
超絶ナルシストでありながら献身性も光る自称『伝説の騎士』!
バリツの州大会で3連覇を達成したフィジカルモンスター系令嬢(アビー)!
いずれも地元では将来を嘱望されていた金の卵!
だがそれが仇となったか、アビーを筆頭にメンバーの過半数は天狗気味!
そんな癖の強すぎる12人が、世界各地で行われる実戦形式の学外実習にて鼻をへし折られつつ成長し、寮対抗の団体戦である『人間将棋』のリーグ戦にて年間優勝を目指す!
Q:このようなわけのわからない作品を投稿しているのはなぜ?
A:第一に、近年ネットで話題になりがちな『ヤバい女性主人公を読者が安全圏から観測するタイプの作品』を描いてみたいから。
第二に、近年ネットで話題になりがちな『原作小説と内容が99割程度違う漫画』に近いノリをWeb投稿作品の時点で描いてみたいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 06:10:00
50602文字
会話率:48%
冤罪で貴族から追われるルーカスは、不気味な噂の流れる島国、ナノーグ国へと逃げ込んだ。
追手から見つからない寝床を探し、町外れの寂れた屋敷へと入り込むと……!?
最終更新:2025-03-02 00:00:00
27303文字
会話率:45%
モテない貧乏学生、果山迅はある日決心した。
リアルでモテないならゲームでモテる気分を味わおう! と。
ついでに富豪生活も求めて購入したゲームは、その名を『ランド・オブ・リコンストラクション』。
超リアルなグラフィック、生きているかのような高
性能AI、恐ろしく高い自由度を兼ね備えた今話題のVRMMOだった。
何もせずともお金が増えるジョブ《富豪》に就き、迅は成金ハーレムを目指すが……⁉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 20:12:53
256656文字
会話率:43%
生来の執着心で目標にしていた高校へ合格した南相馬は、しかしその反動で燃え尽きていた。毎日を虚無に過ごしていた相馬へある日従兄がオンラインゲーム『Dolls Revolution』を勧めてくる。
人形を造り、改造し、操って、侵略者から人類
の生存権を取り戻す。見せられたPVには彼方に浮かぶ大円盤が映っていた。興味を惹かれた相馬は楽しみを取り戻すため『Dolls Revolution』を突き進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 18:00:40
35721文字
会話率:44%
「つまり日本文化を広める為に召喚されたって訳」
「広めたら日本に帰してくれるよな」
「帰れないなんて言わないよな」
「絶対に帰して貰うぞ」
「帰れなかったら赦さない。絶対に呪ってやる」
「日本文化を広めてくれたら余の名誉に誓って帰してやる(
大嘘)」
国王は虚言を吐いた。
「分かったわよ」
「広めて始末やるよ」
「その代わり約束は守れよ」
「嘘だったら赦さんからな」
「騙したら呪ってやる」
桜達は日本文化を広めるのを引き受けた。
「私は【創造】のスキルよ」
「俺は【蒼炎】のスキルだ」
「僕は【生育】のスキルです」
「俺は【調合】のスキル」
「私は【裁縫】のスキル」
桜達は授かったスキルを確認した。
「【創造】は必要な素材、道具等を創り出すスキルみたいよ」
「【蒼炎】は最高千九百度の蒼い炎を生み出すスキルだな」
「【成育】は植物の成長を促すスキルだよ」
「【調合】は薬、調味料、香水等を調合するスキルのようだ」
「【裁縫】様々な衣服を縫合するスキルよ」
「私は日本の様々な素材と道具を創り出すわね」
「俺は蒼い炎で日本の合金を精製する」
「僕は日本の野菜、果物等の植物を育てる」
「俺は日本の薬、調味料、香水を調合する」
「私は日本の衣服を縫合するわ」
桜達は役割分担を決めて。其々の作業に入った。
【創造】
金、銀、銅、鉄を創造した。
【創造】
種、苗木、鍬、ジョウロを創造した。
【創造】
塩、砂糖、胡椒、塩麹、蜂蜜を創造した。
【創造】
麻、絹、木綿、毛皮、鋏、針、糸を創造した。
(疲れたよ。ブラック企業に就職すると毎日がこんな感じなのかな)
こうして桜達の異世界スローライフ?が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 00:05:58
2073文字
会話率:74%
子供の頃昆虫に心を惹かれた人は多いだろう。
優雅に飛ぶ蝶、行列を作る蟻、蝗の後ろ脚の力強さや、蟷螂のフォルム、甲虫や鍬形虫などに心を踊らせたことも。
しかし、多くの人がどこかで、ダンゴムシの裏側を見たとか、害虫と呼ばれる虫に嫌悪感を抱い
たとか、そういったことから虫に対しての興味をなくす。
好き嫌いは誰にでもあることで、それは当然の権利だと思う。
ただ、僕。
羽山 蛍は、虫への興味と憧れが尽きず、社会人になってもその憧れを追い続けていた。
しかし、不慮の事故で命を落とし、気付いたら異世界へ。
暗い穴ぐらの中、僕はGになっていた!
何としてでも生き延びる!
異世界サバイバル物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 20:20:08
31693文字
会話率:3%
光と命が豊かな豊秋島(とよあきしま)。そこには天と地の八百万(やおよろず)の神々と、呪(まじな)いと鏡の力を駆使する人々とが暮らしていた。
山門(やまと)全土を巻き込んだ厄災(まがごと)から七年。磯城族(しきぞく)の入彦(いりひこ)は、
友人の生まれ変わりの豊城彦(とよきひこ)と豊鍬姫(とよすきひめ)と一緒に、山門から吉備、出雲、筑紫へと冒険し、大真帝国の魔手に抗いながら、大和の国を形作ってゆく。
神話時代から古墳時代初期の歴史を基軸に、神話と言い伝えに空想を編み込んだ和風冒険幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:12:00
230347文字
会話率:26%
例年一番寒くても10℃を下回ることのない領地に極寒の冬がやってきた。
それは−37℃。
寒さ対策をしていない領民たちが暮らす家から火の手があがる。
領民たちを守るために男爵家に逃げてこいと鐘を鳴らすが、時既に遅く領民は誰もやって来ない。
最終更新:2025-01-24 17:10:00
4322文字
会話率:25%
心から大切にする道具には不思議な力が宿り心具となる。刺繡針、絵筆、鍬、剣――そして授かる力も様々だ。さらにその力に惹かれた精霊が持ち主の元へとやってきて力を強めてくれる。
長閑な農村に住む十七歳の少女シーラにはちょっとした特技がある。それ
は、この世界で発生する悪い気「瘴気」を心具であるピーラーを使って浄化すること。
そんなある日、シーラの住む村に瘴気が発生した。瘴気に侵されて自我を失いつつあった精霊は――シーラの精霊だった。
※毎日10時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 10:00:00
217173文字
会話率:36%
ロボではないチョロインと暮らしつつ、冒険もします。微エロコメディ+戦記物です。
主人公・レイタは転生時に、神に『土木能力を持ったヒロインをくれ』と要求し、それが叶えられました。
彼女の名はユアーシャ・ベール・クロックワ。通称ユア。
神が説明を放棄したため、異世界ではまず『自分が何をすべきか』ということから探さねばなりません。
周囲に人がいない土地……それが無人島だと分かるのはすぐでした。
別にドラゴンやらゴブリンやらというモンスターは出てきません。
主人公が戦う相手は、もっと政治的・社会的なものだったのです。
物理的な棍棒より、政治的な棍棒の方が必要そうな感じでした。
人種や勢力が混紡する世界は、やはりややこしい。
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直接の描写はありませんが、ヒロインとの肉体関係の示唆があります。
下らないギャグ、しょうもない下ネタが頻出します。
頻繁にではありませんが、戦闘時などに残酷と思われる描写があります。
苦手な方はご注意ください。
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他作品をメインで書いているので、更新は気が向いたらです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 01:40:19
3869文字
会話率:26%
忘れ去られていた伝説が息を吹き返した時、ある少女が生まれた。
リーシェという名の少女は幼い頃に両親に捨てられて、拾われた先でも虐待を受けて育った。十年間の辛い生活の末に「平穏に暮らせる場所」を目指して川に身を投げてしまう。
そして、
セルタという穏やかな町にたどり着く。
リーシェはその町で悠々自適なスローライフを送ることを決意するが、なかなか上手くいかなかった。
さらにリーシェの元にやってきたとある王子。王子はもう一人の伝説の存在で、二つに分かれた伝説を成立させるにはどちらかが死ななければならないことを告げらる。
少女と少年は殺し合うしか道がないのか?
次々と起こるトラブルと判明する色々な秘密。
リーシェを捨てた両親にもそうせざるを得なかった秘密があった。
なぜ両親は少女を捨てたのか?
少女は何者なのか?
少女は平穏に暮らすことが出来るのか?
伝説の少女が、右手に鍬左手に野菜を持って平和に暮らしたいと願う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 21:59:36
511315文字
会話率:31%
近衛達治、二十九歳の独身男性。
会社で不当な扱いを受け、リストラに追い込まれた彼は故郷である片田舎に帰ってきた。ひとまず次の仕事が決まるまで、という気持ちで実家の手伝いをしようと考えていた達治だったが、従兄妹の涼子から近くにダンジョンが
できたことを聞かされる。
都心では珍しくなかった『ダンジョン配信者』という職業。
仕事に忙殺されていたために明るくはなかったが、さすがに概要だけは知っていた。幸いなことに配信機材も揃っていたので、達治は暇潰しにそのダンジョンで配信を行ってみることにする。
しかし、彼は未経験かつ無知ゆえに知らなかった。
そのダンジョンが俗にいう『超高難易度ダンジョン』である、ということを。
そんな場所に、鍬一本で乗り込む達治。
必死に止める視聴者たち。
これは、そんな配信初心者による無自覚勘違いファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 23:44:12
86628文字
会話率:38%
クラリスことクラリッサ=ベルンは貧乏貴族の令嬢である。ダンジョン発生時にできた借金のせいで、社交界に足を運んだのはたったの一度だけ。けれどドレスやアクセサリーに興味はなく、社交界の日は疲れて帰宅する両親や兄夫婦を見て育ったため憧れもない。今
日も今日とてお気に入りのエプロンドレスとボロボロのブーツを身に着け、愛用の鍬を片手にダンジョンの整備に向かおうとするクラリスだったが、家を出る直前、王都から戻ってきていた兄とウサギ耳を頭から生やした男と出会う。祝福の御子である男、ルイはなぜか初対面のクラリスに求婚してきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 18:00:00
48973文字
会話率:40%
プロローグ
古の遺跡の守護者に任命された。
勇者が来たら魔法のオーブを渡すのが私の役目。
精霊王様からこの重要な任務をいただいたときは心が躍った。
勇者が来るまで、私はこの遺跡に住み込んでオーブを守るのだ。
配属されてから、1日…1ヶ月
…半年…一年
月日はあっという間に過ぎて行く。
………勇者はまだ来ない。
勇者どころか、辺境の遺跡だから冒険者そうそう来ない。
娯楽らしい娯楽もない。
暇すぎてボケそうだ。
話し相手はもっぱら、遺跡に住み着いたモンスターたち。
最深部のヌシドラゴンさんともすっかり顔見知り。
今では、遺跡の補修でDIYもお手のものだ。
ちょっとした家庭菜園も作った。
遺跡でみつけたアンブロシアの種を植えたらグングン育ち、たわわに実をつけている。
そろそろ食べ頃だから収穫しよう。
今晩はフルーツサラダにしようかな。
一人じゃ食べきれないから、遺跡のモンスターさんたちにもお裾分けしよう。
鍬を片手に携えて
沈む夕日を見ながらポツリと呟く
「明日は勇者、来るかなぁ…」
ー 遺跡の守護者は今日も退屈だった ー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 02:52:07
13887文字
会話率:30%
『プロローグ』
昔は要所として栄えた ”海に浮かぶ古城”は、贅ある限りを尽くし溺愛されて育った哀れな貴族の息子と同様、見栄のみが先行し、中身のない恥知らずの伽藍堂と揶揄され、ひっそりと歴史の中に埋もれていく遺物でしかなかった。
そして今
、朽ち果てた城に行き来できる唯一の大橋が人策によって意図的に崩壊し、完全に孤立している。
因果なのだろうか、思わず顔に出てしまった嘲笑を制し、これから戦場となる舞台を悠然と見下ろす。
蒼白い月光に照らされた”海に浮かぶ古城”を最後の砦とし、逃れる場所がないことを悟り決意した領民たちは、農機具の鍬や鋤、身幅の大きい包丁を手に取り、つぎはぎだらけの布をまとって、海から渡ってくる外敵を退けるために身命を賭けよとしている。
青年は、ポケットに入れてあった何の変哲もないふたつの指輪を愛おしそうに見やると、果樹園から運ばれてくる花の香りを思い起こした。「故郷の匂いだ」 青年は呟くと頬を緩め微笑んだ。わずかに赤みを帯びた金色の髪を逆立せ、彼の碧眼は歓喜に色を輝かせていた。
青年は、前だけを見つめている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 17:30:52
76309文字
会話率:37%
純白の異形デーモンが跋扈する世界。
対デーモン組織の下っ端の田擦日田向(たすら ひたむき)は常識の外を生きている相棒、伊達寺削鍬(だてら そぐわ)と共にデーモンと戦う。
どれだけ傷付こうとどれだけ失おうと戦い続ける。
人々を助ける、唯その為
に。
デーモンとは何なのか。
正しいとは何なのか。
生きるとは何なのか。
正義を問う物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 18:11:13
88411文字
会話率:19%
ノベたちの学校の旧校舎には立入禁止の屋場がある。そこはかつて六人の生徒が飛び降り自殺をした事件があったのだ。
その後、屋上に人が立っているのを見たという不気味なうわさがたった。
その人物は必ずフェンスを乗り越えて飛び降りるのだが、落ちるまえ
に消えてしまうという。しかも、何度でも現れては飛び降りるらしい。
これを見たものは、飛び降り自殺をする羽目になるという学校伝説(!)がまことしやかに伝わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 23:00:00
37021文字
会話率:36%
キョーコさんは小さいトンちゃんを連れて、今日も帰り道を急ぎます…
最終更新:2023-08-04 23:00:00
7273文字
会話率:47%
同級生の葬儀で東京から遠く離れた町にきた「私」は、その帰途、クルマのオーディオから流れてきた青春時代のアイドル歌手の特集を聴きながら、その当時のことを思い出す。
現実逃避の欲求と深夜の高速道路という環境から、いつの間にか頭のなかの追憶エンジ
ンが過剰に機能して、自分自身の記憶のなかに滑り落ちていく…
さて、ぼちぼち甘く生暖かい記憶のなかに再没入しようか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 23:00:00
93194文字
会話率:22%
ギルドに憧れつつも畑で鍬を振り回すことしかしてこなかったじじい。しかしある時じじいは道端で倒れている女剣士を見つける。女剣士はあるギルドのギルドマスターだったようで、彼女の話はじじいの消えかけていた思いを蘇らせる。ギルドを作ろうと思い旅立つ
じじいは果たしてギルドを作れるのか。そしてじじいの片思いは叶うのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 10:23:57
9369文字
会話率:25%
これはオタク高校生4人が描く日常。現実世界とゲームの世界、両方を楽しむことを目的としている。
現実世界はくそだと思っている主人公、深澤加鍬はいつも通りのメンバーと夏休み明けの二学期を迎えることになる。移動時も学校内でも、古今東西アニメの
話をするほど仲の良い4人、いつしか『オタク不良』と呼ばれるほどの存在となり、学校では別の意味で有名人となっている。
登校中、一人の女子高生が赤信号を無視して渡ってしまい、向かってくるトラックを加鍬が助けたことから物語は始まる。
放課後、加鍬が秋葉原のアニメイトへ行ってグッズを買っていた時、例の女子高生と出会ってしまう。
お嬢様として有名な愛姫薫が手にしていたのはアニメグッズ、しかも加鍬たちが今一番気に入っているゲームのソフトだった。
そんな遭遇に少し戸惑いながらも、加鍬は薫に聞いてみる。
「もしかして……、ゲーム好きなの?」
「は、はい……!」
これを機会に、加鍬が蔑む現実世界に一輪の花が咲き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:35:56
586707文字
会話率:72%
(この作品は2018年にかつて書いていた昔のほうを記しております。リメイクした作品はまた別にあります。作者ページから確認してください)
これはオタク高校生4人が描く日常。現実世界とゲームの世界、両方を楽しむことを目的としている。
現実世
界はくそだと思っている主人公、深澤加鍬(ふかさわかすき)はいつも通りのメンバーと夏休み明けの二学期を迎えることになる。移動時も学校内でも、古今東西アニメの話をするほど仲の良い4人、いつしか『不良ヲタク』と呼ばれるほどの存在となり、学校では別の意味で有名人となっている。
登校中、一人の女子高生が赤信号を無視して渡ってしまい、向かってくる車をカスキが助けたことから物語は始まる。
放課後、カスキが秋葉原のアニメイトへ行ってグッズを買っていた時、例の女子高生と出会ってしまう。
お嬢様として有名な愛姫薫が手にしていたのはアニメグッズ、しかもカスキたちが今一番気に入っているゲームのソフトだった。
そんな遭遇に少し戸惑いながらも、カスキは薫に聞いてみる。
「もしかして……、ゲーム好きなの?」
「は、はい……!」
この瞬間、カスキが蔑む現実世界に一輪の花が咲き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 16:06:46
124168文字
会話率:56%
いわゆる剣と魔法の世界。
饑饉から発生した魔王の軍勢との戦争を、農民出身の大地の勇者が終わらせ、世界を救った。
実はその勇者。転生の度に世界を救ってきたせいで、多くの転生ポイントを稼いできたが、今まで一切ポイントをチート能力に振り分けてこな
かったせいで、死後、保有するポイントが1000億を超えていた。
転生管理者のフィオの聞き取りにより、どうやら勇者は他人のチカラや知恵を異世界に持ち込む事に後ろめたさを感じているからポイントを使う気になれないらしい。
このまま勇者がポイントを無駄に貯め込んでいく事を危険視したフィオは、だったら勇者自身が鍛えたり開発したりして得たスキルなら、別に引き継いでもいいんじゃね、と、勇者に無断でそれらのスキルを付与し、多少なりとも転生ポイントを消費させて、次の世界に送り込んでしまう。
次の世界は、多くの星間国家が存在する、いわゆるスペースオペラの世界。
前世の記憶がないため、多くのスキルを特異体質だと勘違いしている元勇者は、辺境の惑星領主の三男として、充実した生活を満喫していた。そして10歳にして一族の悲願である、宇宙大学に進学するため、受験の旅に出発する。
だが、この世界に転生したのは、勇者だけではなかった。
彼を慕うかつての妻達はもちろん、復讐を誓った元魔王軍の中にも、転生ポイントを使って追ってきた者達がいたのだ。
これは、剣と魔法の世界からやってきた連中が、剣はともかく魔法なんてない(知られてない)科学万能世界で引き起こす騒動の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 13:36:43
416650文字
会話率:28%
「同性婚できないとは、バグに違いないよ」。
という結論に達した平民の娘アリアは、ダンジョン塔【覇王魔窟】の攻略に挑む。古代神が創りし、この塔の最上階にたどり着けば、願いがひとつ叶うのだ。結婚できないバグを直してもらい、意中のセシリアちゃん
と百合結婚するのだ。
はじめこそ低級の魔物に半殺しにされるも、鍬(くわ)を強化素材で魔改造しながら、スキルツリーを開拓し、こつこつ強くなっていく。
いつの間にか、アリアは人外レベルの強さを手にし、人間界では最強無比に至っているのだった(しかしそんなことに当人は興味はなし)……よーし、行くぞー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 12:00:00
451699文字
会話率:32%
異世界転生したらそこは血と鮮血が飛び散る村育成ゲームのシステムで作られた異世界。
初っぱなに記憶喪失になった主人公サクは狂喜の異世界『雨乞いフィーバータイム2.14』で生きていけれるのかっ!
仲間は頼れるツッコミナビゲーターの骨のホネ
子ちゃん。
そしてアホの子義輝ちゃん。白髪巨乳美少女で中身は男?三秒で嫌なことは忘れて一歩も歩かずに調子にのる。雨乞い2.14の異世界で最弱の存在なのに今日も元気にアホ全開っ!
記憶喪失のサクに骨のホネ子ちゃんはペット枠の義輝ちゃんをいじりながら獣、ヒャッハー、赤フンの脅威から生き延びる。
油断したら即死、即ち死の世界の異世界『雨乞いフィーバータイム2.14』。
たまに出会えば生存を諦めないといけない三大死に義輝ちゃんの天敵折れ鍬赤フン野郎にほかにも隣の正宗さんにヒャッハー元祖の島津一家と危険が盛りだくさん。
「義輝ちゃんガードッ!」
「ふぎゃーっ!」
『義輝を犠牲にいまの内に逃げましょうっ』
『釣り合う二人はバカップル』から派生した作品です。あっちは少しまともでこちらは常におかしい物語です。
『釣り合う二人はバカップル』https://ncode.syosetu.com/n2608hs/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 18:34:43
54798文字
会話率:62%