バレー選手としてオリンピックを目指すスパイカー・鷲尾翼。
高一の春に病気で男性機能を失い、選手生命をも絶たれた彼の選んだ道は…
…性転換して女子バレー選手になること。
だがそれは二年間の雌伏と、意思とは反する人生の始まりでもあった。
そん
な翼の生まれながらの相棒でセッターの鷹村広海。
相棒のためできることを模索し続けた彼は選手として人間として成長し、
…やがて翼の先んじて世界への道を歩み出すことに。
だが相棒と同じくらいバレーを愛するようになった彼は決断を迫られる。
人生をバレーに賭けるか…郷里の医療を支える兄との約束を果たすか…
そんな彼に課せられた過酷な運命とは…
彼らと仲間たちの男前な成長物語を逆説的に描くバレー小説。
現在より若者が真摯だった一昔前の昭和を舞台に、コメディーベースで軽めに描きます。
火曜日朝11時に定期掲載予定。
なお私の小説では「」は男声、『』は女声です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 11:00:00
1413935文字
会話率:34%
権力争いに負け左遷された神官さん。宣教師の任を帯びて部下たちとともに新大陸に到達する。
やったぜ!と喜んだのも束の間。
現地人と言葉が通じない。槍持ってる。襲い掛かってきた。
神は言った。『暴力を振るってはならない。なぜなら言葉があるのだか
ら』
暴力を振るうことを禁じられている神官さん、現地人に襲われて大ピンチ。
しかしそこで神官さんは気づいた。
いや、待てよ。つまり逆説的に、『言葉が通じないなら暴力で解決するしかないじゃない』ということだ。
この話は神の恩寵あらたかで傷がなんでも治る神官さんが神の教えを都合よく解釈して暴力で物事を解決していく。そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 21:31:16
469235文字
会話率:39%
幸せは純粋に100%享受する
最終更新:2024-05-04 11:14:24
1006文字
会話率:0%
自分にとってタクシードライバーは人間ではない。それは逆説的にタクシードライバーこそが人間であるという事である。人工知能に侵された世界で人工知能の介していないコミュニケーションはそこにしか存在していない。それが自分を見つける鍵なのかもしれない
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 23:13:51
3091文字
会話率:50%
──人生の負け組は常として多数派。ならば逆説的に少数派は人生の勝ち組であり、少数派たるぼっちは勝ち組である──
そんな捻くれた思考を持つ男子高校生・葛岡一樹は、自身の信念の下、ぼっち街道を突き進む高校生活を送っていた。
しかし高校2年の
春、葛岡は自身の担任にして横暴な人格の持ち主・鳴岡優希とのとある取引をきっかけに葛岡のぼっちライフはどんどん崩壊を迎えることに……。
好きな人の前であがりまくる神崎藍、とんでもなく頭の弱い嵯峨山岬、超絶コミュ障の南野美波、そして理不尽教師の鳴岡優希。
この残念な3人の美少女と1人の教師が葛岡のぼっち……いや、勝ち組ライフを妨害!
悪癖、馬鹿、コミュ障、理不尽教師……こいつら全員終わってる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 23:46:22
45678文字
会話率:39%
初めに言っておくが、この物語は普通のラブコメではない。
だって普通のラブコメには、
「幼馴染」を名乗る見ず知らずの転校生女子とか、
「妹」的振る舞いの隣に引っ越して来た少女とか、
「先輩」を自称する初めて部活に来た上級生とか、
あと、スペシャルでシークレットな「異能」とか。
そういうものは登場しないから、逆説的にそういう事になる。
これは虚飾と欺瞞、秘密と超常で彩られた嘘だらけの日常の話。
即ち作り物《フィクション》の青春ラブコメである。
カクヨム、ハーメルンにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 21:00:00
195828文字
会話率:38%
最近はとてつもなく暑いので、皆様水分補給を怠ることなくお過ごしください。
私のおすすめは、コーラです。
キーワード:
最終更新:2023-08-03 20:42:29
299文字
会話率:0%
おれが雫をひとつ垂らせば、むこうは文句かこうべを垂れる。
最終更新:2023-07-04 07:00:00
370文字
会話率:0%
あたしはちびすけだけど。
あたしのハートはせいたかのっぽ!
最終更新:2023-05-09 07:00:00
534文字
会話率:0%
葬式帰りの男が目にしたのは、いつかの古びた車だった。
向日葵畑の中央にて、其れは静かに佇んでいた。
静謐を以て語られる誰かさんの後日譚。
最終更新:2023-06-26 23:00:00
2295文字
会話率:3%
就職氷河期世代で群馬県出身のアラフィフ退魔師五領徳業(主人公)は、世の中に対して深く絶望し、何事にも興味を持てず投げやりに生きてきたのだが、うっかり吐いた失言によって新田義貞に逆行転生させられることとなった。
前世はただ時代に流されるだけの
人生だったが、今世では徹底的に足掻いて、悔いの残らない自身の望む人生を送りたい。
そう誓った主人公は、今日も悪戦苦闘を続けるのであった。
一応、本作品では朱子学や日本教(①怨霊信仰、②言霊信仰、③ケガレ忌避)とも言うべき日本人の奥底に潜む宗教観や思想についても触れていく予定です。
なお、本作品の歴史観は、井沢元彦著『逆説の日本史』を参考にしています。
あと、南朝を悪く書いているので、南朝びいきの人には先に謝っておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 10:00:00
163748文字
会話率:35%
美也は、私の妹である。彼女と私との間には離れた距離、すなわち差があった。それは、ゼノンの逆説に言うところの、アキレスと亀の寓話のようではあるが、唯一、異なっていたのは、美也と私との差は、永劫に縮まることもなく、存在していることであった。
最終更新:2023-06-04 22:19:22
6436文字
会話率:39%
新しくやって来た継母と二人の義姉はシンデレラのことを……溺愛しました。
有名なシンデレラの物語の悪役を入れ替えてみました。
最終更新:2023-05-12 12:00:00
8922文字
会話率:22%
「苦手な旧友しか出てこない夢に限って中々覚めないのに、いざ起きてみるとめっちゃ不眠なのってパラドックスじゃないですか。」
最終更新:2023-01-23 22:20:48
1386文字
会話率:73%
幼なじみや友人には言えない秘密の関係を持った主人公と生徒会長の話です。
【主要な登場人物】
※ストーリーが進むごとに付け加えていきます。
・広瀬 蓮 (ひろせれん)
4月から学園に通う高校1年生。1-Aの委員長。勉強・運動はそこそこ。
目立つほどではないが容姿は整っていて気配りもできるため密かに狙っている人もいる。ヒヨリのことを信頼していて今まで隠し事をしたことがない。
・柊 汐音 (ひいらぎしおん)
高校2年生であり学園の生徒会長。何事にも動じず素っ気ない性格で男子からは「氷の美女」と呼ばれている。勉強・運動ともに優秀。実は、レンのことを学園で会う前から知っていて…
・夏瀬 日和 (なつせひより)
レンの幼なじみでありクラスメート。陽気な性格でスポーツ万能だが勉強はちょっぴり苦手。レンのことを誰よりも知っていると自負している。
・長瀬 拓也 (ながせたくや)
レンの友達でありクラスメート。熱血な性格で何事にも全力で取り組む。空気を読むのがちょっと苦手。
・齋藤 健太(さいとうけんた)
レンの友達でありクラスメート。女っぽく見られることが玉に瑕。気配りが上手で、いつもタクヤが乱した空気を戻してくれる。
※本作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 20:13:34
12247文字
会話率:41%
前作の「数学には逆説があります。」の続編になります。
キーワード:
最終更新:2022-08-16 12:06:41
374文字
会話率:0%
数学の未解決問題は矛盾があるため、解けないと言われていますが、逆説ならば、もはや解決していると言えると思いました。
キーワード:
最終更新:2022-07-21 14:13:53
319文字
会話率:0%
竹取物語翻案。「絶世の美少女」かぐや姫は御簾越しに「車持皇子」と出会うが、この男随分とぼんやりしている。これはどうしたことか……
最終更新:2022-03-19 12:47:09
31363文字
会話率:64%
僕の名前は、穴太晴夫(あのうはるお)。四十七歳、独身、童貞、落ち武者禿げ。大学を卒業してから一度も就職することなく二十五年間引きこもり。ロスジェネ世代の負け組。僕は、実家で両親に喰わせてもらいながら、毎日大学ノートに趣味の漫画を描いて、の
んびりと生活をしていた。そんな僕の平穏で快適な引きこもりライフが、新型コロナウイルスの襲来によって、無慈悲に奪われることになる。突然の父の死をきっかけに、僕は社会に出ることを余儀なくされてしまった。父の知人のコネで入社した「氷川物産」。でも僕はせっかく入社したその支店に長く居られなくなる。原因は僕の嘘。僕は重度の虚言症だった。そして僕は、異動先の支店で、島袋珠(しまぶくろたま)という、社内で鉄仮面と呼ばれる女性の直属の部下になる。島袋主任は僕の運命の人? 兎にも角にも、もう嘘はやめよう。嘘は罪。そう嘘は罪。そして罪には罰。
「自己言及のパラドックス」といわれる逆説がある。その例として最も有名なものが「私は嘘つき」という発言。考えてみれば、この発言は大いに矛盾している。「私は嘘つき」という発言が本当ならば、その発言すら嘘。「私は嘘つき」は嘘。つまり私は「正直者」。ところが、その正直者の私が「私は嘘つき」だと発言している。つまり「私は嘘つき」。でも、その嘘つきの私が「私は嘘つき」と発言しているのであるから、つまり私は「正直者」。でも……。ああ、嘘は罪。そう嘘は罪。そして罪には罰。
新型コロナウイルスによって、大きく変わった生活様式や一般常識。お互いにずっとマスクを装着したままという、今までにないコミュニケーションのなかで、しだいに惹かれ合って行く僕と島袋主任。
そう、これは、大人になれなかった大人たちの純愛物語。
となかんとか小難しいこと言っちゃってますが、内容はアッパラパーのスチャラカホイでございますさば、お気楽にお読みいただけたらこれ幸い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 08:25:23
48127文字
会話率:26%
平和の祭典・オリンピック と言われながら、ドーピング問題等で大揺れに揺れる…そんなオリンピックが、近未来には、真の平和の祭典となっていた。その経緯とは…
最終更新:2022-02-24 21:54:01
4430文字
会話率:24%
なんとなく、こんな風に思って生きてる人、居るんじゃないかなあと書きました。
最終更新:2022-01-01 01:53:38
324文字
会話率:0%
倦怠と絶望の遍歴の果てに、私は美と恐怖とを見出し、そして安らぎを得た。だがそれは新たなる探究、新たなる存在の次元への遙かなる旅の始まりであった。
目覚めの世界に於てはセグクレヒト408の名で知られている先達に導かれて、私は〈認識の間〉に
足を踏み入れ、この宇宙の深淵へ眼差しを振り向ける為の最も強力にして精妙なる装置、〈万界鏡〉を使う為の準備を行うことになる。
己の未熟さを痛切に自覚し乍らも、私は夢の経路の先に存在するこの不可思議な時空間に於ける己の立ち位置と理の玄妙さを、言葉ならぬ言葉を用いた問答によってひとつひとつ確かめて行く。全てを知り尽くした様な疲労感に苛まれていた私にとって、それは正に驚きと衝撃の連続であった。
だがセグクレヒト408が声ならぬ声で語る真実は更にその不可解さを増して行く。私はまだこの真実を理解する為の準備が出来ていない………。
そんな私に彼/彼女は自ら〈万界鏡〉を操作し、その見掛け上の逆説の先にあるものをほんの少しだけ私に見せてくれようとする。
開かれて行く諸世界の光景………それは実に、私の驕慢を挫けさせ、〈現在〉の彼方にあるものについての私の認識を、根底から一変させるものであった………!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:04:32
19146文字
会話率:0%