「毒で我が息子を殺そうとは……!卑怯者め!!お前はこの大陸から追放だ!!」
デブで自己中な王族親子に突如言い渡された島流し宣言……この俺、カワサキは作った料理に毒があると王子が見事な演技で俺のことを訴えて過保護な王が怒った結果このザマであ
る。
ちなみに訴えた理由は苦手なピーマンが入っていたからが理由らしい。ふざけるなよ。
そんなこんなでこの王国と対立していた「アルドルト大陸」へ追放された俺だったが過去を悔やんでも仕方ない、とりあえず小さな冒険者用の食堂を開いて生きていくことにした。
素材がないからダンジョンで適当にモンスターの肉を調達していざ振る舞ったら……なんとバフがついてさらにスキルのレベルが一時的に急上昇!?
どうやら俺の調達した食材達は全部Sランク以上の魔物の素材だったらしい……
さらにはこの大陸の勇者姫、セレナが噂を聞きつけてやってきてしまい料理を提供したらとても美味しかったらしく姫の専属料理人にスカウトされて!?
無自覚で強すぎる必殺料理人の成り上がりファンタジーが今!幕を開ける!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 12:10:00
14184文字
会話率:43%
スキル【庭いじり】で、ほとんど一人で王城の庭を整備していた男爵令嬢兼女官・マーガレット。
彼女は、王女様との友好な関係を公爵令嬢に嫉まれて、未開拓地への島流しにあう。
そこで待ち受けていたのは、広大な草原地。
しかし、【庭いじり】が
得意なマーガレットにとっては最高の空間だった。
一方、マーガレットが追放されて以降の王城では、庭が大荒れ。
植物魔が暴れ、害虫が大量発生するなど、とんでもない被害が出ていた。
短編版 5/25(金)~26(土) 日間ハイファンタジーランキング1位!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 21:08:38
233271文字
会話率:31%
スキル【庭いじり】で、ほとんど一人で王城の庭を整備していた男爵令嬢兼女官・マーガレット。
彼女は、王女様との友好な関係を公爵令嬢に嫉まれて、未開拓地への島流しにあう。
そこで待ち受けていたのは、広大な草原地。
しかし、【庭いじり】が
得意なマーガレットにとっては最高の空間だった。
一方、マーガレットが追放されて以降の王城では、庭が大荒れ。
植物魔が暴れ、害虫が大量発生するなど、とんでもない被害が出ていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 20:26:04
4554文字
会話率:20%
──目が覚めると海の上だった!?
長年、虐げられてきた『役立たず王女』メイジーは異母姉妹であるジャシンスに嵌められて島流しにされている最中に前世の記憶を取り戻す。
前世でも家族に裏切られて死んだメイジーは諦めて死のうとするものの、最後ま
で足掻こうと決意する。
「く~~やぁ~しいいぃっ~~~~ばっかやろおぉぉっ!」
奮起したメイジーはなりふり構わず生き残るために行動をする。
そして……メイジーが辿り着いた島にいたのは島民に神様と祀られるガブリエーレだった。
この出会いがメイジーの運命を大きく変える!?
言葉が通じないため食われそうになり、生け贄にされそうになり、海に流されそうになり、死にかけながらもサバイバル生活を開始する。
ガブリエーレの世話をしつつ、メイジーは〝あるもの〟を見つけて成り上がりを決意。
ガブリエーレに振り回されつつ、彼の〝本来の姿〟を知ったメイジーは──。
これは気弱で争いに負けた王女が逞しく島で生き抜き、神様と運を味方につけて無双する爽快ストーリー!
*カクヨム先行配信中です
*誤字報告、内容が噛み合わない等ございましたら誤字報告や感想からお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 18:10:00
119409文字
会話率:27%
旧杁山千里は絶望していた。
まさか自分がこんなベタな異世界転生をすることになろうとは・・・・
お約束の転生先は勿論主人公な訳もなく、所謂悪役令嬢という奴だ。
しかも状況はすでに詰んでいる。
追放された公爵家の三女に転生し、追放先は未開の地。
そして北国
それってなんて島流し?後悔してももう遅い。
わが身の災難を呪いながら、未開の地で今日も元気にサバイバル?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 07:10:00
128871文字
会話率:24%
我儘お嬢様は、多少酷い目にあった位では反省しませんでした――。
レーヴェル侯爵家三番目の子供『アメリア・レーヴェル』は我儘でかつ上から目線という特に理由もある婚約破棄を言い渡される。
そのついでに、あまりにも我儘だった所為で噂に尾びれが付
きまくって、通っていた貴族学園にもいられなくなる。
更にそのついでのついでに、特に理由もないのに実家の『政』に巻き込まれ、最終的には『公爵家の財政に傷をつけた』なんて建前の責任を押し付けられて半ば追放に近い形で島流しに遭う。
自業自得と言えばそこまでだが、流石にそこまで酷い事はしていない。
ただ、我儘なだけだったのだから。
とは言え、起きてしまった事は取り消せない。
少なくとも、今は。
現状は汚名を払拭とか不服を申し出るとかそれ以前の状態。
今までの様な贅沢三昧どころか、働かなければ生きていく事さえ叶わない。
そんな多くを失ったアメリアに唯一残されたのは、堅物で生真面目な従者『ヴォルフレッド・アッシュ』ただ独りだった。
『ノベルアップ+』さんに投稿していた物と同じ物です。
長らく休んでいたので思い出すついでもこちらにも投下していきます。
また誤字や文法の修正や確認等で多少の誤差が出るかもしれない事をご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:35:46
264325文字
会話率:31%
俺はマサル(18)、スキル「サバイバル」。
スキル「サバイバル」は、ありとあらゆるサバイバル知識を俺に教えてくれるスキルだ。
ある日、俺を何かと妬んでいるパーティメンバー・サルトルの計略により、俺は島流しの刑に処される。
しかし、その無人島
はスキル「サバイバル」持ちの俺にとっては楽園だった。
こうして、遭難者の女の子と会ったりなんかしてのんびり無人島を開発しながら暮らしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 18:22:24
12423文字
会話率:5%
伯爵夫人フロート・キックボウドは夫の罪を被り島流しの極刑を受け入れるが。
最終更新:2024-03-29 13:27:29
3453文字
会話率:19%
「お前との婚約を破棄したいから、お前を罪人ということにさせてくれ」
婚約者であり第四王子である彼は、自分が不貞したというのに、悪人になりたくないからと私に罪を押し付けて、私を島流しにした。
私が暮らすことになったのは、守護精霊に見放され
て、とても人間が住めるような環境ではなかった島。しかし私はその守護精霊様と意気投合し、気に入られる。
守護精霊様の力を得て、島の水や植物を浄化できるようになった私は、この島でゼロから成り上がることに。
一方私を追放した王子は、他国の王の怒りをかってしまい、悲惨な末路を辿ることに――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 18:06:32
13376文字
会話率:48%
婚約破棄、承りました。追放でしたら了承いたします。ですが、我が国に「島」はありませんので「島流しの刑」は無理でございます。
最終更新:2024-03-16 11:40:43
1795文字
会話率:45%
女子高生、高山真理は、天界の天使のもとで、転生者面接を受ける。
なぜ自分が死んだのか思い出せないまま、彼女は「人生楽して暮らしながらイケメンな彼氏が欲しい」という夢を抱き、様々なスキルを手に入れ、比較的平和な世界、ニュートピアのビクト
リー王国王女へ転生した。
16歳を迎え、各国の王子たちが集まる中、宮中の陰謀に巻き込まれ、絶望のうちに世界を一変させる召喚術を発動してしまい、平和な世界が一変し、罪を問われて国を追放されてしまう。
果たして彼女は、転生前に抱いた「イケメンの王子様を捕まえて、楽な人生を送りたい」という夢が果たせるか?
魑魅魍魎が跋扈し、陰謀渦巻く異世界ニュートピアで、お尋ね者となった召喚術士マリーの冒険が今ここに始まる。
なんて言ったけど、何なの私の転生後の人生!
処刑されそうになるわ、国を追放されて島流しになるわ、世界中モンスターが溢れ出してて、主要国家の王子達、みんなイケメンだけど私のために大戦になるし、祖国から指名手配されてお尋ね者にされるわ、ハチャメチャが押し寄せてくるんですけど!
なんなのこれ、ちっとも楽じゃない!
それに召喚した彼……滅茶苦茶しすぎて私のストレスがハンパないんですけど……。
ちょっといい男だけど……。
ああ、もう! やってやるわよ! 私の人生が楽になるためなら何だって!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 22:39:50
2992897文字
会話率:45%
「詰んだぁ〜……」
ある日、島流しにあった際に頭を打ったことで前世の記憶を取り戻した『わたし』。
わたしは自分が今まで、乙女ゲーム『フォーエバー・プリンス』に出てくる悪役令嬢・ブリエノーラの人生を歩んでいたことを知ります。しかし既にテコ
入れなど不可能な島流しエンド後だとわかり、詰んだと絶望するのでした。
それでも、わたしは気づきをくれた大きな巻き貝をお守りがわりに、ゲーム内では語られていない未知の領域ーー
島に住まう辺境伯の城へと向かい、なんとか仕事を得て使用人として働くようになるのでした。
ここで何事もなく平和に暮らしていくんだろう。
そう思っていた矢先、わたしは気づいてしまいます。
最近婚約した辺境伯が、なぜかその頃より原因不明の咳に見舞われていることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 16:10:16
7570文字
会話率:24%
「詰んだぁ〜……」
ある日、島流しにあった際に頭を打ったことで前世の記憶を取り戻した『わたし』。
わたしは自分が今まで、乙女ゲーム『フォーエバープリンス』の悪役令嬢・ブリエノーラの人生を生きていたことを知ります。しかし既にテコ入れなど
不可能な島流しエンド後だとわかり、詰んだと絶望するのでした。
それでもわたしは気づきをくれた大きな巻き貝をお守りがわりに、ゲーム内では語られていない未知の領域ーー
島に住まう辺境伯の城へと向かい、なんとか仕事を得て使用人として働くようになるのでした。
ここで何事もなく平和に暮らしていくんだろう、そう思っていた矢先、わたしは気づいてしまいます。
最近結婚した辺境伯が、その頃から原因不明の咳に見舞われていることに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 17:22:42
7146文字
会話率:24%
ロザリナ・ハッシュベルト侯爵令嬢は幼い頃から守護霊が視え、会話や意志疎通できた。ロザリナの守護霊はベルローズと言う貴族の令嬢で、自身を『悪役令嬢』と称する。ベルローズが守護霊になると、百発百中宿主は『悪役令嬢』として破滅の道を辿ると言われ…
…。『ああ、ワクワクしますわっ!貴女はどんな破滅の道を辿るのかしら!処刑?修道院送り?国外追放!?それとも、島流しとかかしらっ!!?』「どれもいやです!」破滅を回避するために必死に努力したが、結局婚約者であるヴィセンド第二王子に婚約破棄され、義妹に婚約者の座を奪われてしまう。更に怪物と恐れられる辺境伯──ガイザード・ザグリオンの許へ嫁ぐことが決められてしまう。『ああ、ロザリナっ!!おめでとうですわ!!貴女は追放パターンの断罪でしたのねっ!!』と喜ぶベルルーズと開き直って辺境に嫁入りしたロザリナを出迎えてくれた怪物辺境伯の守護霊は何故か可愛らしいポメラニアンで!?「あれ?どうしよう、辺境伯様って可愛らしいの!?」守護霊が視える悪役令嬢×怪物(心はポメラニアン!?)辺境伯のラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 11:55:27
65707文字
会話率:42%
【あらすじ】
没落危機にあるタバル子爵家。
子爵令嬢であるミリアは、生活費と将来子爵家を支援してくれる貴族の繋がりを求めて、働きに出ることを決意した。
働き口は、同じ北部貴族で王国三大貴族とも呼ばれるケイトン侯爵家だった。
毎日の仕事を
楽しみ二年が経ったある日、ミリアは何故かケイトン侯爵家嫡男であるヒューイットから寵愛を受ける事に。
戸惑いながらも幸せを感じるミリアであったが、この寵愛には裏があった。
利用されたミリアが歩む道とは…。
【囮に利用された令嬢】×【没落や追放等のざまぁなし】という思いつきで書き始めたモノ。
腹が立つ登場人物も出てきて、何度も島流しを考えてしまったのですが、身分差があってある程度『囮による』結果が出たら【ざまぁ】は無理だよなぁと思いとどまる。
故に爽快感はないです。ただちゃんとハッピーエンドに出来たと思う。
あと、イチャイチャって書くの難しいと再認識しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 16:48:01
18203文字
会話率:27%
元賞金首のキール・ハインドは、隠れみのとして暗黒騎士パーティーに所属していた。
しかし、「暗黒」素質がイマイチという理由で、パーティーを追放されて、島流しに。
運良く流れついた島の国で、お金を稼ぐために賞金稼ぎに転身する。最初の賞金首を
見つけたとき、賞金首のもとに空からおてんば美少女エレナ姫が落ちてくる。
キールは人質にとられたエレナ姫を助けると惚れられ、国王から感謝される。その夜、キールの眠る客室にエレナ姫が忍びこんでくる。
実は、キールには、両親を殺した者への復讐と生き別れた妹を探す目的があった。魔法の根源であるマナを直接操れる特殊能力の家系であることを隠しながら、賞金稼ぎをしながら情報収集の旅をするのだが、エレナ姫もついてきてしまう。
そうとは知らなかった暗黒騎士パーティーは、「呪いの指輪」を捨てに行く本来の役目を果たすため、地獄の谷へ向かう。しかし、まったくルートを攻略できなくなり、回り道をせざるを得ず、プライドが傷つけられていく。そして、暗黒の闇に飲まれてしまう。
キールに助けられた魔道具師少女やドラゴン使いの女竜騎士らともに、旅の行く先々で、賞金首を無双していくといつの間にか国を救うことにもなっていた。復讐も果たしつつも、英雄になっていた物語。
面白いと感じましたら、作品のフォロー・ブクマよろしくお願いします!
※ 暗黒騎士パーティーが没落していくのは、だいたい第8話あたりからです。
※ カクヨム、エブリスタ、アルファポリス、ノベルアップでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 20:05:11
257622文字
会話率:46%
「貴様たち一族の血は腐っている」 家族を皆殺しにされ、なにもない無人島へ孤独に島流しになった元王子パルタ・トラキ。唯一の力であったジョブは最弱ジョブである【奴隷】にされたことで力を奪われ、なにもできないまま魔物に怯えながら飢えていく。だが突
然、島に振ってきた空からの贈り物である「黄金のリンゴ」を食すことで、封印されていた力が覚醒。目覚めた『レベルキャップ∞(無限)』と【奴隷】のたった一つの強みを組み合わせて、どん底まで落ちた元王子は世界を制する王へと駆け上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 00:08:39
146215文字
会話率:51%
小さな島国ゴルゴニア王国の宮廷を震撼させる事件が起こった。異国の王子、大貴族の子息、次々と高貴な青少年が石化していったのだ。その犯人が第三王女ソフィーだと判明する。彼女は自分の恋した男性を石に変えてしまう魔眼を持っていた。王は彼女を孤島へ島
流しした。それから幾年経って島暮らしにも慣れたソフィーはある日海岸で倒れている美青年を見つける。彼に一目惚れしそうになる気持ちを抑え込んで助ける。青年はレウスといい船が難破して流されてきたという。彼の粗暴な言動にソフィーは自分の好みのタイプではないと一旦は安堵する。それから二人の共同生活が始まるが、はたしてソフィーはレウスに恋せずにすむのだろうか!? 禁断の異世界恋物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 18:11:43
12248文字
会話率:47%
主人公ガイアの家は公爵家だった。
剣豪と言う別格なスキルを持った父の影響で、陛下からの援助があり英才教育を受けていた。
優秀な兄弟が居たため、期待されていたガイアだったが、長年の特訓でも剣の才能を出す事が出来なかった。
実力主義の
帝国で、生活する為にスキルを授かる日に戦いに役に立つスキルを望むガイア。
しかし、ガイアの思いを踏みにじるかのように、ガイアに与えられたスキルは生産系【フロンティア・マスター】と言うユニークスキルだった。
戦争で役に立つスキルを望んでいた陛下の怒りをかい、島流しにされる。
運良く島に流れ着いたガイアは自分のスキルを発動させる。
徐々に発覚していくガイアのスキルの強さ。
建造を行い、人を作る。
畑も、家も、人も、なんでも作れてしまうスキル。
復讐なんてどうでも良く、ただ造った人とスローライフをする。
「私の名前は甘百合、美沙」
最初の建造で造った美沙と言う女性と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 00:00:00
52435文字
会話率:39%
手を出した女がよくなかった。まさか組長の娘だったとは。
ヤクザの掟を破った安田は島流しの刑にされる。そこははヤクザとモンスターしかいないひどい島だった。バイオレンス任侠ファンタジー
最終更新:2021-09-20 01:20:28
3708文字
会話率:58%
聖オルタンシア王国の若き国王ジルベールは追放され、島流しにされそうなところを部下達に救われた。
国や民に絶望した彼は忠実な部下を頼って、自由にわがままに暮らしてやろうと決意する。
「もう二度と国王なんてやるものか。
これからはお前達に全て
任せて楽して暮らしてやるからな」
隠居し堕落することを堂々と宣言したジルベール。
ひょんな事から新大陸を発見してしまいそこで暮らすことになるのだが…………
「何もしないとは言ったが剣の腕くらいは鍛えておかないとな。
女一人守れないのはカッコ悪すぎる」
「こんなところで暮らせるか!
開拓と街づくりを始めろ!
計画と構想は伝えるから後は任せた!」
「え? 子どもができたから安心して暮らせる環境がほしい?
おめでとう————フン! そんなもの法と社会制度を作れば良いだけだろう!
憲法は作ってやるから、細かい法律はなんとかしろ!」
「なに!? 先住民を発見した!?
無闇に揉め事は起こすなよ。
交流を図りつつ言語の解析と習得を急げ。
めぼしい情報を掴んだらすぐ報告しろ」
「おい……魔法なんておとぎ話の中だけのモノではなかったのか?
成長期の子どもを中心に学ばせてみよ。
食料供給の目処はたったのだから子どもを労働から解放するんだ。
そうだここに学校を建てよう」
なんだかんだで生真面目で責任感の強いジルベールは若くして隠居などできるわけもなく、新大陸に国家を建国してしまうことになる。
そして、
「俺を追放した挙句、最悪の王を持ち上げていた故国が案の定大混乱とな!
戻ってきてほしい?
知ったことか!! 今更もう遅い————と、言いたいところだが恨みを晴らしたい連中もいるからな…………」
王でなくなった少年は青年となり、ふたたび王となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 18:45:54
71700文字
会話率:25%
婚約者である王太子アルフォンスと「親しい」男爵令嬢ジュリエットを階段から突き落としたとして捕らえられ、櫂も帆もない小舟に乗せて海に流す「うつろ舟」という刑に処せられてしまった公爵令嬢ジュスティーヌ。
断崖に囲まれた小さな入り江に漂着した
ものの、どうやら無人島の模様。
勝手のわからない南の島、持ち前の魔力を頼りになんとか生き延びようとしていたところ、今度はジュリエットも「うつろ舟」の刑を受けたとかで島に流れ着く。
恋のライバルだった令嬢2人は、生き抜くために力を合わせることになるが、ある日、3隻目の「うつろ舟」が入り江に流れ着く──
※3話完結です。
※「王太子アルフォンスが雑な扱いを受ける短編とか中編」(https://ncode.syosetu.com/s2814g/)シリーズの1篇です。
※前回はアルフォンスとジュスティーヌがいい感じに爆発しやがったので、今回はアルフォンスがギタギタにされる回です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 19:00:00
13639文字
会話率:21%