約三十年前、世界を恐怖に陥れた魔王の魂を四つに分裂させ封印した伝説の勇者パーティー。その中には”万物を斬る”という、人智を超えた剣を持つ世界最強の剣士がいた。
その名はレオ・レクティオ。
剣士の中で最速、そして最強の呼び声も高かっ
た彼。
だが魔族との戦いの中で大切な人を失ってしまった心の傷が癒える事はなく、戦後も長期間に渡って人生を無駄に消費してしまっていた。
気付けば五十歳半ばになっていた彼は、自分自身を見失ったまま世界を放浪し、砂漠の真ん中で一人死を受け入れる所まで追い込まれていく。
だがそんな時に出会ったのは、見慣れない衣服に身を包んだ小さな女の子。
そんな彼女を見捨てる事が出来なかったレオは、彼女を連れて再び一歩を踏み出す。彼女との出会いをキッカケに、レオの人生の歯車が再び速度を上げて回り出すとも知らずに……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:10:00
10806文字
会話率:30%
人間関係に疲れて仕事を辞めた俺は、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭していた。自由度の高いこのゲームで、かつての憧れであった料理人の職業を選んだものの、気づけばゲーム内でも負け組に。非戦闘職であり、戦闘に役立つ武器や防
具を作れる生産職でもない料理人は、このゲームで主人公になれるような職業ではなかったのだ。
そんなある日、フレンドに誘われ、主に料理係としてレベル上げに参加していた俺は、ランダムに出現するネームドモンスター「猛き猪」と遭遇してしまう。まともに戦うには3パーティ18人が必要と言われる強敵・猛き猪に対し、俺たちはたったの6人。絶望的な状況の中、肝心のアタッカー3人は早々に強制ログアウトで逃げ出し、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。
クマサンとミコトさんは俺に逃げるよう促すが、フレンドを見捨てることなんて俺にはできなかった。死を覚悟し、俺はダメ元で猛き猪に包丁を振り下ろす。どうせ勝てないのなら、せめて料理人として包丁で戦って死ぬつもりだった。ところが、本来は食材にしか使えないはずの料理スキルが、なぜか猛き猪相手に通用した。おまけに、与えるダメージは並のアタッカーを遥かに上回っていたのだ。
そこから、負け組だった俺の新たな日々が始まった。猛き猪との戦いを終えた俺は、クマサンとミコトさんと共にギルドを結成することに。そして、ある出来事をきっかけに、俺は現実のクマサンと出会い、その秘密を知る。クマサンの正体を知ったことを契機に、俺はクマサンとミコトさんと共にVチューバーを始めることになったのだ。
リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも奇跡を起こしていく――これはそんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 22:08:37
368155文字
会話率:32%
コミュ障のトラックドライバー宇賀神朔也は、飛び出してきた男子高校生を避けようとして事故死してしまう。白い空間で目覚めた朔也は、管理者を自称する美人にクレームを受ける。曰く、あの高校生はトラックに轢かれて異世界に勇者として転生するはずだったの
に計画が台無しになったと。そして臨界になった転移エネルギーをリセットするために、朔也は有無をも言わさずに異世界に転移させられた。死体に。
森の中の死んだばかりの男に転移した朔也はいきなり狼に襲われ、逃げた先で無人の廃村を見つける。それは人と関わることが苦手な朔也にとって天国だった。朔也はこの廃村で生きていくことを決意して衣食住を整えていく。
そんなある日、朔也は森の中で狼に襲われて怪我を負った女性を発見した。見捨てることもできず村へ連れ帰って治療していると、仲間の女性が3人やってきた。この国の王女と護衛だと言う彼女たちは、この村で暮らすと言い出した。更には家臣の集団もやってきて……。
どうなる朔也のぼっちライフ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:12:01
102417文字
会話率:38%
貴族の養子となったフレッドは、養父に実子が生まれたことで疎まれてしまう。更には下賤で下等なパワードスーツ、オーク型を引き当てたことを理由に難癖をつけられて追放され、貴族からは殴ってもいい存在だと認知されていた。当然、高貴な姫君達と関わる立場
ではなく、ひっそりと世界の片隅でその生を終えるはずだった……時代が荒れ果てていなければの話だ。堕落した者達はフレッドを貶すことは上手くても、自分の命が危なければ自国の姫を見捨てるのも厭わない。そしてフレッドは、いがみ合って対立する二国の姫君を助けたことで、大きな使命に巻き込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 08:51:52
70484文字
会話率:30%
気配を消すことが得意な高校生織田晶〈おだあきら〉はクラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。
そこは剣と魔法の世界で、晶達は勇者として魔王討伐を依頼される。
依頼をしてきた国王と王女に違和感を感じた晶は、1人得意な気配消しで国王の書斎に忍
び込み、過酷な真実を知る。
そうとは知らないクラスメイト達を、見捨てるか、助けるか、全ては晶の手にかかっていた。
そして、自分のステータスと勇者のステータスを見比べてみて、明らかな違和感に気づく。
作者の都合でできない日もあるかもしれませんが、2017年1月27日から1日1更新を目指して頑張ります。
オーバーラップ文庫様により書籍化しました。(2017年11月25日発売)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 21:00:00
599921文字
会話率:28%
地球と同じ銀河の海に『ファルトン』と『アーバイン』という、人型生物が繁栄し文明と技術を発展させている地球型惑星が有った。
『ファルトン』はいくつもの国家間の諍いを経験したが、急速に科学技術を発展させ自らの衛星だけでは無く外惑星へ進出してその
資源を使い宇宙空間にいくつもの生存可能な施設を建設し繁栄を更に広げていた。
しかし、『ファルトン』に危機が迫る。
この星の繁栄の源。恒星『ヨーカ』が赤色巨星への坂を降り始めたのだ。
次々と起こる異常気象。恒星風の嵐、公転周期の変化、自転軸の移動。
いずれも僅かな変動であったがもたらされる影響は大きかった。
植物が枯れ食糧危機が訪れる。物価は高騰し各国で暴動が発生する。
貨幣経済は崩壊に向かい人々は掠奪に走る。
ここに来て人々には『ファルトン』と運命を共にするか、見捨てるかの選択を迫られる。
多くの犠牲を払って生み出された『コールドスリープシステム(CSS)』を搭載した大型のコロニー艦を中心とした移民船団を外惑星軌道上で建造して外宇宙のまだ見ぬ惑星へ旅立つ一団が現れた。
次々に建造される移民船団。大国や資金力が豊かな団体は我先に『ファルトン』を後にした。
そして、最後の船団が『ファルトン』を後にする。
数奇な間柄に有る3つの船団。予め予定された目標惑星の星域は近いが、それぞれの星域へ向かう事する。
そのうちの一つが『アーバイン』の衛星軌道上に到達して、移民禁止事項を無視して侵略を開始。
あがらう事も出来ずに隠れ住む先住民。
だが、偶然にその中の一人が日本へ転移。日本の技術や『術』を使って隠れ住むアーバインの民を救う。
反抗の機会を窺う先住民達。
しかし、地球にも『ファルトン』をたった一団が迫る。
彼らはどう出るのか?
『侵略』か『協調』か『離脱』か
『アーバイン』そして『地球』いずれにも訪れる最後の時。
人類は生き残っているのだろうか?
そして去っていく者達に行き先は有るのだろうか?
今、そのひとつの終わりが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 03:09:54
2661850文字
会話率:31%
主人公 天童進(てんどうすすむ)は、オカルト好きの幼馴染 真島未央(ましまみお)に教えられた、都市伝説でよく聞くエレベータに乗って異世界へ行く方法を試した。それによって異世界《ヌバモンド》へと転移させられてしまった。しかし、進はこの時まだ
知らなかった。自分がヌバモンドへ来たことが偶然ではなく、必然の出来事であることに。
進は、天才と呼ばれあらゆることを完璧にこなし、数々の闘いに勝利し負けたことがない。さらに彼は困っている人を見捨てることなく、悪人に対しては決して許すことはない正義を持っている。
先にヌバモンドへと来ていた未央は、大勢の魔物を従える魔王となっていた。
進は幼馴染との再会と元の世界へと戻る方法を探すため旅を始める。様々な人と出会い、未央の配下の魔王軍や神殿騎士たちと闘うことになるが、そうした出会いや闘いを重ねていく中、自身の持つ正義が本当に正しいモノなのか疑問に思い始める。次第に周りの仲間すら進の持つ正義が歪んでいるモノなのではないのか、その正義に支配されているのではないかと感じ始める。世界を支配しようとする魔王軍、それに対抗する進達一行、その裏で暗躍する神殿騎士達―――進はこの戦いの中で本当の正義を見つけることができるのだろうか...。
※第5章執筆スタートしました。
※第4章からは主人公の親友 唯我新(ゆいがあらた)もヌバモンドへとやって来て進と共に戦います。
※全編を通じて「生と死」、「幸福と不幸」、「勝利と敗北」といったことを主人公や仲間たち、敵対する勢力さえも真剣に考え、生きていくことをテーマにして書いていきます。
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話の本筋を変更することはありませんが、タイトルや表現は変更することがありますので、そこはご了承ください。
ブックマークや評価、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 14:18:38
1787319文字
会話率:45%
とある出来事から異世界へと飛ばされてしまった青年、黒野影次(くろの えいじ)。
当ても無く森の中を彷徨っていた所を任務途中の騎士団に保護(連行?)されダンジョン調査に同行する事になってしまった彼を待ち受けていたのはこの世界を揺るがす大
事件の前触れだった。
現代から魔法や魔物が存在するファンタジー世界に突如として迷い込んでしまった影次。
魔法という未知の概念、現代とは異なる文化、見たこともない生き物。行く当ても無く連行されるまま騎士団と共にダンジョンへとやってきた影次を待ち受けていたのはこの異世界最悪の災厄だった……。
絶体絶命の窮地に立たされる騎士団。そんな彼らを見捨てる事が出来なかった影次は咄嗟に災厄の前へと立ち塞がる。
そう、彼には1つだけ普通の人間とは違うある「秘密」があった……。
「ここからは、少しワイルドに行こうか」
剣と魔法とモンスターのファンタジー世界にやってきた彼の正体
それは人類の平和と正義のために悪の怪人と戦い続けてきた『正義のヒーロー』だった――――。
女騎士に魔法使い少女、果ては紳士なハムスター貴族。愉快な仲間たちと織りなす変身ヒーローの異世界冒険活劇、開幕!
異世界転移ファンタジー×変身ヒーロー! 作者の特撮趣味全開ですが宜しければ少しの間お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 09:00:00
1858075文字
会話率:57%
MMORPGからVRMMORPGへのアップデートが約束されていたオンラインゲーム。
Crescent Ark Online。略称CAO。
その大規模アップデートの日程が告知された一年前。その日、欠橋悠姫という一人の廃人プレイヤーがCA
Oから姿を消した。
かつて、悠久の時で世界を創った神々が最後の刹那で世界を捨てたという背景を持つCAOで、その中で唯一世界を見捨てることのなかった彼女と必ずこの世界に戻ってくると約束を交わした悠姫は……しかし現実世界で女装していた。
「……てへ?」
しかもかなりノリノリで。
そんな彼女?が神々の祝福が失われた世界の背景を持つ新生CAOの世界[ルカルディア]で、仲間と共に遥か彼方に浮かぶ[第一の聖櫃]を目指す。
――これは遥か彼方の[欠けた十一の聖櫃]を目指す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 16:37:34
503788文字
会話率:46%
異世界に若返り転生したおっさんはダンジョンで沢山の浮浪児達と出会った。根っからの善人でお人好しでコミュ症のおっさん。話し下手な自分を頼り、慕ってくれる子供達を見捨てる事など出来ない。
異世界定番のダンジョン、危険と引き換えに富と名
声をもたらす不思議な空間。
おっさんは子供達の救済の為にダンジョン探索支援組織《冒険者組合》を作る事を決意する。
この物語はオタク、コミュ症、童貞と三拍子揃ったおっさんが異世界で仲間たちと共に冒険者組合を作る冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 10:19:48
347723文字
会話率:38%
季節は冬。
数年前にある組織を抜けた男は三人の女性たちと再会する。
――逃げ出した過去と向かい合う時が来たのかもしれない。
まだ踏み出すのは怖い。しかし見捨てることは出来ない。
そして、彼はまたその手に刀を握ることを決めた。
現代
を舞台にした退魔士譚。彼は自由気ままにこの世界を――駆ける。
※最初はシリアス成分多め、しばらくするとハーレム要素コメディ要素増えてきます。
※無断転載は禁止しております。ご理解ください(作・榎元亮哉)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 01:00:00
861547文字
会話率:48%
施設で育ち睡眠時間が人より短く夢を見たことが無い人間不信の少女アルフラ、そんなアルフラの人製は一人の実験隊の少女、心優しき少女1号と出会うことで一変する。
1度死を経験し異世界に行っても他人には一切興味が無く、目の前で人が襲われていようが躊
躇なく見捨てるアルフラ…彼女が気にするのは大切な人達だけなのだから。
頭脳明晰しかし自分と周りの者にしか配慮しないアルフラと自分のことは気にせず他人の為なら何事にも首を突っ込んでいく1号の凹凸コンビ。
これはアルフラが…アルが人とは何かを知る物語。ぜひ一話…いえ一話と言わず最新話までお読み頂けたら嬉しいです。感想と評価で作者の投稿ペースが上がります。
追伸 アルフラちゃんの頭は良くても作者の頭は悪いので設定の矛盾やその言葉の使い方間違ってますよと言う指摘バンバン受け付けます。ミスはなるべくすぐ修正します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 12:00:00
97973文字
会話率:35%
猫を見捨てるヤツは許さない
動物虐待する者たちの末路を描いた短編小説
最終更新:2024-10-13 14:35:30
27257文字
会話率:57%
ルウェーラ・ガルレスは数日前に入っていたパーティに見捨てられ、ソロになる。
住処がなくなった彼はある宿屋に泊まるが宿屋の経営者が盗賊とグルであり、所持品を盗まれてしまう。
彼は他人に騙されることに嫌気がさしていた。
戦えもしない彼が森で
発見したのは、負傷した少女だった。
彼は少女を見捨てることが出来ず、救おうとする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 12:00:00
1475文字
会話率:14%
平成から令和へと年号が変り、誰もが『令和』という文字に慣れた世間。昔の学校とは違い、今の学校事情は問題が山積みであった。生徒の間でのネットも含めたいじめ、先生の体罰問題、不登校……などなど『現代の問題』として、もはや大人では解決できなくなっ
てきているというか、解決をしようとしなかなっている。立場の問題やで大人は自分の身を守ることしかできない『無能』に成り下がっていた。そんな問題を解決するには、自分で解決するしかない。だが、そんな簡単に自分で解決できたら苦労しない。他の方法として、赤の他人に相談する。だが、これでも赤の他人に相談を受けて解決しようとは思わない。むしろ、見捨てるだろう。面倒事に巻き込まれたくない人が大半だ。しかし、そんな人達の中でも相談を受けてくれる人がいるのなら……。
『青春』とはすべての学生の誰もが許された特権である。そんな、青春を謳歌したい者たちを手伝いがために立ち上げた部活『補填部』。だれも知られず、影からその者たちを支えることを目的とした部活である。恋愛、勉強、進路、部活、学校活動……そんな悩みが多いし学生たちの青春ストーリーがあるようなないような……。
※不定期投稿を基本に、1ヶ月に1話投稿を目指しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 11:48:57
19544文字
会話率:73%
エリスタという辺境貴族がいた。
魔の森と呼ばれる大迷宮に隣接する領地は、多数の迷宮が存在し、名産は迷宮資源。
月に一回は迷宮から魔物の氾濫が起きる危険地帯だったが、国の力を借りずに難なく対処して過ごしていた。
だがある時、何も知ら
ない王都の貴族達に、一人で魔物の氾濫を抑える事など出来る訳が無い、嘘吐きだ……と言われ始め、遂には法律も変わり国からの補助金も縮小されてしまった。
だからエリスタは、国の為に働く事に疲れてしまい、国を見捨てる決意を固め、消える準備を始めた。
だが……黙って消える訳ではない。
エリスタ一族最後のルクナという少女が、国への嫌がらせを成就させる為に動き出す。
居なくなって、始めて気が付くように。
エリスタ一族の凄さを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 08:21:21
1096513文字
会話率:61%
アクションノベル作家を目指す青年、禿 恭兵(かむろ キョウヘイ)は自分の作品が書籍化されると連絡を受け、出版社へ向かう途中信号を無視してきた車に撥ねられてしまった。
恭兵が目を覚ますと、そこは何故か学校の視聴覚室のドアの前、しかも恭兵
の二番目の兄・浩次が原作を書いたエ〇アニメの中で、昏睡から目覚めるためには――
「相川メイの純潔を、25時間守り抜いてください」
――という内容で、ミッションに失敗したプレーヤーは死ぬと言われた。
更に敵対プレーヤーが兄・浩次であることが判明。生き残れるのはどちらか一人と聞かされ、どうすべきが悩むが、ドアの向こうではメイが襲われる寸前。
見捨てることができず恭兵はドアを破り、メイを襲う教師を成敗、メイを逃がす事に成功したが、本来のアニメの流れと違い、他の男子がメイを襲うとスキルの声に警告される。
浩次の事を考えつつ、メイを暴漢たちから守るために、趣味を利用したスキルを使って、恭兵は戦うのだった。
※この物語はフィクションであり、登場する団体・会社名・人物名等は全て架空のものであり、実在に同名のものが有ったとしても一切関係はありません。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 00:00:00
90984文字
会話率:37%
君が君である限り、私たちは協力を惜しまないよ。
そう、あの方は仰った。
でも裏を返せば『君じゃ無くなれば見捨てる』という事でもある。
『私は頑張り続けなきゃいけないの』
『落ちぶれたら、そりゃ叱るだろうよ。でも』
注意事項1
起承転結はあ
りません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
定期的に神様の性格書かなきゃ悶える質をしてるんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 07:33:19
842文字
会話率:57%
硬派なヤンキーが父性に目覚める!?
盲目の少女を庇って死んだヤンキーは、異世界で水の精霊として転生する。
発現したのは砂漠の中のオアシスの街。
観光気分で飛んでいたら、死にかけの少女を発見する。
盲目の少女を交通事故から救ったのに、ここで
この少女を見捨てるというのはオレの悪の美学に反する。それじゃあ釣り合いがとれねえ。
元ヤンキーの精霊は少女を助けることを決意する。
助けた少女に話を聞くと、どうも水の料金が高くて困っているらしい。
ヤンキーは水の精霊だ。水を出すことなど朝飯前である。
これは少女とヤンキーな精霊が水を売って一発当てる人情物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 12:37:20
40526文字
会話率:53%
ルベリオ王国第一王女、シャンテル。
彼女は友好関係の冷めた元敵国の血を引く王女だった。
父は夜な夜な城を抜け出して愛人の元に向かい、公務は殆どシャンテル任せのダメ国王陛下。
ルベリオ王国唯一の妃、バーバラは何かにつけてシャンテルに手を上
げる。
そして、バーバラに甘やかして育てられたシャンテルの異母妹、ジョアンヌ。
シャンテルを見下す彼女が社交界に出ると、その容姿と彼女の話術によって、シャンテルから虐げられている事になっていた。
そんな酷い家族を見捨てる事ができないシャンテル。
だけど、離れて暮らすある人に、“国を見捨てて良い”と言われて、シャンテルは心が揺さぶられた。
そして極めつけは、他国の皇子の一言だった。
「だったらそんな国、一度ぶっ潰してしまえばいい」
その時、シャンテルが下す決断は────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 18:40:21
125548文字
会話率:41%