ルベリオ王国第一王女、シャンテル。
彼女は友好関係の冷めた元敵国の血を引く王女だった。
父は夜な夜な城を抜け出して愛人の元に向かい、公務は殆どシャンテル任せのダメ国王陛下。
ルベリオ王国唯一の妃、バーバラは何かにつけてシャンテルに手を上
げる。
そして、バーバラに甘やかして育てられたシャンテルの異母妹、ジョアンヌ。
シャンテルを見下す彼女が社交界に出ると、その容姿と彼女の話術によって、シャンテルから虐げられている事になっていた。
そんな酷い家族を見捨てる事ができないシャンテル。
だけど、離れて暮らすある人に、“国を見捨てて良い”と言われて、シャンテルは心が揺さぶられた。
そして極めつけは、他国の皇子の一言だった。
「だったらそんな国、一度ぶっ潰してしまえばいい」
その時、シャンテルが下す決断は────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:10:00
93261文字
会話率:40%
わたし、小桜春は、この春、五月ヶ丘学院中等部の2年生になりました!おさななじみの葵こと清水葵とは同じクラスになれてとってもラッキー!!今年こそ、自分の未来に向けて友情も恋も頑張るぞー。・・・・・・と、そこへ、無口で冷淡だけど超イケメン登場?
合宿、海、肝試し、学校のテスト、妹と恋の取り合い?それからあれもこれも。青春を全部詰め込みました!
さあ、みんなも春のクラスメイトになって、ゆかいな仲間たちと出会おう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 15:33:58
31935文字
会話率:32%