1980年ある心理学者が言い放った
「人間は脳の10%もしくはそれ以下しか使っていない」と。
そんな都市伝説が流行ったのは大分昔だ、説が騒がれた50年後の4月6日1人の男性が世界で初めて脳の11%を引き出すに至る。
受験へ向かう彼は急ぐがあ
まり事故に合うが車との衝突寸前で突如バッタの様な脚力を身につけ事故を回避、その翌年の5月にはビルの建設工事中に落下した青年が同様に異能に目覚め飛行能力を身につける。
医療機関や科学者はなぜ脳の活動が急に活発になったのか分からず調査を断念、そこである学者がこう結論付ける。
「日常生活では決して抱かない強い感情による脳回路の活性、構築による人間本来の力だ」と、異能に目覚めた者を脳力者と呼ぶようになり、脳力者達は科学者の言葉により『脳力の無い人間は、人間では無い』と主張し始め争いが始まる。
争いは25年間続き異脳解放軍が軍事力に押しつぶされ終戦しそれから更に70年もの月日が流れる、異脳差別が僅かに残る現代は政府の対応も遅く脳力者は肩身の狭い暮らしを送っていた。
そんな中、永禮 燈彩は脳力を開花させてしまったが気にせず今日も学校へ向かう。
なんせ言わなければバレない程度の脳力なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:30:00
13149文字
会話率:47%
十二年前に東日本全域で起こった巨大災害【東日本大神災】により、異世界と現実世界とが混交し、世界中にダンジョンが出現した仮想2023年・日本。
ダンジョン専門のフードデリバリーサービスである【ダンジョンEats】でバイトしている少年、上米内
(かみよない)願寿(がんじゅ)はある日、見慣れない銀髪の美少女がユニークモンスターであるダンジョンドラゴンに襲われているところに遭遇、六年にも渡るフードデリバリーバイトで鍛えた魔力と脚力とを活かし、素手でダンジョンドラゴンを叩きのめして助けてやる。
だが助けた美少女はダンジョン配信界隈でお気に入り登録者数260万人を誇り、その上ダンジョン配信関連事業で急成長した巨大企業D Liveの社長令嬢でもある美少女インフルエンサー・藤堂アイリであり、ガンジュが素手でダンジョンドラゴンを絞め殺した一部始終は全世界に配信され、ガンジュの預かり知らぬところで驚天動地の鬼バズりを記録していたのだった――。カクヨムにて大幅先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 12:10:00
215851文字
会話率:35%
公爵令嬢のマリアンヌには第一王子ジャルダンという婚約者がいた。
しかし、ジャルダンは男爵令嬢のロザリーこそが運命の相手だと豪語し、人目も憚らずに学園でイチャイチャしている。
ジャルダンのことなど好きではないマリアンヌにとってはどうでもいい
ことだったが、怒った父の公爵が婚約破棄の準備を進める中、マリアンヌは自分の噂話の現場に出くわしてしまう。
思わず聞き耳を立てると、最初はジャルダンとロザリーの非常識な振舞いに腹を立てているありきたりな内容は、次第にマリアンヌが悪役令嬢となってロザリーにお灸をすえて欲しいという要望に変わっていき――
公爵令嬢として周囲の期待に応えることをモットーとして生きてきたマリアンヌは、完璧な悪役令嬢となってロザリーに嫌がらせを行うことを決意する。
人並み外れた脚力と腕力を活かしてヒロインに嫌がらせを行い、自分のアリバイをばっちり作って断罪返しをする悪役令嬢……を期待された公爵令嬢のお話です。
ゆるい短編なので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
アルファポリス様にも投稿しているものを読み切りにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 19:21:33
22192文字
会話率:36%
天界と下界と夢の世界の中心で「てめえら人間じゃねえぇぇー叩き切ってやるぜー!」
と主人公が叫ぶ……かもしれない物語。
身勝手な人間の醜く歪んだ夢が大きくなれば、それは他の人々にとっての悪夢となる。
そんな醜い夢を『非望(悪夢)』へと育て上
げて平和な世界を破滅させようとする魔の者達“ナイトメアメーカー”。
対して、ナイトメアメーカーの企みを阻む天界からの使徒“ドリーム・クラッシャー”。
両者の戦いは下界の民が存在する限り、永遠なのだろうか.........。
主人公:サンタ・クルーズは、下界の人々に夢の贈り物やお告げを届ける“夢の運び屋”を生業としていた。
サンタは、素早さと超光速の脚力を生まれ持っていたことで“韋駄天”と異名をとっていた。
ある日、サンタは歪な夢を持った“非望因子”とナイトメアメーカーによって、自分の存在エネルギーの半分を
消滅させられてしまう。
あわや完全消滅寸前のところを天界より降臨した天使長ミカエルとSSランクのドリーム・クラッシャーによって
救われる。
その後、消された自分の存在を取り戻すため、サンタはドリーム・クラッシャーとなって、ナイトメアメーカーと
戦うことを決意する。
※この作品はタイトル違いで『カクヨム』にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:41:25
41500文字
会話率:38%
時は戦国時代。
月から来訪者が現れ、自動車にスマホ、AIなどハイテクな技術が伝えられ時代は一変する。田舎に住んでいる真白は性別がなく、並外れた脚力と聴力で地球人なのか月の国の人間『かぐや』なのか識別できない存在だった。そんな彼女は各地を転々
と放浪するが、ある日正体不明のかぐやに力を奪われ体が幼児化してしまい、戦国大名織田信長に仕える警察組織『幻夢組』に拾われる。幻夢組での生活は想像よりも平和(バカが何人も居る)だが、対かぐや殲滅組織を裏の顔とする幻夢組はちょくちょく命がけの仕事も入る。
『真白』
人を愛し愛される勇気。
人に護り護られる覚悟。
大切な存在のため、彼らは戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 00:21:06
29247文字
会話率:38%
私の名前は猿田ゴリ男、17歳のおとめ座、好きな色は黄色、好きな食べ物はバナナ。
「学校が大っ嫌い、皆は変な目で見てくるし人を見た目で判断しすぎなのよ、運動も大っ嫌い、だって変に期待されちゃうんだもん」
学校にいけばいじめられるし成
績も悪い、ついでに運動神経も無い。そんな彼(彼女)はゴリラのくせにと言われ続ける毎日。でもどんなにつらくても学校に行く、理由は好きな人(同級生男)がいるから。
その彼はかなり優しく、何より普通に気さくに接してくれる。いきなり遊びに誘ってきたり、カラオケも2人でいったり、体もよく触ってくるし、この人ひょっとして…
でもそんなある日、ゴリ男が好きな彼が目の前で車にはねられてしまう。
ゴリ男は今までみせたことの無い脚力でダッシュして、その男に向かう、向かっている途中で手に持ってた缶ジュースを握力だけで握り潰してしまう。
中身のジュースが飛び出し、それに光が照らされて虹が何本も横ぎっていく、気づけば高速で自分が走っていることに気づいてあっという間に景色がながれていく。
好きな同級生は何故かその場に横たわっているだけで、それ以外が、景色が高速で動く。その片思いの男を抱きかかえた瞬間に彼は「ぱっ」と消え、辺りが別の世界に一瞬で変わる。
「やだー、どこよここー」
ゴリ男は下半身をもぞもぞしながら誰に聞かせるでもなく言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 11:09:18
1602文字
会話率:17%
身体能力、マハトーマ
体力・・・防御力、スタミナ
魔力・・・魔法の威力、効果や詠唱可能な数
腕力・・・物理攻撃力、攻撃回数
脚力・・・回避能力、素早さ、ジャンプ力
運・・・・巡り合わせ。到底実現しそうもないことを、偶然実現させてし
まう力
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
自然の力、アートマ
火・・・水に弱く氷に強い。風は相乗効果
水・・・氷に弱く火に強い。雷は相乗効果
風・・・雷に弱く土に強い。火は相乗効果
土・・・風に弱く雷に強い。水は相乗効果
雷・・・土に弱く風に強い。水は相乗効果
氷・・・火に弱く水に強い。水は相乗効果
光・・・闇に強い。火、水、風、土、雷、氷、神は相乗効果
闇・・・光に強い。火、水、風、土、雷、氷、毒、魔は相乗効果
神・・・魔に強い。火、水、風、土、雷、氷、光は相乗効果
魔・・・神に強い。火、水、風、土、雷、氷、毒、闇は相乗効果
毒・・・水以外の全てに強い。火、風、土、雷、氷、闇、魔は相乗効果
時・・・神、魔以外の全てに強い。火、水、風、土、雷、氷、光、闇、毒は相乗効果折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 00:00:00
166320文字
会話率:43%
武士は、超人である。その脚力は一日に千里を駆け、その太刀筋は音の速さに匹敵する。時は戦国、群雄割拠して天下を争い、武士の刃が戦場に猛威を振るう。この動乱の世、オウミ国の僻地に、貧しい庶人の身でありながら、並外れて強い武士の力を秘めた少年がい
た。名をゼッカという。やがて、オウミ国主より実力を認められたゼッカは、オウミのサムライとなり、刀一本で千軍万馬の戦場を往来し、あらゆる雄敵を打ち破り、ひたすらに、果てなき高みへと駆け昇ってゆく。……という感じでお送りいたします和風戦国異世界チャンバラファンタジー活劇。異世界なのでチョンマゲはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 00:00:00
73407文字
会話率:32%
―――「レイティア・ゴードリック!!君との婚約は今夜を持って解消とする!」―――
きらびやかな王宮の広間に突如として響き渡る声。それは間違いなく私の婚約者であるはずのミハイル・シュベルタイン王太子殿下のものだった。
婚約者
として長い間、見つめ続けてきたミハイルの顔。その顔は今まで自分が見てきたものとはまるで別人のようにみえる。あまりの出来事に理解が及ばない。
ーーー…ちょっと何言ってるかわからないんですがっ?ーーー全くの事実無根だし、証拠とか罪名とか何も無いとか大丈夫ですか?
濡れ衣の悪役令嬢だけ、どこうなったら逃走あるのみっ!脚力には自信があるので全力で逃げさせていただきますっ!!
そうしてひたすら走りまくって逃げ切りたかったけど、途中で任務中の騎士にぶち当たって逃走失敗?かと思いきや助けられてしかもその騎士は身分を隠した隣国の第四皇子でーー??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 20:50:25
83866文字
会話率:53%
気づいたら異世界に転生していた。
マップ移動面倒いからと言う理由で、ステータスの全てを脚力に極ぶりすることにした主人公ケティア。
前世では、引きこもりオタクだったため2度目の人生は楽しく自分のやりたいように生きよう
しかしここは異世
界そう簡単に行かないんですね〜。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 13:19:23
120108文字
会話率:38%
小学生までしか通用しない「足が速い男子はモテる」という誰でも聞いたことのあることを39歳になった今でも信じている主人公。(オタク)
そんな彼が異世界転生して脚力を上げまくり走力を上げナイスガイを自称して運命の女性を探す旅。
「俺はこ
の世界をゲームと同じ、完全完璧100%クリアする!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 16:00:28
2672文字
会話率:7%
私たちの住む世界【現世】と魔の巣くう世界【幽世】、二つの世界は太古の昔に分裂し、それ以来数千年もの間ほとんど完全に分かたれていた。しかし数百年前、【幽世】に憧れた西洋の研究者と【現世】に憧れた東洋の魔物によって、本来なら永遠に出会うことの
なかった二つの世界が一つに合わさってしまう。
それ以来世界中の生物は、自らと祖を同じくする魔物の力をその身に宿すようになり、現在では人が身に宿す魔道の力は【血統】と呼ばれるようになっていた。例えば血統によって腕力や脚力が強化され、体が大きくなるのならば「鬼の血統」、火を噴いたり空を飛べば「龍の血統」といった風な判断がされる。しかし今あげたのはあくまでも強い【血統】の例だ。当然その中には髪が伸びるだけ、爪が伸びるだけ、体温があげられるだけといったような、凡そ戦闘向きではないような能力もあった。
そしてこの現象が人間だけにしか起こらないはずもなく、動物にも同様にして引き起こっていた。世界中の動物が手のつけられないような危険生物となってしまったのだ。そんな世界で新しく生まれた仕事、それが魔道の力で人を救う【魔道士】だ。先に挙げたような戦闘向きの血統を持つ者は魔道士として魔道動物、略して『魔物』と戦い人々を救うことを生業としていた。
そしてこの物語の主人公『天王 朱春(あもう ときはる)』は小さな頃より魔道士という者に強い憧れをもっていた。しかし彼に出来るのは団扇で扇いだような微風を起こす事と手を触れないでも僅かに物を動かすことだけだった。魔道士になるなど夢のまた夢のような事だという現実、しかし彼は誰に馬鹿にされても魔道士になることを諦めなかった。
そして時が経ち中学に進学して少し経ったある日、下校途中によった古本屋で「魔道大全」と書かれた古い本を見つける。表紙をめくるとそこには次のように書いてあった。
この書に書かれし言の葉、まごうことなく真なり
疑心なしに信ずれば、自ずと道は開かれん
その身に宿し魔道の力、知恵を持つ者にのみ微笑まん
朱春の目は最後の一行に吸い寄せられた。逡巡の後、朱春はそれを購入することを決めた。そして家に帰ると寝食も忘れて没頭した。
彼は本に従い魔道の力を鍛えた。すると彼の力は信じられないほどに伸び始めたのだった。
※一話あたり平均2000字です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 22:00:00
20345文字
会話率:58%
勇者として召喚された高校生リュータ。
召喚の時、与えられる神器がおもちゃのロボット人形だったため、勇者を免除される。
元の世界にも戻れないと言われたリュータは、勇者として与えられたバカみたいな身体能力を活かして運送会社《ハタラキアリ運送株
式会社》を始める。
順調な滑り出しだったが……次々と襲いかかるトラブルと次々現れる女の子!
しかし、リュータは腕力と、人柄と、体力と、勢いと、脚力で乗り越える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 18:00:00
37510文字
会話率:46%
世界一広い国土と強大な軍隊を誇るヨーゼンシア連合帝国が、悲願であった大陸制覇を果たし、覇権国家と呼ばれるようになってから20年。
ヨーゼンシアは世界に残る数々の謎を解き明かすべく、高額の賞金を設定した大規模調査を長い間実施している。未知
のロマンと一攫千金を夢見た多くの冒険者が、今日も世界中で旅を続ける。
こうした冒険者達の中でも最高の腕を持つ1人が、フィオン・レイネ。だがとある理由から、その素性は全くの謎であった。
◇
物語の主人公リュセイ・ケイルズは、ヨーゼンシアにある小さな村、ハクランの辺境に暮らす。彼は伝説の冒険者フィオン・レイネを義姉に持つ少年であり、彼女の素性を知る数少ない人物の1人でもあった。
リュセイは幼い頃、フィオンと共に過ごす中で、彼女の優しさと強さに段々と惹かれ、彼女のような冒険者になることを強く志すようになった。
彼は、村では珍しい英才教育を施されつつ、森の過酷な自然の中で狼と戯れて暮らすことにより、天性の運動センスと知勇を兼ね備えた優秀な狼使いに成長。その卓越した身体能力は村中で賞賛を巻き起こし、特に際立って優れた脚力は《驚脚》と称され話題を呼んだ。さらに、リュセイが義姉譲りの優しい性格の持ち主であることも奏功して、老若男女を問わず多くの村民が彼を慕うようになった。
若くして村有数の有力者となったリュセイのことを、誰もが心の中で応援し、彼ならすぐに優れた冒険者になれると信じている。
しかし、齢15になるまでは、村の掟により村の外へ出ることが認められない。
リュセイはまだ14歳。冒険に行きたくても行けない、悶々とした日々を送っていた。
そんなリュセイはある日、悪漢に追われていた麗しい少女ミラーナを保護。彼女とはすぐに打ち解けあい、暫く自宅で匿うことに。
その日の晩、リュセイは奇妙な夢を見る。目覚めると、限られた人だけが保有できる《固有魔法》を発現していることに気づく。
そして何の因果か、ミラーナもまた、リュセイとは別の種類の《固有魔法》の持ち主であった。彼女は自分の能力と、誰にも話していない《出自の秘密》を打ち明ける。
ふたりはこの日の出来事をきっかけに村を出る権利を勝ち取り、リュセイ長年の悲願であった冒険の旅をスタートさせるのだが――。
※作品名の最初は『きょうきゃく』と読みます。
©︎2022 藍弓野折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 13:05:41
31573文字
会話率:20%
黒髪黒目の女に追われている。
女の武器は金属バット、服装はショートパンツデニムにTシャツ。
この女は、どんなにダメージを受けても、即座に立ち上がる不死身の化物である。腕力が非常に強く、脚力も人間の域を越えている。
最終更新:2021-12-18 23:48:44
271文字
会話率:13%
スーホは白い馬ではないが、草を食みながら世界を旅することにした。
そうしなければ捕まってしまうからだ。
やがて町をみつける。そこは小声で話さなければならない町だった。
最終更新:2021-11-17 17:00:00
2354文字
会話率:32%
新入社員がお嬢様に見初められ虹を掴んだ男になるか
pixivサマでも公開しております。
最終更新:2021-10-02 15:34:35
13556文字
会話率:52%
夜柝市。最悪の企業都市。法律ではなく金の上に成り立つ都。警察はいる。裁判所もある。途方もなく強大な警備会社すらある。
そして、全てがグル。予定調和。悪徳と醜聞の上の平和。
映画のシン・シティを多少、秩序立てたような街だと人々は認識してい
る。当人達にとっては冗談では無いが。
さて、物語の暫定的な主人公は17歳の少女、八島亜紀だ。くすんだ灰色のツインテールにダスターコート。そして、テーブルの脚を持っている。彼女は借金の取り立て人やら、お礼参りの代行、パパラッチの姉の手伝いをしながら過ごしている。もちろん、学校には通っていない。
テーブルの脚(以後、“脚”と表記する)は彼女の仕事道具で、お察しの通りの使い方をする。具体的に言えば、滞納者の顔を整形したり、強請りに動じない連中の内臓を吐き出させたりするのに使う。
ただ、そんなものを使うより彼女の人間離れした脚力によるヤクザキックの方が強いことを自覚していない。
彼女は、ひたすらの暴力と偏執的な隠謀論によって構成される汚物のようなこの街で、我を通す。そのためだけに奮闘する。これはそういう物語だ。
あと、血の繋がらない姉妹の家族愛の物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 11:25:58
3889文字
会話率:11%
『さあ、行こう、空へ』
老若男女のハーピーが住まう街、"ハーピニア"
そこに住む少女"ハル"は、ハーピーでありながら先天的に飛べなかった。
しかし彼女は脚力を鍛え、異常な速さで走る事が可能な&quo
t;爆走少女"となる。
ある日、ハルは人が空から落ちて来るのを目撃し、その場の勢いで助けた。
彼は空飛ぶ島"ソラジマ"から落ちてしまった王子"ソラ"と名乗り、自分をソラジマへ帰して欲しいと頼む。
ハーピニアの住民たちがしりごみする中、唯一ハルは名乗りを挙げ、彼を背負ってソラジマへと帰す為に各地を奔走する事となる。
方向音痴なヴァンパイアお姉さん、臆病だけど優しいスライム少女、祭り好きなイタズラ妖精少女。
個性豊かな仲間と共に、ハルとソラは空を目指して世界を巡るのだった。
これは、空に焦がれる少女と、空から来た少年の、天空を目指す冒険譚──。
※こちらの作品は『カクヨム』様、『ノベルアップ+』様、『pixiv』様でも掲載しています。
※前日譚はこちら→ https://ncode.syosetu.com/n3949gm/
↓↓↓ 表紙イラストあり ↓↓↓折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 19:06:30
199211文字
会話率:37%
幼少の頃に疾風と崇められた男、半積 太蔵(はんつみたいぞう)は、高校生となった今となっては普通の人となってしまった……
情熱を燃やすものがない、普通の無気力な少年となっていた太蔵は、ある日女神に異世界に召喚される。
女神曰く「かつて疾
風と言われたほどの強大な力を使い、魔王に滅ぼされそうな世界を救って欲しい」と。
もはや疾風と言われていた時代の情熱が無くなった太蔵はためらうが、女神は疾風の力を極限まで強大化し太蔵に与える事を約束する。
渋々ではあったが世界を救う事を承知した太蔵、だが、女神は太蔵が崇められていたという「疾風」の本当の意味を知らなかった。
異世界に転移した太蔵。そして「疾風」の力が過去よりも巨大化していることを認識する。誰よりも早く走る事の出来る脚力、人の動きを瞬時に見極める事の出来る洞察力、そして、器用さも上がり、手による細かい動作がいともたやすく、素早く行える。
さらに僥倖だったのが、その世界の女性は皆、風ごときには余裕で耐えうる、防御力の高めなスカートを着用しているのであった。
「スカートめくりの時間じゃおらぁぁぁぁ!!」
その時、幼少期にスカートめくりの帝王とまで崇められた半積太蔵、通称「疾風」が復活したのであった。
もちろん、ただスカートをめくるだけではない!! スカートをめくった時に見えたパンツの柄によって武装が変化、その武装で敵も一網打尽である!!
途中、怪物に襲われていたところをスカートめくりで助けたエルフの少女、ミルナも巻き込み、太蔵のスカートめくりは徐々に世界に平和を取り戻し、女性から顰蹙を買うのであった。
さあ、疾風の勇者半積太蔵よ、今こそ世界をめくり、スカートを救え!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 16:00:00
24163文字
会話率:45%
ウサギの挑発にのり駆けっこ勝負をすることになったカメ!
圧倒的な脚力の違いに余裕綽々のウサギであったが一瞬の油断が命取りとなる!?
果たしてこの戦い、勝つのはどっちだッ!!?
最終更新:2020-09-13 15:25:39
985文字
会話率:48%