癒しの力を代々受け継いできた侯爵家の長女として産まれたシア。しかし、何年経っても力の発現がなかった。
それどころか魔法の一つさえ使えない。
そこへ突然現れたのは継母と妹。
妹は侯爵家の直系のみが使える力をすぐに発現させた。
力の使えない私は
父と兄はおろか、侯爵家の使用人にまで冷たくされる日々を耐えて過ごした。
そんな十八歳のある日、身に覚えのない罪により死刑宣告をされてしまい監獄に幽閉される。
父も兄も誰も会いに来てくれなかったが、そこへ現れたのは継母だった。
生きる希望をなくしてしまったシアは継母に渡された毒を飲んで自殺してしまう。
意識がなくなる直前に見えたのは、ずっと私を冷遇してきたはずの父と兄の泣き叫ぶ姿だった。
死んだはずなのに、目が覚めると十年前に戻っていた。
父の娘ではない妹がなぜ侯爵家の力を使えたのか知ってしまったシアは、自分の力を取り戻すため、家族に愛してもらうため、シアは同じ過ちを繰り返さないように生きていくと決意する。
そんな少女のお話です。
暗い気分になりたい、落ち込みたい、イライラしたい、そんなあなたにおすすめです。
一話毎の文字数は少ないですが、少しでも楽しんでお読み頂ければ嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 18:04:33
176934文字
会話率:40%
帝国辺境伯領、聖印騎士団の騎士団長を務めるヴァチアは、かつて孤児だった。
ある日彼女は、騎士団を率いて幼少期を過ごした隣国……腐敗し切ったソドム王国への侵攻を開始する。
情け容赦のない苛烈な進軍により、ついに王都が陥落。
制圧し
た王都の牢屋の赴いたヴァチアは、一人の男と再会する。
自分を拾い、そして『才能がない』と帝国辺境に捨てた稀代の大悪党、奴隷商のリーバに。
痛めつけられ、ボロボロの彼を前にしてヴァチアは笑みを浮かべる。
「お久しぶりです、義父上。気分は如何ですか?」
これは報復の物語。
腐れた〝悪〟を『浄化』した、英雄の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 07:00:00
4236文字
会話率:32%
薬学研究所の研究員である柊アンナは、実験エリアにて毒蛇から毒を採取中に咬まれて死亡。目が覚めたとき、異世界大陸アウレリアンにあるオルガリア皇国の侯爵令嬢レティシアとして転生を果たしていた。
前世、毒物オタクだった侯爵令嬢は、転生後もブレるこ
となく毒物研究職である『魔毒士』になることを決意。
一時は皇太子妃候補になりかけるが、妃候補から外れることに成功し、魔毒士となるため最難関の国家特務試験に挑む。
大後悔する皇太子。幼馴染の火焔の騎士は、命の恩人である侯爵令嬢に想いを寄せる。そこに割って入ってきたのは、黒衣の魔導士。侯爵令嬢レティシアをめぐり、三つ巴の恋と毒と陰謀の冒険譚。
魔薬と媚薬は、用法容量をお間違えなく。使い方しだいでは、猛毒になります。
※ 『エブリスタ』『魔法のiらんど』に掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 16:35:12
203737文字
会話率:40%
パロディム王国には聖女がいる。
聖女はその時代に一人きり。その判別は額にあらわれる聖印で行われ、聖女はいずれ王族と縁付くことが決められている。
「長年の勤め、大儀であった」
舞踏会の最中、そんな言葉と共に今代聖女メルフィア・サザーラ
ンドは婚約解消を促されていた。
婚約は無事解消されたかに思えたが──…。
※なるべく一文内での主語は変えないようにしているつもりですが、読みにくいようでしたら、申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 17:00:00
6232文字
会話率:17%
孤児院で暮らしていたクリステルは10歳になった時に右手の甲に聖印と呼ばれる聖女の証が現れた。
それ以降クリステルは聖女として努力した。
聖女になってしまったクリステルは幸せになれるのか?
最終更新:2022-10-21 08:05:27
3536文字
会話率:32%
虐げられた王女が実は国の諜報機関のエージェントです。
スラムで探偵事務所を開いたら、聖女奪還の依頼が舞い込みます。
太ももの王家の聖印を見せて悪人たちを平伏させるお話です。
助け出した聖女は同性愛者です。
王女の婚約者も変装して絡んできます
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 08:21:21
7050文字
会話率:33%
アスカの里で暮らす少年の話。
今の時点で他に掲載するつもりはありません。
無断転載、二次創作はお断りしております。
最終更新:2022-06-27 16:56:56
1660文字
会話率:20%
『聖女転生物語』の1000Pt達成記念も兼ねた短編です。
番外編『英雄・カルヴァン・タイターの日常』より少し後のお話で、『紅い瞳の奴隷騎士は、少女のために命を捧ぐ』の後日談でもあります。
『聖女~』既読、『紅い瞳の~』既読→何の問題もあり
ません。以下を読み飛ばし、本編からどうぞ。
『聖女~』既読、『紅い瞳の~』未読→最終話付近の内容がチラッと出て来るので、ネタバレ絶対許さないマンは『紅い瞳の~』を読むことを推奨。まぁ大丈夫!っていう方はこのままどうぞ。
『聖女~』未読、『紅い瞳の~』既読→以下の注意書きにさらっと目を通せば、話の理解自体は可能です。ロロとミレニアのその後だけが知りたい!という方はどうぞ。でも、過去作を読むと、よりキャラや小ネタのわかりみが深いですよ!
※注意書き※
時代背景
神の化身が建国した”クルサール王国”の、王都歴593年。唯一神エルムを信仰するエルム教が支配する大陸一の国家では、時折初代王クルサールと同じく、身体に光る”聖印”が浮かぶ者が生まれ、”聖女”あるいは”聖人”と呼ばれて神の化身と崇められていた。
登場人物
イリッツァ・オーム(16歳)
→”聖印”が瞳に浮かぶ、聖人リツィードの死後十五年ぶりに現れた聖女。リツィードの生まれ変わり。敬虔なエルム教徒で、リツィード時代に徹底的に親から聖人としての教育を施されたため、個の願望を持つことなく民のために己の全てを擲つことを最大の美徳と考えている。色々あって、カルヴァンと婚約中。
カルヴァン・タイター(31歳)
→王国騎士団長。リツィードの死後、王国を魔物から守り続けた英雄。1年前の帝国との戦争で総大将を務め、評判はさらに鰻登りだが、当時15歳のイリッツァとの婚約を発表し、所構わず溺愛する姿から、幼女趣味疑惑をまことしやかに囁かれる。16年前に死んだリツィードの幼馴染であり親友。父は王国出身だが、母はファムーラの出身。王国民の癖に神を一切信じていない特殊な男。
リツィード・ガエル(既に死亡。享年十五歳)
→イリッツァの前世。闇の魔法使いの策略で火刑に処されるも、操られた国民を許し、国家を救った”稀代の聖人”。火刑に処されるまでは両親の意向で、己が”聖人”であることを隠して生きていた。正体を隠していたころは兵団に所属し、大陸最強の剣士として名を馳せていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 16:06:50
9594文字
会話率:54%
聖女と呼ばれたその女性は、いつもただの治癒士、そう名乗っていた。
最終更新:2021-09-16 19:00:38
3018文字
会話率:15%
君のいない世界が結末というならば、俺は何度でも繰り返す。
魔の領域。それは、神ですら届かない禁断の領域。魔に対抗できるのは聖印が刻まれた勇者ただ一人。
『もしも、どんな願い事でも叶うとしたら、君は何を願う?』
もしも願いが叶うのなら
ば、僕は、俺は、私は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 13:00:00
3463文字
会話率:62%
『魔王復活せしとき、聖印を持つ勇者が現れる』
そんな言い伝えに選ばれた一人に、ただの村人だったカイルがいた。
洗礼を受けたカイルは、人体や魔物の、体の仕組みを理解した!
膨大な魔力を手に入れた!
存在する全ての魔法が使えるように
なった!
だがカイルの魔法は、指先三〇センチしか発動しなかった。
そんな彼を、王は出来損ないと罵り放置。
ぞんざいな扱いに、彼は復讐を誓う……ことはせず指先の魔術で医者の真似事しながら、まったりスローライフを満喫しようとするが……。
スローライフをめざす少年が、なんかしがらみとか勢いとか、色々なものに巻き込まれ、何だかんだで一部を除いて幸せになる…………はずの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 21:37:25
105696文字
会話率:33%
世界には、魔界、人界、天界の三つの世界がある。
魔界には、主に魔人が住んでいて、例外なく、皆が魔核と、魔印というものを持っている。
人界には、主に人と、天使と人のハーフである、聖人が住んでいて、皆ではないが、聖印というものを持っている。
天界には、主に天使が住んでいて、神印というものを持っている。
三つの勢力が領土をかけて、争っている。
ある時、ひょんなことから、異世界に転生する権利を得て、地球の神からチートと呼ばれるスキルをもらいい、異世界に転生する。 ......そんな彼の歩む覇道とは?
処女作です。拙い文ですが、よろしくお願いいたします!後々から、残酷な描写が、入ったりするかもしれなおので、R15をつけています。文がおかしかったり、誤字や脱字があったら、教えていただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 20:00:00
8400文字
会話率:37%
幻惑師(げんわくし)見習いの修行中に、呪術師の手によって師と死に別れた神と精霊に愛された少女が、降りかかる困難を生きる力と希望として、前を向き、《たった一人の誰か》のために、命を燃やす。人の縁が結んでいく話しです。
最終更新:2017-12-31 09:55:27
10820文字
会話率:36%
餡里との死闘の末、柚月は九十九を、朧は千里を失ってしまう。
だが、夢の中で神の声が聞こえたのだ。黄泉の神は、和ノ国を滅ぼそうとしている。そうなる前に、和ノ国を救ってほしいと。そのためには、九十九と千里の力が必要となってくると。
光の神から、
九十九と千里を復活させる方法と和ノ国を救う方法を聞かされた柚月と朧。
二人は、希望を胸に、聖印京を旅立とうとしたが、それは、叶わなくなってしまう。
聖印一族を見守る立場にあった静居が、宣言したからだ。「神になる」と。聖印京は、牢獄と化してしまい、柚月と朧は、聖印京から出られなくなってしまった。
だが、柚月と朧はあきらめていない。
そのため、二人は、とある場所を目指すが、そこである人物と出会う。
その人物と出会った時、二人は、聖印一族の最も古き過去と神話を知ることとなる。
「聖印×妖の刀戦異聞録」「聖印×妖の刀戦異聞録―追憶乃書―」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 08:44:47
789113文字
会話率:24%
妖王・天鬼が、討伐されて五年の月日がたっていた。
だが、天鬼を討伐し、人々と妖を救った柚月と九十九は、行方不明になってしまった。
弟の朧を残して……。
柚月と九十九を探す為、旅に出ていた朧は、三年ぶりに聖印京へ帰還する。
だが、彼を待ち受け
ていたのは、新たな敵。
そして、妖刀に変化する相棒であった。
妖刀を手にした朧は、熾烈な戦いに巻き込まれていく。
その戦いの中で、見えてきた真実は衝撃と残酷であった。
「聖印×妖の共闘戦記―妖王乃書―」の続編です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 00:01:20
671263文字
会話率:25%
千年前、和ノ国では、妖が出現し、人の命を奪っていき、人々は妖を恐れた。
だが、妖から人々を守るために、とある一族が神から力を授かった。
その力は、様々であり、神のような能力であった。
人々は、その力を聖印と名付けた。
そして、その力を授かっ
た一族は聖印一族と呼ばれるようになった。
聖印一族の一人、柚月は、母親に命じられ、妖狐・九十九と共闘しなければならなくなる。
だが、その妖狐は、最愛の姉・椿を殺し、弟・朧に憑依している凶悪な妖であった。
柚月はは椿を殺した九十九を受け入れらなければならない。全ては朧を守るため……。
九十九は一族に知られないように柚月と共に戦わなければならない。全ては妖の頂点に立つ妖王を殺すため……。
柚月と九十九が共闘する時、運命の歯車が回りだす!
平安時代風ファンタジーとなっております。
カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 21:11:52
679038文字
会話率:33%
魔術を使えず落ちこぼれだった少女エステルは、古の大魔導師ステラと出会いその力を取り込み膨大な魔力を得る。しかし魔力だけでは目指す最強にはまだ遠い。そこでステラが提案したのは大聖印と呼ばれる魔術刻印の収集だった。
大聖印とは大陸各国を統べる王
の証でもあり、それを集める事は大陸中を敵に回す事にも繋がる。
それでも少女は迷わずその道を突き進む。もしその障害となるなら愛する者さえも斬る事をためらわない。
魔術狂いで少し(大分?)頭のネジの外れた少女エステルが、手にした膨大な魔力と大魔導師ステラの指導によって最強への道を歩んでいく物語です。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 15:16:10
559176文字
会話率:39%
アローリヴァーと呼ばれる国があった。その国を中心とした混沌と聖印をめぐる戦いを描いたリプレイ。
最終更新:2016-11-08 00:09:08
4437文字
会話率:16%
架空の和風世界で、『印』という魔法の技術に関わる、特別な存在である『聖印』にまつわるお話
最終更新:2013-05-25 19:17:31
48708文字
会話率:42%
それは、『剣』『槍』『弓』『拳』『斧』『杖』『鎚』……7つの聖印を体に宿した若者たちの、4つの大陸を舞台に繰り広げられる、冒険活劇である。
※※※※※
王道ファンタジーです。雰囲気的には古臭いRPGを想像していただければいいと思います。
西
洋風八犬伝的なの目指して頑張ります。
あと、めちゃくちゃ亀更新なので、期待せずお待ちください(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-23 16:32:57
2988文字
会話率:32%