この国は他に比べてあまり文化も進んでいない、しかし、攻められれば、度々敵を撃退するだけの力を持っていた。そんな国家に生きる若者やポプトベルテの王様大臣の皆様方のお話だ。
彼らはどういうふうに生きていたかというと特に何も考えなかったが、その日
その日を懸命に生きていた、野心を持たず平和を享受する美しくも平凡な日々を過ごしているメルヘンな日々だ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-08 13:00:00
10823文字
会話率:31%
大人になって
自殺を考えなかった人は
自殺を考えた事のある人より少ないと思う
自殺するかしないかだけで
大半の人が抱いた事はあるであろうと推測してしまう
自殺したい気持ち
自殺というからいけないのか
死にたい
みんな
そう思っている
自分だけじゃない
実行しないで我慢してるだけ
あるいは実行する時期をずらしているだけ
自分が死にたいと思っている時
父も母も
死にたいと思った事があるなんて事は子どもの前で感じさせない顔で生きて来て
心の中では何度もそう考えていた事があったのだと
今は知っている
そんな俺はある日『自殺相談所』へ足を踏み入れた。
最初は弱った人を騙して付け込む悪徳商法だと思った。
だけどポスターを見て
新興宗教かと警戒したが違うらしい。
『ここへ来てくれたあなたへ
あなたが感じられる幸福感は今知っているよりも
もっとずっと沢山ある
全部知るのは難しいと考えるかもしれないけれど
不可能ではない
ひょっとするとあなたは世界で一番
沢山のしあわせを知る人になれるかもしれない
年齢も性別も環境も
何も関係ない
無理だと思って
何となく生きてても
しあわせな時は訪れる
どん底を知っているあなただからこそ
誰もが見落とすような
小さなしあわせにも気付く事ができ
いつの間にか一番沢山の
幸福を知る人になれると考える
自殺相談所 所長より』
やっぱり臭い
胡散臭いではなく
知ったか振り臭いとでもいうのか
FC2ブログ「sazanamiの物語」に一部掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 23:15:05
196415文字
会話率:27%
自分以外の家族が全員超優秀で劣等感まみれの高校生、多田進<ただ すすむ>。彼はある日、異世界に召喚される。 そこは他人は全員、魔法という謎の力を使用できる上に、全人口の三割以上が殺人や破壊の衝動を持つ、狂気に満ちてるやばい世界
。
その上、敵対する帝国の有力な魔法使いたちは、多くが政治も人権も省みないような連中ばかり。滅茶苦茶な圧政に苦しみ、逃げ出す人間は野盗か難民になる世紀末。
おまけに進は来て早々に左手を切り落とされて、今から入れる保険とかあるのかな・・・・・・なんて考えたり、考えなかったり。
しかし進は、ほどなくして気付く。自身が魔力0故に、魔力探知を受けない天然のステルス体質であることに。 逆に異世界人は皆、魔力独特のニオイを発している。 進は、この特性を利用して味方と協力し、ステルス能力と魔力感知を武器に頭脳をフル活用して狙撃、闇討ちで悪党どもを地獄に叩き落としていく。
そして、仲間とともに歩む中で進は英雄になる決意をする。——帝国ミルグに仇なすテロリストとして
※この作品はダークファンタジーです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 01:24:31
162535文字
会話率:58%
ひたすらに何かを考えてたり何も考えてなかったりして生きている人間というジャンルの動物全員がちょっとの疲労とすぐに拭えるストレスだけで生きていたらもっと幸せな世界なんだろうな。と考えてたり考えなかったり。
キーワード:
最終更新:2025-03-03 15:27:30
538文字
会話率:0%
VRみたいな世界。そこら中にニンゲンっぽいかたちをしたアンデッドなバケモノが湧いていて、連中を殺(や)れば御上から報酬が得られるというめでたい話である。特に首都においては危機が迫っているという。幸か不幸か、林業が生業の祖父(故人)の影響で、
あたしはチェンソーの扱いに慣れている。東京に躍り出た。稼いで稼いでまるでうだつのあがらない両親に仕送りしてやろうと思ったとか思わなかったとか。東京の下町にあるK高校に転入し、電ノコ片手に一旗揚げてやろうと考えたとか考えなかったとか。両親を大切に思いながらもあくまでもあたしは俗物的で、たとえばクリニー○の化粧水を買いたいくらいの野望しか抱いていない。ファッキュー・ゾンビ。あたしはテメーらを踏み台にしてやんよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 23:45:30
4563文字
会話率:32%
昭和三〇年代川崎の武蔵小杉で生まれた、私立大学の文学部英文科2年生の洋太は、上野駅から夜行列車に乗り北陸へと一人旅に出る。はじめは孤独感に苛まれ、すぐに帰りたいという気持ちになるが、仕方なく旅を続ける。そして、その旅と並行する形で、毎日、日
が暮れるまで真っ黒になって遊んだ、昭和の伸び伸びとした幼少期の洋太の姿が描かれる。
洋太は、風呂もなくトイレも水道も共同の、古い木造の寮の八畳一間の部屋に、家族四人で暮らしている。まだ貧しかった日本でも、最下層の住宅と言えるような所だった。だがその一方で、野良犬の面倒をみたり、野球をしたり、メンコや駒をしたりすりして遊ぶ日々は、わくわくする毎日で変化に富んでいる。寮の仲間と銭湯に行くのも楽しい時間だった。
しかし、洋太の中学入学に合わせるかのように、寮は取り壊されることになり、住人は新築のトイレバスキッチンもある鉄筋のアパートに入居することになる。洋太は大喜びで引っ越していくが、しばらくすると、そのアパートが冷たいコンクリートの固まりのように思えてくる。そして、まだ取り壊されていない荒れ果てた無人の寮に度々行っては、トイレに座り込んで、涙を流す。生活も、少年時代から一変して、勉強のことを気にして、暗い無気力な毎日を過ごすようになる。
北陸での旅を続ける中、洋太は、これまでしたことのない経験、様々な人々との出会いを通して、普段の生活では全く考えなかった思いを抱くようになる。戦前戦中に青春時代を過ごした両親の人生にも思いを巡らし、深い感謝の気持ちが芽生えてくる。そして少年時代の感情に近い気持ちを取り戻していく。
私がこの小説で描いた、昭和30年代から50年代の日本は、歴史的にも世界的にも人々が最も幸せだった時代であったと確信している。私自身、自分ほど幸せで豊かな子供時代を過ごした人はいないと思っている。
私がこの小説を書いたのは、そのような時代の生の記録を残し、人々の記憶に残したいと思ったからだ。というよりも、それがその時代を生きた人間の使命であり義務であるという思いに突き動かされた、と言った方が良いだろう。なぜなら、そのことによって、あるべき社会・特に目指すべき子供社会の姿のヒントを示すことができると思っている。特に子供たちがスマホやゲームに溺れ、自殺する子供も増えている現状が少しでも良い方向に向かってくれればと願っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 21:00:00
74969文字
会話率:25%
死んだ、死んだ。
抜け殻見下ろしそう思った。
だが込み上げる解放感にそう長くはその場に留まろうと考えなかった。
傷みも不自由もない。良い気分だ。
浮かび上がり空を泳いだ。
笑い、笑い、喜びを体現してみせた。
カラスの一鳴き……
それでふと我に返り自重した。
でもまた笑い、夜空を泳ぐ。
星を見上げそして……ふと寂しくなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 12:00:00
445文字
会話率:0%
辺りは浸透し染まり帰り他に誰もしゃべる ものはいなかった
そんな中で一人 街灯を羽織った男が真ん中に立ち
ぐるりと辺りを見えたしてこんなことを つぶやい
たさて
屋敷の外は非常に 寒々しい嵐である
ひょっとするとあたり一面
暴風が吹いてどこ
かしら壊れてしまう そんなことも
十二分に 想像しやすいそれほどの嵐である
暴風雨に混じって雨が 窓ガラスを何度も何度も叩いていく
ただこの小さな 島だそれに不釣り合いなこの洋館において
そんな雨粒というものはどうにも都心と
いうものとは違い まるで小さな小石を投げられているように
ピリピリと今にも 砕け散れそうで気が気ではない
ひょっとすると本来であればこんな島に
窓ガラスを設置するのであれば 戸板の一つでも 立てなければいけないのではないかとそう
考えるのではあるがしかしこの屋敷を建て た主はそんなことは
毛頭を考えなかったのであろう この話において
皆が集まるのは 新月の夜のことであっ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:24:58
8207文字
会話率:0%
1940年、駅南に小さな商店街。
60年経った今、廃れてつぶされる方向に向いた。
しかしこの商店街ができた当時、とある者との契約がされていた。
その契約が重要なものであるのに、その存在を真に受けず自分たちの都合しか考えなかった者たちにより
、その契約を知る者は居なくなった。
そして、その契約がこの地域だけでなく地球全体の運命を背負う程の大切な契約で、契約をした相手は敵にすると強大な脅威になり得るということは、とある一人を除いて知る者は居なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 17:15:16
860文字
会話率:35%
『あなたはいつだって私のヒーローだった。なぜあのとき駆け落ちでもいいからあなたと生きる道を考えなかったのか。私は後悔してそして諦めて、偽装の結婚生活を送っている』
幼い頃から孤独で生き辛さを感じていた麗は、ひたすら無垢な想いで自分に接する
静流に再会した。
必然に想い合うようになった二人には親同士の悲恋に縛られ、大きな苦難があった。
愛し合う二人が何度も別れを繰り返した末、待ち受けていた運命とはー。
※ご閲覧ありがとうございます!悲恋、不倫要素あります。苦手な方には申し訳ありません。二年半前に完結した小説を改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 19:59:28
4883文字
会話率:36%
世界トップの冒険者パーティは頭も身体能力もおかしい。
常人とかけ離れている能力を備えたものを天才と呼ぶならば、アイツらはそんな天才すらも追い抜いた天災だ。
8歳で聖剣をどっからか引き抜いてくる女勇者。
新しい魔法を次々に生みだす歩く魔道書
と呼ばれる女賢者。
大剣と大盾を軽々片手で振り回して敵をなぎ払っていく戦士。
回復魔法を極めすぎて時魔法を編み出した悪魔ごとき聖女。
目に見えない速度で駆け回り潜入調査を楽々こなしてくる元盗賊。
この5人のやることなすことすべてが規格外。
誰も考えなかったことを考え、それを実行する……良くも悪くもだが。
しかし、そのわけわかんない5人の他に実はもう1人パーティメンバーがいる。
……俺だ。
普通の村人A扱いだった俺が何を思われてか、あのクソ幼馴染勇者に誘われ、強引に規格外の冒険に駆り出されてみろ。
なりたくなくても強くなるに決まってる。
だが、安心してほしい。
俺は強くなったと言っても、バカ5人と同レベルじゃない。
圧倒的に下だ。
何ができるとかその前に、何もさせてもらえない俺が前から思っていることはただ1つ。
……俺、いらないよね?
「「「「「いや、いるけど?」」」」」
……わからん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 00:01:57
410426文字
会話率:38%
あの時、橋に身を投げ捨てて死んでいたら、きっと今もこんなことで泣くこともなかっただろうな。
明日のクリスマス前日に、私は思い出して貰えなかったら……。そんなことばかりを考え、今日も一人、部屋の中から沈んだような月を眺めていた。生きていて
良かったと思う。そして同時に、あの時死んでしまっていればとも思う。どのみち私の人生は死んでいたも同然だった。明日で、もう彼と会うこともなければ、同じ道を歩くこともないのだろうな……。
3下旬。
どうしても会いたい人がいた。何を失っても、どんな言葉をかけられようとも、私には会いたい人がいたのだ。だから私は高校一年生にして実家を離れ、無理を言って一人暮らしを始めさせてもらった。
幼稚園の卒園と共に、父の仕事の関係で突然の別れとなってしまった彼に、もう一度会いたい一心だった。そんな幼い頃の記憶だけで、一人多くのものを手放すのは馬鹿げていたかもしれない。こんな方法でしか彼と出会うことができないと思い込んでいたのだろう。
引っ越し作業も終わり、私はとある別のアパートへと向かった。彼が以前住んでいた家だ。自宅となったアパートから徒歩10分弱で記憶を頼りに目的のアパートの前へと到着したが、私の足は立ち止まったまま動けない。心臓が私の身体を強く叩くのがわかる。彼と会えたら、なんて声を掛けよう。ちゃんと笑えるだろうか。
不安を抱えるも、私は深呼吸をし、意を決して部屋横のインターホンを鳴らした。カメラのないインターホンなど、当時のままだった。
ドアノブが倒され、扉の向こうからは20代くらいの男性が現れた。鼓動が一瞬だけ止まったようだった。
「……すみません間違えました」
それもそうだった。何年も前のことだ。彼はもうどこかへ引っ越してしまったのだろう。
どうして考えなかったのだろう。この場所に戻ってきても彼がいる保証などないということを。いや、わかっていたが考えたくなかったのかもしれない。
アパートの家へ戻り、私はベッドの前で力が抜けてしまい、床に崩れ落ちるように座り込んだ。
溢れる涙を制御できない。何度拭っても、溢れかえる。私は片付け切れていない部屋の中、ベッドに顔を埋め、声を大きく吐き出した。
どうするのが正解だったのか、自分でもわからない。ただ思い出の中に囚われている自分が、憎く、悔しく、心が枯れてしまったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 21:03:24
100257文字
会話率:47%
???「早く外に出してよ、約束したじゃない。」
???「ね〜ってば、聞いてんの?」
???「約束したよね?吸っていいの?」
うるさい。もう何日目だろうか、こいつに眠りの邪魔をされるのは、
思い出したくもないし、夢であって欲しい。
こいつと出会ってからろくなことがない。
よくあるおとぎ話や、アニメの世界に憧れていたが、実際に体験すると夢は夢のままであるから
面白く、気高く、幻想を抱けるものなのだと酷く痛感した。
突如として訪れた非日常は、俺の今までの生活を文字通り一変させた。
その時の俺はこの先訪れる自分の未来を何も考えなかった。
その場しのぎで口にした言葉に後悔している。
???「約束破るの?ねえってば!!!」
そろそろ答えないと本当に俺も吸血鬼にされてしまいそうだ、
なぜ俺はあの日こいつを受け入れたんだ、過去の自分を小一時間どころか一日中問い詰めたい。
問い詰めたところで防ぎようがなかったはずだが、そんなことはもうどうでもいいか。
まずはこのうるさいのを何とかしなければ、
寝不足で重たい体を起こして、ベッドに腰掛けるこの吸血鬼に目を向けた。
「わかったってうるさいな、今日もちゃんと外に出れる方法考えるから待ってろ。吸血鬼」
???「吸血鬼って何度名前を言えばわかるの!私はリーベってちゃんとした名前があるんだから!」
「はいはい、わかったわかった。んで、リーベ、お前はお留守番な」
リーベ「そうやってまた一日中外に逃げて何も方法見つかりませんでした〜ってオチでしょ?そろそろ何か方法見つけてこないと血吸うからね?」
「はあ、、、」
リーベ「わかったらさっさと見つけてきなさい、れいが言ったんでしょ?そんなに昼が恋しいなら俺が外を歩けるようにしてやるって」
そう、俺は自分の命が惜しくて出来もしない約束をした。
これは俺がある日出会った、昼に恋焦がれた吸血鬼を助ける?話だ。
無論、助けたいのは自分の命の方だが、こいつから逃げられないうちは死なんて常に隣り合わせだ。
何か手がかりや方法がないか、まずはこいつと出会ったあの日からの出来事を思い出そう。
「わかったから大人しく待ってろ」
そう口にして俺は家を出た。行く宛なんてあるはずないが
とりあえずあの吸血鬼と出会った場所へ足を進めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 02:34:04
1560文字
会話率:19%
いじめを受けていた主人公はある日事件の後、目が覚めた際転生することを告げられる。
生きることを一度は諦めた人間の転生先は荒廃した世界
地球ではないどこか別の銀河の星、名は【アーデライト】
この世界で新たに第二の人生を謳歌するためこの世界を救
う事を考えたり考えなかったり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 12:17:57
2635文字
会話率:77%
「僕は知りたい。この世界がどうなっているのか。」
幼い頃から抱いていた思いを胸に、少年は世界に飛び出していく。
誰もが考えなかった事。考えようとしなかった事の答えを求めて、彼は世界を駆けていく。
行動原理は知識欲。できれば戦いたくはない。
そんな一風変わった男の異世界冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 18:00:00
19770文字
会話率:48%
自殺依存症の斎藤瑞花は、また自殺をしてしまった。
どうしても、瑞花が自殺するのを止めさせたい、大天使アドニスは「次は死ねないようにしちゃいますよ」と言われる。深く考えなかった瑞花は、また生まれ変わると思っていたが、全く知らないところで、
十年前(18歳)の姿で目が覚める。
もう生きる気がないので、さっそく自殺を図るが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 22:10:55
1222文字
会話率:32%
ずっと一緒にいたかった二人が、さよならをする話。それを見守る話。
男子高校生の渡里汐白は、幼い頃から幽霊が見えることに悩まされてきた。
二年生の初夏、春に死んだクラスメイトの少女が、クラスメイトの少年に取り憑いているのを目撃してしまう
。
――彼女はいつも、彼の手の中にあった。傍にいる理由も、傍に置く理由も、考えなかった――
※前編、幕間、後編の全三部を予約投稿済みです。
※この作品は「ノベマ!」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 06:00:00
22861文字
会話率:38%
【コンセプト】
美少女のエージェントとイチャラブしながらミッションをこなし最終的には世界をも救うライトノベル作品です。ジャンルはラブコメあり、異能力バトルあり、ミステリー要素もありの闇鍋ジャンルです。
【あらすじ】
高校生の俺・蒼井翔太郎
は、かつて諜報員の相棒だった。
「ねえ、キミ。口封じで殺されるのと、ボクの相棒《パートナー》になるの、どっちがいい?」
──きっかけはニ年前のクリスマスイヴ、たまたま遭遇した秘密結社同士の抗争現場で、俺は幻想的な美少女・スノウホワイトに運命の選択を迫られた。
「林檎が好きでスノウホワイトとか、なんのキャラ付けだ。秘密結社らしいコードネームは考えなかったのか?」
「むっ、キャラ付けとか野暮なこと言わないの。女の子はいつだってお姫様に憧れてるんだからね?」
諜報員の相棒になった俺は海外留学という名目で世界各地を舞台に極秘の任務を遂行する。
振り返ると得るものより失うものが多い二年間だった。
そして、あの日から半年以上が経ち、気の休まらない日常を送り『ただの一般人』に戻った俺は、とある事情でもう一度だけ裏社会にこの身を投じることになる。
すべては『名前の無い任務』を遂行するために──
※カクヨムでも連載中。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 15:52:37
66389文字
会話率:52%
ある日学校の教室で授業を受けていた主人公。そんな時に突然床が光り出し、異世界に転移してしまう。異世界に行く際、クラスメイトがそれぞれ神に貰った能力は軒並みチートと呼べるものばかりだった。そんな中、主人公が貰った能力といえば………まさかの
畑を耕す能力!? しかしそれでも主人公は諦めず、能力を駆使して数々の困難を乗り越えていく! 出会った人たちと過酷な異世界を生き抜き、主人公を無能だと虐めていたクラスメイト達を倒し、仲直りし、心強い同志としてパーティメンバーに加わる。ヒロイン達の恋の力と、心優しい町の人々の助けもあり、遂に悪の帝王に挑むことになる………! しかし、やはり人類を長い間苦しめてきたこともあり、猛威をふるった末、ヒロイン全員死亡してしまう………! そんな中怒りに狂った主人公が絶望と戦い、奈落から這い上がって全員を生き返らせ、再び宿敵に打ち勝つまでを描く、笑いあり、涙ありの感動異世界ファンタジー!
…………………だったら良かったのになぁ……
(注: ここまでのあらすじは全て嘘です)
あれ? もしかして本気にしちゃいました!? いやぁ…HAHAHAっ! まさかねぇ〜あらすじに本編の結末まで全部書く……なんてある訳ないじゃないですかぁ〜☆
と、こんな感じに少しだけウザいことを自負する自意識過剰系作者である変態太郎が、これを読んだ全ての人間を変態へと変態させるべく、(あれ? 地味に上手くね? あ? そうでもない? ん? スベった? スベっちゃった? うわぁまじかぁ……まぁいいや)お送りする初めての処女作!
………あなた今変なこと考えましたね? 考えたでしょう? 「初めて」って強調したんだから意識したでしょう?
あれ? 考えなかった? まぁ私がこんな事言ってる間、あなたは意識したはずです! 考えましたね!? そういうことにしときましょう!
というわけで! ここまで読めてしまったあなたを讃えて! 断言しましょう!
あなたは変態です!
以上あらすじ! さぁ今からこの作品と共に人類全てを変態へと染め上げよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 16:18:57
66783文字
会話率:59%
とある女の子の日常を描いた話。
幸せってなんだろう。人生のゴールってなんだろう。何のために生きているの?
そんなことを考えたり考えなかったりしながら、今を生きていく。
最終更新:2020-10-10 14:50:36
809文字
会話率:12%