荒野を走るデコトラと、それを駆る『悪役令嬢』……。
デコトラ、それは1970年~2000年頃に存在したという、過剰に装飾されたトラックの総称。
独特の文化や美学の中で進化発展したそれは、まさに陸を走る巨大な輸送船。
ある日、時期王太子妃
としての教育を受けている公爵令嬢のアウレリア・ドラウジネスは、
異世界からやって来た『デコトラ』と出会った。
そのデコトラは言葉を発し、更には様々な能力を持つという。
『彼』との出会いにより彼女の人生は変わってゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 17:13:04
185700文字
会話率:50%
山深き崖にそびえる壮麗なる館、玲瓏館。そこに住むのは黒く艶やかな髪と、透き通る玲瓏たる魔力を纏う少年、エルハルト・フォン・シュバルツベルグ。
今日も彼は、玲瓏館の怪しく灯る魔力に魅せられて、迷い込んだ愚かな子羊どもに――――
――
――ボコられていた
「――――ば、馬鹿な………なんだこの力は……この僕が、こんな下等な種族に………うあああああ」
――――――――
――――
――
「はあ………僕はあと何回この台詞言えばいいんだ………」
「これも仕事ですから」
「だからお前はほとんど仕事してないだろ!!」
くそ雑魚ダンジョンマスターと毒舌銀髪メイドが送る、痛快!わからせ(られ?)コメディ!!
「いつもわからせられてるのはエルハルト様一人だけだけですけどね」
「う、うるせー!!お前は仕事をしろーー!!」
※この作品はカクヨム様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 23:10:00
83872文字
会話率:72%
今日から魔法学園に通う事になった王国第三王子アルバートは、学園に向かう馬車の中で突然と前世の記憶を思い出す。
前世では私立探偵をしていた。
そんな彼は現世では異世界最強の魔法使い。
自分の探偵美学と戦いながら異世界で起こる学園ミステリに立
ち向かうのだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 16:00:00
39799文字
会話率:39%
――西暦20XX年、春。
その日までに、日本の約7割ものが地域が『悪の組織』に支配されていた。
彼らは都市の条例を変え、地域の決まり事を変え、各会社の制度を変え。挙げ句、家族の在り方にまで口を出した。
支配地域での事件・事故の
件数は極端に減り、会社員達の給金は増え、非行に走る若者達にはそれぞれに合った対応が行われ、子供達が安心して生活できる環境も徐々にだが整えられた。
しかしそんな急な改革にも、住民の誰一人として苦情をあげる事はできなかった。
自衛隊をも上回る力で抑えられては、一般人には手の出しようがないのである。
人々は涙し、声にならぬ声を上げていた……。
だがしかし!それに抵抗する者がいた!
支配進行中の地域から、正義のヒーローを名乗る若者達が現れたのである!
果たして彼らと悪の組織との戦いの行方は!
日本の行く末はどうなる!?
――この物語は、悪の組織に入社してまだ間もない青年が、正義の味方と戦いながら日々切磋琢磨し成長していく……そんな何気ない(?)日常を描いたお話である。
【旧タイトル:悪の組織の一怪人】
『2018年10月30日にタイトルの語呂が悪いため変更しました』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 07:00:00
816935文字
会話率:34%
拙作、『悪の組織とその美学』のこぼれ話を書いていく、そんな場所です。
本編に入れなくてもいいかなーみたいな話や、何かの拍子に書きたくなった何かを詰め込んでいくところになります。
よろしくお願いいたします。
最終更新:2024-02-14 07:00:00
16569文字
会話率:37%
欲しい物は奪い、行きたい場所には行き、邪魔する者は排除する。
法律もルールもマナーも気にしない。
自らの美学に則り生きる彼は世界中に名を轟かせる大悪党ナイトメア。
誰にも理解されない孤高の彼に届いた挑戦状。
「ゲームをしませんか?」
心踊らせ挑戦を受けるも簡単に勝利。
あまりの呆気なさに落胆するナイトメアに次なる挑戦が。
「今まで経験した事の無いような体験を補償しますよ」
そして彼は異世界へ。
転生しても改心など一切しない。
悪党の美学に則り異世界でも孤高となる……
はずだったのに何故か彼の周りに人が集まっていく。
※毎日8時頃、12時頃、20時頃の投稿を予定してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 07:01:15
664707文字
会話率:34%
探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。
自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。
のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――そ
の後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。
輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。
市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。
世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。
輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。
『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』
輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。
恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。
「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」
果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。
善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。
何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。
人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。
その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。
※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。
※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。
ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 01:27:55
296633文字
会話率:43%
“テキトーに生きること”を美学に謳う少年の名はレイ・ストーリー。
そんな彼は転生者であり、女神から『絵本の作者』という祝福を授かっていた。
曰く、文章力と画力が優れているとのこと。
そこで彼は考えた。
【Question】
人生の
美学を磨きつつ祝福を1ミリ未満生かす方法は?
【Answer 】
自分の考えた物語を、現実に描く。
てなわけで、現在進行形で物語を描きつつ自身の物語をプレイしていく。
時に作者として物語を傍観プレイ。
時に登場人物Aとして物語に介入プレイ。
時にナレーターとして物語を導きプレイ。
少年はいくつものキャラをテキトーにかつそつなくこなし、いつしか彼の描く物語は、世界の物語となっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:07:58
18105文字
会話率:26%
傲岸不遜にして誰しもの嫌われ者である魔王の息子、キシリオはおっさん勇者と親友だった。その勇者と魔王の死闘の結果は、相打ちだった。
まだわずかに息の残っていた勇者にキシリオはこう告げられる。
「オレの娘を頼んだぜぃ……親友」
その最期の
約束を果たすべく、キシリオは勇者の娘ツェリと出会う。そう告げられた直後に。
キシリオにとっては親の仇の娘。ツェリにとっては親の仇の息子。
そんな関係性を持ちながら、だけどキシリオは任された仕事はこなさなければならない。
魔王の息子という体にして、勇者の心を継いだキシリオは何者になるのか……それは誰もが分かっている。どこに行っても敵だらけのコウモリ野郎だ。
しかし、それでもキシリオは自分の美学を貫く。約束を違えないという唯一の美学を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:04:08
4213文字
会話率:49%
私にはとってもとっても大大大好きな婚約者が…いた。浮気されるまでは。愛し合う2人を邪魔する私は、さながら今人気の悪役令嬢ってことですよね!
ならば殿下。見ていてください。これが史上最高の悪役ですわ!
【season1完】
―――――――――
―
アルファポリス様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 12:00:00
277326文字
会話率:29%
日々、朽ち果ててゆく『廃墟』。いったい、何が、どこがそんなに魅力的なのでしょうか・・・?
最終更新:2024-02-13 22:11:29
671文字
会話率:24%
あの夜はとても疲れていて、精神的におかしくなっていた。
そんなに時こそ、想像力というのは飛躍するものである。
これは彼奴の誕生秘話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
多分、疲れて
いたんですよ。
いや、平常だったのかも知れない。
何せ何時もおかしいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 18:05:10
780文字
会話率:53%
絶賛異世界転生して、友人ポジとして謳歌する訳だけど、私の中の美学(?)として、やらなければならない事がある。
主人公ちゃんと、攻略対象(私の推しとも言う)の応援。
そうしてこの依代への引き継ぎ。
政略結婚相手と友愛関係。
さて、では攻略
対象と交友を深めますかな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
お前も幸せになるんだよ!!
此方からは以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 18:33:00
1561文字
会話率:49%
魔王たるもの、譲れぬ美学がある。
「伝説の勇者が現れる!」
予言者オラクルのお告げを聞いた魔王軍は、来たるその日のために備えを万全にするのだが……?
(連載形式ですが、1話完結型の短編集のようなものです。スキマ時間のひまつぶしにどうぞ)
最終更新:2023-12-02 21:51:44
22922文字
会話率:51%
古くから〈妖神〉を〈守り神〉に持つ『神憑き三家・朝宮家』の〈鬼神〉鈴蘭の寵愛を受ける〈鬼神憑き〉の朝宮雫。
本来ならば外に出ることが許さない雫は、幼き日に出会った女の子との約束を果たすために、『こちらの世界』でも有名な名門校『藤美学園』に入
学する。
〈鬼神憑き〉であるために起きる騒動の中で、雫は約束の女の子とは再開できるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 16:00:00
28880文字
会話率:40%
悪魔ハンター ジークは、凄腕だが殺しの美学にこだわり過ぎるあまり悪魔を殺せないという致命的な弱点を抱えていた。新たにGの悪魔の暗殺依頼を受け、今度こそはと悪魔の必殺を誓うジーク。一方、Gの悪魔 アリアは、ゴキ…Gのイメージアップのため人間界
で活動するYouTuberだった。ゆるふわな悪魔っ娘にジークは翻弄(ほとんど自爆)される中、悪魔とジークの両方を狙う殺し屋も現れて……。——ジークはGの悪魔の暗殺を成功させることができるだろうか(多分無理!)。※Gの表現は控えめですので、安心してお読みいただけます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 13:06:02
3260文字
会話率:42%
誰にでも等しく訪れる死。どうせ死んでしまうのなら、美しくありたいものだ。
友人に囲まれるも、孤独に消えゆくのも。死に様には少なからずその人なりの生き様や美学が映し出されるものである。
最終更新:2023-09-25 06:57:53
3589文字
会話率:34%
どの文化でも何らかの形で必ずある、「死の概念」と「美学」。で、死って何なんだろう。最近ハムレットを読み直したんです。とりあえずシェイクスピア大好き。
内容は特に重くも深くも無いです。主に文学や芸術における死の描写について徒然と。
最終更新:2023-07-29 08:48:49
3879文字
会話率:0%
さかしまでギュスターヴ・モローへの賛美を伴い提唱されたドクトリン
つまり外界に存在する世界よりも絵画に表現される世界の方が優れているという主張を忠実に実行した作品
私の主張は一貫している
芸術家の美学やインスピレーションはそれ自体社会化一般
化しその作品の正否の基準として適応させることはできない
ましてや森鴎外の審美主義などでは不可能だ
私はここに存在する歴史的批評的に分離された理由なき賛美の絶対性を否定する折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-24 20:55:35
2656文字
会話率:2%
僕はクラフトが好きで、そうすると脳が刺激されます。
当時はできませんでしたが、今は自由にやります。
そして、ひねりを加えて!
SFの美学を好む人として、僕はこの世界にSFの武器を与えます!
最終更新:2023-05-15 02:18:02
6439文字
会話率:0%
公爵令嬢の私《わたくし》は、舞踏会に向かう途中、頭の中から誰かに話しかけられる。
"ローズ、舞踏会に行くとあなたは殺人未遂の罪で捕まっちゃうよ"
頭の中の人物に何者か問うと、日本の女子高生、ミツキと名乗った。
どうやらミツキは私に憑依したらしい。
ミツキによると、この世界は乙女ゲームの世界で、私は悪役令嬢なのだとか。
私は舞踏会で婚約破棄を言い渡され、投獄される運命にあるらしい。
私はミツキの助けを借りて、バッドエンドを回避することを決意する。
「ふっ。私が悪役令嬢だと言うのなら、私はその運命に抗ってみせますわ!」
===
『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテストの応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 07:10:30
8766文字
会話率:39%
この世界は特別だ。何せ魔法という存在が当たり前の様に認知されている。魔法技術は大衆へと普及し当然の如く『魔導士』という職業が存在して。魔法なんて神秘があるのだから未だに解き明かされぬ真理も、大きな謎も孕んでいる。そんな特別な世界には特別な
存在が居るものだ。
世界の謎を解き明かす者。世界の謎の鍵を握る者。
世界を滅ぼそうとする者。世界を護ろうとする者。
特別な運命を背負って『主人公』となりえる者が、世界には確かに存在する。
そんな特別な世界の中でも、特に秀でた魔導士達と魔導技術が集まった世界の中心と呼ばれる都市・スターコア。その都市の北部に存在する私立天導学園が物語の舞台だ。特別な世界の特別な部分を煮詰めて濃縮した上澄みをすくい取った様な環境なので当然と言えば当然であろう。十二歳からの六年制、一学年十数人しか存在しない全校生徒百人未満の小さな学園であるにもかかわらず・・・・・・良くも悪くも後に語り継がれるような魔導士の卵ばかり。大衆から恐れられる破滅の魔女。世界の謎、その鍵を握る記憶の無い少女。拭いがたい過去を背負う子供達に、いつか世界を救うような少年。それどころか一度世界を救った少年。或いはかつて世界を脅かし、その贖罪に務める者達。・・・・・・そんな特別な人間達が集う場所。
けれど。この物語の主役は、そういう特別な人間ではない。
特別な世界に、特別な運命を背負った主人公が居るのと同じくらい当たり前に。
特別ではない人間だって数え切れない程存在する。ちょっとした運とコネ、そして妙な巡り合わせから学院に入学した一人の少年、ファルマ。平凡な、とは言わない。特別でない人間がこんな環境に存在する事自体が非凡であるとも言えるから。けれど、少なくとも「世界の謎」やら「正義の在り方」やら「悪の美学」なんてモノを背負えるような器ではないし、その存在が世界の命運を左右するなど決してあり得ない・・・・・・。
この物語はそんなちっぽけな少年が特別な人々と出会い、関わり、振り回され。
時に笑い、時に戦い、時には泣いて、非日常的な日常を生きていく。
滅茶苦茶だが、掛け替えの無い日常を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 07:00:00
487741文字
会話率:40%