ご都合主義のゆるふわ設定。
あらすじ
「こんなブサイクと婚約するのは嫌です」
七歳の第一王子殿下。
何故か赤ちゃんの頃から大人が使う難しい言葉を理解出来ていた私五歳。
第一王子殿下との初顔合わせに登城して、この暴言。
でもこの婚約は
確定してる。
なぜなら。
国境付近に出る魔獣討伐が出来る魔法使いを増やすため、魔力持ち同士の婚姻を進める皮切りとして結ばれた典型的な政略結婚。
魔力持ち同士の子ならば魔力持ちが生まれる可能性が高くなるのではないか、という予測が立てられてそれを実証出来るかどうかという所。
魔力持ちじゃないと魔法使いにはなれないし、魔法使いだけが自然の中にある魔力の溜まる場所で生まれた獣……魔獣を討伐出来るから。そして平民より貴族の方が魔力持ちが多い。という考えから生まれた私と殿下の婚約は必ず婚姻もしなくちゃならないのに。
怒るとか泣くとか、そんな気持ちにはなれなかったけど、でも、ブサイクなんて言う人と婚姻しなくちゃならないなんて、それは嫌だなぁ……。
※主人公は5歳でスタート。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
58861文字
会話率:32%
反乱を起こしたものの思うに任せぬ成り行きに怒るアルペドン王。そして、マグヌスとルルディは森の中の野宿で身体を休めるのだった。
最終更新:2024-05-14 19:40:00
525517文字
会話率:44%
わたしに与えられた人生は、ただただいいなりに働く毎日だった、
いつしか笑う事も怒る事も忘れても、それでも日々は続く、
頑張っても頑張っても、さらなる絶望はやってくる、
優しく生きて被害者になるのが正しいのか、
冷たくとも強く生きるのが正し
いのか、
生きるためなら、飯を食うためなら、
人さらいも犯罪もいとわない奴らは山ほどいる、
それならいっそ・・・
少しレトロな世界のどこかで、
少女は強く生きるための現実に直面し、
社会で仕事をする厳しさを知っていく、
・・・
所々、暴力的な表現と偏見に満ちた考えがあります、
読みづらい部分も多々々あると思います。
(小説と言えるかどうかも怪しいですが、)
稚拙な言葉と未熟な挿絵ではありますが、
見て頂いた方の貴重なお時間の一端を担えれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 19:36:47
143516文字
会話率:79%
「――我が、礎となれ!!」
美しい少女に足蹴にされ命令を強要され、しかも報酬はなし!
通常なら逃げるか怒るかする所……少年にとっては、其れこそが本望だった!?
影を曳き召喚された先は、タイムリープに思えるほど過去の欧州に酷似した世界。
衣
服の形状や透明なガラス窓がある事から、13~14世紀頃だと思われる。
しかし史実にはない、魔法の如き「力」の存在と――魔獣との遭遇!!
汚れた水を飲料水に、石畳を掘って汚物を流す側溝を設置し、お風呂を設備する。
この時代の認識から逸脱し、批判を受けようとも「清潔」を広めたい!
それは全て、後に訪れる黒死病対策であった――。
現代とは違う常識の中、少女に踏んで貰う為にこの国を磨き上げるっ!!
心の癒しカレシーと共に、過去の欧州を旅するちょっと奇天烈な少年の冒険。
異世界転移ファンタジーです!
この作品は「アルファポリス」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 14:21:31
1298281文字
会話率:36%
7歳の時。私、リルフィはとある理由で元いた家を追い出された。
頼れる存在たちの先導のもと、国の端っこの田舎町の孤児院に身を寄せる。
そんなこんなで、かれこれあの日から早10年。
もう少しで18歳。成人で、一人立ちだ。
1人で生きていくた
めの知識も力もずっと勉強してきた。成長した今なら何だってできるよね!
でも、とある者たちの断罪が決まったことで、止まっていた “何か” が動き出す。
公爵家の正当な後継者。
母様の死の真相。
私の、力について。
なんで、こうなるの?
私は普通に、ゆっくり、穏やかに、暮らしたいんです!
あんまりしつこいと私の友達が怒るからね!
***
以前投稿した短編『公爵家に戻れと言われてもお断りいたします』を長編化したものになります。
R15は今後の展開次第ではどうなるか分からないので、一応の保険として付けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:00:00
379246文字
会話率:36%
中規模よりちょっと大きめな教会。
その裏に生け垣に囲まれた孤児院が併設されていて、孤児院の子供達は教会のお仕事を手伝います。
それは結婚式、お葬式。
人生悲喜こもごも色々あります。
さて、今日は一体何が怒るのでしょうか?
最終更新:2024-05-13 17:00:00
42161文字
会話率:19%
私と君、いろいろと違う。
私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。
私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。
私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。
私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。
私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。
私はクラスで発言したことがない。なのに君はたくさん発言している。質問や回答、コメントなどをたくさん。
私は昼休み、だれとも話さず自分の席で本を読んでいる。なのに君は外で遊んだりほかの生徒と話したりしている。
私|+《と》君は違う。何もかもが違う。君が人間ならば私は何?宇宙人?ただの生き物?それとも人工知能?
私|+《と》君。何かと人間。暗い私と明るい君。何の関係もない私|+《と》君。なのになんで君が気になる?君に恋をしているから?君が好きだから?君が有名だから?
私は君が憎い?君を殺したい?君に殺されたい?わからない。でも私は君が気になる。気になってたまらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-13 08:00:00
12247文字
会話率:8%
元辺境伯ドグラス視点
レブロ辺境伯ドグラス・カッセルは突然冤罪を着せられ、国外追放を言い渡された。
荒野に放り出されたドグラスは、生活のため隣国で冒険者になる。
超一流の魔術師でもあるドグラスは圧倒的な実力で周囲を驚かせ、順調な新
生活をスタートさせる。宮廷魔術師にして伯爵令嬢のブリュエットも彼をスカウトしに現れ、順風満帆。
そこにやって来たのは、彼に追放を言い渡した王女エリーサだった。
王女エリーサ視点
父である国王が病に臥せて以降、15歳の王女エリーサは唯一の直系として政務に当たらざるを得なかった。お馬鹿なのに。
幸いな事にエリーサは自分がへっぽこなのは理解していた。なので大臣に言われた通り書類にハンコを押し、大臣案通りに役人を登用し、自分なりに頑張っていた。
だが、大臣の助言通り辺境伯を国外追放したところ、大問題になってしまう。
辺境伯は国防の要だとか、対魔族防衛戦略が瓦解するとか、難しい事を言って怒る貴族達。追放の悪影響は方々に波及し、政治も経済も混乱していく。
困り果てたエリーサは辺境伯を連れ戻す事を決意し、侍女と共に隣国を目指す。
謝れば済むと思い、馬車の中で「ごめんなさい」の練習をしていたエリーサ。
しかし、追放された元辺境伯は既に伯爵令嬢に拾われ、楽しそう。
謝ったのに、帰って来てくれない。
どうしよう……
そうだ、こうなったら色仕掛だっ! ほら、私の方がおっぱい大きいし!
まだ遅くないっ! だぶん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:14:30
269659文字
会話率:34%
私達は“三人交際”なるものをしている。
だから私が何方二人とキスをしようが、全くもって問題では無い。
あぁ、でも、嫉妬する貴方達を見るのが好き。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。滅茶苦茶爛れた関係のR15です。
薄いですが、BLあります。
苦手な方はご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:10:57
829文字
会話率:38%
僕の面倒を見てくれる人は、とてもマメで、頭の回る人だった。けれども懸念点が一つ。
『私、三流出身なんで』これが口癖だった。
なんで、そんなに卑下するんだろう?
『あれね、試し行動』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
小賢しいなぁと私も嗤うと思います。
でも嫌いじゃない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:28:47
1047文字
会話率:43%
ある時の事。親子連れが博物館に来ていた。
親は美術品に興味を持っているようだけど、子供はそうではなかった。
手を振り回し、走り回る。
何で興味もないのに連れ出すのか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
何でも許せる方向けのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 13:49:10
878文字
会話率:30%
あれは、確か中学2年生の春のことだったかな私は、無駄にカッコつける病(中二病)を患ってしまった。
いやぁ本当にあれは、黒歴史だったな。急に『ウラは、知性を使い永久不滅の存在となる花の神アロルフラート』って全校集会の時に校長先生の話を振り切
ってからの校長先生を蹴飛ばしてそんなこと言いだす。まぁ今は中学三年生にもなり中二病の症状はあまり出ないと思ったら大間違いで興奮や怒ると中二病なる災厄の体になりいろんな事件に巻き込まれ(自分が言ったりして)るが個性?が豊かな仲間と一緒に解決する物語である(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:26:46
13134文字
会話率:11%
「ジリリリリ...」と目覚ましが僕の部屋を木霊する。(うるさいなぁ)と思い、眠い目を擦って近くにある時計を止めようと手を伸すと、何かに当たって進行を憚られてしまった。次の瞬間「ッ..!どこ触ってんのよ!?この変っ態が!!」と甲高くてうるさ
い声が響き、僕の頬に「ドガッ!」と鈍い音と激痛が脳と顔に響いた。一瞬で目が覚めた僕は頬をさすりながら、「痛えーな!!朝から何すんだよ!?」と怒ると「『何すんだよ』じゃないよ!こっちは胸触られたってのに!」と顔を真っ赤にしながら怒ってる妹がいた。急に(妹?僕、妹の胸触ったのか?)と何故か冷静になって、そして次に冷や汗が止まらなくなった。(やばい、お母さんに知られたら○される...)と焦った僕は「すいませんでした!」とベッドの上で流れるような土下座をする。すると「ん!」と左手を握手の形にして僕に突き出してきた。『左手で握手する』という行為は、『別れや戦争』を表すというのが一般的なマナーだ。(つまりこいつは、この僕に戦いを挑んでいるという訳か!?)と1人で熱くなった僕は、馬鹿なことに妹の握手に応えた。その瞬間「ママー!お兄ちゃんに胸触られたよ〜」と言いながら階段を降りていった。(オワタ...)と思い、時刻を確認するため時計を見ると「月曜日」と書いてあって僕は「オワタ...」と呟くのだった。
気を取り直して着替えをすることにした。上着を脱ぎ、Yシャツを着る。そしてズボンを履く。最初は制服に対する憧れで楽しく着替えをすることが出来ていたのだが、高校3年生ぐらいになると面倒臭いが勝ってしまう。1番面倒臭いのがネクタイだ。着けるの地味に難しいから好きじゃない。誰だってそう思うだろう?なんて愚痴を溢しつつ着替え終わったので、行きたくないリビングに行く為、僕は自室の扉を開いた。
すると、眩しすぎるくらいに光って奥に草が生い茂っている道が生成された。慌てた僕は転んで尻餅を着き、夢でないか確認するため痛い頬を叩き直す。だけどちゃんと痛かったので夢じゃないことが分かった。てか、分かりきっていた。普通なら「怖い」という気持ちが出てくるはずだが、僕は不思議と好奇心に駆られていた。そして僕はその扉に手を掛けて一歩、足を踏み出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:28:49
2374文字
会話率:32%
6勇者が認定された。だが、A級冒険者グレイト・ゼブラは、知っていた。この世界の勇者は自分だと、そして、6人は本来、悪党であったり、自分が得るはずだった最強の聖剣の持ち主はモブだということを知っていた。彼は、転生者でここが生前読んだ小説の世界
だと子供の頃からから知っていたからだ。6人も転生者は、原作の知識を使って、成り上がり、あるいは人生を改変していたのだ。結果として、名誉も、地位も、聖剣等も、ハーレムも、富も奪われたグレイトは、しかし、彼は怒るより、「勇者の力使って、楽に生活できてラッキーでは?」と気の合った仲間とともに、冒険者稼業を、将来のささやかな地位、財産、富、幸せを夢見て生活していた。しかし、6勇者に成り上がってしまった6人の方は・・・。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 13:11:14
44407文字
会話率:51%
単純で素直な性格の真田唯は、自身が神と崇めるハイスペ超絶美少年の小早川と付き合う事になった。浮かれまくる唯だったが、小早川には歴代彼女が何かしらの被害に遭っているという噂があった。
【登場人物】
真田唯
高等部2年。スラリとした長身に
癖毛の茶髪ボブショートと色素が薄い茶色の目が特徴。素直で大らかで細かい事を気にしない。乙女座A型。
小早川春翔
高等部3年生。光に包まれていると錯覚する程の美少年。爽やかな優等生で成績優秀、元サッカー部のエース。獅子座A型。
小早川夏輝
高校1年生。春翔の弟。ふくよかで綺麗な瞳の可愛らしい顔の少年。成績は実技科目以外は非常に優秀。誠実で優しいが少し気弱。獅子座A型。
小早川小夜
陽翔と夏輝の従姉妹で高等部1年。華やかかつ清楚な美少女。優しく光る花のオーラを持つ。無表情で無口だが賢く思いやりがある。牡羊座O型。
千歳アメリ
唯の親友。柔らかい雰囲気の可愛らしい少女。素直で思った事がわりと顔に出やすい。穏やかで優しく力持ち。怒ると怖い。天秤座AB型。
目賀音々
唯の親友。神経質で口は悪いが義理堅く友情に厚い。色白で細く、どこにでも居そうな顔立ち。成績は実技以外は非常に優秀。魚座B型。
『小早川君ファンクラブ』
土屋佳凛
二代目会長兼四天王。透明感のあるモデル系美少女。高飛車で意味不明な行動をするが努力家で面倒見は良い。牡牛座A型。
水川汐里
二代目副会長兼四天王。やや褐色肌で抜群のスタイルのゴージャス美少女。表裏が無く大らかで包容力がある。成績は優秀。蠍座AB型。
鈴木紫
小早川君ファンクラブ二代目書紀兼四天王。小柄で円らな瞳の中性的な美少女。強情で抜けた所はあるがマメで気が利いて義理堅い。獅子座B型。
田中楓
初代会長。抜群のスタイルと化物じみた運動神経とカリスマ性を持つ美女。美しき戦車と呼ばれた。成績は実技は非常に優秀。水瓶座O型。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:00:21
44893文字
会話率:65%
野生のモンスターはいても、魔王だとか巨悪の存在しない安寧の世界がそこにあった。
その都市(シティーリア)大陸の辺境にある小さな村アル・ツァーイの、更にその一角に兄弟が住んでいる。彼らは早くして天災により両親を亡くしており、天災を &qu
ot;引き起こした" 何者かへの復讐を誓って日々鍛錬を積んでいた。
________ところが、それは突然のことだった。
「お兄ちゃん、何それ?!」
妹メイアの悲鳴と共に、兄グラナードは暗黒の中に引き摺り込まれ、異邦の地____闇の世界に飛ばされてしまう!
そこで彼は、生まれつきに宿す謎の力と向き合い、元の世界へ帰らんと奮い立つ。
一方、取り残された妹は兄の喪失に半ば絶望するも、多くの協力の甲斐あって兄奪還の為奮い立つ。
「_________俺は、怒ると怖いぜ」
これは、不運にも苦難の道を歩むことを強いられてしまった兄妹の話。何を得て何を失うのか。過去現在未来と、何が襲いかかってくるのか。
勇者がいたとしたら、何を以って勇者とするのかと。
そう訪ねるがごとくして、激動待ち受ける新たな世界へと兄妹の旅が始まる!
*遅筆などの理由につき投稿頻度が最近遅めですがご了承ください!
*感想や評価など、なんでも良いのでいただけると大変励みになります!
*こちらのリメイク前の作品が二章の途中まで公開されておりますので、内容をざっくりお知りになりたい方は私の投稿作品欄からご覧になってください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:00:00
32596文字
会話率:44%
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。
父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば
多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。
多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。
オースティン伯爵の健康状態を考慮して半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。
それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。
※ この作品は他サイトでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 08:00:00
119859文字
会話率:42%
私はこんな時怒ったり悲しんだりすべきなのかしら。
知っている?泣くのも怒るのも、とっても疲れてしまうのよ?
最終更新:2024-04-05 16:18:54
4378文字
会話率:8%
部下を叱った男は相手の心を傷つけたとして「叱責傷害罪」で逮捕された。
「怒る人」は新しい法律で犯罪者となった世の中に。
最終更新:2024-03-24 06:43:42
3812文字
会話率:55%
追い出された。三年間働いた屋敷を。
好色な旦那様に一方的に迫られた挙句、その奥方に「この泥棒猫!」とビンタされる始末。庇ってくれる同僚も居ない。恥ずかしい程陳腐な幕引きだった。
「いやそんなことよりも」
怒るより、悲しむより、明
日のごはんの方が大事な私は身の安全と新たな職場を求めて適当に選んだ遠くの小さな田舎町へと移住することに。
就職活動の末、紹介されたのは「先生」と呼ばれる魔法使いの家。
出会ったのは無口で偏屈な白髪のオジサマ!自己紹介もさせてもらえないまま、家政婦業がスタート。大丈夫?私の名前知ってる?
「余計なこと」を嫌う気難しい先生に要らぬ干渉をしたら即解雇間違いなし。好条件の職場を何としても死守したい私は先生の観察を始めた。取扱い厳重注意な先生だったのだが…。
「あ!食べた食べた!」
物陰からこっそり観察していると、気難しい先生が可愛く見えてこないこともないかもしれない。
緊迫した生活は、いつの間にかホンワカ先生観察生活へと展開していく。
そんな中、元雇用主が異常な執着を見せ私を連れ戻す計画を進めていたり、よその面倒くさい魔法使いが絡んできたり。
頼むから、平穏に暮らさせて!先生が嫌がるでしょうが!!
☆クーデレイケオジ魔法使いと前向きお気楽家政婦が、生活にカットインしてくる色んなことを魔法を使ったり使わなかったりして乗り越えつつ、お互いへの気持ちを育む恋愛ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 07:05:02
196430文字
会話率:40%
日がな一日惰眠を貪っては、侵略してくる人間たちをたまに返り討ちにする。
そんな暇を持て余す生活を送っていた魔王レガリオ。
彼はある日、人間の王子に苦しめられるお姫様に一目惚れをする。
彼女の救出を決意した魔王は、フル装備で人間の国へ
の侵略を試みるが、魔力の込められた魔道具はどこにも見当たらない。
側近に尋いてみると、知らないうちに人間の探検家や考古学者とかいう連中にすべて持って行かれてしまったとのこと。
おのれ人間め! と己の監督の不行き届きを棚に上げて怒るレガリオ。
だが、側近曰くひとつだけ残っていた。
それは側近が日頃からゴム手袋よろしく水仕事をするのに使っていた魔手套ただひとつ。
あまりに紙装甲。おまけに怠惰さゆえ魔導書で魔法の勉強をしてこなかったレガリオにできるのは、空を飛ぶことと体内の魔力をビームにして放出する脳筋すぎる力技のみ。
レガリオは安全にお姫様を助け出すため、囮役、つまり仲間という名の人柱を召集することにした。
そして集まったのは、ゾンビの少年。ゴリラ。隻眼のオーガ。ゴブリンキング。そして超苦手な駄犬、ケルベロス。
力を合わせて人間の兵士たちを撃破していく彼らだが、ついに人間の域を越える力を持つ敵に遭遇することになる。
それはレガリオが奪われた魔道具を保有する人間たち、すなわち魔法が使える人間たち。
予想外の猛威を振るう彼ら。
対するこちらは、せこい奇策と姑息な手、そして脳筋ビーム。
次々と撃破していくレガリオは、ついにお姫様と出会う。
デップーみたいな作品に憧れて書きました。洋画風罵り言葉(カーシングワード)がてんこ盛りとなっとります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:06:25
126628文字
会話率:35%
長い旅を終え無事に魔王討伐の旅から帰ってきた勇者一行。
しかし、勇者は周りに結婚を約束した人しか居ないことに気付く。
これはそんな勇者が失った青春を取り戻す為に奮闘する物語……ではなくクソボケな勇者を巡って怒る大惨事世界大戦である
最終更新:2024-02-25 21:45:10
3470文字
会話率:33%