地球が異世界と融合して同時期に現れた魔王に世界は危機にあった。人類は異世界の勇者と協力して魔王討伐を目指した。
あれから三年が経過して冒険者達は次々と魔王に敗れていった。
そこで政府は高校生を集め冒険者として覚醒させ冒険者と共に魔王討伐に向
かわせる政策に方針を変えた。
男子高校生の英太は一クラス全員で冒険者覚醒儀式を受けた。ギルド教会で儀式が開始されるなか、英太が惚れていた三人の女子がスカウトに来たイケメン勇者に取られ、自分は冒険者覚醒儀式によって可愛らしい六歳児の幼女に性転換してしまった。
儀式によってまれにTSするらしい。
不本意ながらオールレベル1 の幼女になった英太をスカウトする冒険者は一人もいないかと思えた。
一人だけ選ばれず好きな女子も勇者に奪われ、失意にさいなまれていた幼女英太に手を差し伸べる冒険者がいた。
勇者と引けを取らない実力と美貌を誇る白銀の聖女パラル。
彼女が英太の手を握ると優しく微笑み『サタンちゃま』と呼んだ。
どうやら幼女姿の英太の職業は悪魔王サタンらしい。正体知っていた聖女さまはサタンちゃまを冒険者のパートナーに選んだ。
戸惑いながら聖女さまに選ばれたサタンちゃまは内心ホットしていた。
しかし、聖女さまの肩にかけられていた鞄の中には、かまされたら最後。絶対服従の首輪が入っていた。
『サタンちゃまをあたくしの犬に出来れば、あのクソムカつく勇者をだし抜ける』と聖女さまはほくそ笑む。
そう、世間の評判とは裏腹に彼女は腹黒聖女さまだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 02:29:47
978595文字
会話率:49%
対魔戦闘員養育所である富嶽には、徹底して守るべき三原則があった。
第一原則、酋長の指令は絶対的である。
第二原則、第一原則に反しない限り、富嶽総員に危害を加えてはならない。
第三原則、第一原則第二原則に反しない限り、自身を守らなければならな
い。
そして、この絶対服従令とも言うべき第一原則により、酋長は第二原則を犯してよい者を指定した。
それを処刑刀という。
罪を犯した者、仲間を危機的状況に晒し出す者、内通者、嫌疑の掛かる者、気が合わない者、殺したい者。
酋長の判断を仰ぐ前に、己の意思を以て処断を下すことができる。
名もなき少年は、心の準備も整わないまま富嶽に迎えられ、処刑刀の任を司るよう絶対服従令を授かった。名を問われ、大昔に母が「坊や」と言っていたことを思い出し、自らを坊と称するほど何もない少年だというのに。
富嶽の改革には処刑刀が必要だ。
富嶽に在籍する処刑刀はただの一振り。
彼は全ての重責を、たった独りで背負うことになった。
※仲間はすべて処刑刀に好意的です。それぞれの愛の形があります。
※残酷描写あり、ご注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 21:00:00
24226文字
会話率:33%
海上およそ20メートル。船の甲板に座り込み、ぶら下がる干物を眺めながら、私は大きく息を吐いた。
あれらは何なのか……。言わば海へ捧げる供物だったのか。大きな計画の際の安全祈願のようなものか。
知るには神に直接会って訊ねるほかない。必
ずそうしよう。必ず……。
『君たちには今から深海へ行ってもらうよ』
これは比喩でもなんでもない。今、俺たちがいるのは海に浮かぶ船の上。潜水服の中。
そしてこれも比喩ではない。社長のお言葉には絶対服従。神と思えが、わが社の社訓。
就職難の昨今。むろん、選り好みしなければ就職そのものはできるかもしれないが、それも新卒ならの話。俺のように大した経歴もなく、ブラック企業から逃げ出した男を正社員で雇うところは中々ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 11:00:00
3100文字
会話率:73%
〝冷血〟と恐れられる最強の賢者エサミアは、邪神討伐に成功した直後、勇者フレクらに裏切られ、冤罪で処刑されてしまう。
が、名もなき孤児に転生し、辛くも復活したエサミアは、魔法の再修業をしつつ、禁断のキメラ改造によって絶対服従の下僕を生成し、
復讐に乗り出す。
己以外を一切拒絶するエサミアは、その徹底的な冷血さとあらゆる奸計により、裏切者どもを粛清し、刃向かう者どもを皆殺し、やがて星をも破滅へと導いていく――。
※ろくでなしと変態がよく出てくる、暗黒ファンタジー。
※主人公は自己中な無表情キャラで、倫理観はほぼゼロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 01:09:18
209534文字
会話率:19%
孤児院育ちのファティアはある日『聖女の力』に目覚めた。
その力を買われ、ザヤード子爵家に引き取られたのだが──義妹のロレッタに母の形見であるペンダントを奪われたそのときから、『聖女の力』が何故か発動しなくなる。
(どうして聖女の力が……?
けれど何よりも、母の形見だけは取り返さなきゃ……!)
そしてその日を境に、何故か義妹のロレッタが『聖女の力』に目覚めた。
それからファティアは『元聖女』としてロレッタから虐げられる日々。ペンダントを返してほしければ、土下座で頼むよう強要され、絶対服従を強いられ──結局、ペンダントは返ってくることなく、挙句ファティアは家を追い出されてしまう。
絶望に打ちひしがれる中、ファティアは生きていくために独り歩き続け、レアルという街で男たちに襲われかけたところ、ライオネルという青年の魔法によって救われる。
「ファティアは聖女の力が無くなってないよ。修行すれば使えるようになると思うから俺の弟子にならない?」
──呪われた『元天才魔術師』のライオネルにそう言われ、ファティアは師弟として、同居生活をスタートさせる。
そんな中、ファティアが『聖女の力』が発動しなくなったのは有り余る魔力のせいだと指摘され──その魔力と干渉すれば、ライオネルのとある呪いも解けるかもしれないという。
しかし、魔力の干渉は、触れ合うことが絶対条件だった。
「手を握っててくれる?」「……はい! 分かりました!」
「魔力にもっと干渉するには粘膜の接触が」「粘膜の接触……!?」
修行や仮説を証明するために触れ合う二人は、お互いの優しい心にも触れ、どんどんと惹かれ合っていく一方で、ロレッタの『聖女の力』は少しずつ弱まっていき──。
これは『元聖女』と言われたファティアが聖女の力を再び自分のものとし、『元天才魔術師』のライオネルに溺愛され幸せになる、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 06:00:00
104400文字
会話率:41%
平凡な女子高校生、鈴原朱莉(すずはらあかり)は自分のことを陰で嘲笑い、朱莉のイジメを指示していた志摩絢香(しまじゅんか)と異世界に召喚され、絢香は勇者に任命されて聖剣を渡された。
しかし、今まで真面目に生きてきた朱莉は、自分をイジメるように
取り巻きに指示を出していた癖に自分の前ではさも友達であるかのように振舞っていた絢香が勇者に任命されたことが悔しくて、絢香を殺してしまった。
勇者になった絢香を殺した代償に世界中の人々から敵だと思われてしまう呪い「不信世界」を受けるはずが、未発見スキルである<呪詛転換>によってスキル<絶対服従>を入手してしまう。
自分に呪いが効かないことが分かった朱莉は、世界中の呪いを自分のスキルに換え、いずれは勇者が召喚される原因となった厄災、呪詛王ヴァーダンを倒すことを目標に旅…、失敬、逃避行を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 20:23:50
2251文字
会話率:24%
「お前は私と一緒に地球征服するのよ」
流れ星に導かれた少年が出会ったのは、地球征服を目論む宇宙人だった!
しかも美少女アンドロイドにTSしたせいで彼女の命令に絶対服従。ただ何やら彼女にも事情があるようで――
ちびっこドS宇宙人とTSアン
ドロイドが織りなす日常系SFコメディー、ここに開幕っ。
※この物語はフィクションです。実在の団体・個人とは一切関係ありません。
※カクヨム、ハーメルンでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 12:04:11
37603文字
会話率:30%
俺は白煙の中から登場する。カプセルと呼ばれる両端が半球状の小さな円筒形の密閉容器を誰かが地面に叩きつけて、割る。そして爆発音と共に白煙が巻き起こり、鏡面仕上げのプレートアーマーの魔法剣士——つまり俺が現れる。
カプセルが割られてから俺が消え
るまでの三分間、俺は適当に暴れまわる。基本的にはカプセルを割った人物の指示に従うが、絶対服従ではない。
三分間暴れて消えて、次に目覚めるまでの間、俺は時々夢を見る。かつて俺が勇者と呼ばれた世界からの仲間たちの呼びかけ。この世界の女神というかゲームマスターとの対話。ゲームマスターによるとこの世界の調整に協力してくれとのことなのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 16:00:00
41601文字
会話率:39%
令呪とは「Fate」シリーズにおいて、召喚した英霊(サーヴァント)に絶対服従させる命令の様なものです。
また、この令呪は一時的に英霊の能力を飛躍的に上げたり、物理法則を無視したもの(例えば、どんな遠い所に英霊が居ても、令呪を使えば一瞬で引き
寄せられる等)も可能だったと記憶しています (ᐢ ᵕ ᐢ)。
本作は、その令呪を私が持っていたならと仮定した、架空のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 04:08:06
1188文字
会話率:6%
※冒頭で、歴史が出てきますが、フィクションです。予めご了承した上で、お楽しみください。
私立飛鳥高校に通うまどかは、成績も中途半端で、夢も特になし。ずば抜けた特技もない。容姿は、少し可愛い程度。そんな彼女は、高校2年生で、勉強よりも恋愛に
夢中なごく普通な女子高生であった。
そんな中、まどかは彼氏をゲットし、充実した生活を満喫できるかと思いきや、彼氏を奪われてしまう。
彼氏を奪い返そうと、必死になるも、元カレは気持ちがない様子……。
連絡も途絶え、そんな中途半端な気持ちを整理したいという思いもあり、会おうとするが会ってくれない。
まどかは、手段として、その高校に存在するあるシステムを利用する。
それは、DED(Dog Eats Dog)という下剋上勝負ができるシステムがあった。
簡単な話、それに勝利して奪い返すということである。
物質的なものであれば、つり合いがとれるものを互いに提示し、勝利すれば求めているものがもらえる。
抽象的なものは、そうはいかない。
そのシステムでは、恋愛は以下のように定義されている。
当校の恋愛は、愛を持って、上下関係で成り立ち、どちらかが優位な方が、下位の命ある生を管理し、互いが合意の上、契約するものとし、契約書は、存在しない。第三者が介入された場合は、誠意をもって対処すること。
その定義に則って、恋愛をDEDで賭けるのはできる。
もし、負けた場合は、「上下関係」を欲すとみなされる為、「絶対服従」で成り立つ関係を提供しなければならない。
勝利した側は、近寄らないことも命令できるし、死を命ずることもできる。
まどかは、DEDで元カレを奪い返そうとする。
しかし、これは学校側の企みが存在していた。勝負が進行するにつれて、それが明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 16:27:49
1169文字
会話率:0%
東京都新宿区。
欲望渦巻くこの街には悪魔達が蠢く。
悪魔は人間と契約し悪事を働く。
悪魔と契約した人間、《悪魔憑き》は感情と自らの血液と引き換えに、悪魔は悪魔憑きに力を与える。
その力を使い悪魔憑きは、《地獄の玉座》に悪行を示し、地獄の玉座
を自分の物にする事を目的とする。
地獄の玉座を手にした悪魔は、ほかの悪魔を絶対服従することができ、悪魔憑きは人間界の理を変える事が出来る。
「なぁ、お前の望みはなんだ?」
契約をせず、気がついた時には悪魔憑きとなっていた引きこもり少年。太宰明乃。
「私があなたを愛してあげる」
誰かに愛されたくて悪魔憑きとなった地雷系少女。可愛紗良。
「お望みのままに、貴方へ尽くします」
悪魔憑きから人々を守る為に、悪魔憑きになったホスト。志食太郎。
これは地獄のような心理状態の彼等が織り成す青春の物語。
この作品はNolaノベル(https://story.nola-novel.com/novel/N-aa1245bc-74cd-48fe-97d0-1d93c4a804ef)にも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 07:18:04
28376文字
会話率:22%
魔王が死んだ世界で元勇者パーティの一員であった少年・リドザは、自分の生まれ育った町に戻ったことに嫌気がさして別世界へ行く魔法を使う。魔法の効力が切れたその時、目覚めるとニホンという国の二階堂家の末っ子として生まれていた。厳格な父と、父に絶対
服従の家族。前の世界と比べればイージーモード?まずはもっと快適に過ごせる日常作りから!家族と友達とライバルと。色んな人間との関係が織りなす日常ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 13:34:56
1460文字
会話率:57%
ゴルドニア王国に住む治癒術師の少女リースは、行き倒れの青年アレクを拾った。
彼は体内の魔力を失い、やがて死に至る不治の病、ラングロワ病の患者であった。
半ば自暴自棄になっている彼をなだめ、リースは彼に治療を受けるよう説得した。
「わたしなら
、きっと治せる」
亡くなった父が遺してくれた治癒魔法を、自分が完璧に使いこなせるようになれば彼を救えると、リースは信じていた。
一方のアレクも、彼女の魔法の可能性を理解していた。
そして彼は、リースが【グリミナ】であることにも気付いた。
それは叛徒の一族を指す蔑称であり、王家に連なる人々が操る隷従魔法の力で、彼らに絶対服従を強いられる奴隷に堕とされる恐れがあった。
「絶対に、俺が守ってみせる」
そう決意したアレクが護衛を申し出たのを受けて、リースは彼に自分と一緒に戦って欲しいとお願いする。
グリミナのように、王様から見捨てられた人々を救うために。
そうして共に戦い過ごすうち、二人の間には確かな絆が芽生え、やがて互いを意識するようになっていく……
果たしてリースは奴隷にされることを回避し、ラングロワ病を克服できるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 14:24:11
260558文字
会話率:28%
子どもの頃から俺にアプローチを続けてきた彼女、鬼門緋雪(きもんひゆき)ちゃん。
見た目は抜群にいいんだが、いかんせん彼女の実家の家業は黒いも黒い。真っ黒だ。
追い込まれた女性の春の売買の斡旋、高利貸し、野郎の人身売買となんでもござれ。
そんな家を継ぐことになるなんて、俺はごめんだ。
だから彼女に他の男をけしかけて、離れる作戦を実行した............わけなんだが。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 17:00:00
9224文字
会話率:43%
太古の昔に小島に封印された最強最古の魔王。
封印されたクリスタルの前に現れたのは呪術師であるノロイだった。
ノロイは呪術具である美少女人形に魔王の魂を移すことに成功した。
目覚めた魔王は世界征服をしようとするが、呪術具の呪いで主人の命令に絶
対服従だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 22:05:47
147102文字
会話率:66%
32歳保育士が異世界転生!?
神から授かった恩恵は児童操作。児童は俺に絶対服従!!
児童が大人として扱われるこの世界で俺は無双状態で俺の言葉に耳を傾けない人間はいない!
だけど、俺を縛る制約が…それは異世界にきっかけになったラジオ体操だ。毎
朝7時にラジオ体操をやらなきゃ1日能力が使えないってどういうことだよ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 02:36:57
855文字
会話率:37%
病弱な身体が災いして24という若さで死んでしまった主人公伊吹直人は、アルカナドールという特異の存在として異世界に転生する。固有の異能、豊富な魔力、高い身体能力と様々なチート能力がある反面、アルカナカードを持つ人間に絶対服従という制約があった
。さらに肉体は誰がどう見ても幼女で、性別すらも変わってしまっていた。右も左も分からない異世界で、伊吹直人は幼女ドール『イオ』としてマスターである美少女魔法使いウルリカ・リーズメイデンと共に旅に出る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 21:05:53
352184文字
会話率:46%
精霊の私は、幼い頃に人間の少年ライトに捕らえられた。
それからというもの彼への絶対服従を貫いてきた私。私を縛るのは、契約で築かれた仮初の絆。
しかしある日突然目の前に妖精の少年が現れて言った。
「アンジュ、僕についておいで。僕と一緒に生きて
ほしいんだ」
そうして私は妖精ディープと逃げることを決た。
しかし数年後、私たちの暮らす森に彼が現れる……。
「お前を迎えに来たぞ」
※この作品は、『設定投げて! 企画』参加作品です。咲月そら様が投げてくださった設定を使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 12:00:00
9523文字
会話率:30%
気がついたら公爵令嬢に転生していた私・ティアベルを溺愛するお父様からの六歳の誕生日プレゼントが、獣人の黒髪美少年だった。え?なんで?
黒髪美少年・アルトバロンと主従契約を結んだ瞬間、彼がヒロインの攻略対象者で、自分は彼に暗殺される側の悪役令
嬢だと思い出したけれど、彼にトラウマを植え付けなければ暗殺されたりしないよね?
ということで、事故ってうなじを噛まれたけど獣人の求婚とは見なさずに婚約破棄して、暗い感情に囚われないように褒めて褒めて褒めまくって、いつでも穏便に主従契約を切ってもらえるように十年間も頑張った。
頑張った、のに! 絶世の美貌を持つ青年に育ったアルトバロンの様子がおかしい。
「我が君。僕はあなたを、あ――」「暗殺はんたぁぁあいっ!」
どうしてすぐに二人きりになろうとしてくる!? なぜ背後をとろうとする!? こら、壁に追い詰めるな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 00:08:20
121574文字
会話率:34%
傲岸不遜な魔術師エイザークは、ギルドで出会った女から猛烈アプローチを受け上級冒険者パーティーに加入した。
だが低位魔術すら使えないことがすぐに露呈し、あっさり灼熱の火山へ置き去りにされてしまう。
人々から【二枚舌】などと罵られるエイザー
クだが、実は火耐性を持つ伝承の火竜すら燃やし尽くす超高位魔術の使い手だったのだ。
その後自身を追放した女に絶対服従の魔術を施し、無理矢理に弟子としてしまったエイザーク。
女のアイデンティティである魔術をあえて指導し、屈辱を与えてやることに。
相容れない師弟はやがて、破天荒な伝説を次々と生み出し世界を震撼させていくことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 01:43:45
155776文字
会話率:35%