地球が異世界と融合して同時期に現れた魔王に世界は危機にあった。人類は異世界の勇者と協力して魔王討伐を目指した。
あれから三年が経過して冒険者達は次々と魔王に敗れていった。
そこで政府は高校生を集め冒険者として覚醒させ冒険者と共に魔王討伐に向
かわせる政策に方針を変えた。
男子高校生の英太は一クラス全員で冒険者覚醒儀式を受けた。ギルド教会で儀式が開始されるなか、英太が惚れていた三人の女子がスカウトに来たイケメン勇者に取られ、自分は冒険者覚醒儀式によって可愛らしい六歳児の幼女に性転換してしまった。
儀式によってまれにTSするらしい。
不本意ながらオールレベル1 の幼女になった英太をスカウトする冒険者は一人もいないかと思えた。
一人だけ選ばれず好きな女子も勇者に奪われ、失意にさいなまれていた幼女英太に手を差し伸べる冒険者がいた。
勇者と引けを取らない実力と美貌を誇る白銀の聖女パラル。
彼女が英太の手を握ると優しく微笑み『サタンちゃま』と呼んだ。
どうやら幼女姿の英太の職業は悪魔王サタンらしい。正体知っていた聖女さまはサタンちゃまを冒険者のパートナーに選んだ。
戸惑いながら聖女さまに選ばれたサタンちゃまは内心ホットしていた。
しかし、聖女さまの肩にかけられていた鞄の中には、かまされたら最後。絶対服従の首輪が入っていた。
『サタンちゃまをあたくしの犬に出来れば、あのクソムカつく勇者をだし抜ける』と聖女さまはほくそ笑む。
そう、世間の評判とは裏腹に彼女は腹黒聖女さまだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:06:37
1633804文字
会話率:53%
科学が進化した現代社会……、だが、同時に「科学では解明できないこと」も、多々存在している。
世界各地に突然「ダンジョン」と呼ばれる不可思議な建造物が現れ、そこからもたらされる資源が、人類の生活を二段階も三段階も豊かにした。
ただし、それは
「資源の奪い合い」「命懸けでダンジョン探索に挑み、死ぬ者達」という要素も含まれ、
あまりに多い死者数のため、各国はダンジョン探索を行う「探索者(ハンター)制度」を設け、
資格を所持している者のみ、今現在はダンジョン探索を行えるシステムとなっていた。
同時に、世間では「ダンジョン内には、何でも願いを叶えてくれる『悪魔』が存在する」という、
眉唾モノの噂が流れていた。
主人公「久遠 彼方」は、ダンジョン内を探索し、魔物を倒し、鉱石や貴重な資源を獲得する「探索者(ハンター)」になるために、探索者養成学校「鹿鳴館学園」に進学し、一年が経過したものの……。
Eクラスの、しかも進級ギリギリの劣等生だった。
そんな中、学園の試験中、低階層を探索中に、「深層の魔物が突然出現する」という、
稀に見るトラブルが起こってしまい……、
憧れである「七瀬 小夜」が、彼方をかばって亡くなってしまう。
自分の弱さに後悔してもし尽くせない中、
命を落とそうとする寸前、ダンジョン内にも関わらず、目の前に一人の少女「マリア」が現れ……。
「ね、彼方が心から望むなら、時間を戻してあげる♪」
と、文字通り「悪魔の誘惑」をされてしまう。
そして、「死」を目前として、否応なしに悪魔との契約を強制された主人公は、
「絶対服従」を条件に、自身が死ぬはずだった一か月前に、時間を戻されてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 11:04:43
87100文字
会話率:21%
『転生先は魔王の隣でした。』 あらすじ
ブラック企業で命を落とした28歳の社畜・**中村悠斗(なかむらゆうと)**は、死後、神により異世界へ転生させられる。与えられた能力は、一日一回だけ絶対の力を持つ「絶対服従の言霊(ことだま)」。発した
言葉が現実になるという強力な力だった。
目覚めた異世界で彼を迎えたのは、ツノを持つ銀髪の少女魔王・アリシア。なぜか彼女の側近に任命され、彼は魔王軍の「総務課課長」として、スライムやエルフ、魔族たちと共に働き始める。
そんな中、魔王軍を内側から腐らせていた反乱分子の元将軍ザドロクが暗躍。仲間であるピクシー族の少女ティリル、武骨な獣人の副官クラト、冷静な魔導師の女性ユリシアと力を合わせ、悠斗は“言霊”の力でザドロクを撃退する。
しかしそれは、神界の怒りを買うこととなる。
「神の秩序に背いた者」として、神界の刺客が魔王アリシアを襲撃。
その一撃から悠斗をかばい、ティリルが致命傷を負ってしまう。
仲間を救いたいという強い想いが、言霊の力を進化させる。
それは、“共鳴の言霊”――仲間たちの感情と共に力を増す能力だった。
ティリルの命を救い、襲撃者を退けたが、神々の本格的な排除が始まってしまう。
神と戦うため、悠斗はさらに深淵の力――第三の言霊「創造の言霊」を手にする。
この言霊は、世界に存在しないものを“創り出す”力を持つが、代償は“自らの存在”――使えば、仲間たちの記憶から自分が消えてしまう。
すべてを懸けて、彼は“神を殺せる剣”=《抗神の刃》を創造する。
そして、神界へ。
神々の使徒を斬り伏せる一方、彼の存在は仲間たちの記憶から薄れ、やがて完全に“消える”。
だが――物語は終わらない。
記憶を失っても、心の奥に残る“言葉”と“想い”が、仲間たちを再び動かす。
そして、“言霊の記憶”が新たな扉を開けるとき、
最後の戦い――神々の根源と、世界の理そのものに挑む決意が芽生える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:53:08
11465文字
会話率:31%
2055年、世界はフェミニスト型巨人によって再編されていた。彼女たちはかつての人間とは異なり、圧倒的な力と知性を持ち、男性優位の歴史を粉砕した。そして新たに築かれた「ネオ・女性の人権国家」は、女性を至上の存在とし、肉体の性別がすべてを決定づ
ける社会を生み出していた。
かつての国家はほぼすべて陥落し、唯一、日本だけがその均衡を保っていた。だが、それも形式的なものでしかなく、日本の社会構造は女性優位へと完全にシフトしていた。男性は人権を得るために毎月2リットルの穢れた血を抜かれる義務を負わされ、女性はあらゆる特権を享受する。飲食店「ネオ牛角」においてさえ、女性は半額で食事を楽しめる一方で、男性は彼女たちのために支払わねばならなかった。
ナオコ・ブラッドリーは、この世界の中で最も宙ぶらりんな存在だった。彼女は肉体的には女性だったが、心は男性として生きていた。しかし、この社会では肉体の性が絶対であり、ジェンダーアイデンティティなど存在しないものとされていた。
ギロッポンのタワーマンション254階の自宅で、ナオコは男の奴隷「ギガデーモン」の背に跨りながら考えていた。男の奴隷は全員、脳が改造され、絶対服従するようプログラムされている。しかし、ナオコの前にひざまずくギガデーモンはかつて「ナカイ」として知られたスターだった。彼はかつての栄光を失い、今や従順な存在となっていた。
「世界を変えよう」
ナオコは静かに語りかけた。ギガデーモンは一瞬動きを止め、やがてその目から一筋の涙がこぼれ落ちた。プログラムされたはずの彼の心が揺らいだ瞬間だった。
ナオコは決起した。男の人権を取り戻すために。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-16 00:41:39
2059文字
会話率:34%
異世界に召喚され、魔王に「お前は私のペットだ」と言われた少女。しかし、彼女には「撫でると相手が絶対服従する」チート能力があった。
最終更新:2025-02-06 21:02:00
1821文字
会話率:57%
転生者であるオレはレトロゲームのRPG・ドラゴンズ・スターⅥの悪の帝国の皇帝になったみたいだ。
そしてオレがその世界で皇帝になる成人の儀で助けてやったのは氷の魔族の少女、チルド……名前が長すぎて覚える気にならんわ!! もういい、冷蔵庫と呼
んでやる!
オレは冷蔵庫の命を助けてやった代わりに彼女にオレに絶対服従の令呪を施した。
オレはこの世界で帝国皇帝として古代文明のロストテクノロジーの機械を使い世界征服を企んだ。
だが、兵士達の食糧問題などでなかなか敵国に攻め込めずに困っていた。
だから冷蔵庫に命令して食料を凍らせれば、軍をスムーズに進軍させる事が出来る。
オレが知る限り旧日本軍がアメリカに負けた最大の理由は、食糧不足による兵士の餓死だった。
だがこの世界で食糧問題を解決し、古代文明のロストテクノロジーを手に入れたオレが負けるわけがない!!
さあ、オレの異世界征服の覇業は今から始まるんだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:10:57
15805文字
会話率:27%
女子高校生の浮世 凪(うきよ なぎ)は、退屈な日々と満たされない承認欲求を解消するために、軽い気持ちでパパ活に手を出してしまう。
アプリに投稿されていた「妖精のお兄さんとイチゴで魔法少女してくれる女子高生募集(処女限定)」という書き
込みを見て、童貞の男と魔法少女のコスプレをするのだと解釈。投降主と会うことに。
しかし、投降主の男 グレンは童貞おじさんなどでなく、異世界からやって来た本物の妖精だった。
人間界に赴き、純血の少女と契約して怪人を倒す事が妖精族の使命。
しかし、グレンは妖精の皮を被った悪魔と称される程のクズ男。日々の素行不良により、魔法少女育成管理協会から除名処分を受けていた。
自分を除名処分にした教会への当てつけのため、私利私欲を肥やすため、野望のため、清々しいほど浅ましい理由で自分と契約する魔法少女を探していたグレンは、パパ活女子に目をつけた。
そんなことも知らずにグレンからイチゴ(マジのフルーツ)を受け取ってしまった凪は、半ば強制的にグレンに絶対服従の契約を結ばされ、魔法少女となって怪人たちと戦う使命を帯びてしまう。
しかし、本来協会から魔法少女に支給される筈のアイテム“ステッキ”がないため、凪には怪人を倒す手段が無かった。
そこでグレンは、凪を怪人と戦わせる為の悪魔的発想を思いつくのだった──
※基本的に凪ちゃんがクズのヒモ妖精男に酷い目に遭わされる話です。可哀想が可愛いと思える方にはオススメかと。
※挿絵が唐突に入る可能性があります。その時はタイトルでお知らせします
※誤字報告していただけると助かります。
※感想、評価頂けると執筆の励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 21:15:18
21944文字
会話率:67%
「【短編】断罪された悪役令嬢は、前世の記憶とチートスキルを思い出す」の長編版になります。
『魔女』の烙印を押され、王太子との婚約を破棄され、国外追放処分にされた公爵令嬢アンリエッタ・アグスティア。
しかし断罪の瞬間に目覚めた【錬金術の極
意】というチートスキルにより、快適生活を送りながら旅をする。
しかし元令嬢の一人旅は何かと不便。そんな時『瘴気の森』で瀕死の大怪我を負っていた冒険者ダリオンを、即席錬成したエリクサーで助ける。
もちろん善意(タダ)ではない。
助けるときに『運命の契約書』を交わし、エリクサーの代金を支払い終えるまでは従僕として働いてもらうことにする。
【契約内容】
・主の命令には絶対服従。ただし、自分の命を最優先にすること。
・絶対に主を裏切らないこと。主の秘密を誰にも伝えないこと。
・従の働きによって報酬が生じ、それを支払いに充てる。支払いが完了すると契約満了し、従は主に関するすべての記憶を失う。
そんな感じで錬金術アイテムを売りさばいたり、ユニークモンスターを倒したり、美味しく料理したりしながら華麗な生活を送るアンリエッタのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 12:01:24
115962文字
会話率:36%
ドールを失ったドールマスター、クローディアは命令に絶対服従するはずのドールがなぜ命令を無視したのか、なぜ自らの意思を持っているような行動をとったのか、その謎を探る旅に出る。
最終更新:2024-09-28 03:27:42
14972文字
会話率:33%
孤児院育ちのファティアはある日『聖女の力』に目覚めた。
その力を買われ、ザヤード子爵家に引き取られたのだが──義妹のロレッタに母の形見であるペンダントを奪われたそのときから、『聖女の力』が何故か発動しなくなる。
(どうして聖女の力が……?
けれど何よりも、母の形見だけは取り返さなきゃ……!)
そしてその日を境に、何故か義妹のロレッタが『聖女の力』に目覚めた。
それからファティアは『元聖女』としてロレッタから虐げられる日々。ペンダントを返してほしければ、土下座で頼むよう強要され、絶対服従を強いられ──結局、ペンダントは返ってくることなく、挙句ファティアは家を追い出されてしまう。
絶望に打ちひしがれる中、ファティアは生きていくために独り歩き続け、レアルという街で男たちに襲われかけたところ、ライオネルという青年の魔法によって救われる。
「ファティアは聖女の力が無くなってないよ。修行すれば使えるようになると思うから俺の弟子にならない?」
──呪われた『元天才魔術師』のライオネルにそう言われ、ファティアは師弟として、同居生活をスタートさせる。
そんな中、ファティアが『聖女の力』が発動しなくなったのは有り余る魔力のせいだと指摘され──その魔力と干渉すれば、ライオネルのとある呪いも解けるかもしれないという。
しかし、魔力の干渉は、触れ合うことが絶対条件だった。
「手を握っててくれる?」「……はい! 分かりました!」
「魔力にもっと干渉するには粘膜の接触が」「粘膜の接触……!?」
修行や仮説を証明するために触れ合う二人は、お互いの優しい心にも触れ、どんどんと惹かれ合っていく一方で、ロレッタの『聖女の力』は少しずつ弱まっていき──。
これは『元聖女』と言われたファティアが聖女の力を再び自分のものとし、『元天才魔術師』のライオネルに溺愛され幸せになる、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 06:00:00
203156文字
会話率:40%
家庭用向けに開発されたアンドロイドが社会に普及した近未来の日本で、彼女ナシ・貯金ナシ・派遣社員の【弱者男性】な主人公は、最新の女性型アンドロイドを購入する。
主人の命令に絶対服従のアンドロイドを手にしてご満悦な主人公だったが、やがて、身に覚
えのない疑惑をかけられてしまい、社会的な立場を失ってしまう。
絶望する主人公に接近してきた謎の男は、アンドロイドの開発目的の真の意図と、弱者男性を取り巻く「市場」の存在を知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:09:28
36792文字
会話率:30%
対魔戦闘員養育所である富嶽には、徹底して守るべき三原則があった。
第一原則、酋長の指令は絶対的である。
第二原則、第一原則に反しない限り、富嶽総員に危害を加えてはならない。
第三原則、第一原則第二原則に反しない限り、自身を守らなければならな
い。
そして、この絶対服従令とも言うべき第一原則により、酋長は第二原則を犯してよい者を指定した。
それを処刑刀という。
罪を犯した者、仲間を危機的状況に晒し出す者、内通者、嫌疑の掛かる者、気が合わない者、殺したい者。
酋長の判断を仰ぐ前に、己の意思を以て処断を下すことができる。
名もなき少年は、心の準備も整わないまま富嶽に迎えられ、処刑刀の任を司るよう絶対服従令を授かった。名を問われ、大昔に母が「坊や」と言っていたことを思い出し、自らを坊と称するほど何もない少年だというのに。
富嶽の改革には処刑刀が必要だ。
富嶽に在籍する処刑刀はただの一振り。
彼は全ての重責を、たった独りで背負うことになった。
※仲間はすべて処刑刀に好意的です。それぞれの愛の形があります。
※残酷描写あり、ご注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 21:00:00
24226文字
会話率:33%
海上およそ20メートル。船の甲板に座り込み、ぶら下がる干物を眺めながら、私は大きく息を吐いた。
あれらは何なのか……。言わば海へ捧げる供物だったのか。大きな計画の際の安全祈願のようなものか。
知るには神に直接会って訊ねるほかない。必
ずそうしよう。必ず……。
『君たちには今から深海へ行ってもらうよ』
これは比喩でもなんでもない。今、俺たちがいるのは海に浮かぶ船の上。潜水服の中。
そしてこれも比喩ではない。社長のお言葉には絶対服従。神と思えが、わが社の社訓。
就職難の昨今。むろん、選り好みしなければ就職そのものはできるかもしれないが、それも新卒ならの話。俺のように大した経歴もなく、ブラック企業から逃げ出した男を正社員で雇うところは中々ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 11:00:00
3100文字
会話率:73%
平凡な女子高校生、鈴原朱莉(すずはらあかり)は自分のことを陰で嘲笑い、朱莉のイジメを指示していた志摩絢香(しまじゅんか)と異世界に召喚され、絢香は勇者に任命されて聖剣を渡された。
しかし、今まで真面目に生きてきた朱莉は、自分をイジメるように
取り巻きに指示を出していた癖に自分の前ではさも友達であるかのように振舞っていた絢香が勇者に任命されたことが悔しくて、絢香を殺してしまった。
勇者になった絢香を殺した代償に世界中の人々から敵だと思われてしまう呪い「不信世界」を受けるはずが、未発見スキルである<呪詛転換>によってスキル<絶対服従>を入手してしまう。
自分に呪いが効かないことが分かった朱莉は、世界中の呪いを自分のスキルに換え、いずれは勇者が召喚される原因となった厄災、呪詛王ヴァーダンを倒すことを目標に旅…、失敬、逃避行を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 20:23:50
2251文字
会話率:24%
「お前は私と一緒に地球征服するのよ」
流れ星に導かれた少年が出会ったのは、地球征服を目論む宇宙人だった!
しかも美少女アンドロイドにTSしたせいで彼女の命令に絶対服従。ただ何やら彼女にも事情があるようで――
ちびっこドS宇宙人とTSアン
ドロイドが織りなす日常系SFコメディー、ここに開幕っ。
※この物語はフィクションです。実在の団体・個人とは一切関係ありません。
※カクヨム、ハーメルンでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 12:04:11
37603文字
会話率:30%
俺は白煙の中から登場する。カプセルと呼ばれる両端が半球状の小さな円筒形の密閉容器を誰かが地面に叩きつけて、割る。そして爆発音と共に白煙が巻き起こり、鏡面仕上げのプレートアーマーの魔法剣士——つまり俺が現れる。
カプセルが割られてから俺が消え
るまでの三分間、俺は適当に暴れまわる。基本的にはカプセルを割った人物の指示に従うが、絶対服従ではない。
三分間暴れて消えて、次に目覚めるまでの間、俺は時々夢を見る。かつて俺が勇者と呼ばれた世界からの仲間たちの呼びかけ。この世界の女神というかゲームマスターとの対話。ゲームマスターによるとこの世界の調整に協力してくれとのことなのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 16:00:00
41601文字
会話率:39%
令呪とは「Fate」シリーズにおいて、召喚した英霊(サーヴァント)に絶対服従させる命令の様なものです。
また、この令呪は一時的に英霊の能力を飛躍的に上げたり、物理法則を無視したもの(例えば、どんな遠い所に英霊が居ても、令呪を使えば一瞬で引き
寄せられる等)も可能だったと記憶しています (ᐢ ᵕ ᐢ)。
本作は、その令呪を私が持っていたならと仮定した、架空のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 04:08:06
1188文字
会話率:6%
※冒頭で、歴史が出てきますが、フィクションです。予めご了承した上で、お楽しみください。
私立飛鳥高校に通うまどかは、成績も中途半端で、夢も特になし。ずば抜けた特技もない。容姿は、少し可愛い程度。そんな彼女は、高校2年生で、勉強よりも恋愛に
夢中なごく普通な女子高生であった。
そんな中、まどかは彼氏をゲットし、充実した生活を満喫できるかと思いきや、彼氏を奪われてしまう。
彼氏を奪い返そうと、必死になるも、元カレは気持ちがない様子……。
連絡も途絶え、そんな中途半端な気持ちを整理したいという思いもあり、会おうとするが会ってくれない。
まどかは、手段として、その高校に存在するあるシステムを利用する。
それは、DED(Dog Eats Dog)という下剋上勝負ができるシステムがあった。
簡単な話、それに勝利して奪い返すということである。
物質的なものであれば、つり合いがとれるものを互いに提示し、勝利すれば求めているものがもらえる。
抽象的なものは、そうはいかない。
そのシステムでは、恋愛は以下のように定義されている。
当校の恋愛は、愛を持って、上下関係で成り立ち、どちらかが優位な方が、下位の命ある生を管理し、互いが合意の上、契約するものとし、契約書は、存在しない。第三者が介入された場合は、誠意をもって対処すること。
その定義に則って、恋愛をDEDで賭けるのはできる。
もし、負けた場合は、「上下関係」を欲すとみなされる為、「絶対服従」で成り立つ関係を提供しなければならない。
勝利した側は、近寄らないことも命令できるし、死を命ずることもできる。
まどかは、DEDで元カレを奪い返そうとする。
しかし、これは学校側の企みが存在していた。勝負が進行するにつれて、それが明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 16:27:49
1169文字
会話率:0%
東京都新宿区。
欲望渦巻くこの街には悪魔達が蠢く。
悪魔は人間と契約し悪事を働く。
悪魔と契約した人間、《悪魔憑き》は感情と自らの血液と引き換えに、悪魔は悪魔憑きに力を与える。
その力を使い悪魔憑きは、《地獄の玉座》に悪行を示し、地獄の玉座
を自分の物にする事を目的とする。
地獄の玉座を手にした悪魔は、ほかの悪魔を絶対服従することができ、悪魔憑きは人間界の理を変える事が出来る。
「なぁ、お前の望みはなんだ?」
契約をせず、気がついた時には悪魔憑きとなっていた引きこもり少年。太宰明乃。
「私があなたを愛してあげる」
誰かに愛されたくて悪魔憑きとなった地雷系少女。可愛紗良。
「お望みのままに、貴方へ尽くします」
悪魔憑きから人々を守る為に、悪魔憑きになったホスト。志食太郎。
これは地獄のような心理状態の彼等が織り成す青春の物語。
この作品はNolaノベル(https://story.nola-novel.com/novel/N-aa1245bc-74cd-48fe-97d0-1d93c4a804ef)にも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 07:18:04
28376文字
会話率:22%
魔王が死んだ世界で元勇者パーティの一員であった少年・リドザは、自分の生まれ育った町に戻ったことに嫌気がさして別世界へ行く魔法を使う。魔法の効力が切れたその時、目覚めるとニホンという国の二階堂家の末っ子として生まれていた。厳格な父と、父に絶対
服従の家族。前の世界と比べればイージーモード?まずはもっと快適に過ごせる日常作りから!家族と友達とライバルと。色んな人間との関係が織りなす日常ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 13:34:56
1460文字
会話率:57%