人が死に、骨となった身で動く物だろうか?
答えは否。
もしいるとすれば、それはモンスターと呼称されるものに成り果てる。
人では無くなってしまう。
なら、自我を持った元人間の骸骨は、どうだろうか?
答えはない、持ち合わ
せていない。
これは、かつて滅んだ国の騎士が目覚める物語。
彼の王を探す冒険譚。
既に死した肉体で、彼は何を成すのか?
既に朽ちた肉体で、彼は何を思うのか?
王を見つける。
ただそれだけが、彼の目的。
王の魂、王の気配だけを探って旅を続ける。
やがて見つけた王は、少女になっていた。
記憶はない、威厳もない。
ただただ心優しい少女へと。
それでも、騎士は傅く。
姿形は変われど、王への忠誠は揺るがない。
当作品は
https://ncode.syosetu.com/n0040in/
の連載版となります。
一話目は短編に多少加筆修正したものになりますので、読んだことがある方は二話目からでも問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:05:55
565840文字
会話率:38%
この世界には、およそ20万もの花の咲く植物が存在している。皆がよく知る、向日葵や朝顔、バラやカーネーション。そして、見たことがあっても名前はあまり知られていないであろう、プリムラやハルジオンなど。
それらひとつひとつの花には、花言葉
があることをご存知だろうか。恋愛や希望を表すものの他、復讐や絶望の込められた花言葉もある。
見た目の綺麗さ、可愛さに騙されて誰かに贈ると、悪い意味に捉えられてしまうことも……もしかしたら、あるかもしれないな。
――さて。話は変わるが、今これを読んでいる君に問う。
『楽しい思い出』
これは、ニチニチソウという花の花言葉だ。この花言葉を知った君は、ここからどんな物語を作り上げる?
高校生が過ごす青春の物語か。
過去を思い返す幽霊の物語か。
未来に願いを込める家族の物語か。
はたまた、
別れの言葉として贈る女性の物語か。
君に出した問いに、答えはない。君は、私が考えた物語とは、全く違う回答をしてくれるだろう。そこが面白い。そこが大好きだ。
――もし、君に時間があるのならば。私がどんな答えを持っているのか、覗いてみるのはいかがかな。
きっと良い暇つぶしになることを、保証するよ。
***
これは、各1話完結・全31編から成る、花言葉をテーマにした短編集です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 12:00:00
72889文字
会話率:24%
創作についてのエッセイ、第三弾です。次から次へと悩みも欲も尽きないものです。低評価問題は乗り越えたはずなのに。さほど読まれることはないだろうと、好き勝手書いています。
最終更新:2024-12-19 20:34:06
2230文字
会話率:0%
世界に平和が訪れるのはいつなんだろうと、ふと考えるけれど、答えはない。なんとなく、なんとなく、それで日々が過ぎてゆく。外は、まだ寒くて、人は、何かに忙しい。家に帰るときに、青空を見上げた。綺麗だった。もらってばかりで、何もできないで、家に帰
るとき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 12:40:05
369文字
会話率:0%
人の悩み事をざっくり言えば、人間関係と経済関係だという。それはそうだろうけれど、感動関係も同じくらい大切なんじゃないだろうか。馬鹿馬鹿しいだろうか。答えはないけれど。
最終更新:2021-05-25 07:50:39
409文字
会話率:0%
「おはよう綿包(わたづつみ)くん。3限目の講義、休講らしいよ」
「それは、少しおかしいかもねー」
5月の中旬。大阪府内の大学にて。僕が投げかけた言葉は、友人である綿包 縫入人(わたづつみ ぬいと)の脳を動かしたらしい。休講の何がおかしいのか
。なぜ彼はぬいぐるみをいつも持ち歩いているのか。そもそもなぜ彼はかわいいのか。これは僕、彼、彼のぬいぐるみがおりなす、日常のほんの些細なひとコマ。そして、ほんの少しの青春ミステリー。
※主人公と友人の会話がメインであり、本格的なミステリーというよりは問答に近いです。あと、ぬいぐるみやかわいい云々の答えはないです。自然の摂理であるということで、ここはひとつ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 15:41:25
6850文字
会話率:37%
目覚めれば、新しい世界で新しい人生がはじまるはずだった。
しかし、起きてみれば異常事態が発生。
原因も不明な状況に対処しなくてはならない。
「何がどうなってる?」
疑問はあるが、答えはない。
何が起こってるのかは自ら突き止めねばな
らない。
でも、必ずやりとげてみせる。
再び君と巡り会うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 07:00:00
40404文字
会話率:12%
かなしいはずだ。身近な人が他界したとき。それをきっかけに浮かんでくる、親しいはずの人間関係の軋轢。完璧な答えはない。でも、とりあえず、自分の心を守る方便を開発した?
あくまでもフィクションです。あくまでも一つの暫定的な方法論のつぶやきです。
最終更新:2021-08-02 07:49:47
4123文字
会話率:18%
何を求めて、人は恋をするのか。
十人十色の恋愛に答えはない。
そんな、とある1人の高校生の物語。
最終更新:2021-07-06 20:22:00
1375文字
会話率:0%
生と死を考えて、自分が生きていることはなにかと考える。どこにも、答えはないけど少し考えてみるのとなにか見つけられて、明日を生きる力に、変わるかも。
最終更新:2020-11-30 23:00:00
595文字
会話率:47%
あれこれ考える。答えはないけど。
最終更新:2020-03-14 17:51:45
354文字
会話率:0%
これは想像がものをいう世界
しかし世界に既に決まっている
僕たちがそうだと認識し続ける限る終わらない
過去に後悔したことはもう過去にはない
それを変えるには常に未来にしか「答えはない」
それがたとえ過去の自分だった
としても
しかし、人生にやり直しはきかない死んだ時点で終わっているのだ。
そうすべては死ぬまでが人生だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 03:38:54
5022文字
会話率:9%
聖帝国 アムレト。聖帝が治めるこの国は500年の間、龍の脅威にさらされている。帝に仕えし12騎士団の隊長の一人 リヴァル=アリアードは現在の聖帝により龍の討伐を命じられる。なぜ自分なのか、と問いかけるリヴァルに聖帝はこう答えた。
「神はそれ
を望んだ、それ以上の答えはないのだ……」、と。
騎士団は解体され、リヴァルは一人で龍のいる火山を目指す。龍がいるために誰も名前すらつけられなかった名もなき山に誇り高き騎士団長は足を踏み入れるのだった。
3名の作者によるリレー形式の小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 23:59:10
7373文字
会話率:39%
夢とは――。
眠っている間に見る不確かなもの?
自分持っている目標や希望?
結局のところ、夢というものに確かな答えはない。
起きては忘れ、眠りに入るとやって来る。何と聞かれても僕は答えられる自信が無い。
そんな僕が、夢――ユメ――
に確かな意味を見つけた物語。
あなたの今日見る夢が、わくわくするような。
そんな気持ちになれるような小説を作っていけるように頑張ります。
あらすじなのに、作者コメントになってしまいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 23:02:28
866文字
会話率:6%
随分古風な釣り竿を持った男がいた。男は釣り人である。自身は釣りがへたくそだと嘯く類の。男は、魚は釣れないが、他に色んな物々をむやみやたらに釣っていた。今日はそれが、大量の箱であったようだが。
さて、果たしてこんな男は、本当にへたくそな
釣り人と言えるのか。これといった定まった答えはない。見た各々が考え浮かべたそれこそが、答えであろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 18:34:39
1894文字
会話率:49%
私がいない世界にあなたはいますか
最終更新:2018-01-26 00:57:21
6070文字
会話率:27%
「答えはない」父がそう独りごちたのは、(何歳の時か具体的な歳は忘れてしまったが)、りり子が子供の頃だった。
最終更新:2017-10-18 02:09:03
2256文字
会話率:0%
人生にリセットボタンがあったなら。
無断転載、無断複製を禁じます。
最終更新:2017-05-05 14:25:32
571文字
会話率:0%
骸は玉座で眠り続ける。
何があったのか、何を見つめているのかを語らぬままに。
潮騒が聞こえる。
遠い潮騒が聞こえる。
1人の男がやってくる。
「お前は一体何を見つめる」
答えはないまま男は立ち去る。
骸は依然、眠り続ける。
最終更新:2016-03-01 02:52:33
597文字
会話率:16%
ある夏のことだった。「なあ、幸せだったか」年老いた安岡康作は妻の遺影に対して問いかけをする。死人に答えはない。ふと気がつくと康作の目に見える景色は一変していた。掌には長年付き合ってきた皺の姿は見えず、隣には若き妻の姿がある。そこは、まさしく
過去――それも、康作が義両親から妻を貰い受ける日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 01:53:32
9243文字
会話率:40%
私は私だ。
誰がなにを求めようと私は私だ。
キーワード:
最終更新:2015-08-28 20:48:53
401文字
会話率:5%