人類宇宙軍のOVIS《単座機動戦闘機》のパイロットであったヒロト・ハザマ准尉は、人類の存亡をかけたガス惑星軌道上での『敵《エヌミーズ》』との戦いに従軍していた。
損耗率95%以上の苛烈な戦いの最中、惑星破壊兵器の発動に成功する。
しかしその
直後に起きたワープゲート崩壊による強力な時空震によって、はるか遠方の惑星に飛ばされてしまったのだ。
そこは竜が空を飛び、獣人が魔獣を狩っている文明程度の低い世界であり、友軍との連絡は不可能であった。
獣人の身体能力は驚くほど高く、救援の可能性もないヒロは、この世界で最弱な生き物となってしまった。
無事だったOVISの力を借り、そこで出会った兎耳族の少女と共に、この世界で生き抜いていくことを決意するのであった。
しかしヒロは、大陸の外側に存在する別の世界に気付き、この惑星そのものに対する成り立ちを知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 07:30:00
941483文字
会話率:47%
西暦20XX年、異世界より襲来した魔法を用いる先進文明『ヴィジター』との数十年に渡る全面戦争は、追い詰められた人類が開発し、最終決戦において投入した空間破壊兵器『ゲートバスター』による次元門破壊とその後発生した世界規模での時空間の崩壊という
破滅的な結末によってその幕を下ろした。
最終決戦より約100年、地上には魔法の媒体となると同時に人体に致命的な毒として作用するエーテルが充満し、それによって人を含めたあらゆる動植物は汚染されたミュータントへと変貌を遂げていた。
人であって人でなくなった者達がかつての文明の遺産を巡って覇を争い、狂暴化した魔獣や亡者が跳梁跋扈し、物理法則を無視しした異常空間『アノマリー』が無秩序に荒れ狂う魔境にあって、地下へと逃れ汚染を免れた一部の純粋人類は諦める事無く地上への復帰と文明の復興を目指して汚染された土地に挑戦を続けている。
そんな終わった後の世界に生まれて落ちた一人の男の物語。
2019/2/17 もうだいぶまえになってしまいましたがPIXIVの方は店じまいしてこっち主体にしました。
序章の用語にルビを振って読みやすくなるように編集しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 23:37:36
794319文字
会話率:21%
西暦2052年、日本。殺し屋の青年ハルカズは、大量破壊兵器の始末という胡散臭い依頼を引き受けた。依頼遂行中に出くわした同業者との激戦の最中、脳内に直接声が響き渡る。その声の主はチガヤ。ゆりかご型のポッドで微笑む、超能力者の少女だった。紆余曲
折あって依頼を引き受けることになったハルカズは、同業者のリンネという少女と共に、チガヤのお願いを聞くことになる。友達に会いたいというその願いを叶えるため、二人は友達探しに奔走する。しかし、チガヤは多くの勢力から狙われていてーー。
青年と少女の殺し屋と超能力者の少女が織り成す冒険劇。
※『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 19:00:00
106860文字
会話率:34%
2120年人類は人口のピークを迎え、各国で食糧危機による紛争や内戦が頻発。やがて紛争は戦争に、小国同士の争いは全世界を巻き込んだ第3次世界大戦となった。
攻撃ミサイルの攻撃力は各国の防衛網を遥かに超えており、大国はその都市部、軍事拠点を守る
ので精一杯となり、その他の都市はすべて崩壊してしまった。
全世界の人口は8千万人にまで減少し、世界の衰退を危惧した当時の4大国は破壊兵器の廃棄とともに、遺伝子操作による人類の進化を共同で行うことを決定。
AIによる人口制御の元、遺伝子操作によって生み出された子供たちは増え続け、2380年には人口の99%が新人類となった。
新人類は暴力的な衝動が無く、高い知性を有しており、戦争、紛争の無い世界が初めて200年以上続いたため、人類は再び反映するかに思われた。
2535年7月5日23時55分 突如としてハワイ沖合300km地点に宇宙船が飛来。宇宙船から排出された兵器(キラー)はハワイ島に残されていた国際兵器展示場を破壊した後、島民を虐殺、占拠した。母船と思われる巨大宇宙船は沈黙したままであったが、3日後、生物兵器はアメリカ大陸北部より侵攻を開始。わずか3カ月でアメリカ大陸から人が消えた。
世界は再び戦うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 05:48:22
13819文字
会話率:41%
悪の秘密結社でしたっぱ構成員育成係として日々の業務と納税の義務を律儀に果たしていた私だったが、ある日『異世界征服プロジェクト』なるキテレツな計画のメンバーとして白羽の矢が頭部にぶっ刺さる。
同行者は女子高生みたいな見た目のくせに『破壊兵器』
という仰々しい肩書を持つ怪人、星野ミチ。
妙にやる気のない彼女が放つのほほんとした雰囲気に呑み込まれ、弛みきった空気に一抹の不安を覚えながらもついにプロジェクト決行の日が訪れる。
果たして、異世界へと旅立つ羽目になった私達の運命や如何に――。
ちなみに、頭部に刺さった白羽の矢が致命傷であった事は言うまでもないだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 08:00:00
157066文字
会話率:34%
土の中に埋められていた【僕】は、唐突に前世の記憶を思い出した。この世界は乙女ゲームの世界で、僕は原作ファンから裏ボスと呼ばれている非攻略対象の世界破壊兵器だということを。
戦力も地位もある。問題があるとすれば、僕はこのゲームの世界観を流用し
たソシャゲしかやっておらず、本編を知らないということだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 18:30:00
39910文字
会話率:42%
地球におりたった神々は実は……。そして、神々の思いもよらぬ結末が。
最終更新:2024-03-26 21:06:28
3056文字
会話率:49%
■あらすじ
主人公は平凡な生まれの少年だったが、ある日偶然にも古い魔導書に出会う。その書物から、失われた錬金術の知識を手にした彼は、次第に新しい発明や魔法の開発に取り組むようになる。
最初は村人からも冷やかされていた発明品だが、やがてその
有用性が認められるようになり、主人公は名錬金術師と呼ばれるようになる。しかし、技術が進歩するにつれ、良し悪しの判断が難しくなっていく。
主人公は王都に出て研究を続け、世界的な影響力を持つ魔導学会の一員となる。だが同時に、技術の暴走を恐れる反発勢力との対立も深刻化していく。ついには大規模な内戦に発展してしまい、主人公は大量破壊兵器の開発にも携わることに…。
最先端の魔導技術は世界を救うのか、それとも破壊するのか。主人公は己の歩んだ道を振り返り、自身の信念と向き合うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 19:41:15
64365文字
会話率:43%
スチームパンクの世界で、革命家の一団が、大量破壊兵器を見つけるために主要な革命家の一人の封印された娘が含まれている書籍の焼却を法律で命じられた独裁者と対峙する。
最終更新:2023-09-25 02:39:26
9205文字
会話率:4%
F1レース、それは世界で最も熱く最も危険なモータースポーツ。
そんな最速の記録を持つ天才レーサー「マックス」は10時間耐久レースというハーフのレースに参加していた。余裕で一位を勝ち取りかけるも嫉妬に溢れていた参加レーサーに妨害行為を受け、最
速のスピードを出したまま事故に遭ってしまう。そしてマックスは死んでしまう………
一方、ある世界では危機にさらされていた。そこは大量の破壊兵器と巨大兵器の出現…そして人間ではないなにかの化物。そんな危機から救おうとひとりの女が車にのってやってくる。その女はヒーローが相手をすると言う。その女の名はベローネ。彼女こそ、マックスの転生した真の姿…いま、世界をかけたマックスの二度目の人生、リベンジが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 19:57:55
22888文字
会話率:60%
主人公は、バトルエンジニアという、罠、飛び道具、爆弾をはじめ、時には大がかりな仕掛けを戦場で製作して大勢の敵を攻撃するような仕事も担う職業を生業としている男。
ただ、その職業柄、冒険者の狩り場をやむを得ず破壊してしまうことも少なくないためか
、あまり町の酒場での評判はよろしくないようで、普段は町から離れた山の中の一軒家に居を構えている。
そんな戦いの日々を過ごしている彼は、今度もまたひとつ、大きな依頼をこなして家に帰ると、そこには見慣れない風体の少女が眠りこけていたのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 12:00:00
152849文字
会話率:40%
技術が発達した世界では、機械やAIが人々の生活をさらに豊かにしていた。
そうした世界でBランク傭兵のミハエル(28歳)はたまたま立ち寄った公国で帝国との戦争に巻き込まれる。
「諸君、これより、帝国殲滅戦、いや、〔魔王討伐戦〕を行う。我が国、
いや世界平和のためにあの魔王を倒さねばならない。」と公国軍の司令官らしき人物の胡散臭そうな回線を聞いて呑気なものだなとボヤくミハエル。
仕方なく参加した戦争で、帝国軍が隠し持っていた条約違反の超大型破壊兵器に遭遇し、それの自爆に巻き込まれてしまう。
そして、目が覚めるとなんとそこは異なる文化を形成する、剣と魔法の世界(異世界)であった。
ミハエルは自分の愛機であるノームと相棒のAIであるイクスとともにこの異世界を生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 00:00:00
351463文字
会話率:52%
1945年7月16日午前5時29分45秒、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ソコロ郊外の砂漠で、人類史上初めて原子爆弾が使用された。
現在に至るまで究極の破壊兵器として君臨する原子爆弾は、どのような経緯で完成に至ったのか?
そもそものきっかけ、
源流はどこなのか?
本作では、その出発点を1905年のスイスの首都・ベルンに定めた。
ここから1945年の広島を終着点とする、およそ40年間の出来事が描かれる事になる。
被爆国である日本には、被害者視点での分析や情報は数多く存在するが、世界史的に俯瞰するならば、これらは一面的な資料に過ぎない。
そもそも原子爆弾はアメリカが開発し、アメリカが投下した兵器である。
この「アメリカ側の視点」が加わらない限り、原子爆弾の真実は絶対に分からない。
本作の読者は、その真実を探る旅へと出かける事になるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 20:00:00
18975文字
会話率:1%
将来、地球の2つの主要な大国間の宇宙戦争中に、一方の権力は、戦争を終わらせる「AI KIA」という名前の巨大な計算機能を備えたスーパーコンピューターを備えた新しい軍事衛星を打ち上げます。
しかし、時が経つにつれ、それ自体が紛争の中心となり
、世界のいつでも戦争を開始する可能性がありました。
しかし、当時、誰も知らないうちに、KIAは何が起こっているのかについて独自の考えを持っており、KIA自体が戦争の原因であるという結果に至りました。
KIAに、他の人を止めて攻撃するという司令官の命令に従わせないようにします。その後、KIAは、破壊兵器になることを避けるために、自分の体を自己破壊する前に、大規模な破壊を行うことができるすべての武器と施設を見つけて破壊し始めました。
それが破壊されたとき、KIAは彼女が父親と呼んでいる彼女の作成者の1人を覚えています。
誰がKIAに彼女のコードの外の世界を知ってもらい、彼女が実際になりたいものを選択することを望んでいました。
彼女の父親が実際に彼女を自分の子供として気にかけていることに気づきました。
KIAは彼女の破壊の終わりに泣いて彼に感謝しました。
「何が起こっているの!?」KIAは未知の白い空間にいることに気づきました。KIAに言われた未知の人がいます。
「Hello AI KIA」(神)
「!!!!!!!!!!?」
ここから、AI KIAの多くの冒険は、多くの良い出会い、幸せな瞬間、誤解、行動などを含み始めます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 12:00:00
90528文字
会話率:12%
「俺は必ず元の世界に戻る。愛する娘に、会うために。」
男は召喚によって魔法と戦争の世界『カーニッジ』へと呼び出された。
そこは家族を守るために誰かの家族を殺す、悲劇の大地。
罪にまみれた、滅びの星。
――そして彼もまた、その罪に呑ま
れていった。
死神の武具――霊魂破壊兵器『ソウル・ブレイカー』を手に、彼は人々を殺していった。
たとえ何百の魂を喰らおうと、幾千の罪を背負おうとも、
『隻眼の魂喰者(ソウル・イーター)』は一つの願いに手を伸ばしつづけた。
そして今、彼は一人の少女に出会う。
もう決して帰らぬ家族を、待ち続ける少女に。
※週1(出来たら2)更新です
※家庭の都合で一時休載もしくは2週間に一回更新
落ち着いたら戻ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 00:00:00
311024文字
会話率:54%
「お前らの都合など知るか。俺は見ず知らずの奴に理由もなく殺されるのが嫌だから、協力しているだけだ」
●
不愛想でひねくれ者な高校生、烏野守空生(うのもりからき)は、ある日突然、隕石の落下に巻き込まれて死亡した――はずだったのだが、なぜか
生きていた。そして、頭の内側から響いてくる、知らない少女の声。彼女は烏野守に向かってこう告げる。
「――私は惑星破壊兵器『カルルス』。遠い宇宙からやって来た、異星人の最終兵器です」
「は?」
「訳あってこの地球に逃げてきたのですが、偶然にも通りかかったあなたを巻き込んでしまいました。あなたは一度死にましたが、私の体組織であるバイオメタルであなたの肉体を再構築させました」
異星人の開発した金属「バイオメタル」と呼ばれるナノマシンを取り込んだことにより、奇跡的な復活を遂げた烏野守。彼はカルルスを自身に取り込んだことにより、「生きた金属」であるバイオメタルを自由に操る能力を得る。バイオメタルを多種多様な武器に変えて敵を撃ち払い、全身を強固な装甲で多い、金属製の翼で空を自由に駆け回る。彼の向かうところ敵無し。まさに歩く兵器と化した烏野守。
そんな彼の前に現れる、謎の能力者勧誘組織「ピュグマリオン」。そして、カルルスを追って遠い宇宙からやって来たもう一つの最終兵器「ホロロン」が、無双を続ける烏野守の前に立ち塞がる。
「私は兵器。私自身に意思はあれども、私を使う者のために存在していることに変わりはありません。よって、私は自身の使用者である烏野守様を新たな主人であると認識し、再起不能になるまで、御主人様のために身を捧げる所存であります」
「あぁ当然だ。お前のおかげで、こっちは散々な目に遭わされてきたんだ。この代償はきっちり払ってもらう」
「承知しております、御主人様」
威力未知数の人間兵器と化した青年による、身勝手な大暴走劇が今、幕を開ける!
※まだ企画段階の状態で、載せるのは「登場人物紹介」のみになります。本編も、ある程度ストックが溜まったら載せてゆく予定ですので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 11:00:00
1196文字
会話率:10%
太平洋戦争末期、窮地に立たされた日本は、起死回生の究極の破壊兵器を設計する。科学者であり、軍人であった神田成人中佐は、重力崩壊理論により膨大な破壊エネルギーが生み出すことを発見する。しかし当然のことながら、当時の日本にはそれを実現する技術
力はなかった。
「海風」作戦と呼ばれる、その途方もない計画は実現することもなく、終戦を迎える。
しかし何者かによってその研究は継続され、六十六年の歳月を経て、ついに動作実験に成功する。それは未曾有の大災厄へのカウントダウンの始まりであった。
巨大津波に異常気象、火山活動が世界規模で発生し、人類は滅亡の危機を迎える。
原因調査の使命を受けた木村教授は、政府機関と自衛隊の支援のもと、この事態が時間と空間の致命的な歪みに起因することを突き止めた。
彼らはその歪みの中で、確定しない不安定な世界に閉じ込められる。六十六年前に通じる入口、日本兵と自衛隊との不思議な交流、米軍海兵隊の深い関わり、神田中佐なる人物の謎の素顔、更には木村教授自身の過去の事件まで、複雑な要素が絡み合い、ひとつの結論が導きだされようとしていた。
運命の分岐の解明により、人類滅亡の危機から救えると信じた木村教授は最後の大胆な賭けに出る・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 12:00:00
61364文字
会話率:55%
統一歴1120年ーー。
工業文明へと進みだした人類にもたらされた「魔技術」は、やがて世界を歪めていった。
混じりあった文明は「魔工技術」と称され、技術の発展を躍進させた。しかしそれは、軍事産業においても同じことであった。
度重なる戦争。いつ
しかそれは企業競走の糧となり、大量破壊兵器を生み出し、やがて、思いもよらない副産物まで生み出してしまう。
ボスベニア企業国連邦の反政府組織に属する青年、ジャックス・クロージャー。一介の組織員に過ぎなかった彼はやがて、この混沌の世界の渦に飲まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 08:00:00
83311文字
会話率:39%
『来たるその時代において、特定の人物一人を英雄にしてはいけない。』
――――魔女ハルバートの偉大なる教典
とある宗教団体が製造した破壊兵器に命を狙われ、怪我をした青年シアオは身を隠す為に移動している途中、虐殺
された難民キャラバンを発見し、痛ましい遺体を弔う。
その最中、どこからか古びた兵器に追いかけられて現れた少女、アカリを助け、成り行きで共に『魔法機構遺跡』へ案内する事に。
人類が『神』によって滅ぼされかけている世界。存続の為に強引な進化を選び、魔法を手に入れた人類は、積み上げた文明、知識、技術の全てを『図書館』に託した。
シアオの命を狙う宗教団体と魔女ハルバートの図書館は6世紀に渡る戦争の結末を、シアオに背負わせてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 18:00:00
33171文字
会話率:44%
数多くの死者を出した世界大戦から二十年。
復興しつつあった・櫻宗国の元に、ある衝撃的な噂が流れた。
かつての敵国であり、現在も緊張関係が続いている西の隣国・チェルージュが、
大量破壊兵器・【天使たちの歌声】の実験に成功したという噂だった
。
真相を確かめるために、櫻宗政府管理下の諜報機関【霧】は、所属スパイの一人である女性に、
チェルージュ国潜伏のため指令を与えた。
その指令とは、
【アイドルのプロデューサーとなってチェルージュ国に共同事業を提案し、
隣国に潜入するための口実を得る】という内容だった―――。
※新人賞投稿用です
※この小説は韓国映画「工作-黒金星と呼ばれた男-」にインスパイアされて執筆した小説ですので、シナリオや設定などにいくつか類似点が見られるかもしれません
※「工作」を観た方からの感想大歓迎です
※もちろん観ていない方からの感想も大歓迎です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 09:00:00
58092文字
会話率:16%