令和十七年四月、海沿いの地方都市・潮崎市。市役所観光課の若手職員・樹は、取り壊しが決まった辰巳岬灯台を眺めながら、中学放送部時代に交わした「街を照らす拠点をつくろう」という約束を思い出す。思い立った彼は、灯台を市民図書館兼コミュニティ拠点
として蘇らせようと決意。しかし、期限は一年後。市は既に岬一帯をリゾート開発会社に売却する方針で、タイムリミットは刻々と迫る。
樹はかつての仲間たちに声を掛けるものの、性格も人生の悩みも一筋縄ではいかない相手ばかりだ。批判を口にしつつも細部にこだわる理央。無謀な挑戦を面白がるポジティブ男・亮汰。恋も企画も「コピー&ペースト」で渡り歩いてきた志歩。自分を変えるためストイックに走り続ける祐介。そして紙の台帳を手放せない慎重派・亜梨沙。六人は再会早々ぶつかり合い、企画書は赤ペンで真っ赤になり、ドローン撮影は屋上から落下しかけ、資金は雨天で吹き飛ぶ――それでも「灯台が点る夜明け」を胸に、彼らは許認可の山、クラウドファンディングの荒波、台風直撃の足場倒壊といった具体的障害を笑いと喧嘩で乗り越えていく。
嵐の後、白く塗り直された灯台にステンドグラス越しの朝日が差し込む瞬間、六人のわだかまりも溶け始める。嫌われても信念を貫く勇気と、他者とぶつかりながら歩み寄る方法。そこで得た光を次の誰かへ手渡すため、夜明け朗読会の幕が上がる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:10:00
14241文字
会話率:38%
……はい、推しが可愛すぎて心臓が死にました(なお、恋は生きています)。
あたし、飛鳥(あすか) ひなたは、恋をしている。
相手は学校一の美人、九条(くじょう) あまね先輩。
透き通るような白い肌、艶やかな黒髪、完璧な美貌――。
先輩は、いつでも無口で無表情。人間味がないほどに整った、憧れの存在。
廊下ですれ違うたびに、胸を高鳴らせて見送るだけの日々だった。
でも。
でもでもでも。
ある日、使われていない旧図書室で、見てしまった。
飲食禁止の場所なのに。
あの先輩が――デッカいおにぎりを頬張っている光景。
ほっぺをぷくっと膨らませて。
唇の端に米粒をくっつけて。
あたしに気づいて、耳まで真っ赤になっているところ……っ!
可愛すぎて、心の中でファンファーレが鳴り響く。
知ってしまったその瞬間から、もう止まれない。
そんな、知らなかった“推し先輩”の姿。
九条先輩の赤くなる瞬間が、私の生きがいになってしまったから。
---
無表情で赤面症な“推し先輩”×暴走ぎみな”恋する後輩”。
甘くて、尊くて、ちょっぴり苦しい、青春百合ラブコメ。
※カクヨム、TALESにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:50:00
57470文字
会話率:28%
「私じゃなかったのか…」
私を見てそう呟いたのは真っ黒なドラゴンだった。
力強く巨大な黒龍の卵から孵ったにも関わらず人に近い見た目で生まれた主人公が寿命を迎える直前の母から託されたのはこれから起こるかもしれない自分を倒されるべき悪役とした
物語の「予言」と生きなさいと言う願い。
なので予言を変えるために倒される前に主人公を保護しようと試みて無事に成功!
家族のように同じ時間を過ごし、もう殺されることはないだろうと油断をしていたのが悪かったのか予想もできない形で死を迎えてしまい…!?
ここで終わってたまるかと精一杯もがいた結果…次に目を覚ましたらなんと薄暗いお屋敷で人間の赤ちゃんとして生き返ってしまった!!
今度こそ死んでたまるかと決意したのもつかの間…様々な問題が降りかかってきて…そうして幼女となったドラゴンは真っ赤な髪の傷だらけの女の子と出逢う。
彼女がもたらすのは生きるという願いか、死ぬという呪いか。
これは物事をあまり深く考えない幼女ドラゴンが歪んだ世界でとりあえず生きてみる…そんななんでもないお話。
基本的に主人公が何も考えていないので世界観シリアス寄り、主人公ぽけ~…で進んでいきます。
最低週一回の更新を目標でやっていく予定です。(調子が良ければ増えます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:00:00
679022文字
会話率:39%
魔王軍最高幹部のケツを蹴り飛ばしたら靴を舐められました。
魔力を封/解する能力を持つ士師の後継者 マリンゼ。身体が小さく、魔力の封/解どころか魔法一つ使えず剣術も冴えないが、士師の後継者というだけで王から騎士の称号を与えられていた。
あ
る日駐屯地に逃げ込んできた王女を助けるため、マリンゼが魔族に応戦するも苦戦。
しかしたまたま魔族の股間を攻撃しケツを蹴り飛ばしたことがきっかけで魔族の態度が一変する。
「どうかあなた様のお御足で俺の尻が真っ赤になるまで蹴り続け、このひ弱な脳みそを足蹴にして下さいませ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:06:12
9972文字
会話率:34%
主人公『氷河龍』は18歳迄、孤児院で育ち、足なが育英会の制度を利用して有名大学院に入学。
有名大学院を主席で卒業し、大手IT企業のデジタルクリエイティブ部に所属。新社会人として働く毎日を送っていた。
氷河龍の夢は30歳迄ソコソコ働き、貯
金がある程度貯まったら……海外で物価が安い国に永久移住し、海の見える土地で家を買って、楽しく人生をおくる事‼️
初給料の日……育ての親、父親の誕生日が明日だった。
俺をここ迄育ててくれた父親と母親に感謝の気持ちを込めて初任給の使い道は、父親には新潟県銘酒『麒麟山』の日本酒、母親には『ダイヤモンドの指輪』を買ってから、自宅へ急いでいた。
氷河は夜がふけて、帰りが遅くなってしまった。
駅の近くに警察署があり、警察署の掲示板に『凶悪犯の指名手配書』が気になって観ていた氷河。
氷河は正義感が強く、犯罪を犯して逃げてる犯人が許せなかった。
氷河はある人物に釘付けとなった。
凶悪犯指名手配書にボヤけてる犯人の似顔絵があった。名前はサイレントキラー。
『サイレントキラー??』
氷河が言葉を発した瞬間、冷たい風が氷河の体を貫通した。氷河は嫌な予感を感じて全く動けない。
氷河の背後から不気味な笑いが聞こえてきた。
キィヒヒヒヒッヒーーー。
突然、背中に痛み出した。
氷河は胸に手を当てて、ゆっくりと手を見ると真っ赤な血に染まっていた。
『!?』(何だコレ!?)
ギャハハハハハハ~~。
ズブズブズブズブズブズブズブズブ。
氷河は何者かによって、大きなナイフで何度も何度もメッタ刺さしにされていた。
氷河は悲鳴をあげる事も出来ず、ゆっくりと地面に倒れていった。
意識が薄れていく中、微かに大きなナイフを2本持った人物を目撃しながら……
『俺が何で……こんな目に合わなければならないんだ‼️俺が死ぬのか?……又やりたい事や美味しい食べ物も食べてないのに……死……死にたく……ない』
氷河は静かに目を閉じた。
何もない真っ黒な空間に、氷河は横たわっていた。
見知らぬ男性が姿を表した。
果たして、救いの神か、それとも地獄の神か。
氷河の運命はいかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 14:09:54
513232文字
会話率:15%
「私」はある日、真っ赤な夕焼けに佇む女の存在に惹かれ、その時と同じ夕焼けの景色を探し始める。
最終更新:2025-07-20 18:00:00
2651文字
会話率:10%
世界の至る所に存在する魔獣たち。長年魔獣たちと戦い続ける人類。
とある町に住むセイヤは同僚たちと一緒に見回りをしていると、魔獣と遭遇する。
魔獣との戦いを終えた翌日、見知らぬ人間の襲撃にあう。その人間は「真っ赤な瞳」をしていた。
「真っ赤な
瞳をした人間」との戦いの中、セイヤはある力を得る。
得た力を使い、死闘を繰り広げたセイヤの前に女性が現れる。
「あなた、継承者なの?」
彼女との出会いによりセイヤは得た力のことや継承者のこと、
そして「真っ赤な瞳をした人間」が何者なのかを知ると、
継承者として戦うことを決意する。
継承者——「理」を受け継ぐ者の戦いが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 18:00:00
150152文字
会話率:35%
幼い頃から入院生活を送る少女、みちる。彼女は生死をかけた大きな手術を間近に控え、恐怖に眠れぬ夜を過ごしていた。 そんな彼女の前に現れた、誰からも忘れられた冒険小説「夜空の騎士」の主人公、騎士団長のアトス。ノートから現実世界へと出てきた彼に勇
気づけられ、みちるは手術に臨み、無事退院する。 感謝を伝えるべく、アトスの生みの親でもある小説の作者、黒森に会いに行くみちる。しかしやっとの思いで探し当てた彼は、真っ赤な髪を逆立て親に金をせびるチンピラ同然の男だった。 やがて彼の関わる犯罪組織に目をつけられるみちるは、アトスの力を借りて悪と対峙していく。 本当に彼が、みちるの探す「夜空の騎士」の作者なのだろうか。未完の小説に、ハッピーエンドは訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 00:39:05
55920文字
会話率:49%
ハナは、気がついたら、フーボの家にいた……。
フーボというのは、森の中に住む鬼の子ども。顔が真っ赤で頭にツノ。でも、こわい感じはまったくしない。
フーボは、ハナを背負って、木から木へとびまわる。
やがて、空に大きな虹が……。
キーワード:
最終更新:2025-07-08 23:24:11
1492文字
会話率:44%
初めまして、この診療所のスタッフ、ノラと申します。こちらの受診は初めてですか?では、ご案内させていただきます。
魔核科総合診療所は聞きなじみがないかもしれませんね。病気、怪我は治癒魔法や飲み薬であるポーションで対応できるので、一般の方にもあ
まり知られていません。当院は魔術師のためにある診療所となります。
後ろの二人ですか?当院の受付、ミシェルと、新く入職したテオドリックと申します。どうぞ、当院をよろしくお願いいたします。
(「テオ君お顔が真っ赤だね?」
「…触れないでください」
「うち、職場恋愛ありありのありだよ?ただし、ノアさんは別。仕事が恋人みたいな人だから。まずは男性として見てもらうところからだね!」
「触れないで、ください!」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 22:55:19
7387文字
会話率:65%
普通の現代人だった俺は、ある日突然異世界に召喚された。
神託に従い「世界を救え」と言われたけど、そんな力はどこにもない──と思っていた。
だが、ひょんなことから発覚したのは、
「女の子に触れないと魔力が発動しない」
という謎のチート。……
いや、正直それ、俺が咄嗟にデタラメで言った嘘だった。
でもこの世界の聖女も、ドワーフの天才技術者も、冷静なエルフの魔法学者も、
みんな真面目だから信じ込んじゃって……?
羞恥心で顔を真っ赤にしながら、俺に触れるのを嫌がりつつも受け入れてくれる。
ツンツンしながらも俺に依存し始める聖女。
強気なのに耳まで赤くして慌てるロリドワーフ。
理論で誤魔化そうとするのにすぐ照れが出ちゃうロリエルフ。
そんな彼女たちと触れ合えば触れ合うほど、
なぜか本当にとんでもない魔力が溢れ出して、
剣の精霊《剣さん》まで現れちまって──
光の剣で魔族を一撃粉砕!? 俺って詐欺師向きだったのか!?
気が付けば、世界を救う勇者みたいな扱い。
でも俺はあくまで嘘つきで、女の子の恥じらった顔が見たいだけの最低野郎。
だけど──「俺が守るって決めた女は、絶対に死なせねぇ」
そう決めた瞬間から、俺のデタラメはただの詐欺じゃなくなっていった。
これは、嘘から始まった俺と、恥ずかしそうにそれを受け入れるヒロインたちが、
やがて本物の絆を築き、世界すら救ってしまう
ちょっぴりえっちなハーレムラブコメ異世界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 19:46:13
27353文字
会話率:12%
かつて悪役令嬢として婚約破棄され、すべてを失ったリリアーヌは、隣国の王子ロイに救われ、政略結婚を機に真実の愛を知る。王妃となった彼女はやがて懐妊し、過去の因縁や陰謀に再び巻き込まれるも、ロイはその権力と愛で妻と子を守り抜く。幾多の困難を経て
生まれた新たな命は、ふたりにとって希望そのものだった。これは、悪役令嬢だった少女が母となり、愛と家族に包まれて歩む、幸せの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:00:00
3401文字
会話率:43%
中学三年生の杉内晴馬は近所にある有名な神社、秋山神社に立ち入る時は「参道を通る時にはその中心を歩かない」、「鳥居をくぐる時には必ず会釈をする」といったマナーを守る律儀な少年だった。
ある日学校で晴馬は、つい最近付き合い始めた同級生の下村渚
から「兄の合格祈願をしたいから秋山神社まで一緒に来て欲しい」という誘いを受け、心を躍らせながら渚と共に神社まで向かう。
だが社に向かう為にくぐる真っ赤な鳥居の前に立った時、晴馬は唐突に渚に手を引かれたことで生まれて初めて、「鳥居の前で会釈する」ということを怠ってしまった。
それからである。晴馬が悪夢にうなされるようになったのは―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:59:51
66985文字
会話率:48%
白のハクと黒のクロ、二人が織り成す物語……
ではなく、灰の道を歩む彼らのお話。
家なき子である白の女の子。
貧民街、と呼ばれる場所で暮らしていたがある日奴隷商人がやって来て次々とそこに住む人たちが殺され、掴まれ、誘拐されていく。
白の子が
捕まりそうになった時そこにいたのは同じように真っ白な髪と肌を真っ赤に染め上げた男だった。
男は白を拾った。
そんな男の仲間たちと白、そして黒が織り成す物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 16:49:10
65581文字
会話率:44%
かつて神と魔が争った「人魔大戦」――
終戦から幾星霜、人類は神から授かる“ギフト”で、魔族は“魔法”で、それぞれの道を歩み始めていた。
そんな時代、田舎の農村で生きる少年・カイルは、成人の儀で“相手の名前と戦闘力が見える”という地味すぎる
ギフトを授かる。
しょんぼり帰路につく彼だったが、偶然出くわした魔族に魔物と誤認され、なんと魔王城へ連行されてしまう――!
命の危機を感じて城からこっそり脱出を試みたその瞬間、現れたのは本物の魔王。
だが魔王は、王としての責務も国の未来もすべて放棄し、禁呪でカイルと人格を入れ替え、城から逃亡!
目覚めたカイルは、魔王の姿で床に倒れていた――HP真っ赤の瀕死状態で!
これは、
唯一自分を信じてくれたメイド長の笑顔を守るため、
“王”の何たるかを知らぬ少年が、魔王として国と人々を救おうと立ち上がる――
ちょっとズレた“耕す系・魔王改革譚”である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:00:00
59943文字
会話率:35%
ー赤は禁忌であるー
国中の人間が忌み嫌う赤色。
真っ赤な瞳を持った王女アビゲイルは、王宮の一室に監禁され生きてきた。
両親に愛されず、兄や妹にも嫌われている。
そんなある日、彼女の元に王国一の騎士グレイアムがやってきて、求婚してきた。
彼は
『転生者』でアビゲイルのことは『ゲーム』で知り一目惚れしたと。
意味のわからない言葉を並べる彼に連れられて、アビゲイルは王宮を後にする。
アビゲイルをバカにし続けてきた者たちへ、復讐することを提案するグレイアムだが……?
『殺すなんて生ぬるい』『幸せの甘い蜜の中で動けなくしてやるわ』『私なしでは生きていけない木偶の坊にしてやるの』『嘲り捨てた女にすがるって、どんな気分かしらーー!』
一風変わった復讐劇、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:10:00
337139文字
会話率:40%
※残酷 グロテスク 暴力表現が多数あります
苦手な方はお控えください
意識を取り戻した
気がつくと、体は骨になっている
何も思い出せない・・・
ここはどこだ
戦場か
横たわる鎧姿や、剣や槍などが散乱し、血を流し倒れ伏している者が
大勢いる
みすぼらしい男たちが死体から何かをはぎ取っている・・・
奴らは生きている
その瞬間、俺の見る景色は怒りに燃えるように真っ赤に染まった
湧き上がる怒り
体を震わせる衝撃
生きている者が許せない・・・
急速に意識が遠のいていく・・・
暗転していく世界の中で、周囲の音は消え、視界が靄に包まれていく
かろうじて見えたのは、湧き上がる衝動に突き動かされ、男たちに襲い掛かる骨の体だった
意識が戻ると、俺は倒れつくす者たちの前で、真っ赤な液体に染まった骨の手のひらを眺めていた
滴り落ちる血が地面に到達した時、俺は僅かに思い出した
日本という国のことを・・・
・・・
※再度注意ですが、この物語では「生者を憎むアンデット視点」です。
残酷残忍グロテスク暴力殺人など、頻繁に出てきます。
読後、気分が悪くなったら一旦読むことをやめて深呼吸。
落ち着いて生きている事を実感してください。
私からの注意はここまでです。
読むかどうかはあなた次第。
アンデッドの目から見える世界の片鱗が見えるかもしれません・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 00:00:00
227817文字
会話率:21%
主人公は山田健(ヤマダケン)28歳
自動車工場で働く一人暮らしの社会人。
彼女いない歴=年齢
内向的な性格で人見知りだが、温和で優しい性格。
趣味はアニメ・マンガ・ドローン。
いつも通りに会社から自宅をバスに揺られる生活をしていたが、ある日
の帰り道にバスでうたた寝していたはずが、気が付いたら見知らぬ世界にいた。
「役に立たなければお前も殺す」
返り血で真っ赤に染まった恐ろしい吸血鬼は何を思ったのか、ケンを拉致した。
その目的は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 12:00:00
435931文字
会話率:37%
真っ赤な間違い、という正しさを手に入れる話
キーワード:
最終更新:2025-06-21 19:25:43
3351文字
会話率:29%
【試し読みマンガ公開中!】第1巻が発売し、スニーカー文庫様HPで試し読みマンガが公開中です(めっちゃ可愛いよ!)。詳しくは活動報告をご覧下さい。俺と幼馴染の如月唯花(きさらぎ・ゆいか)は仲が良い。毎日、寄り添ってアニメを観たり、可愛いメイド
姿を披露されたり、ベッドでマッサージをし合ったりしている。俺は子供の頃からずっと唯花が好きだ。たぶん両想いだと思うんだが……ぎゅっとハグをした後、唯花は必ずこう言う。真っ赤な顔で「……あたしのこと好きになっちゃダメだからね?」と。理由は分かってる。たぶん唯花が引きこもりだからだ。でも俺は一生養う覚悟だぞ?
ただの幼馴染だよねと言い合いつつ、本当は両想いな糖分多めの放課後・両片想いストーリー。カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 11:18:00
745186文字
会話率:42%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
70206文字
会話率:53%