聖女殺害未遂事件の介入者である異能使いを探しに王都から港湾都市に調査チームがやって来た。港湾都市の繊維工場で働くキアラは農村出身のごく普通の田舎娘だ…今は。その繊維工場にやって来た調査チームの若い男は、聞き取り調査の為に呼び出したキアラを
いきなり薙ぎ倒した。王都の人間にとっても、港湾都市の女性労働者など虫けら同然なのか。
異能が判明したキアラを調査チームは王都へ連れて行く。貴重な異能使いとして貴族の養女となるキアラ。だが、責任者の王子とキアラの緊張関係は解けない。そして、聖女殺害未遂事件で明らかにされた人身売買事件の処分を巡って、王国は二分されつつあった。キアラの翼は王国から悪徳を排除出来るのか。
一応、拙作『蝙蝠の翼』の続編ですが、こちらは娯楽作にする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 22:41:46
225787文字
会話率:58%
悪霊は、人の心に巣食う欲望をエサとして食らい、その者を悪魔に変える。異能使いの剣士——悪魔祓いにとって、その怪物は斬って捨てるだけでよかった。悪魔になるべくしてなった人間は、元から心が歪んでいたからだ。
しかし、たいした邪欲を持たない人間
ですらも、なかば無理矢理ともいえる手法によって、次々と悪魔に変えられはじめていた——。
【登場人物】
・立神秋《たちがみ しゅう》
悪魔祓い。高校二年。風の能力を操る。人間に対してのコミュニケーション能力は絶望的だが、悪魔に対しての戦闘力は随一。睡眠欲求のみが強く、それ以外の欲は全く抱かない。恋愛に関しては、ひどく鈍感。
・じいちゃん(立神銀次)
ハムスター。喋る。元は人間だったが、いつの間にかハムスターになっていた。『〜じゃ』が口癖の、かわいい、おじじ。秋の扱う風の能力と剣術に関しては大先輩で、やたら博識。
・立神かすみ
秋の母。火守り人。いつも仏のように優しいが、たまにサディスティックな一面も。
・須賀真也《すが しんや》
火ノ花町の刑事。生身の体で悪魔と闘おうと努力する熱血漢。人が良い。秋のことを自分の息子のように想っている。
・柊木澪《ひいらぎ みお》
鍛冶屋の娘。秋の幼なじみ。秋が好きだが、想いが伝えられずにヤキモキしている。とある〝力〟を持っているが、本人は気づいていない。
・柊木要《ひいらぎ かなめ》
刀鍛冶。澪の父。秋とその刀が、よくお世話になっている。
・三代東子《みしろ とうこ》
悪魔祓い。高校二年、優等生。氷の能力を持つ。物事を白黒ハッキリさせないと気が済まない。自他共に認めるドS。冷徹無情な性格とは裏腹に、だれよりも孤独感を抱えている。
・三代西威《みしろ せい》
警察庁特殊急襲討魔第参分隊、元隊長。東子の兄。
・雑賀仁《さいが じん》
警察庁特殊急襲討魔第弐分隊、隊長。ダンディな魅力が溢れる30代前半。ショットガンと刀を同時に扱い、植物の能力で敵を確実に追い込むベテランの悪魔祓い。自身で種から育てた自家製のタバコを吸う、ヘビースモーカー。
・覇南彩音《はなみ あやね》
20歳。警察庁特殊急襲討魔第弐分隊、副隊長。瞬足の縮地と居合い斬りの達人。仁に心底惚れており、暇さえあれば常にアタックしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:01:14
68406文字
会話率:48%
世界は変わった。
西暦2030年。地震、噴火、津波、果ては隕石、、、厄災《ベルフォルテ》が世界を襲ったとき、人類は異能に目覚めた。最初は少なかったが次第に数を増やし、今では世界総人口の約4割が異能使い《エクストリア》となった。
西
暦2097年。異能に目覚めた者たちが通う学園都市《アスカーディア》に、1人の少年が入学する。彼は学園都市で何を学び、何を思うのか。
これは、学園で起こる青春の物語。その記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 03:00:00
71271文字
会話率:41%
魔王のいた世界で魔王は自らに挑んでくる者にあき、別の世界へと旅立つ。だが魔王は知らない。魔王を倒せるほどの実力を持つ者達を。
これはいずれかの強者が魔王を討伐するまでの物語
最終更新:2025-04-14 01:09:01
23598文字
会話率:66%
主人公イツク・コウタはクラスごとアーブルル王国という異世界に召喚される。転移した世界では異能というものがありアーブルル王の異能でコウタの異能を見たがコウタは無能と言われ王国の罠にはめられ王国近くの森に捨てられてしまう。捨てられたあと魔物に襲
われていたところをアーブルル王国の森のとこから少し離れた村にあるアワレテ村の住民に拾われる。
異世界で無能と言われ捨てられたコウタはアワレテ村で異能に詳しい人のおかげで異能を見つけ、異能があることがわかる。
この異能でコウタはこの異世界を自分の思うように生きて行く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 02:22:04
477118文字
会話率:69%
四年前、世界に異能と呼ばれる力が現れたことで、御野間リオは異能発現による脱陰キャを夢見る。だが、そんな妄想は打ち砕かれ、彼以外のクラス全員が異能を発現しようとも、リオにはその機会が訪れることはなかった。そんなある日、学校から帰宅した彼は、黒
髪碧眼美少女(136cm)になっていることに気付く。同時に異能にも目覚めた彼が中心に、再会した美少女巨乳幼馴染となんやかんやあって、勘違いに勘違いが重なって、異能組織のボスになって、いつの間にか、一目置かれる異能使いになる話。なお、派手に光るだけで攻撃系の異能ではない模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 18:10:00
150839文字
会話率:17%
【一話完結】社会人一年目の朝霧桜は、大のアニメキャラファン。ある日、愛する推し――異能使い・宮代氷惺の存在が社会から消失し、また自身も推していた時の記憶が無くなっていることに気付く。推しを思い出そうと躍起になっている桜だったが、駅のホームか
ら落下しそうになっているところを、宮代氷惺を名乗る男に助けられる。氷惺が言うには、この世界は一つの現世と複数の仮世によって構成されており、原作コミックスで亡くなった氷惺を生かしたいという桜の願いが、氷惺を仮世に存在させてしまい、交わるはずの無かった現世との結界に亀裂を入れてしまったとのことだった。しかし、このままでは仮世に存在する『異能』が、現世にも適応され、現世が崩壊する可能性がある。現世の人間が仮世に引き摺り込まれる事件をきっかけに、氷惺は退廃した仮世に帰ることを決意する。
数年後、死の旅人に出会った桜だったが、氷惺を推していたことが偶然ではなく、数百年前の自分の科によるものだと判明し――何度でもめぐる命を持つ少女と、望まぬ生に縛られた男の愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 02:29:11
31973文字
会話率:53%
十年前、この世界は獣人(じゅうじん)と呼ばれる半ば獣の姿となった者達が各地を襲った。
だが、後に「7人の英雄」と呼ばれることになった【異能使い】パーティーが各地で獣人を討伐。その獣人全てを統べる王、獣王(じゅうおう)をも倒し、世界に
は平和が訪れた。
しかし、各地を襲った被害は人々の心すらも大きく傷痕を残すことになった。
これは、かつての事件から生き残った少年少女たちが、獣人の残党、様々な国や村の人たちと触れながら己の心の傷と向き合う精神系異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 19:12:25
41104文字
会話率:46%
高校生の神宮司は、とある事件をきっかけに異能を手にした。
そんな司は異能者として、探偵社で働くこととなる。
そんな中、事件を起こした張本人である妹が、厳重警備施設から逃げ出した。
司は、苦悩の末、愛する妹と袂を分かつことになるのだった。
最終更新:2024-09-06 15:57:19
101028文字
会話率:49%
時は夏、場所は大学。 暇すぎてノリで魔法についてネットで調べていると、ジャックポットを引き当てたが如く、痛くて怪しいサイトを掘り当ててしまった。 厨二全開の巫山戯たサイト名。 見るからに胡散臭い書籍。試しにと無難なタイトルをポチって半
信半疑で書かれている内容を試している内に、なんとまぁ、魔力が使える様になったじゃあ〜りませんか。 そして、何故か同じタイミングで歪み始める日常世界。 無難大好きモブ全開な俺の、ハチャメチャ異能生活のはじまりはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 10:00:00
494170文字
会話率:41%
これは異能に愛された語り部と星に選ばれた死神の物語。
出版社ブレンディに勤めるエドワードは29回目の誕生日を境に星の物語に巻き込まれてしまう。
その日、奇妙な夢を見た彼はいつもと変わらず会社へ行くと、外部の依頼として朝帰りの上司イリ
ーナが預かってきた【願いを叶える本】の調査を行うことになり、異能を使って本の中に入り込むとその物語が【雨喚びの死神】と呼ばれる英雄の話だと知る。
依頼を果たすため、呪いに守られた貴族令嬢ルチリアと共にフィリープル領へ取材のため赴くことになるのだが……。
マリシアの奇蹟を保有するモルキィヤ帝国を中心に、様々な思惑と複雑な状況が交差する中、事態は思わぬ方向へと進んでいき、エドワードは異能使いの語り部として奔走することになるのはまだ先の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 03:20:00
2565文字
会話率:54%
とりあえず思いついた「よくあるセリフ」から、即興で短編を書いてみよう、と思って書きました。
即興です。前後の話とか全然ないので、暇つぶしにでもなればいいなと思います。
今回思いついたよくあるセリフは「お……お前は……誰だ!?」
です。世
界観に関しては、脳内にあったものを流用しましたが、話の内容に関しては、本当に、このワードだけから話を膨らませて書きました。
で、粗筋ですが、近未来で、異能使いの高校生男子が高校生女子の為に戦うような、よくある話です。徹頭徹尾、書きながら話を作っていったので、矛盾や不自然な点はいっぱいあると思いますが、勢いだけで書いたので、その辺はご容赦ください。
難しいことを考えず読んでいただき、ノリと勢いが楽しかったら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 01:26:13
6718文字
会話率:42%
六つの街が各々の危機に直面している世界で、音臨と呼ばれる謎の存在が街々を脅かしています。
一般人とはかけ離れた力を持つ、異能使い、音響師たちはこれらの脅威に対抗するが、彼らの能力は限られています。
この危機的状況の中、唯一無二の存在「コン
ダクター」が現れ、音響師たちと共に音臨の脅威から世界を救うための戦いに挑んでいく。
さぁ、コンダクター。
戦闘の指揮をとってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 03:31:20
4095文字
会話率:32%
【永久の希望】……目覚めたらそこは何もない世界。孤独な人間は旅の末に一つの本を見つける。
【魂の質量、愛の密度】……弟を殺してしまった姉が見てしまった暗い世界の悍ましい取引。
【へたくそな笑顔】……夏休み、入り込んだ森の奥には白い建物。
その中には一人の女性がいた。
【この未来に夢を、あの流れ星に希望を】……正しさだけを信じた異能使いの男は、ある事件でその正しさに砕かれた。
これは、奇妙にも繋がる辛くて辛くて残酷な四つの物語。
※この話は章ごとに進むので次の話を読もうとすると別の物語に飛ばされることが可能性があるので注意をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 20:16:43
102870文字
会話率:20%
時は2300年。
科学の発達により、人類は遺伝子を調整する事によって異能を手に入れた。
異能を使い、時代を動かしていく者を等しく世界はこう呼んだ。異能使い《ルールブレイカー》と。
主人公である高田陽生も異能使い《ルールブレイカー》なのだが
、その正体は落ちこぼれだった。
そして、落ちこぼれであるが故に、様々な人物からその命を狙われることになっていく……
また、科学を疎む魔術師や陰陽師、巫女や僧侶なども現れて……
そんな混沌とする世界を、一人の少年が変えていく。
これは、そんな物語である。
【こちらは短編版となっております】
【主人公視点と三人称視点がごちゃごちゃになっております。ご了承下さい。連載版の方だと改善される予定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 17:34:23
4971文字
会話率:53%
──「もし、君が大切な人の命を理不尽に奪われた時
君は正気でいられるのか?」
神と契約する事で異能の力を得られる世界。しかしそれには大きな代償を支払う必要があった。だから多くの国はそれを禁じている。
その国で大切な人を失った青年は、仲間
と共に腐敗した国に抗い変える事を誓う。しかし、彼には誰にも明かしていない真の目的があった。
そんな彼の前にある一人の少女が現れ、止まっていた時が動き出す。ある1つの結末に向かって──
異能使いの反逆者・黎真と
身寄りのない少女・優音の
何度も死と絶望を繰り返し進む
たった2人だけの革命譚 開 幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 15:03:43
1851文字
会話率:65%
高校に落ちた主人公、冬月暁夜は、いきなり現れた化け物に殺され、復活するとそこは異世界だった。その世界では何故か暁夜を殺した化け物の仲間のような生物が蔓延っていた。それらと戦っていたのは魔装と呼ばれる仮面をつけた、異能使い達。暁夜も魔装が出現
し、異能を使えるようになったがとんでもないゴミ能力だった。
この世界にあるはずのないものがあったり、発生場所が分からないのに減らない化け物など、謎だらけの世界で彼らはトゥルーエンドを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 17:41:31
17644文字
会話率:39%
異能使いが罪を犯した時に訪れる牢屋『監獄』その中でも最凶で最悪な者たちがくる『最下ノ牢獄』より解放された怪物である天武
天武がヒーローの芽や世界と敵対しているヴィランを見たうえで我が道を行かんとする物語
最終更新:2023-01-10 13:18:57
4617文字
会話率:66%
この世界には能力が存在する。ある者は火を使い、ある者は飛ぶことができる。それらは人類に新たな進歩を与えた。人類では踏み込むことのできなかった場所ですら探索し開拓を始めた。もちろん能力を使った凶悪犯罪だって増えた。もちろんそれを解決するヒーロ
ーだって現れた。要するに君たちの考える世界がここにはある。しかしこの世界の少数はそれを超越した力を持つ。そういった人々を政府は「異端の能力者」と呼ぶ……。全く長ったらしいとしか言いようがない。だから私達はこう呼ぶ「異能使い」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 06:13:39
16730文字
会話率:59%
――世界に異能が発現し、百年以上が経過した。
通常、人が持たないその能力を操る者を異能使いと呼ぶ。
各国は科学力の粋を結して、異能の研究に当たるがメカニズムは未だ不明。それでも厳重に管理すべきという共通認識より、レベル制度が導
入され、一般人と異能使いは明確に区別されて生活を送るようになった。日本もそれに追従し、異能の兆候に対してつぶさに目を光らせ、エージェントと呼ばれる者たちを動かすこととなる。
そのエージェントの一人――斑鳩陵介は、とある任務を与えられた。
「一般人に紛れ込み、対象女子生徒を護衛せよ」
唯一無二、世界最強と名高い【レベル9】の陵介に与えるにしては違和感のある内容。しかし普通の学生生活に憧れを抱いていた少年は、その任務を受けることにした。
果たして、一般人が住まう区画に足を踏み入れた陵介。
これは世界最強の少年が実力と素性を隠し、少女を守るため奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 18:06:32
6799文字
会話率:39%
10年前に起こった大災害「カタストロフィ」。世界人口が三分の一となり、世界の形が変わりだしていた。
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現代、異能者は世界人口の99%を占めている。その中でも優秀な異能者しか入れない学園の前に、能力の使えない記憶喪失の少年が倒れてい
た。学園のトップであるモネは少年を発見し、学園で保護することに決めたが、異能が使えないということで少年は責められてしまう。しかし、一人の少女が少年を庇い、少年を認めてもらう為、学園の決闘戦で優勝することを条件とした。
果たして、少年は条件を達成することができるのか――!!
これは少年の記憶を取り戻す話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 16:44:12
279文字
会話率:30%