ローニャは売れない画家である。
同じく売れない画家である父に愛想を尽かした母親が出て行って以来、父と子の二人でなんとか生活をしていたが、父が病に倒れて亡くなって以来パン屋で働きながら細々と絵を描き続けていた。
街の収穫祭の日、ローニャはひ
ょんなことから光り輝く金糸のような髪を持った美しい男性と出会う。その男性の「芸術的な美」に惹かれたローニャは食うのも忘れて絵を描き続け、一枚の肖像画を完成させるのだった。
ある日、全国民が参加出来るという「国王生誕祭絵画大会」に応募してみないかと女将が持ち掛ける。女将はローニャの家で見た「天使様の絵」を推薦し、「無理だろう」と思いつつもローニャは応募を決意する。
その数か月後、ローニャの元に一通の手紙が届き―――……
絵をこよなく愛する「画家」と芸術を心から愛する「パトロン王子」の肖像画を巡る穏やかな日常譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:10:00
11779文字
会話率:46%
新田潤は何も目標が無く近くの高校に入学した。同じクラスには学園のアイドル吉川実香とその地味な友達である春山珠子が居た。新田潤は春山珠子に声を掛けるがいつも返事は返ってこない。
新田潤は地元・熊本に出来たアイドルグループ KIPを観に行き、
そこでセンターの糸島ルカに魅了される。吉川実香も糸島ルカのファンだとわかり、2人は共に応援することに。
しかし、吉川実香がなぜ糸島ルカを応援しているのか。そこには隠された秘密があった。
一方、糸島ルカは歌もダンスも素人の自分がセンターでいいのか葛藤があった。そんな中、初めての総選挙でランクインできず、生誕祭で涙を流す。それを見た新田潤は次の総選挙で必ず糸島ルカをランクインさせようとさまざまな活動を吉川実香とともに始める。
そして、糸島ルカとは誰なのか。その正体を新田潤は知ってしまう。
アイドルのセンターを巡る群像劇、そしてアイドルファンの総選挙を巡る活動。彼女がセンターに立つのには様々な理由がある。
※この小説はフィクションです。実在の団体・人物とは関係ありません。
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 16:28:31
4770文字
会話率:58%
「ナディア! お前はこれまでこの国が平和だったのをいい事に、己を聖女だといつわっていただろう! こうして本物の聖女が現れた以上、このままにはしておけない! 偽聖女ナディア、お前を国外追放とする!」
そう私に告げたのは、この国の王太子であり、
私の婚約者のレオナール様。
十八歳の生誕祭のお祝いに来たというのに、耳を疑うような事をパーティーの参加者の前で言われた。
ちなみにその隣にいるお色気たっぷりの女性はだれですか。
国のためにずっと神聖力を使ってきたのに、もう知らない!
神聖力を祈りを込める神像から切り離して森をさまよう、お腹が空いてもう動けない。
そんな私を救ってくれたのは、隣国の辺境伯。
幼いころに私の聖女としての力に助けられて以来、私を好きだった!?
私は隣国で幸せになります!
レオナール様は今さら私を探しにきても、もう遅いんですよ!
そんなレオナールの末路とは……!?
◇ ◇ ◇
カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 13:19:21
5908文字
会話率:26%
帝国の姫、ゼノビアの8歳の生誕祭で彼女の暗殺に巻き込まれてしまったハンナは彼女を助けると意識を失ってしまった。気がつくとゼノビアとハンナの年齢が入れ替わっており、ゼノビアは18歳の美しい少女に、ハンナは8歳の可愛らしい少女になっていた。身体
を元に戻す為に手がかりを元に旅をしていくがその先々で試練を与える謎の存在と対峙していくことになる。不器用美少女姫(中身8歳)とお人好しちびっ子魔術師(中身18歳)の冒険譚が今開幕‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 06:33:20
67452文字
会話率:38%
転生時、神から祝福として「声に出したことが全て実現する」というチートを与えられた、聖女ルミエーラ。しかし、チートに欠陥が多いせいで喋れなくなってしまい、コミュニケーションは全て筆談に。ルミエーラは祝福を消そうと奮闘するもなかなか上手くいか
ない。
そして二十歳の生誕祭を迎えると、大神官は贈り物と称して護衛騎士の選択権を授けた。ルミエーラからすれば、そんなものはいらないのが本心だったが、受けとり拒否をするわけにもいかず、とにかく面倒でない性格の人を選ぶことに。己の直感を信じて、アルフォンスという騎士を選択したのだが……。
実はこの男、筆談なしでルミエーラの考えを読める愛の重い騎士だった!?
「わかりますよ、貴女が考えていることなら何でも」
欠陥チートで喋れない聖女と、聖女が好きすぎる溺愛騎士が織りなす恋愛攻防録!
※アルファポリス様・カクヨム様でも掲載しております。
※毎日更新の予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:30:26
240363文字
会話率:39%
創造主が自ら創った世界にて、その土地を生かし続けるためにとある神々を創り出し、創造主は神々へと土地を守護する任を与えた。神々はそれぞれで己の守護する土地を定めたが、いつしかそこにさまざまな生物が生まれ始める。
そして生まれた生物の中で
“人間”という種が誕生した時、彼等は神々が守護する土地に自分たちの国を造り出し、『その土地の神=自分たちの国の守護神』と定め、その世界に人間の住まう四つの国が誕生した。
北国イグニケル、南国ウォーターテール、東国リーフロフト、西国サンドロック。
これはその内の西国サンドロックで巻き起こる、「婚約解消? すれ違い? ハッ、させる訳ないよね?」な頭パチパチ婚約者絶対逃がさないマンな王子さまと、「絶対ぜったい婚約解消! または破棄っ!」な絶対王子さまから逃げ切りたい物理的に強い訳アリ公爵令嬢の、コメディ成分過多な戦いの物語である――……。
※全十四話、三万文字ちょっとのお話になります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※王子さまは公爵令嬢への好意が物語開始時点でカンストしてます。
※こちらカクヨムさまでも投稿しており、そちらの生誕祭企画で発表したものとなります。こちらでは色々と多少改稿済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:22:55
32630文字
会話率:45%
肌に鱗が生えているシンシアは、部屋に閉じ込められて育った。
しかし出席が義務付けられている国王の生誕祭をに出向き、一人の青年と出会う。
無数の傷跡を刻む顔を隠すために、白い仮面を付けた彼は、先の戦で負傷した第一王子チェスターだった。
チェスターとの出会いが、シンシアの運命を変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 06:02:00
34842文字
会話率:33%
主人公の岩永ひまりの住む村では、毎年、村の創設者の誕生日の時に生誕祭を執り行う。
その当日、なんと父が亡くなっていた。
そしたら、母から驚くべきことを聞くひまり...
キーワード:
最終更新:2022-11-13 07:06:28
964文字
会話率:23%
擅自轉載斷然拒絕,擅自轉用斷然拒絕 〉
意:無断転載断固拒否、無断転用断固拒否
とある秋の日。浩隆と香奈は、婚礼写真の撮影のため、海沿いの街を訪れていた。
そこは浩隆の思い出の地、そして様々な思いの眠る家だった。
小説家になろうに掲載
中の現代恋愛小説「ひろかな」の番外短編、高遠香奈生誕祭2022に寄せたお話です。
時系列的に「ひろかな」「そのごのひろかな」の後日談となりますので、本編を先にお読みいただければ、より事情がわかるかと←
色々な伏線を回収しているお話ですので、元ネタの方もぜひ探してお楽しみください!方方つながるよ!
ひろかな本編はこちら↓
(小説家になろう(全年齢))
https://ncode.syosetu.com/s2121e/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 20:00:00
2933文字
会話率:50%
擅自轉載斷然拒絕,擅自轉用斷然拒絕 〉
意:無断転載断固拒否、無断転用断固拒否
小説家になろうに掲載中の現代恋愛小説「ひろかな」の番外短編です。
今日は浩隆の誕生日。
そんな日に、香奈から贈られたプレゼントはなにやらいわく付きで。
願いを再認する、香りの物語。
※時系列的に「ひろかな」「そのごのひろかな」の後日談を想定していますので、本編を先にお読みいただければ、より事情がわかるかと←
ある意味でのアンサーノベル(?)ですので、元ネタのお話もぜひ同時にお楽しみください!
ひろかな本編はこちら↓
(小説家になろう(全年齢))
https://ncode.syosetu.com/s2121e/
特に「そのごのひろかな」の「香」を推しておきますね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 21:00:00
1936文字
会話率:53%
擅自轉載斷然拒絕,擅自轉用斷然拒絕 〉
意:無断転載断固拒否、無断転用断固拒否
小説家になろうに掲載中の現代恋愛小説「ひろかな」の番外短編です。
ベッドの上で悲喜こもごもな香奈ちゃんと一緒に、悶えるひとときをお楽しみください。
※時系列的に「ひろかな」「そのごのひろかな」の後日譚を想定していますので、本編を先にお読みいただければ、より事情がわかるかと←
ナチュラルハイパーイケメン(?)とはこういうことか……
ひろかな本編はこちら↓から
(小説家になろう(全年齢))
https://ncode.syosetu.com/s2121e/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 19:55:22
2541文字
会話率:51%
第一王女様の生誕祭の夜、伯爵令嬢である私ライラは、暴漢に襲われていたところをオーランド様に救われた。
私の名誉を守るため、私との婚約を結んでくれた彼だけど、彼の幸せのために、この婚約はなかったことにしようと思う。
最後に素敵な思い出をつ
くってから、とても悲しいけどオーランド様とはお別れします。
そう思っていたんだけど……。
本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 11:50:42
88915文字
会話率:49%
とある王国の王子として生まれた華耀は、生誕祭での事故により、性別が安定しない半ば呪じみた制約を受けてしまう。
そんな彼が、成長していく様を綴った、伝記的小説、になればいいなぁ。
※2021年1月15日
カクヨムにも同タイトルを投稿始めまし
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 23:36:32
176259文字
会話率:32%
フィースバーク侯爵家の三女として生まれたリュミエールは、ある日、悲しい夢を見て目覚める――。聖女の血筋であるにもかかわらず、何の能力も持たず『空っぽ聖女』、『亡霊令嬢』などと周りの貴族、両親や姉達にさえ揶揄、冷遇されていた彼女。しかし、その
容姿だけは誰よりも血筋を受け継いだ為、王太子の婚約者として選ばれることとなった。その日は王太子の誕生日で、生誕祭の会場に赴いた彼女だったが、なんとその場でいきなり婚約破棄を叩きつけられ、腹違いの姉のサンドラが知らぬ間に彼とただならぬ関係になっていた事を知る……。悲嘆にくれ気を失う彼女を救ったのは冷血と名高い銀竜公爵と呼ばれている男性で……その後、日を置かずに彼から婚約の申し出があり、リュミエールは支度金と引き換えで追放されるかのように家から追い出されるのだった……。
絶望にくれながら訪れた嫁ぎ先の公爵家だったが、そこで出会ったのは彼女に好意的な人々ばかりで……日々彼女は塞いでいた思いを解きほぐされ、楽しい日々を過ごしながら、やがてぶっきらぼうだが素直で努力家の銀竜公爵との距離も近づいてゆく。だがそこに、実家から茶会の誘いがあり、そこには王太子とサンドラも訪れるという――。
これは、聖女として失格だと蔑まれていたリュミエールが、自分を取り巻く不遇な環境から解放され、幸せをつかみ取るまでの物語。
※◇は他者視点のお話になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 12:10:23
145646文字
会話率:42%
世界暦?年。
ラゼリードはハルモニアの手紙でルクラァンへ呼び出される。
そこで待っていた彼女への頼みは『高貴な女性に贈るものを選んでほしい』。
ヤキモチを妬きながら選んだプレゼントの行方は?
最終更新:2022-06-20 12:30:15
4407文字
会話率:33%
※10分程度で読めます。※横書き推奨
大学の帰り道、友人に白髪を指摘され思わず某芸能人のモノマネをしてしまった主人公。瞬間、強い光に包まれ白い部屋に閉じ込められた! 扉には『0/200』、謎の美少女、迫り来る推しの生誕祭ライブ。しかしここは
圏外。時間がない、一刻も早く脱出しなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 10:29:22
4374文字
会話率:49%
近隣の国賓や公賓を招いた王国の生誕祭で、侯爵令嬢ヴェロニカは、婚約者の第一王子ライアンから婚約破棄された。
そして追い打ちをかけるように、婚約破棄されるような娘は要らないと、父である侯爵に侯爵家からの廃除を言い渡される。
「謹んで、承ります
。」
ヴェロニカがそう答えた途端、会場内から声がかかる。
「ヴェロニカ様。私はクルーム国王太子のパーシヴァルと申します。どうか、私と結婚を前提にお付き合いしていただけませんか。我が国は貴女を歓迎いたします。」
この作品は「アルファポリス様」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 00:00:00
4701文字
会話率:16%
国一番と呼ばれるフローラ学園で学年二位の成績を誇るアレンは、とある日、トンデモナイ光景を目にしてしまう。学園の生誕祭でアレンの元に伝言が届き、秘密の間と呼ばれる隠し部屋に向かう彼は、しかし、もうひとつの隠し部屋を見つけてしまう。
実は隠し部
屋好きな彼は、ドキドキを胸に、後から入ってきた人物の行動をじっくり観察する。ロウソクに火が灯り目にしたのは――アレンのパンツを嗅ぎ、アレンの髪や爪、乳歯を抱きしめている王女様であった。
あまりの動揺に、記憶が飛ぶアレン。彼は呆然としたまま本来の会合に参加し、気付いた時には、彼女のストーカーから護衛する任務についていた。
そこから始まる事件の数々。王女様のストーカーからは殺されかけ、王女様本人には殺害予告。果てには半強制的に婚約をさせられ、彼は逃げ場を失う。
だが、どうしても婚約したくないアレンは王城から抜け出し街に潜むことに。
そして、出会う運命の相手。
宿屋の娘である彼女と共に生活をし、徐々に恋心を募らせるアレン。しかし、逃亡したアレンを捕まえようと騎士たちが来て、二人は王都を転々とすることに。
そんなある日、変装用の道具を購入するために一人で出たアレンは、騎士たちに見つかり路地裏に隠れる。ところがそこで、高位貴族たちによる国家転覆の計画を知ってしまい、彼は不運なことに罪を被せられてしまう。
裁判官を買収され、もはやこれまでかと思った時、アレンに助っ人が現れた。
なんとそれは、これまで宿屋の娘に変装していた王女様だった。
彼女の『アレン日記』のおかげで無罪となったアレン。
彼女の重すぎる愛で救われたこともあり、婚約することも良いかなと考えを改める。そして開催されるパーティー。彼は王女様からの手紙に指定された場所へと向かう。
そして告白しようと思ったその時、彼は見てしまう。
自分のお漏らしパンツを嗅ぐ王女様を。
彼は思いなす。
――やっぱ逃げよう。と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 22:43:21
54820文字
会話率:33%
少女カミラとうさぎのルカが織りなす、心踊る南国ファンタジー。
常夏の島、マカララ島。そして今宵は、月の女神ルアニカの生誕祭。
年に一度のこの祭りは、島の皆にとって特別で神聖なもの。言葉を話す黒うさぎのルカと共に、少女カミラは祭りを楽しん
でいた。
そんなカミラだったが、ルカによってある大冒険に巻き込まれることになる。果たして、カミラの運命は……?
「ランダム単語ガチャ」というサイトで引いたお題三つを使って、連載小説を書いてみました。
お題はネタバレになってしまうので、最終話の後書きにて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 20:00:00
12371文字
会話率:44%
舞台は“人間”と“人外”が存在する世界。
国の管理のもと、一部の人間を除いて人外の存在はひた隠しにされていた。
侯爵未亡人であるマイラ・ハリソンは、人外同士の抗争に巻き込まれ、
人外最強種【悪魔竜】の始祖と遭遇し、その力を賜ることになる。
王族の生誕祭に扮して、愛する息子を拉致されたマイラは、
記憶喪失の美男子パートナーのアーサーと共に、人外組織に立ち向かう。
人外組織の企みとは?
アーサーの正体とは?
種族の異なる者達の共存を願い奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 01:51:34
35937文字
会話率:31%
クリスマスだ! ヒャッホーーーーイ!
最終更新:2021-12-14 05:02:31
965文字
会話率:100%
ユリウス王国は王政であろうと法治国家である。
だが、その法を破り王家の後継者たるアルフレッド皇子は自らの生誕祭で婚約者であるシルヴァーナ嬢に婚約破棄を言い渡し、子爵家の長子であるマリサ嬢と婚約すると発表する。
その後、思いもよらぬ事が次々
と起こり、その収束のために終身法務官であるビョルン・トゥーリは王グスタフに直接、解決するよう指示を受ける。この事案を処理するために関係者の聴取を開始するビョルンだったが、その想いは複雑だった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 14:06:17
9940文字
会話率:52%