幼少の頃に拾われたアンドゥーは、名門貴族メリーチ家の使用人として仕えている。そこの一人令嬢ユリアは、魔法の威力を試すために彼を実験台にしている。
三年間毎日、彼女の魔法を喰らっていた彼は誕生日に体に異変をきたす。彼女の魔法が効かなくな
ってしまったのである。彼女の両親の特別の計らいにより、彼は王立の学院に彼女と共に通っている。
三令嬢のリーダーであるマチルダは、ユリアに嫉妬し追い落としたいと考えている。しかし、彼女はユリアに直接実行する勇気がない。それで、悪意に満ちた彼女は彼に魔の手を伸ばす。彼女の仲間にはユリアに匹敵すると評されるアン、魔法力に疑義を持たれているエリーザがいる。
ある日、彼は屋敷に侵入した少女と出会う。
ユリアを筆頭に無慈悲な悪役令嬢たちから、彼は日常的に理不尽な仕打ちを受ける。その人数は徐々に増えていってしまう。立場上、彼は彼女たちに対応せざるを得ず辟易させられる。とにかく、彼は彼女たちに大いに振り回される。
彼に魔法が効かなくなったのは、過去にある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 13:13:39
745550文字
会話率:73%
王子に恋する18歳のマール。或る日どろぼうがマールの家に入り、マールはどろぼうと対峙して捕まえる事に。
勇気を賞賛され王宮に招かれる事となるが王子が毒に倒れてしまう。その晩マールが祈りを捧げていると妖精があらわれ、勇気の杖を渡してくれる。勇
気の杖は、本当の勇気がないと使いこなせないいわくつきのもの。しかしマールは自分には勇気があると思い、杖を使って王子の毒を取り除く。しかし、マールに勇気がなかったのかマールは老婆の姿に変わってしまっていた。本当の勇気を探すため町に出るマール。そこで出会った金色の髪の女から本当の勇気を教わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 13:01:07
5450文字
会話率:35%
勇気へ
一体、何がしたかったんだろう。多分、プライドが高かったんだ。
プライドが無ければ生きていけない。
でもプライドだけで生きてはいけない。そうだろ。
俺は人を殺した。
なぁ、知ってるか?人を殺すって、本当に気持ち良いん
だよ。なんていうか、生きているって感じ。
1番好きなのは、人の腹を切って苦しみに悶える顔を見るとき。あの感触。たまらない。お前にも味わってほしい。
勇気。本当はお前も、人を殺したいんだろ?でもできない。名前は勇気なくせに、お前には勇気がないんだよ。でも俺にはあった。
ただ、遂に妻を手にかけちまったとき、思ったね。あぁ、俺は一体、何をやっているんだろうって。
妻は俺を愛していた。心から、そう思う。俺も勿論愛していた。心の底から愛していた。妻のためなら死んでもいいって思ってた。いや、今も思っている。俺は優しいんだ。
妻が風邪で寝込んだとき、俺は一生懸命、看病した。彼女が食べたがってた菓子をコンビニで買ってきて、家で渡してやったさ。嬉しそうだったなぁ。
でも、そのときだった。俺が妻を殺そうと決意したのは。勿論、その場ですぐ殺すなんてことはしてない。じっくり計画を練って、どうやったら1番、妻が苦しんで死ぬか、考えた。自分が世界で1番信じている人を殺す。世の中に、これほど辛いことってない。
言っておくが、俺は妻のために妻を殺した。神様仏様に誓って言うが、決して俺が殺したくて殺したんじゃない。大義のためだ。
もし信じてくれないなら、お前に誓ってもいい。もし俺が嘘をついているんなら、勇気。お前との友人関係を解消してもらっていい。俺は正直に、ただありのままに語っているだけだ。
信じてくれるよな?
覚えてるぜ、子供の頃、お前と遊んだこと。俺が人生で1番幸福だった時代だ。お前と、小学校から帰ったら、近所の裏山で秘密基地作って遊んだ。あのとき作った基地、今どうなっているんだろう。
愛する友より
追伸
今度、長野にスキーしに行かないか?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-01 10:29:26
811文字
会話率:0%
これは悪魔なウエイターが悩めるある罪を持ったお客様を料理と毒舌?でもてなすお話。
魔界から地球に落とされた悪魔、デモンがウエイターをしているのは夜だけ開く「リストランテ魔窟」。
昼は魔窟の店長の両親が営む定食屋、夜は短髪で陽気な店長兼コッ
クがいる店で接客をしているがお客様は人や自分に罪を抱えてる人達ばかりみたいでー。
登場人物
デモン
魔界から地球に落とされた悪魔、リストランテ魔窟のウエイター。口は悪いが時折意味深な言葉を言う。微力ながら魔力がある。
荒城 明(あらしろ あきら)
見た目20代後半の魔窟の店長兼コック。明るく口うるさい。定食屋荒城の夫婦の息子。
サガン
デモンの魔界にいた頃の部下。デモンより後に地球に来た。
今は荒城で定員をしている。魔力は地球でも使えるが普段抑えているため疲労がたまりやすくその分よく食べる。
その他
上野 つばき
魔窟を訪れたお客様。彼からプロポーズされたが指輪をまだはめれない。疑心暗鬼になっている。
木下 愛莉(あいり)
イヴの日に同棲してる彼氏の浮気に気づいて魔窟に辿り着く。愛憎の感情を持つ。
品川 せり
友人のなずなの婚約話に嫉妬を覚え魔窟に行く。
美島 華
最近、失恋を機に引っ越した。夢はあるが勇気がない。怠惰だなと自身感じている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 11:35:43
93573文字
会話率:20%
本当の気持ちを伝えるのには、勇気がいる。
でも、僕にはその勇気がない。
だから。
最終更新:2024-07-02 21:07:40
245文字
会話率:100%
これまで女の子と話したことがなかった少年に急に転機が訪れた。それは1人のごく普通の少女が関わっていた。少年は少女と仲良くなっていき少年はこの子と恋をしたいと思うようになった。だけど少年には勇気がない。少年はどうやって少女と恋をしようか、とい
う、少年が一途に少女と恋をしたいと言う想いを貫くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 20:16:15
1447文字
会話率:13%
私が施行している自主企画は、毎年多くの方がご参加してくださっています。
しかし、自主企画に興味があってもどのような作品が出展されているか分からない。だからなかなか参加する勇気がない――。
そこで、今年から私の企画で採用・導入して
いるものの一つ、自主企画タグ。これが有れば作品を検索しやすくなりますよ。(*^▽^*)
※あまりにも――な、感想・レビュー等は削除させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 12:54:25
1697文字
会話率:0%
勇気がない人は読まないように。全部、フニャフニャしてくるから。
最終更新:2024-03-16 23:37:06
313文字
会話率:0%
高校1年生のときに恋をして、叶わない恋だからと必死に隠していた梨沙と梨沙のことが好きだけど告白する勇気がない幼馴染の睦月。そして、この2人が結ばれるために奔走する怜と聖奈。
梨沙が恋心を自覚してから3年後に決着をつける。
視点がコロコロ変
わると思います。苦手な方はご注意ください。
『【短編版】両片思いの幼馴染〜きっかけはバレンタイン〜』を長編版にしたものになります。この作品だけでも楽しめますが、前作も読んでいただくとより楽しめるかと思います。
連載が不定期になってしまうかと思います。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 15:00:24
30689文字
会話率:36%
新堂京(しんどうみやこ)は日々死にたいと思っているが、死ぬ勇気がない。
京が踏切内での自殺に失敗した翌日、彼女は突如として自分と変な被り物を被った女性、あずきと誰もいない世界に閉じ込められる。
自分たちと同じように異様な世界に閉じ込められた
人たちを探し、無事に元の世界に帰るために二人だけの旅が始まるーーーーーーーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:43:20
219文字
会話率:0%
そうじゃないから?
勇気がないから?
キーワード:
最終更新:2024-01-19 23:58:22
227文字
会話率:0%
何においても 終わらせる事には勇気が必要で
その勇気がなかった僕にできる事は
キーワード:
最終更新:2020-06-28 20:17:18
726文字
会話率:0%
やっぱりさ、自分より相手のこと考えちゃうと。頼れないんだよね。
最終更新:2023-09-06 23:16:40
252文字
会話率:0%
誰の意見も聞かない、自分の意見を変える勇気がない「僕」が、今の大好きな「俺」になれた切っ掛けが、其処にはあった
約3年間か
何度も行って今…思う
『キャバクラに通って俺の人生変わったな…。』
俺は、キャ
バクラに行ったことで「心の持ちよう」が変われた
それも明確に
「マインド」と……表現しておこうか
そのネタを、今回書き連ねてやろうと思う
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 22:00:00
25349文字
会話率:21%
彼と幼馴染みの私は、中学生になって変化していく彼に距離感を覚えていた。告白する勇気がない私は、缶コーヒーに間接キスをして、様子をうかがおうとする。
ブラックとカフェオレの缶コーヒーを買い、砂糖入りしか飲めないはずの彼にブラックを渡す。口を
つけたあとに、缶を交換する作戦だ。
しかし、作戦は失敗。彼は、最近ブラックを飲めるようになっていた。さらに距離が開くことを恐れた私は、彼が口をつけるまえに、缶を交換してしまう。
私はブラックを飲む。一口飲んで固まる私に、彼はカフェオレを差し出してくれた。
私は、彼と缶を交換する。思わぬ形で間接キスになって、私たちは顔が熱くなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 16:57:55
930文字
会話率:34%
臆病者な僕は今で満足しようする。
でもどんなにしないようにしても期待はするし、欲もでる。
その欲を叶える勇気もないくせに…。
勇気がないから今に満足しようとしながらも満足できないそんな臆病者の葛藤。
最終更新:2022-11-14 21:45:09
3796文字
会話率:15%
第一王女様の生誕祭の夜、伯爵令嬢である私ライラは、暴漢に襲われていたところをオーランド様に救われた。
私の名誉を守るため、私との婚約を結んでくれた彼だけど、彼の幸せのために、この婚約はなかったことにしようと思う。
最後に素敵な思い出をつ
くってから、とても悲しいけどオーランド様とはお別れします。
そう思っていたんだけど……。
本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 11:50:42
88915文字
会話率:49%
僕には勇気がない。
いつも心の中で思うだけで、行動できない。
そんな時、僕の前にあのおじさんが現れたんだ。
最終更新:2022-06-24 20:51:05
632文字
会話率:0%
☆4/14(水)、三巻発売決定!
笹原直哉は、ある日同級生・白金小雪を悪質なナンパから救い出す。
彼女は学園でも『猛毒の白雪姫』として有名な超絶美少女(毒舌)だった。
その日から直哉はやたらと小雪に絡まれるようになるのだが……。
「あら
あら御機嫌よう、笹原くん。今日もひとりで下校かしら。友達はみーんな彼女と一緒だっていうのに、あなただけずいぶん寂しい青春ね?」
「なるほど。つまり要約すると『笹原くんがひとりでいるなんてラッキー!一緒に帰れるかな……でも誘う勇気がないし……』ってことだな。いいぞ、一緒に帰るか」
「なっ、ちが…………う、こともない、けどぉ……!」
やたらと察しのいい主人公が、クーデレ少女の小さなデレも見逃さずにひたすらグイグイいく話。
※主人公はメインヒロイン以外と一切フラグが立ちません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 16:42:10
511004文字
会話率:46%
ルフィナは魔女と蔑まれた薬師。
森に住むそんな彼女には好きな人があった。
毎日も欠かさずに訪れた騎士であるヴィクトル。告白する勇気がない、口下手な彼女が思いつく方法はラブレターを書くこと。
はたして、彼女の恋は実るのか……?
※カ
クヨム・小説家になろうに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 17:38:00
10577文字
会話率:40%
莉花に告白したい。けど、する勇気がない、だから、偽恋人から始めよう。(※重複投稿しています)2023'4'12簡易チェック
最終更新:2022-02-22 02:00:00
4974文字
会話率:34%