レクト王国貴族・グランマージ伯爵家。伯爵の孫であるエドリックは人の過去や心が読め、時に予知夢を見ると言う能力を持っている。
だが、彼はその能力のせいで国内では忌み嫌われた存在であった。
そんな彼が、レフィーン公国の公女を妻として迎える事にな
るが……彼女もまた、祖国では厄介者として扱われており、エドリックの求婚によって体よく国を追い出された格好だった。
オリジナルファンタジー小説『カルテットサーガ』のスピンオフ小説となります。未読の方は先に『カルテット・サーガ』を『第4章まで』お読みいただけると良いと思います。
(第5章はこちらの壮大なネタバレが入ってきます)
カルテット・サーガはこちら→https://ncode.syosetu.com/n9766hv/
また、エドリックの妻・フローラ視点で描かれる『嫌われ公女と嫌われ男爵の結婚』も毎週更新しております。
嫌われ公女→嫌われ男爵で1話ずつ交互に読んでいただけると、より楽しめるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:00:00
100011文字
会話率:55%
10年前、魔女の襲撃によって家族を失ったヴァスリドス子爵家現当主テレント。ようやく傷も癒え、政務を順調にこなしていた頃。
テレントの住むデルカニア王国と国境を接する工業大国ゲートランド都市王国が魔女の襲撃で壊滅した。
デルカニア王国貴族
院はテレントに対し都市王国から来る難民の保護及び魔女の王国への侵入阻止を命令。ただでさえ騎士の少ないヴァスリドス子爵家は、総力をあげて命令を遂行する。
しかし、テレントは怪我人を見捨てることができず治療に人手を割かれた。
もはや魔女の創作などできない状況、テレントの前に現れたのは――
ローブを纏いまだあどけなさの残る銀髪の少女だった。セシリアと名乗った少女は、怪我人たちの前で祈る。
するとみるみるうちに人々の傷は癒え、誰もが少女を聖女だと騒ぎ立てた。
全6話の短編小説です。短い間ですが、お付き合いいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 13:02:01
16275文字
会話率:32%
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールデ
ィアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
い折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 12:26:20
138742文字
会話率:43%
ここは、とある異世界。
王国貴族、ラディスター伯爵邸。
そこに仕えているのは個性豊かな使用人たち。
彼らを纏め、主人を支えるのが伯爵家執事長のクロード。
彼の仕事に失敗の2文字は無く。
常に使用人たちの模範である。
そ
んな彼を振り回すのは言動が読めない主人のクリス。
ドジばかりで屋敷をめちゃくちゃにする元凶、メアリー。
個性豊かな使用人仲間たち。
(……なぜ彼らは仕事を増やすのでしょうか。……はぁ)
「今日も1日、頑張りましょうか」
閉じた日記帳は哀愁と激闘の日々を乗せ、彼をまた少し成長させる。
〜からはサブタイトルです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 22:30:00
30344文字
会話率:40%
この大陸にある二つの大きな国。
マジイリス王国と、大光牙帝国。
二つの国は、宗教対立を抱えていた。
一応停戦協定が結ばれていたものの、停戦十周年記念のイベントで王国のだまし討ちにより戦争が再発。
だが、それを事前に察知していた帝国により王国
側は大敗した。
私、スフィア・リーズフィリア公爵令嬢と二人の妹は王国貴族になったばかりの桜宮幸太郎に嫁ぐ事に。
しかし、納得できなかった私達は彼を虐めぬき、毒殺されるのを見て見ぬ振りした。
そして、彼が死んだ結果……帝国は彼が毒殺された事を理由に王国に対し民族浄化を宣言。
大敗した王国は、王族貴族、平民までも皆殺しにされる事に。
私はようやく愚かさに気付いたものの、時すでに遅く……。
処刑された私が戻ったのは、彼に会う前日。
私は、今度こそ彼と仲良くなって、悲惨な未来を変えて見せる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:15:15
24879文字
会話率:35%
善良な異星人に侵略された王国貴族の男女のお話です。
※本作は、なろう的なジャンルはSFですが、恋愛要素を多く含みます。
そのため、純粋にSFを求める方には合わないと思いますので、ご注意ください。
最終更新:2025-03-27 20:00:18
11397文字
会話率:44%
剣と魔法が夢を描くファンタジー世界。
魔族帰りで体に1つの体に2つの人格を宿す主人公、ネロ・ディア・ロスティルは、王国貴族から獣人族の奴隷を救い出した。
しかし、ラトゥーリエ王国では亜人に人権が無く、獣人たちには居場所が無い。そこで、
奴隷たちを国外逃亡させるべく、ネロたちは国境へと向かった。
国境の門を通ることに成功した一行は、最初の街へと到着する。宿で一泊しよう考えていたが、奇妙な依頼人が待っていた。
依頼人は娼館の遊女で、絶世の美女であった。
ネロたちは、彼女の取り巻く災難の渦に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 05:00:00
26999文字
会話率:38%
腐敗した政治に鉄槌を下すべく、王国貴族のアモンは志を共にする仲間と共に革命軍を結成する。しかし、いざ反乱を起こす直前になると、なんだか仲間の様子がおかしくなり始め......?
最終更新:2025-01-22 18:05:31
7713文字
会話率:55%
王国貴族は16歳になると全員騎士団へ入ることが義務付けられている。
新人騎士は地味なトレーニングを課されるが、適当にやっても二年で除隊できるのでサボるものも多かった。
そんな中、鬼気迫る勢いで他人の三倍のメニューをこなす男が居て――――
こちらは第6回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞参加作品、キーワードは『トレーニング』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 16:58:51
1000文字
会話率:26%
バレリー・バネッサは、絵に描いたような悪役令嬢!
第二王子トリニエルは、バレリーとの婚約関係に辟易!
そして、とうとう婚約破棄を突きつけられるバレリーだが!?
「婚約破棄だなんて許せません、決闘ですわ!」
決闘の方法は……。
「もちろん、
『水上レース』で!」
王国貴族の嗜みは、社交ダンスではなく水上レース!?
水路の王国トリトーンで繰り広げられる、水上の愛の行方は、いずこへ!
「ワタクシの婚約に異議ある者は、誰でも掛かって来やがれですわ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 12:00:00
9584文字
会話率:58%
「わたしは結婚して平穏で幸せな生活を送りたいので、学業を頑張ります!」
舞台は王立ラミ王国貴族学園。
ミリセントは己のささやかな幸せを掴み取るため学業に邁進するべく意気込んで学園の門を潜りましたが、ことある毎にトラブルに遭遇
してしまい、なかなか思い通りに事が運びません。
しかし彼女はそれでも挫けず頑張るのでした。全ては平穏で幸せな生活を送る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:28:17
711126文字
会話率:32%
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く
、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:00:00
246338文字
会話率:33%
異世界の「王国」に転生した日本の大学生、「俺」ことヒロ。臨死体験をしたせいで、「幽霊が見える、会話ができる」体質に。
幽霊と契約しては仲間にし、「死霊術師」と呼ばれる日々。うちひとりから断絶した家の再興を頼まれて、王国貴族の一員に。
人の縁と転生ボーナスのおかげで生き残り、王都で「公達」デビューを果たしたけれど……?
いまの立場は「正五位上・男爵・近衛中将(中隊長)」ヒロ・ド・カレワラ。
どことなく平安朝に似たところもある「王都」で、歌に生き、恋に生き、宮廷の陰謀をかいくぐる日々。
「でもないのよね。貴族ってのは、一面では官僚なんだから」と「祖父」の幽霊。
貴族仲間に役所の同僚、王侯将相・街場の人々、そして幽霊。
さまざまな人との交流の日々を綴ります。
第一章は、転生した田舎の村から新都までの旅の記録です。
第二章は、新都で入学した「学園」での生活。
第三章は、「北賊」との戦争の話です。
第四章は、王都で貴族デビューすべく、西へ向かう旅の話。
第五章以降は、若手貴族・官僚生活の話。
いただいた感想に対する返信、再開してみます。展開予想だけはどうかご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 11:50:00
4386549文字
会話率:29%
王国貴族学園魔術教師ケルトは、頭を抱えていた。
彼は、王国宮廷魔術師であり、今は一線を退いてはいるが、そのまま王国管理下の貴族学園臨時教師の仕事を兼任していた。じっと見つめる先は、初等部4回生の課題の答案だった。
課題は『自分のアピール
ポイントについて、簡潔に書いて下さい』
臨時教師だからと言って、今の仕事は生きがいであるし生徒たちとの交流は楽しい。
無下には出来ない。一人一人丁寧に添削し、自分なりの評価コメントなども個々に入れていた。
ただでさえ時間はかかるのだが、満足感は格別だった。
――だが、一人の生徒の答案の前で、彼は必死に悩むことになったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:19:54
5663文字
会話率:18%
エリカ・ソルンツァリは国外追放された。
理由は光の巫女と親友であった為だ。
光の巫女との婚姻をもくろむ王族や大貴族からの反感を買ったエリカ・ソルンツァリは王国貴族が通う学園から追放されるはずだった。
だがそこに王国宰相の娘であるエリカ・ソル
ンツァリを攻撃する事で、王家と宰相の間に軋轢を作ろうとする第三者の介入により彼女は光の巫女暗殺の疑いをかけられる。
結果エリカ・ソルンツァリは無実の罪で国外追放される事となる。
光の巫女の心が曇れば国が傾きかねない、と危惧する王国はエリカ・ソルンツァリが身分違いの恋をして駆け落ちしたという茶番を考える。
その相手に選ばれた貧乏子爵家の次男坊シン・ロングダガーは、その話を受け入れれば貴族としては終わりであると理解しつつも喜んで話を受け入れる。
何故ならエリカ・ソルンツァリは初恋の相手だったからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:26:22
370952文字
会話率:20%
日本の高校生、葉山九狼はある日クラスメイト達と共に異世界へと召喚された。
召喚された際に得た力が周囲よりも弱いことでクラスの一部や召喚先の王国貴族達から厳しい目を向けられつつも、そんなものは知らぬとばかりに変わらない九狼。
しかしそんな彼を
快く思わない者達がいた。
差し向けられる刺客。望まぬ戦い。けれど死ぬわけにはいかない故に―――
己を狙う魔の手から逃れた彼は、その国最強の英雄達と出会い、道を示される。
一つ、このままクラスメイトの元へと戻り、いつ狙われるともわからない生活を続けるか。
二つ、英雄率いる王国最強の部隊に軍人として所属し、己を鍛え身を守る術を得るか。
迷うこともなくその提案に乗り、軍人として生きていく事を決める九狼。
彼という存在が、やがて魔族との戦いの切り札の一つとなるのだった。
それはそれとしてオタクな友人が夢にも見た剣と魔法の世界で無双する中、只管堅実に敵の首を狩るとか主人公としてどうなのか。
「いやだってこれが一番手っ取り早いし」
「誰だよこんな奴闇討ちしようとしたやつ……」
※この小説はpixivにも投稿していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 14:57:55
384802文字
会話率:51%
没落寸前の貴族、エヴィデンシア伯爵家の令嬢、フローラ。
彼女の旦那様は、美少女アドベンチャーゲーム『白竜の愛し子』で、主人公の攻略対象であるヒロイン達に節操なく言い寄り、どのルートをたどっても主人公やそのライバル達に叩きのめされ破滅する
当て馬、グラードルだった。
そう、フローラはゲーム中で、名前と遠目の後ろ姿しか登場しないというモブ嫁だったのだ。
彼女は、この世界で貴族にはまず現れない、農奴のごとき茶色の瞳と髪色を持つ令嬢で、農奴娘と蔑まれる存在だった。
婚姻の儀の当日、伯爵位を得るためだけに、嫌々結婚することを了承したという初対面の結婚相手グラードルは、フローラを見て驚きの表情を浮かべると、不思議な響きの言葉で呟いた。
「『おいおいマジかよ。コイツこんなに可愛い嫁もらってたのにあんなことやってたのか? えっ……もしかしてこの世界って美的感覚が違うのか!? ちょっとソバカスがあるけど、かわいいよなこの娘』」
これは、農奴娘と蔑まれる没落寸前の貴族令嬢フローラが、前世の意識が甦ったという旦那様と共に、破滅の運命を乗り越え幸せな未来をつかみ取る……そんなお話。
※アルファポリス様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 19:37:10
1107626文字
会話率:35%
その王国は突然現れた魔人による災害に見舞われ、甚大な被害を受けたという。これはその魔人災害に翻弄されながらも生き抜く決意をしたルーナという少女の物語──
魔人災害を止めた勇者は、元は平凡な農夫でありルーナの父親でもあった。しかし勇者は
魔人の消滅とほぼ時を同じくして死亡してしまう。独り残されたルーナは十五歳にして為す術もなくブロッド侯爵家令息の婚約者とされ、王国貴族の政治の道具とされてしまった。
ルーナは婚約者から農夫の娘だという差別的感情だけで酷い虐待を受けた。やがて少女は精神を病んでしまい生きる望みを失いかけるのだが──そんな少女に救いの手を差し伸べたのは、中年独身男のソレイユ辺境伯爵だった。彼は王国の恩人である勇者の娘への仕打ちが許せなかったのだ。
ソレイユとの生活で徐々に健康を取り戻してきたルーナはある日、魔人災害の爪跡である瘴気を浄化する異能を発現させ、周囲の者を驚かせた。
ルーナがその能力で被災地の復興に尽力する姿を見たソレイユは、いつしかルーナを愛する様になるのだが、少女との歳の差を恐れた彼は自分の心に嘘をつく。
一方ルーナは虐待された心の傷を乗り越えようと前を向いて歩きだし、日々の生活の中でソレイユに愛情を感じてゆくようになる。
だが幸福は一筋縄では訪れない。ルーナを政治の道具にする事を諦めていない婚約者が、再びルーナを地獄へと引き摺り込もうとしていたのであった。
*他サイトにも掲載
*全二十二話(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 13:19:15
82659文字
会話率:33%
三大国がレンド大陸の大方を占める世界。五年前に三大国の内の二国、バラル帝国とロゼルト王国との間で大規模な大戦が起きる。
そこで親を亡くしたロゼルト王国貴族であるバン・アシュベルトが、仇であるバラル帝国二大騎士軍の一つ魔軍を率いるレオンハルト
・アルテルノに復讐を誓う。
レンド大戦から五年後。敗戦国であるバラル帝国から戦犯として国外追放されたレオンハルトが、各国で被害を及ぼしていると噂される。
そこでバラル帝国はレオンハルトの討伐を呼びかける。それを知ったバンはレオンハルト討伐の旅に出た。
~フィクションです~
多少の過激描写がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 17:40:59
1322文字
会話率:27%
王国貴族学校の卒業記念パーティで、王子から婚約破棄を告げられた公爵令嬢メリスは、令嬢異能(スキル)を用いてその場で王子を爆殺した! 会場の男たちが次々に爆殺されていく中、平民出身のネトリーは己の令嬢異能で得た攻略知識を駆使して立ち向かう。こ
れは、運命に抗う二人の令嬢が繰り広げる、血で血を洗う壮絶な闘いの物語。
――うふふ、それは途方もない夢ね。
――あんたこそ、べらぼうにでたらめな夢だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 20:10:46
8599文字
会話率:57%