横浜に住む十六歳の女子高校生、鈴木茉楠は江戸っ子気質な祖母と絡繰り仕掛けの白い鴉、ふたりと一機暮らし。人とは『何か』が違う風変わりな家庭で育ち、その違和感に疑問を抱きつつも、イギリス人の祖父が遺した遺言書の謎を解こうと躍起になりながら、マ
イペースに高校生活を謳歌していた。
遺言書の解読開始から十八日目の夕方、亡くなった祖父の身辺整理を終わらせるため、茉楠は祖父の書斎から一冊の本を取り出そうとするのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 23:00:07
177934文字
会話率:44%
ルシールの旦那様は、侯爵家嫡男ベアード・ガルシア。
新婚ホヤホヤの旦那様が、ある日突然転んで頭を打って、前世を思い出してしまった。
旦那様の前世はなんと「江戸っ子」らしい?
今世の旦那様が消えたわけではないけれど、思い出したばかりで気持ち
の強いクマさんが前世の恋女房に操を立ててなのか、ルシールのことは、そういう目では見れないという。
そんな二人が、事件に巻き込まれ……
週一くらいののろのろ更新です。
完結させます!
アルファポリスにも投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:39:41
3969文字
会話率:27%
白井すず 32歳 保育士 子供大好き
幼い頃、両親をなくし、東京下町に住む祖父母に育てられた。祖父は大工の棟梁。拳と手土産を持たせれば丸くおさまるという持論を持つ祖父。この祖父をうまくあしらうことができる祖母。2人とも祭が大好き。近所の人た
ちも同じような持論の持ち主たち。みんなで話し合い、みんなで子育てをする、そんな環境で育った私。
憧れはクレヨン〇〇の紅サソリ団や俺たち〇〇の明美に憧れる、特にロングスカート。高齢の祖父母が亡くなり、近所の人に助けられ、念願の保育士になった私。
その私が転生?侯爵令嬢?お決まりのここはどこ?私は誰?の状態。初っ端から、目の前の男に婚約破棄宣言。受けて立つ!
それからのドタバタ?ラブコメディ?シリアスもあるかもしれない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 06:00:00
46246文字
会話率:62%
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸
っ子たちはいう。
池田播磨守頼方は、遠山の金さんこと遠山景元の後任の町奉行だ。あの、国定忠治に死罪を申し渡した鬼の奉行として恐れられていた。しかし、池田が下す裁断は、人情味に溢れる名裁断として江戸市民たちの評判を呼んでいく。
取り立て屋の市蔵が死体で発見される。
調べが進むと、小間物屋「奄美屋」の番頭清二が、借金の取りたでで市蔵に脅され理不尽な要求をされ、止むに止まれず殺したことがわかった。
世間は奄美屋に同情する。
果たして、播磨守の裁断やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 19:44:48
36279文字
会話率:43%
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸
っ子たちはいう。
池田播磨守頼方は、遠山の金さんこと遠山景元の後任の町奉行だ。あの、国定忠治に死罪を申し渡した鬼の奉行として恐れられていた。しかし、池田が下す裁断は、人情味に溢れる名裁断として江戸市民たちの評判を呼んでいく。
幕府勘定役組頭の奥田源右衛門(おくだげんえもん)が殺された。深夜に、屋敷で首を刺されていたのだ。下手人はどうも、奥田が毎夜のように招いていた女のようだ。奥田は女好きとして有名で、その筋の女を買うことが少なくない。
その関係の殺しとも思われたが、調べが進むと、お役目に関わる事情が浮上して来た。
町奉行池田播磨守は、どうやって犯人を追い詰めるのか。そして、どのような裁断を下すのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 21:04:40
37151文字
会話率:50%
私は突然、気づいたら空から落ちていた。………父と母に謝罪を述べながら、地上でグチャグチャになる運命を受け入れようとしたが、それを助けたのは、銀髪の魔法使いだった。その魔法使い曰く、私は「神に愛された存在」らしいが、どの神に愛されたのかが分か
らない。私と同じく約100年前に、時の神に愛され飛ばされた魔法使いテオドールと共に、私は自分を愛した神が誰なのかを探す旅に出る。
………その神に出逢ったら、絶対に殴ってやる!!!
★自分を召喚した神様をぶん殴るべく、江戸っ子魔法使いと旅に出る物語です。★主人公は結構暴力的です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 10:46:23
153091文字
会話率:50%
異世界に転生した江戸っ子、蕎麦とめざしをこよなく愛する彼の本当の顔は
人々の晴らせぬ恨みを晴らす仕事人だった。
悪の蔓延る法やなし、割りばし片手に悪徒を討つ!
最終更新:2024-05-23 15:00:00
24267文字
会話率:41%
~あらすじ~
仕事帰りに蕎麦屋へ立ち寄った江戸っ子、大好きな蕎麦を食おうとしたその瞬間、光に包まれ異世界へ転生してしまう。蕎麦とめざしをこよなく愛する彼の本当の顔は人々の晴らせぬ恨みを晴らす裏家業の者だった。
食い扶持を求めて街々を渡り歩き
ながら行く先々で不条理に泣かされる人々の涙を目の当たりにし、怒りの炎が静かに燃え盛る。復讐の相手は魔族や貴族、果てはモンスターなど多種多様、恨みを晴らしたところで殺された人々は帰って来ない、しかし悪鬼がのうのうと生きて良いなどという法はない。いま江戸っ子による異世界での復讐代行が幕を開ける。
どうやって復讐を果たそうか?悩みながら町を歩くうち、疲れて腹の虫がうるさく鳴きわめく。
「あぁ、蕎麦が食いたい・・・」
武芸百般、右文左武、武士は食わねど高楊枝…意地で腹は膨れませぬ
腕に覚えのこの稼業、汚れ仕事ではございますが、晴らせぬ恨み晴らしてみせます。
果たして彼は異世界で蕎麦とめざしにありつく事は出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 15:00:00
55083文字
会話率:44%
異世界に転生した江戸っ子、蕎麦とめざしをこよなく愛する彼の本当の顔は
人々の晴らせぬ恨みを晴らす仕事人だった。
悪の蔓延る法やなし、割りばし片手に悪徒を討つ!
最終更新:2024-05-13 15:00:00
30882文字
会話率:47%
これは演劇の舞台用に書いたシナリオです。時は現代で場所はあの「矢切の渡し」で有名な葛飾・柴又となります。ヒロインは和子。チャキチャキの江戸っ子娘で、某商事会社のOLです。一方で和子はお米という名の年配の女性が起こした某新興宗教にかぶれていて
その教団の熱心な信者でもあります。50年配の父・良夫と母・為子がおり和子はその一人娘です。教団の教え通りにまっすぐ生きようと常日頃から努力しているのですが、何しろ江戸っ子なものですから自分を云うのに「あちし」とか云い、どうかすると「べらんめえ」調子までもが出てしまいます。ところで、いきなりの設定で恐縮ですがこの正しいことに生一本な和子を何とか鬱屈させよう、悪の道に誘い込もうとする〝悪魔〟がなぜか登場致します。和子のような純な魂は悪魔にとっては非常に垂涎を誘われるようで、色々な仕掛けをしては何とか悪の道に誘おうと躍起になる分けです。ところが…です。この悪魔を常日頃から監視し、もし和子のような善なる、光指向の人間を悪魔がたぶらかそうとするならば、その事あるごとに〝天使〟が現れてこれを邪魔(邪天?)致します。天使、悪魔とも年齢は4、50ぐらいですがなぜか悪魔が都会風で、天使はかっぺ丸出しの田舎者という設定となります。あ、そうだ。申し遅れましたがこれは「喜劇」です。随所に笑いを誘うような趣向を凝らしており、お楽しみいただけると思いますが、しかし作者の指向としましては単なる喜劇に留まらず、現代社会における諸々の問題点とシビアなる諸相をそこに込めて、これを弾劾し、正してみようと、大それたことを考えてもいるのです。さあ、それでは「喜劇・魔霧の渡し」をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:18:00
16928文字
会話率:85%
僕は加賀美餅太郎(10)
東京の浅草に住む、色白、肥満体型の男子小学生。
家は老舗の煎餅屋“加々美”。
体育は苦手で、これから行われる運動会のかけっこがゆううつ。
身長158cm体重60kg体脂肪率35%…
休み時間にもちもち肌を女子に揉
まれるのがムカツク。
冷え込んだある秋の朝、こっそり爺さんの火鉢を使わせてもらったら、体に電気が走って、なぜか醤油色に日焼けして、痩せてて筋肉カッチカチの体になっちゃった!
しかも性格はバリバリの江戸っ子で、スーパードライ!
本当の僕はひ弱な都会っ子。映画では絶対に泣くくらいウェット!
爺ちゃんに聞いたら、うちはたまに火に触れるとそういう風になる体質の子が生まれるらしい。
変身すると、ちょうパワーとちょうスピードが出る。
ちなみに弱点は水分。浮かない沈む。顔が濡れると力が出ない。
爺さんに言われた通り、変身したら元に戻るためにせんべいマンって名乗って町の人を助けてる。
人情ゲージが貯まるとウェットになって元に戻るらしい。
でも、運動会で変身しちゃって1等を取っても替え玉って言われたり、せんべいマンの姿で憧れのパティシエアイドル、吉野菊子さんのピンチを救ってしまって急接近!
正体がこんな色白餅肌野郎ってバレたら嫌われてしまう!
これから僕はどうしたらいいんだよ〜!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 10:42:54
16965文字
会話率:34%
妖達の世界「日ノ本」
その世界は 一つの権力の中心である黄帝・麒麟を帝に据えた【京】を中心に、北は玄武の【奥州】 、東は青龍の【江戸】、西は白虎の【四國】南は朱雀の【阿蘇】と4つ都市があり、その周りにさまざまな国が連なる世界となっている。
その中、気っ風の良さと行動力、そして風を操る若き青龍将軍収める江戸は 小鉱石川にある 八百万商【細石屋】の住人と、それを取り巻く江戸の妖衆の騒動顛末記、である。
登場人物
【細石屋】住人
★細石屋主人 ・ 漣那美(さざれやあるじ ・ さざなみ)
?歳 雛色の長く波打つ髪を背中の真ん中でゆるりと一つに結い、翡翠色の瞳の美しい若い女人の形をとったモノ。
人か妖か鬼神は不明。着物を粋ににきこなし、紅い羅宇の長煙管を燻らせ、不思議な言葉使いをしている。
★春霞(はるか)
15歳 男 黒髪に碧玉の瞳。細石屋 漣那美の養い子。
この世界にあって大変珍しい「人間」だが、赤子の頃からここに住んでいるためそんな意識はなく、他の妖と生活基準や価値観は一緒、
妖のような攻撃や変化を行う力は持ち合わせていないが、15年ぶりに本人へ返された彼の血脈に寄り添う管狐によって身辺はしっかり守られている。細石屋の小僧のかたわら、飾り職人の真似事も行なっている
★零 (れい)
17歳 男 桜色の髪に橘の瞳の長身痩躯で粋ですれ違い女が振り返るようないい男。
妖ではあるが力の強さや種族は不明。葦原遊郭において随一の花魁「珠月見太夫」に大変見目麗しくよし、と、彼女専属の道中での傘持ちをやっているが、基本的には細石屋の小僧…居候。 飄々とした感じで、女物の反物で設えた着物を着流し、道中用の中が朱色、外が射干玉色をした中朱番傘をさしている。
背中に美しい桜と狗と白狐の彫り物がある。チャキチャキの江戸っ子。
星駒(ほしこま)
13歳 猫又。
空色の瞳に淡い黄金色の髪。
下総国猫の郷の出で、実家は郷長の薬草園。父親は上総下総を統治する猫神。
5男8女の兄妹の中でも1番末の娘だが、1番妖力が高い。白の多い三毛猫で、日の本の猫には珍しい長毛。
猫又治療院 猫仙人である宗龍先生の元に、修行を兼ねて奉公に出されたが本人は大江戸での玉の輿を狙っている
★意図しておかしな喋り口調を使っているキャラがいます
★物書き再開後のごく初期の作品です
★アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 00:00:00
98873文字
会話率:45%
【昭和38年。東京は中野。そこでひっそりと営む夫婦の暮らしを描いたお話。小説家として活躍する美しい夫、清とその妻の八重は玉の井で生まれ育った幼馴染だった。ところが、清の母の死、それから激化する戦争によって二人は離れ離れになる。数年後、疎開か
ら戻った八重は、暴漢に襲われたところを美青年に育った清によって助けられる。それがきっかけとなり、二人は結婚した。それから七年。中々子宝に恵まれないながらも、美しい夫に愛されながら暮らしていた八重の元に、一人の女性が現れた】完結済み。以前ムーンライトノベル様で投稿したR18版を全年齢に修正加筆したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 21:27:56
19064文字
会話率:41%
魔法に満ちたような死後の世界を旅する江戸っ子老婆の体験記。
最終更新:2023-02-25 12:42:45
4745文字
会話率:12%
この物語は『風の谷のナウマン象』の続編になります。
へんてこな勇者一行が平和を守るために冒険に出る物語です。
・髪が薄くて背が低くて小心者で臆病でブサイクな勇者
・回復魔法を使えない下品で筋肉バカの僧侶
・魔法を使えないマジシャン
を生業とする魔法使い
・ちょんまげ和服姿の江戸っ子風の遊び人
という四人組のパーティです。
まともキャラの妖精が随伴します。
このおかしな勇者一行が滑稽な冒険を繰り広げます。
続編ですので、前作のネタバレがありますが、本作だけでも楽しんでもらえます。
※重複投稿しています。「カクヨム」にも同じ作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 23:33:38
250140文字
会話率:9%
オイラはフーテンの江戸っ子よぉ!女子供は近付いちゃなんねぇよ!てやんでぇ!べらぼうめ!
なんだい坊や。泣いてるのかい?親はいないのかい?ならオイラが親になってやらぁ!
しょうがないねぇ~!
最終更新:2022-03-21 22:12:48
1239文字
会話率:40%
江戸っ子ってのは、せっかちでしかたがねえ、
何でも略して、喋っちまう。
困ったもんだ⋯
最終更新:2021-12-15 00:10:15
1991文字
会話率:1%
緊張しがちな彼女の為に主人公が駆け込んだ先は、江戸っ子気質の発明家の家。
自称発明家の政は、主人公に緊張しないクスリを手渡すがそれは──
最終更新:2021-11-28 01:04:34
2677文字
会話率:61%
「蕎麦は、つゆをチョンとつけるのが粋ってもんだ」
「蕎麦をつゆの中でかき混ぜちゃいけねえ」
蕎麦の食べ方にこだわりを持つ御年八十八歳の爺さん。
そんな彼には、決して他人に知られてはならない密かな願望があった。
「一度でいいから、蕎麦つゆをど
っぷり漬けて食ってみたい」
果たして、その願いは叶うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 18:30:59
4450文字
会話率:25%
田舎で起こったえちえちな話
最終更新:2021-04-19 20:48:44
3809文字
会話率:51%
思考中なんだからね!
最終更新:2021-04-12 21:03:43
904文字
会話率:29%
高校二年生の落ちこぼれ清輪武志郎のあだ名はブシローである。名づけ親はあこがれの美少女、保
田奈美穂であった。しかし彼女が男関係で高校をやめ、武志郎が勉強も部活動もなにもかもやる気を
失ったとき、鵜飼香里というちょいポチャで頭のいい同級
生の少女が現れ、おまけに彼女にとりつい
た二重人格を思わせる紗世という幕末を生きたちゃきちゃき江戸っ子の少女の幽霊までが出現した。
ふたりでひとりの香里と紗世。武志郎へかせられたミッションはひとりの現代少女の命を救い、ひ
とりの幕末少女を成仏させること。しかし沙世を成仏させるための過去改変はやってはならないし、
紗世にとりつかれた香里はだんだんと弱っていく。武志郎の熱く苦しい夏が今、はじまる。
高校二年生の少年と少女たちがひと夏の経験から、少し大人になって卒業するまでを描きます。
(一度、投稿しましたが一話一話が長いので再投稿としました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 02:00:00
221628文字
会話率:29%
ぼくはうら若きピチピチの乙女、兼、いまは古本屋の店主。いつものようにだらだらと店番をしていたら、へんなやつが来てしまったようだ。早く追い返したいと思うのだけれど……?
最終更新:2020-09-28 20:28:05
5009文字
会話率:40%
江戸は神田で極悪非道の限りを尽くした地獄の衛門。死に間際に心を入れ替え、閻魔大王の前で悪行を告白していたら、「めっちゃ時間かかるし面倒、それなら人生やりなおして善行積んでおいで」と言われて現代日本に生まれ変わった――しかも女だし。
そんな地
獄の衛門こと神田絵萌は、時代劇をバイブルに善行を積もうと頑張る! ものの、前世の倫理観が足を引っ張って善行にならない。うーん、善行って難しいなあ。
そんなコメディもどき。作者は初めてコメディを書きました。コメディってなんだっけ。
頭を空っぽにして読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 23:43:31
3965文字
会話率:37%