昔、大きな戦争がありました。たくさんの人が亡くなる、悲惨なものでした。
心を痛めた神様は、力なき人々に新たな力を与えました。かつて、超能力と恐れられた力を、世界中の誰もが一つだけ授かったのです。しかし、その力、異能力には優劣の大きな差があり
ました。そして、女性ばかりが優れた能力を宿していったのです。
女性たちはその力を使い、戦争を終わらせ、新しい女性中心の社会を作っていきました。
その戦争からおよそ100年。女性中心の社会は、異能力と科学を駆使して、史実と似た発展を遂げていきました。
そんな世界の片隅で、主人公が生れ落ちます。転生者である彼は戸惑い、苦悩します。それは、ここが史実の日本のように見えて、彼の常識とは異なっている部分が多く存在したからです。そして何より、彼に与えられた異能力が、最弱であったからです。
彼は嘆きました。「何も、最底辺の能力にしなくてもよかったんじゃないの?」と。
しかし、直ぐに立ち上がります。「配られたカードを嘆いても仕方がない。今考えるべきは、このカードをどのように使っていくかである!」と。
このお話は、異能力の種類も、魔力ランクも、才能も恵まれなかった主人公が、努力と技巧とちょっとの根性で女性優位な世界を生き抜いていく。そんな彼の奮闘を綴った、1つの記録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:00:00
2389991文字
会話率:25%
とある理由で現実から逃げたかった主人公、優希はβテストの時に話題になったVRゲーム『トワイライト・オンライン』を始めた。
しかし不運に継ぐ不運。なんの運命の悪戯か、名前は打ち間違え、ランダムクリエイトのアバターは女の姿。
ジョブは不遇。武器
は最弱。前途多難なんてもんじゃない!
これはそんな彼(彼女)が気合いと根性で『死神』と恐れられるまでの物語!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-04 17:56:34
155679文字
会話率:30%
かつて誰よりもやり込み、隅々まで知り尽くした魂のゲーム……に名前だけ似ている、けれど名前以外一ミリも知らない謎のゲームのキャラクターに転生してしまった主人公「有馬 悠斗」
ゲームジャンル、登場人物、ゲームシステム、それどころか自分がどんなポ
ジションなのかすら、全てが謎
それでも彼は、原作を壊さないように必死に、ひたむきに努力を重ねていく
これは、一ミリも知らないゲームに飛ばされた主人公が、努力と根性で原作を全力で逆走していく物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 01:00:23
671366文字
会話率:25%
高校生のユウトはある日突然異世界に飛ばされてしまい、凶悪な魔物に襲われていた。そのピンチに現れたのは、根性で異世界までユウトを探しに来た兄、レオだった。
レオは日本ではただのビジネスマン。だというのに、兄は何故か圧倒的な力で、異世界人に
恐れられる魔物をスーツ姿のまま平然と倒してしまう。
小柄で女の子と間違われるほど可愛い弟と、無愛想で絶大な強さを誇るが弟には甘すぎる兄のお話。仲良し兄弟の異世界冒険譚。兄弟愛が過剰気味。
じわじわと秘密が紐解かれ、強力な仲間が集結していきます。
ストーリー展開重視のため、ほのぼの平和な日常ライフではありません。
男同士でわちゃわちゃしてます。比率的に男性キャラ多いです。女の子ともわちゃわちゃしてます。兄弟、主従、師弟、そしてブロマンス。
※タイトル詐欺になりかけていたため、サブタイトル変更しました。
ボーイズラブじゃないのですが、ラブみが気になるので女性向けタグ追加。
二人主人公のため視点移動が分かりづらかったり、長期連載のため所々に設定の矛盾があったりします。完結まで行ってから全部書き直すつもりですので、大目に見ていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 00:13:04
2473074文字
会話率:49%
平民がお上品に青春のイベントを最大に楽しむ話。
お上品に色々話しているが全員文化祭の気持ちで野次馬根性で眺めている。
令嬢が平民地区にやってきて困ったなぁの空気をてっぺんは理解しない。
経営者は現場を知らずに文字だけで判断するんだよな、とい
うコリティとセインの視点で起こること。
女子にモテアピールして自滅した男子が将来商人の娘の尻にしかれるし本命だった子は平民街であの人と結婚したの?と思われるのを回避するのでやはり止めてあげてればよかったじゃんとのちに思い出す平民少女談。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 06:00:00
5221文字
会話率:41%
ダンジョンに溢れ、魔物と争い文明を発展させてきた世界、ダンチ。ダンチでは職業と呼ばれるモノが人間の可能性とされ、職業のない者は無職と呼ばれ弱者の烙印を押されていた。
そんなダンチにて、孤児のスケダはダンジョン攻略を夢見る。しかしスケダは無
職だった。だが前世記憶持ちだった。転生である。ちょっとオカシナ転生ではあるが、スケダは努力と根性で修行を熟す。
仲間は姉を名乗る悪魔の女、星霊と龍人のハーフのストーカー系ロリ、さらには物語狂いの目隠れ巨乳魔法使い。
癖の強い仲間と共にダンジョンを攻略したいスケダのソロ探索者生活が、今幕を開ける。
※カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:00:00
91675文字
会話率:54%
「お兄ちゃんが、世界で一番!」
「亜美は、世界で一番かわいい妹だ!」
巷で有名な、超ブラコン、超シスコン兄妹の佐藤一家。それを指摘されようが、そんなこと、お構いなし。
熱々、ラブラブ(?)で、二人の日常は、佐藤兄妹だけで安泰なのだ。
それなのに、亜美の大事な大事な兄が帰ってこない!?
心配で夜も眠れない亜美の前に現れた謎の金髪青年。勝手に家に忍び込んできて、亜美に告げる事実が、兄の晃一がAnti-terrorist(アンチ・テロリスト)のエージェント?!
一体、どうなっているの?!
秘密結社のエージェント。テロリストに誘拐・監禁。身の危険が迫っていて。
そんなの亜美には関係ない。
誰も助けてくれないのなら、亜美が絶対に大好きな兄を救出する!
真冬のアラスカ、ロシアにドイツ。世界を跨いで、兄の救出に大活躍(ドタバタ劇)。亜美の行く場所全てで、事件発生。亜美の機転と、負けずのど根性で、テロリストもなんのその。
お兄ちゃん、待っててね! 亜美が必ず助けるから
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:00:00
149331文字
会話率:37%
バケモノ、失敗作と実父から蔑まれてきた貴族令嬢ラーベ・クレエアは、高慢な妹の代わりに辺境伯家へと嫁ぐことになる。
両家の関係を憂う君主からの取りなしであったが、事実上の政略結婚だった。
初夜を控えた夜、寝室に突然現れた辺境伯にして夫エドガ
ー・ハイネマンは、ラーベに「お前を愛することはない」と告げる。
だが、ラーベは夫の身形や言動から推理を展開、彼がこれから大きな事件へ挑もうとしていることを看破する。
そう、ラーベは〝謎〟を前にすると我慢が利かなくなる名探偵令嬢だったのだ!
かくして辺境伯の妻としての地位に収まった彼女は、行く先々で出遭う殺人事件を解決し、実家が企てる策謀や〝結社〟と呼ばれる秘密組織の暗躍を暴いていく。
ときに可憐に、ときに目映く躍動する彼女の叡智に惹かれていく辺境伯。
これは頭がいいくせに天然な夫婦が国を揺るがす謀略へ挑む物語。
不憫な令嬢が、ただ思うがままに謎を解く。
そんなありふれた人生と幸福の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 18:06:09
330928文字
会話率:28%
これは、誰の記憶―――?
お茶会の最中に“あるもの”を見て前世を思い出した伯爵令嬢シャギー・ソルジャーは、自分が「いわゆる乙女ゲーの悪役令嬢」に転生したことに衝撃を受ける。
最悪―――なワケ無い! 魔力やら美貌やら諸々ハイスペックな貴族のご
令嬢、むしろ最高だ!! なにしろ、前世はまあまあ貧しい家庭で、父母と7人の兄弟、総勢9人の大家族の長女。苦労人だった菊子は死ぬ直前に願った『次は“持ってる側”で生まれたい――。』という願いどおりの、「持ってる人生」を意気揚々とスタートする。
一部のユーザーからは〝見掛け倒し令嬢”と呼ばれるシャギーの使える魔法は、その多彩さに見合わぬ威力の低さ。ラスボスになれない中ボスとして全ルートに顔を出してはあっさり殺されたり追放されたり……。そんな残念令嬢であろうと、前世で散々苦労してきた主人公から見れば「スーパーハイスペック!」。令嬢としては高すぎる身長や可憐さのない骨格も「さすが“持ってる“わ!この恵まれた高身長!」。
前世から持って来た根性で人生を切り開いていく、掃き溜めに咲く雑草菊の小さな、大きな、愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 13:09:02
301613文字
会話率:40%
最強の竜種の中でも最弱の緑竜に異世界転生するも、努力と根性で血反吐はきつつ、死にかけながら最終進化を遂げ、いろいろあって過激派天使達との大戦を戦い抜き、死んだ朋友の赤竜ルベウスの墓の墓守やって幾星霜。朋友の墓標に唾吐いて、その死を侮辱して嘲
笑した連中がいる里に愛想が尽きたので、久しぶりに人間社会に紛れてまったりと冒険者生活を満喫するため、俺、翡翠竜のジェイドは旅立つことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 13:00:00
82116文字
会話率:34%
福引の景品が発売分最後のパッケージだと運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思
いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)ついていないと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しく過ごしていきます。そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
※R15は念のためです。
※その他投稿サイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 18:00:00
174690文字
会話率:57%
大正時代の帝都に、巷で噂になっていない女泥棒あり。
その正体は石川ユリエ。彼女は300年前に有名な天下の大泥棒・石川ゴエモンの末裔だった。
そんなユリエが大財閥・三ツ橋家から宝石を盗もうとしたところ、あやかしに襲われてしまう。
窮地に一生
と助けてくれたのが、老舗陰陽師家の若当主・鶴御門シキ。
しかし、シキはユリエにとんでもない取引を持ち掛ける。
「縁談避けに、俺様の恋人になれ」
「断ったら?」
「このままおまわりに突き出してやってもいいんだぞ?」
表は温厚美青年。しかし裏では腹黒俺様男なシキに振り回されつつも、
ユリエは持ち前の根性で憧れの石川ゴエモンのような正義のヒーローになるべく奔走する!
「あたしがおまえのヒーローになってやる!!」
明るく元気な泥棒娘と、訳あり俺様陰陽師の(なんちゃって)大正ロマンラブファンタジー。
ツンデレ令嬢とお友達になったり、生真面目警察坊ちゃんに一目惚れされたりもします。
※あくまで(なんちゃって)大正ロマンなので、大きな地震や悲しい戦争は起こりません。
本来は明治に起こった陰陽師の追討令も後回しです。
でも産業はなんとなく発展します。合言葉はファンタジー!!
なんとなくで調べながら書いてますが、しっかりとした歴史ものがお好きの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 07:40:00
114650文字
会話率:37%
大正時代の帝都に、巷で噂になっていない女泥棒あり。
その正体は石川ユリエ。彼女は300年前に有名な天下の大泥棒・石川ゴエモンの末裔だった。
そんなユリエが大財閥・三ツ橋家から宝石を盗もうとしたところ、あやかしに襲われてしまう。
窮地に一生
と助けてくれたのが、老舗陰陽師家の若当主・鶴御門シキ。
しかし、シキはユリエにとんでもない取引を持ち掛ける。
「縁談避けに、俺様の恋人になれ」
「断ったら?」
「このままおまわりに突き出してやってもいいんだぞ?」
表は温厚美青年。しかし裏では腹黒俺様男なシキに振り回されつつも、
ユリエは持ち前の根性で憧れの石川ゴエモンのような正義のヒーローになるべく奔走する!
「あたしがおまえのヒーローになってやる!!」
明るく元気な泥棒娘と、訳あり俺様陰陽師の(なんちゃって)大正ロマンラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 07:40:00
15353文字
会話率:37%
雅なる平安時代、蔵原(くらはら)の大臣(おとど)の娘、珠姫(たまひめ)さまはとんでもなくワガママな姫様。
そんな姫様の屋敷に気が付けば奉公に来ていた『ひろ』こと寛子は令和の世界で車に轢かれた看護師だった。
ブラック病院で培ったスキルと根性で
生き抜いていこう!生き抜いて……いける……かな??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 12:00:00
39467文字
会話率:28%
「ご注文は『異世界転生』『悪役令嬢』ですね。ご一緒に『ざまぁ』はいかがですか?」
異世界転生の女神からそう問われて、「はい」と答えざるを得なかった、元日本人である「わたし」一ノ瀬エミリはイーディス・エミリィ・トラウトンに転生してしまう。
「気楽に人生がんばって」と言われたが、いやちょっと待って。
いきなり国外追放で、しかも冷たい川を泳いで渡る?
ざまぁなんて、できるわけないじゃないのと思いつつ、持ち前の根性で未来を切り開いていく。
ハッピーエンドです。
この話はカクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 07:35:27
70974文字
会話率:34%
ふざけ根性で宇宙へ行こう!
最終更新:2024-06-11 20:14:57
1185文字
会話率:12%
進化論によくある勘違い――例えばキリンは高い場所にある葉っぱを食べようと頸を伸ばしていたら首が長くなった――それは要するに根性で進化したと言うこと。
ならばそれを全肯定して進化をシミュレーションしてみよう!
――結果、見事な根性惑星になり
ました……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 09:10:08
12351文字
会話率:64%
ブラック企業勤めの社畜 梓真白26歳。
不運な事故に巻き込まれ気づいたら第2王子の婚約者フェリーチェ・ミラ・ランカスターに転生していた!?
美貌、権力、財力すべてを手にする彼女ならスローライフを謳歌できるのではと考えた真白だったが…
次々
に思い出されるフェリーチェの悪行と暴君具合に毎日冷や汗が止まらない…!
持ち前の根性で関係修復に奔走する真白だったが
第2王子から疑いの眼差しは増すばかりで、もうお手上げです…!
このお話は数々の困難を乗り越えフェリーチェが幸せを勝ち取るまでの物語。
たくさんの小説がある中、この小説を開いてくださいありがとうございます。
初めての小説で読みにくい部分もあるとは思いますが頑張って投稿していくので 楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:02:26
21717文字
会話率:25%
これは優しい物語。
いかつい顔に立派な体躯を持ったがゆえに、中学三年間まったくモテず、受験に失敗して男子校へ行くことが決まった。
「このままでは、一生モテない!」
「だったら、モテモテの人と人生を交換しませんか?」
嘆く主人公の前に現れた
のは女神。どうやら女神お気に入りのイケメンが、モテすぎて困っているので、モテない男性を探していたらしい。
「モテ男と人生を交換? 何か裏があるんじゃないの?」
「まさか。本人はイケメンで高スペック。家はお金持ち。家族や周囲は、優しい人ばかりですよ」
「まあいいや。多少の不都合があっても、一生モテない人生よりマシ。不幸があれば、気合いと根性で乗り切ってやる!」
そう告げてイケメンと人生を交換したのだが……
「女神っ! てめぇここ、日本じゃねーだろっ!」
「失礼な。ここは日本ですよ。平行世界のですけど」
そうここは、とある理由により男性が極端に少ない世界の日本。
「そりゃ、この世界のどんな男と人生を交換しても、意味ないわな……ん? ということは」
この世界の男性は、だれでもモテモテ。ゆえにモテない女性の心は、本当の意味で理解できない。
「モテない者の気持ちが分かるのは、男の中で俺だけなのか」
そう気づいた彼は、周囲の女性との関係を考えるようになる。
これはハーレム環境にある男性が、周囲の女性を幸せにしようとする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:00:00
1141023文字
会話率:35%
神と名乗る存在に魂を回収され、異世界へ転生させられると告げられた主人公。持ち前の空気を読む能力と染みついた下っ端労働者根性で神の機嫌を取り、ほかの転生者より少しアドバンテージがある状態で転生させられる。新たな世界で心機一転、今までの労働から
解放されてスローライフをいそしむぞと意気込む主人公だったが、転生する瞬間に神からシナリオという存在を明かされる。シナリオは所持する人間が物語の主人公のように様々なことに巻き込まれる隠しステータスのようなものであり、スローライフを望む彼にとっては非常に邪魔なものとなった。将来のスローライフのため必死に赤子の時点から持っている能力を鍛える彼だが、そこへ様々な不幸が襲い掛かる。盗賊の襲撃、それによる村からの追放、そして、逃げた先での土地神への生贄。無慈悲に襲い掛かるシナリオを恨み生贄としてその生涯に幕を下ろす覚悟をした彼だったが、予想外なことに土地神から気に入られて……
スローライフを送りながらもシナリオにより妨害を受け続ける主人公。彼のスローライフは、そう簡単に手に入れられるものではなかった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 10:07:20
89464文字
会話率:45%
天才霊能力者栗宮院午彪と天才霊能力者栗宮院奈緒美の娘である栗宮院うまなは生まれる前から期待されていたのだが、残念なことに霊能力を持つことはなかった。
霊能力はないものの、持ち前の明るさと努力することを苦ともしない根性で勉強も運動も人並み
以上にこなせており、人望も厚く学級委員長を任されるほどでもあった。
栗宮院うまなは両親からの寵愛を一身に受けすくすくと育ってはいたのだが、天才霊能力者である両親から生まれた事もあり、外野からの期待は栗宮院うまなにとって重いプレッシャーとなって圧し掛かっていき、家に帰ってくると自室へ閉じこもりふさぎ込むようになってしまった。
そんな彼女の様子を見かねた両親は信頼出来る友人である清澄真名のフォトスタジオでアルバイトとして働かせることで彼女に秘められた力を育てようとしたのであった。
清澄真名が代表を務めるフォトスタジオ零楼館は通常の写真とは別に心霊写真を収集して調査し、場合によっては除霊までを行う業務を行っているのだ。
栗宮院うまなは清澄真名のもとで修業し、一流の霊能力者になることが出来るのだろうか。
彼女にかかっているプレッシャーが軽くなることはあるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 23:55:57
111541文字
会話率:56%