エスターは、お飾りの王妃だ。初夜どころか結婚式もない、王国存続の生贄のような結婚は、父親である宰相によって調えられた。国王は身分の低い平民に溺れ、公務を放棄している。
けれどエスターは白い結婚を隠しもせずに、王の代わりに執務を続けている。
彼女にとって大切なものは国であり、夫の愛情など必要としていなかったのだ。
ところがある日、暗愚だが無害だった国王の独断により、隣国への侵攻が始まる。それをきっかけに国内では革命が起き……。
国のために恋を捨て、人生を捧げてきたヒロインと、王妃を密かに愛し、彼女を手に入れるために国を変えることを決意した一途なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:03:46
9973文字
会話率:72%
主人公ポーラは、ある偉大な魔術師の弟子であり、魔術の才能がない代わりに、医療技術や錬金術の分野に長けていた。
ある日、聖女としてスカウトされ、ポーラはセルデュク帝国の城で寝る間も惜しんで研究を続ける。
しかし、些細な事から暗愚な王太子コモ
ドスの怒りを買ったポーラは、聖女の資格の剥奪を宣言され、コモドスの愛人であるザラに謝罪させられる。
理不尽な難癖で命まで奪われそうになった時、危ういところを助手であるレオナに救われ、帝国を脱出することになった。
レオナに連れられた先は、敵国であるサクラモン連邦の城であり、賢王であるロゾレイズがポーラを神妙な顔で出迎えた。
そこから、ポーラの無自覚なザマァと世界を救う戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 12:37:11
54178文字
会話率:43%
室町幕府を開いた足利家の支流で、将軍継承権も有していた名門・今川家。その最後の当主・氏真は今川家を潰した事から世間一般に“暗愚”の印象が強い。
しかしながら、果たしてそうなのだろうか? 息つく間もなく襲い掛かる逆境に呑まれまいと奔走する
一人の男の物語。
<『KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~』参加作品>
第4回お題:『ささくれ』
※当作品は先述したイベントに投稿しました作品に加筆したものとなります。
カクヨム版はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16818093073489317336折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 19:00:00
25156文字
会話率:15%
贅沢の贅は税で形作られる。圧政に耐えかねるなら救援の狼煙を。それに気づかぬほど当代王は暗愚ではない。
後に賢王と呼ばれる王の治世の、表舞台と幕間劇と舞台裏。
最終更新:2024-05-17 18:00:00
6084文字
会話率:38%
ジェニファー・ハミルトンは幸せだった。婚約者のチャールズ王太子は剣技に優れ、聡明で慈悲の心も持ち合わせている、尊敬しあえる関係だった。
それが突然のチャールズの失踪で運命は暗転する。
国王の要請で、急遽立太子した弟のコンラッド王子と婚約する
ことになるが、兄とは比べ物にならないほど暗愚。しかも堂々と愛人の男爵令嬢のレジーナを常にはべらしている始末。
謎の少女シャーロットと共にレジーナの正体が人の精気を吸って生きる魔族であることに気づいたジェニファー。
シャーロットが魔族の正体を暴く「照魔鏡」を手にして帰ってくるまでコンラッドとの婚約を維持すべく頑張るが、レジーナに先手を打たれ、コンラッドに婚約破棄されたあげく、レジーナの命を狙ったという冤罪で公開処刑されることになってしまう。
シャーロットは公開処刑阻止に間に合うのか。そして、シャーロットの正体は?
ハピエンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 19:00:00
11139文字
会話率:48%
「アリス・モースタン。
君との婚約をここで破棄する!」
王国始まって以来の暗愚王子・ダイナムは、自身の婚約者・アリス・モースタンに婚約破棄を突き付けた。
しかもアリスの優秀さを知っていたダイナムは、"愛している"男爵
令嬢を正妃、優秀なアリスを側妃にすると言い出した。
それを聞いたアリスはこういいだした。
「なりません!!
私はあなたとの婚約中、努力をしたつもりでございました。
しかしそれをご理解いただけなかったのは私の不徳の致すところ!
レイ、お父様、例の準備を!!」
と言い出し、とある準備を始めた。
これがアリス・モースタンが伝説になるその瞬間だった。
※暴力描写がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 17:23:16
3874文字
会話率:34%
おはこんばんさんかい
←T山大先生m(_ _)m
文筆界の垣根を破壊する意欲満々の
凡庸暗愚な吟遊詩人Sなふきん(漢)です。
改めまして
ポエム、楽曲作詞、小説、エッセイet cetera…
およそ、
文字、数字、記号、外国語他を
用い
て
表せる文筆には
なんでも手を出す私Sなふきん(漢)。
実績が小さいのに
根拠のない自信が∞の物書き(アマ)であります。
普段は派遣で勤務しながら、
プロを目指すでもなく
何とは無しに
高みをノラクラ目指す正体不明の
Sらいむですw
この作品は
レジェンドの神作品~同サイトの新進気鋭の良作まで
『本』のカテゴリに属する、或いは準ずる作品を
不定期にのんびりマイペースで
ご紹介致します。
是非、ご一読下さいm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 21:00:37
24418文字
会話率:6%
王太子は宣言する。暗殺者を退けても真の救国には遠い。ならば己が成すべき事は、と。
最終更新:2023-01-14 21:31:53
200文字
会話率:40%
王は老いてなお権力にしがみついた。そして……
最終更新:2023-01-11 19:49:13
200文字
会話率:20%
二次創作。
①作者:腰抜け16丁拳銃/クロモリ440 様『暗愚と言えど【200字】』 https://ncode.syosetu.com/n3890ia/
②作者:九 遊戯 様『されど暗愚【200字】』 https://ncode.syo
setu.com/n4256ia/
③作者:蜜柑プラム 様『かような暗愚では【200字】』 https://ncode.syosetu.com/n4660ia/
を先にお読みください!
クロモリ 様、妄想の楽しい作品を有り難うございました♪
この作品は「N3890IA」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 08:53:47
200文字
会話率:0%
王は嘆いた。世継ぎとなる息子の事である。
「かような暗愚では……。かくなる上は……」
最終更新:2023-01-13 20:43:12
200文字
会話率:55%
十六歳の少年貴族テオドールは、ある日、ブラックで暗愚な主家から追放される。
三人の妻とも別れ、全てを捨てて自由に生きるのだ!
と冒険者の道を志すのだが、別れた妻はテオドールの後を追ってくる。
「テオ様、もうこうなったら冒険者となって天下
を取りましょう」
「待ってくれ。俺は穏やかに自由に暮らしたいだけなんだ……」
最強すぎる元貴族冒険者の快進撃がはじまる。
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 16:04:31
149887文字
会話率:44%
王立学園の卒業式
その一幕で茶番ともいえる断罪が行われた
アルティア公爵令嬢 ミディアは婚約者だったギルベルトに婚約破棄を言い渡された。
その裏で、渡される意味不明な文字列の手紙
それは二人の絆の話か、混沌の話か
アーマティア王国最大の暗
愚、暗黒の王太子 ギルベルト
と
アーマティア王国最大の賢王、光明の王太子 アルベルト
二人の王子は、この婚約破棄とその裏にある暗躍でどのような結末にたどり着くのだろうか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 02:00:00
2780文字
会話率:0%
王立学園の卒業式
その一幕で茶番ともいえる断罪が行われた
アルティア公爵令嬢 ミディアは婚約者だったギルベルトに婚約破棄を言い渡されたのだった。
アーマティア王国最大の暗愚、暗黒の王太子 ギルベルト
と
アーマティア王国最大の賢王、光明の
王太子 アルベルト
二人の王子は、この婚約破棄とその裏にある暗躍でどのような結末にたどり着くのだろうか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 02:00:00
3290文字
会話率:36%
王太子の婚約者であるジェーンは絶望しておりました。王太子エドワードは、粗暴で礼儀知らずで勉学もできない最低の王太子だったからです。ジェーンだけではなく国中の貴族も絶望していました。暗愚なエドワードが王になったら、国は滅びてしまうのではないか
と。そんなある日、パーティ会場でエドワードはジェーンに婚約破棄を告げます。この暴挙によってエドワードが廃嫡されるのは決定事項でしょう。そして彼の破滅は、彼以外の人々にとっては素晴らしい未来の始まりなるはずです。ジェーンも未来への希望に胸を高鳴らせるのですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 16:20:16
15916文字
会話率:17%
戦国時代に嫡子として生まれた万千代丸。細川家が畿内を制し、長曾我部の領地は少なく、家名は一条となると…… 背筋が寒くなる。こっちは不安で仕方ないのに周囲からの眼差しが熱い気が。でも、知れば知るほど本当は凄い公家大名。暗愚と呼ばれた男が、なん
とか周辺勢力に滅ぼされないようにと奮闘します。
※ イラストを含めた本小説の一部または全部を、著作権者の許可なしに複製 ・ 転載することを禁止します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 17:00:00
308638文字
会話率:25%
G……ゴブリン。緑色の皮膚を持った、小型の亜人種。
ポチのオモチャ。
暗愚混沌の創造神から物を生み出す知能を与えられた妖精。言語も道具も歪(いびつ)なものしか生み出せないという。「つまりアホなんですね、飼い主!」
S……スライム。青い半透
明のジェル状の物体。ただし動いている。
ポチのおやつ。
場所によっては、白い個体を神様の使いとしてあがめている土地もあり、惑星コメニスターでは毎年スライムぶっかけ祭りなるものが開催されているらしい。「つまり今晩のおかずですね、飼い主!」
※6話構成。短い予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 23:00:00
19578文字
会話率:22%
ユリーナ・アレクトス公爵令嬢は、婚約者であるアルド王太子から冷たくされていた。
婚約者と言うのに会ってもくれない。しかし夜会デビューをして、美しくなったユリーナに、すり寄る王太子。そして、もう一人、何やら魂胆を持つ帝国のレイベルト皇太子が近
寄ってきて…どうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 21:29:32
4324文字
会話率:41%
ベルカ公国第一公女のフィリーネは貴族社会で賢い娘として有名であった。13歳になった彼女に彼女の父親・ベルカ公は婚約者を決めたと伝えてきた。
その人物は、傲慢で暗愚ともっぱら有名なデリンガー選帝侯の一人息子、ディルクだった。
貴族の義務と責務
を胸にデリンガー選帝侯の屋敷を訪ねるフィリーネだったが、実際に会った彼はどうも噂と違う人物のようで――?
「さて、フィリーネ嬢」
「はい」
「貴女は、前世というものを信じますか?」
「――はい?」
人生4回目の14歳・選帝侯の嫡子(辺境伯爵の嫡子)×優秀しすぎる13歳・公国第一公女の
名君を目指す物語(冒頭)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 00:08:02
8596文字
会話率:44%
笑いあり、涙あり、最弱勇者のTS異世界奮闘記。
強くもない、賢くもない、それでも彼女は『すべて』を魅了する。
第一部
【殺戮コロシアムで僕は序列七位に恋をする】
「闘技場」×「囚われのお姫様」×「頂点を目指す僕」
第二部
【禁断の死霊
魔術が大暴走してボクっ娘オブ・ザ・デッド】
「ネクロマンサー」×「聖堂騎士団」×「天才すぎる妹」
第三部
【竜の巫女は剛腕の吟遊詩人を全否定する】
「聖なる都」×「神竜の巫女」×「ドラゴンスレイヤー」
第四部
【暗愚の女王と愛しのグラディエーター】
「帝国」×「黒衣の騎士」×「無垢の女王」
ボクっ娘剣闘士の大英雄活劇。お楽しみください。
※こちらの作品は他サイトと重複投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 12:25:04
424817文字
会話率:23%
舞台は異世界。世の中は麻のように乱れ、暗愚な王侯貴族は様々な失策の果てに起死回生の一手として勇者召喚にまで手を出した。
吹けば飛ぶような零細商人の主人公はある目的のために大金を求めていたが、乱世と権力者の失策に翻弄されながらも、決してあき
らめずにビジネスチャンスをつかみ。
勇者が持つ現代知識を利用し、グレーなことにも手を染めて、後ろ盾もチートもない主人公は金を稼ぐ!
ビジネス小説+恋愛小説で行く予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 16:00:00
5925文字
会話率:14%
ジャンヌ・ダルクというメジャーな史実・物語に出てくるマイナーな王様は、じつはジャンヌに匹敵するくらいおもしろいのに、誰にも知られていないとは!
埋もれている歴史エピソードを掘り起こしたくて、書き始めました。
百年戦争は、ジャンヌだけじゃな
い。知られざる魅力的なキャラクターがたくさんいます。
歴史オタクらしい愛にあふれたエッセイ。
オタクと歴史好きな人は、アツく語りたくなるキモチに共感できるかと!
知られざる魅力的な小説を探しているスコッパーの方も同じようなキモチかもしれませんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 15:41:16
1814文字
会話率:3%