王太子の婚約者であるジェーンは絶望しておりました。王太子エドワードは、粗暴で礼儀知らずで勉学もできない最低の王太子だったからです。ジェーンだけではなく国中の貴族も絶望していました。暗愚なエドワードが王になったら、国は滅びてしまうのではないか
と。そんなある日、パーティ会場でエドワードはジェーンに婚約破棄を告げます。この暴挙によってエドワードが廃嫡されるのは決定事項でしょう。そして彼の破滅は、彼以外の人々にとっては素晴らしい未来の始まりなるはずです。ジェーンも未来への希望に胸を高鳴らせるのですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 16:20:16
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会話率:17%