カッコよくない主人公だけどそんな主人公が好きな女の子なのでした。
すきま時間でお読みいただける長さです。
最終更新:2022-02-18 20:21:21
1833文字
会話率:35%
ベルカ公国第一公女のフィリーネは貴族社会で賢い娘として有名であった。13歳になった彼女に彼女の父親・ベルカ公は婚約者を決めたと伝えてきた。
その人物は、傲慢で暗愚ともっぱら有名なデリンガー選帝侯の一人息子、ディルクだった。
貴族の義務と責務
を胸にデリンガー選帝侯の屋敷を訪ねるフィリーネだったが、実際に会った彼はどうも噂と違う人物のようで――?
「さて、フィリーネ嬢」
「はい」
「貴女は、前世というものを信じますか?」
「――はい?」
人生4回目の14歳・選帝侯の嫡子(辺境伯爵の嫡子)×優秀しすぎる13歳・公国第一公女の
名君を目指す物語(冒頭)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 00:08:02
8596文字
会話率:44%