ユーラシア。
かつて、そんなふうに呼ばれていた広大な大陸があったことを、人々は掘り出した遺跡から知った。
そこに棲んでいた者達が強大な騎馬軍団を持ち、広大な大陸をあまねく征服し、支配したことも知った。
だが、いつしか彼らが消え去り、
悠久の時が流れた。
人々は、彼らの先祖たちが「ヨーロッパ」と呼ばれる土地に現れ、そこに棲み始め、天のあまねく星々にまで舟を出せるほどの高度な技を持っていたことも、知った。
だが、ある日、天地が鳴き、震え、太陽がそれまでとは別の方角から上り、それまでとは別の方角に沈むようになり、強大な力を持ちながらいつしか消え去ったいにしえの騎馬軍団のように、多くの先祖たちとその技もまた、滅び去ったことも、知った。
今、先祖たちの故郷の土地は、はるか北の、冷たい雪と厚い氷に閉ざされてしまったのも、知った。
酷寒の故郷から逃れた、わずかな先祖たちが、馬や羊を追ってこの草原の地に移り住んだことも知ったし、先祖たちがその草原の七つの丘のある地に自分たちの国を作ったことも、それから千年近い時が流れたことも、知った。
人々は、帝国を作った。周辺のまつろわぬ国や民と対峙し、日々戦っていた。
そんな帝国に、ある日、軍神の娘が舞い降りた。
娘の任務はただ一つ。それは、帝国に仇なす者を葬ることだった。
ノベルアッププラス、アルファポリスにてシリーズ連載中。すでに完結した第一作目を大幅に改変してお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:10:00
140544文字
会話率:37%
右脚を失った事で冒険者を辞め、錬金鍛冶師として生きる事になった俺は、中央都市「ミスラン」にある小さな鍛冶屋を受け継ぐ事になってしまった。
これからは旅も冒険もせずにこつこつと、鍛冶屋のおっさんとして細々と生きて行こう……
などと(少し悲観的
な気持ちで)思っていた俺だったが、あれよあれよと客がやって来る様になって──
巻き込まれ系の錬金鍛冶職人が冒険者達の為に奮闘する物語。
世界が残酷でも、人が温かければいいじゃない。そんな内容です。(たぶん)
一話一話を短い物(2000~4000字)にしているのでお気軽に読んで頂きたいです。
(あえて漢字を多用して書いているので、「漢字の勉強をしながら読める小説」とか思いながら読んでもらえるとありがたいですね──ルビは振ってあるので、読み方が分からなくても大丈夫!)
第八章スタート。あくせく働く主人公オーディスワイアに管理局から新たな仕事が~?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:04:05
942537文字
会話率:31%
どこにでも居そうなオタク気質の男子大学生はある日唐突に死神によって殺害される。
彼は死後の世界……に辿り着く事なく異界【イデア】に誘われ、そこで死神から本物の異世界で六つに分たれたという神々の最終兵器の【欠片】を集める旅に出る事を強いら
れて――!?
知能並!
古武術使いの祖父無し!
本人のチート無し!
そんな彼が過酷な運命に振り回されるのは必定……だったはずなのに、
運命「駄目だコイツら揃いも揃ってイカれてるせいで既定路線が息してねぇ!?」
主人公の狂人メンタルのせいで話が予想外の方向にブッ飛びまくる!?
そして狂人メンタルは狂人メンタルを呼び寄せ、いつしかパーティーは激重感情の坩堝と化す。どうしてこうなるまで放置した。
感情が重過ぎて自縄自縛ってる系異世界冒険ヤンデレファンタジー、再演。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 16:18:13
344859文字
会話率:47%
これは一度バッドエンドを迎えた者たちの物語。
愛する人を失った主人公。
仲間の裏切りによって体を六つに切り分けられた魔王。
師匠を意図せず殺してしまった蜘蛛の少女。
親友を一挙に無くした侍。
強姦を苦に自殺した少女。
彼ら
のバッドエンドはゲームじみた異世界で交錯し、やがて世界に反旗を翻す。
異色のヤンデレ×ゲーム異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 12:19:42
571381文字
会話率:39%
高嶋唯と言う一人の少女がいる。
彼女にとって夏は至上の幸いでもあり……全ての終わりを告げる季節だった。
少女がまるで、打ち付けられた花瓶のように、壊れて、砕けてしまう。そんなとある暑い夏の過ちと惨劇のお話。
銘尾 友朗さん主催、『夏の匂い
企画』参加作品です。
また、この作品は幻想旅団Brave and pumpkinの前日譚であり、一部ネタバレを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 02:00:00
11133文字
会話率:29%
古い神の一部が放浪に惹かれて生まれたノマドは,赤い瞳と白い髪に褐色の肌を持ち,長旅と強い衝撃に耐えうる肉体を持った種族だ。一万年もの間,似た起源を持つエルフやドワーフと共に,自然の廻りに沿って暮らしてきた。
ノマドのカウルは,幼少期に兄を亡
くした。三日間の季節外れの霜と陽気が包んだ後に現れる“霜の旅団”と呼ばれる兵団,その一人,ツノつき兜の兵士に心臓を背中から貫かれて死んだのだ。
兄の復習を誓うカウルは,霜の旅団を追う旅を決意する。髑髏の仮面と光を返さない黒い鎧を身に着け,剣を口元に構え,振るう彼らの目的は一体なにか。カウルは復讐に何を見出すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 10:10:00
61876文字
会話率:54%
その日、慰霊旅団『アーセナル』は仕事でとある町に辿り着いた。
そこは三日前に人類の天敵『宇宙恐竜』によって滅ぼされた町だった。
団員として仕事をこなす少年ソーマ・イーゲルニッヒは森の奥で、唯一の生き残りの少女ココ・バレンタインと出会う。
その夜、彼らの滞在する町に再び宇宙恐竜が現れ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 14:42:37
25299文字
会話率:47%
今から10年前の新暦777年。
この年の7の月7日の雲一つない夜空に様々な色の流星が降り注いだ。
そしてその翌日、一瞬で世界は変わった。
世界の各地に様々な謎の鉱石が突如現れた。
突如現れた鉱石はただの鉱石ではなく、熱を発する石
もあれば光を灯す石等、様々なエネルギーを発する鉱石であることが聖なる都市にいるとされる神の代理・巫女様の言葉によって判明する。そして流星の夜から一ヶ月後、この鉱石はこの世界の重要なエネルギーの一つと認定される。
人々は万能鉱石を"奇跡の石"と崇め《|奇石《きせき》》と名付けた。
そこまでなら良い話だ。残念なことにこの話はこれで終わりではない。
《|奇石《きせき》》が発見されていく中、極稀に体の一部に鉱石の様なものが生える者が現れた。それは《|奇石《きせき》》と同じものであり、本人の意志でその《|奇石《きせき》》に備わる能力を使えることが後に判明する。最初こそ奇石を身に宿す万能者の誕生かと歓喜の声が上がった。だが何故身体から急に|奇石《きせき》が生えたのか。人体に及ぼす影響も分からない、感染の危険性すら分からない事実による不安感は、歓喜より恐怖を煽る結果となった。この謎の病は後に《|奇石病《きせきびょう》》と名付けられるが、未だその病について詳しいことは判明されず、患った者の末路さえ不明とされている。
だが、この世界で神の様に崇められる巫女様が発した言葉により、人々の恐怖は薄れることとなる。
『この|奇石《きせき》が人々の体に現れた事にも全て意味がある。恐れるものでは無い、脅える必要は無い』と。その一言を皆が信じる程、この世界にとって巫女様は偉大な方とされている。
それがこの世界の現状で、この時の僕が知っている全てだった。
当時の僕はそれに抗うことも原因すら深く考えることはなかった。――――彼らと出逢うまでは。
これから語ることは今から7年前、新歴780年。僕の人生を変えることとなる出会い・初めてライラと出会った時の話。
そして、それから5年後の新歴785年。僕と彼ら《ミシラバ旅団》が初めて一緒に旅をした時の話。
――――――出会いと始まりの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:00:00
76310文字
会話率:59%
大東亜戦争末期の1945年、連合軍の上陸を想定した本土決戦が備えられていた日本で静岡県の相良油田を守備するために旅団規模の独立部隊が創設され相良油田に配備された。
しかし彼らは忽然と姿を消してしまった。彼らは油田施設ごと戦国の世にタイムスリ
ップしてしまったのである。
戦国日本軍のリメイク折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 06:00:00
90672文字
会話率:70%
物悲し気な大学生、榊凪斗(サカキナギト)は自分が生きることに負い目を感じていた。
それでも与えられた命を前向きに捉え、恋人との天体観察へ出かける。
星降る夜に二人は愛を誓い合うが、恋人に帰り際のホームで線路に突き落とされた凪斗は、
彼女が「
行ってらっしゃい。」という言葉をいたずらな笑顔のまま発するのを目撃したまま
視界を闇に奪われたのだった。自らが流星となり、地球によく似た見知らぬ星に墜ちていく。
そこは、多様な種族が共存し、魔法や科学が入り乱れる異世界だった。
世界を転々とし、商品を売り歩くガーランド商業旅団に拾われた凪斗は、この世界を破滅に導こうとしている滅亡教団という宗教団体から身を守りながら、元の世界に帰るためにマタギノイノチと呼ばれる地点を目指す。
果たして凪斗は元の世界へ帰り、恋人の真意を確かめることはできるのだろうか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 00:12:38
56045文字
会話率:29%
生まれつき絶大な魔力を持つハーフィンクス公爵家に生まれた少年、シャドウ。
シャドウは歴代最高と言われるほど絶大な魔力を持っていたが、不幸なことに魔力を体外に放出する才能が全くないせいで、落ちこぼれと呼ばれ冷遇される毎日を送っていた。
十三歳
になったある日。姉セレーナ、妹シェリアの策略によって実家を追放され、『闇の森』で魔獣に襲われ死にかける。
だが、シャドウは救われた……世界最高峰の暗殺者教団である『黄昏旅団』最強のアサシン、ハンゾウに。
彼は『日本』から転移した日本人と、シャドウには意味が理解できないことを言う男で、たった今『黄昏旅団』を追放されたらしい。しかも、自分の命がもう少しで尽きてしまうので、自分が異世界で得た知識を元に開発した『忍術』をシャドウに継承すると言う。
シャドウはハンゾウから『忍術』を習い、内に眠る絶大な魔力を利用した『忍術』を発動させることに成功……ハンゾウは命が尽きる前に、シャドウに最後の願いをする。
『頼む……黄昏旅団を潰してくれ』
シャドウはハンゾウの願いを聞くために、黄昏旅団を潰すため、新たなアサシン教団を立ちあげる。
これは、暗殺者として『忍術』を使うアサシン・シャドウの復讐と、まさかの『学園生活』である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:03:46
183659文字
会話率:50%
現代日本で轢き逃げされたと思ったら西部劇とゲティスバーグな世界で第二の人生を授けられた一般日本人改めエリオット・カンフィールド。彼はこの過酷な蒸気と帝国主義の時代を生き延びることができるのか
しかも運命のイタズラで美少女将校の副官に大抜擢?
さらに配属されたのは無い無い尽くしの独立旅団…本当に生き残れるのかこれ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:53:39
46299文字
会話率:44%
とある少年は死にかけていた。
生きるために盗みを働いた結果、死ぬ寸前まで追い込まれた。
そこを通りかかった紅蓮の魔女に才能を見出され、その魔女が所属する霹靂旅団に入団することになる。
才能が開花し、旅団の最高戦力となった少年は気
がつけば世界最強の一角となっていた。
これは、最低辺の貧民が成長し、成り上がっていく、諸国漫遊ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:06:38
47289文字
会話率:46%
踏破不可能ダンジョン──通称《極地》に潜り、大断裂という未曾有の大災害以前の文明を取り戻すため、その命を賭ける人々を探検家と呼んだ。
「母さん! わたし母さんみたいに、探検家になるっ!」
この物語は史上最強の探検家だった母の背を追って、
最高の探検家を目指す少女セナの旅を記録したものである。
そして少女は出会う。全ての記憶を失った少年ロアと、母ですら辿り着くことが出来なかった史上最高難度の極地、シャンバラへの鍵に──。
「私と一緒に、旅に出ませんか」
少女セナと少年ロアは旅に出る。史上最高の探検家の道を征くために──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 19:00:00
204708文字
会話率:42%
二十二年ぶりに聖女に選ばれたフィーネは、最初の仕事として一年をかけて国にある四つの聖堂を巡る旅に出た。
この旅で思い人を見つけなければ、王家に嫁ぐことになっている。
巡礼の旅団では恋愛禁止、なんて言いながら、周りの人には出会いはあっても
自分は牽制されている。誰が王家を敵に回してまで聖女と付き合おうなんて思うだろう。
そして旅は最後の地、西の聖堂へ。
王子とのビジネス結婚を回避したい聖女フィーネの物語
一部魔物退治はありますが、あんまり怖いところはありません。
全9話予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:00:00
26700文字
会話率:32%
バンディーラは、フラジャイル旅団の聖女を今まで勤めてきた。しかし、聖域の街に到達したときに、実は、旅団の役にたっていないとして、追放されてしまう。それでも、バンディーラは、聖域の街の先にある聖都を目指すのだった。~第一章 完~
パーティメン
バーがそろったので、聖域ダンジョンの攻略に乗り出そうと思ったバンディーラだったが、さっそくメンバーの2人が一時離脱を申し出てくる。このままでは、ダンジョン攻略なんて夢もまた夢?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 23:10:25
404984文字
会話率:44%
臨月を迎えた芽唯流、その芽唯流に付き添うため<猫神様>不在の中、<緑猫の旅団>に大きな依頼が。
猫くん抜き。異界の仲間たちは人質救出作戦に挑みます。
最終更新:2023-12-27 18:33:29
6204文字
会話率:42%
ついに芽唯流と猫くんは結婚式を迎えます。いつの間にか仕掛けられた爆弾の解除に奔走する緑猫の旅団、仲間たちの物語。
最終更新:2023-11-05 17:49:13
6664文字
会話率:33%
俺が転生したのは戦列歩兵が撃ち合う近世風の戦争世界だった。平民少尉の俺は「死神」と疎まれ、女性しかいない第6特務旅団に参謀として配属される。何か企んでいる旅団長もお気楽な下士官も女性、歩兵は素人同然の女の子ばかりだ。このままだとみんな戦死し
かねない。俺がどうにかしないと……だがどうやって!?(連載開始:21年4月11日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 11:00:00
498300文字
会話率:45%
異世界オファニム三大陸の一つ――ハルメニア大陸。そこで数百年にわたり影の支配者として君臨した暗殺組織“サタナエル”は一族の女、英雄レエテ・サタナエルの復讐の反逆により滅亡した。レエテは仲間達とともにサタナエル本拠に新興国家、アトモフィス自
治領を建国。その後短い天寿を全うする。
それから7年――レエテの子らの代へと時は移る。少年アシュヴィンとレミオン、少女エイツェルとエルスリードは、任務から戻った故郷アトモフィスで驚くべき話を聞かされる。
それは、大陸全国家の強者を集めた超国家連合旅団“レエティエム”の結成と――。その一団をもって踏破困難な外海“死洋(プルートゥリウム)”を渡り、未知の地レムゴール大陸を目指す“レムゴール調査船団”の立ち上げと参加の命令であった。
未知未踏の大陸への、危険極まる冒険行。しかしアシュヴィンらは気脈の増幅の原因追求と、何より――。サタナエル一族の始まりの地で、彼らの短き寿命克服の手段を得るというレエテの遺志を継ぐため、前進を続ける。彼女の思いと、唯一の手掛かり「ヴァレルズ・ドゥーム」なる言葉を胸に。
*
完結作品「サタナエル・サガ」(https://ncode.syosetu.com/n6440eb/)の正統なる続編。前主人公レエテと仲間達一行の心を受け継いだ、次世代の子らを主役に展開する冒険行。いずれ劣らぬ彼ら強者の前に、未知の大陸にうごめく国家と魔の強者が立ちはだかる。悲願を胸に、試練に立ち向かう少年達の成長と運命を描く、バトルアクション・ダークファンタジー第二幕――。
※前作外伝「ブラウハルト・サガ」 https://ncode.syosetu.com/n1597fn/
※前作設定資料集(ネタバレを含みます)https://ncode.syosetu.com/n7076fp/
※ファンアート集 https://ncode.syosetu.com/n3945fm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 00:17:57
487795文字
会話率:24%
舞台は別の歴史を辿った地球。 1999年に難民旅団と言われる宇宙人 との邂逅を皮切りに宇宙から飛来する怪獣達。 そして、地球が宇宙の悪意に包まれる時、 雷鳴と共に宇宙の守護者が姿を現す。
最終更新:2023-12-08 06:00:00
5179文字
会話率:11%
砂に覆われた世界、静かに死んでいく世界で人々は魔法と旧文明が残した科学を駆使して逞しく生きていた。
造船街ダンケグリーデ、新造された戦艦を狙い最悪の犯罪者集団、ノア傭兵団、ノア旅団は再びそこに集結しようとしている。
ノア旅団、果
たして彼らの目的とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 14:25:44
70245文字
会話率:57%
伝説の冒険者集団《七星旅団(セブンスターズ)》が、突然の解散を宣言してから約一年。呪いにより魔力を制限されたルーン魔術師、元地球人の青年アスタは、解呪の方法を探し魔術の学院へと通っていた。以前、冒険者として一線にいた経験を買われ、学生の選
抜パーティとして迷宮に潜った彼は、そこで仕掛けられた陰謀の一端を垣間見る。古き仲間と、新しい仲間、そして因縁の敵を前にして、やがてアスタは退いたはずの戦いへと身を投じることとなり――。七星旅団の六番目。《紫煙の記述師》の二つ名を持ち、最強の冒険者の一角とまで謳われた印刻使い。彼が秤にかけるのは、かつての約束と新しい誓い。異世界の秘密を前にして、アスタは戦いを決意する。
ダンジョン系異世界トリップ王道風ファンタジー。
【書籍化しました。HJ文庫様より発売中!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 23:09:34
2243022文字
会話率:33%