近未来。世界は、人類の歴史、その全ての営み、そして森羅万象の情報をもつメインコンピューター、「ロイヤルブルー」によって統治されていた。
ロボット工学の発展により、人々はもう労働をする必要がない。
人々の日常は、リアルとバーチャルを使い分け、
時に芸術的創造活動を行う。
人類がついに到達した理想の社会。
だが、人々には、その体内にライフレコーダーと呼ばれるチップが埋め込まれ、その行動と言動のすべてが、ロイヤルブルーに直結していた。
また、世界には、ノーマルクラスとエリートクラスの厳然たる峻別があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 17:22:27
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会話率:18%
高齢化社会を迎える日本では、高齢者も働き手として日本を支えてもらうべく、細胞活性化の新薬開発に着手していた。
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ただ、実験室での開発のみでは技術の進歩が遅い為、国の方針として『活性化都市』を設立し、技術者用の居
住区を設け、他方面の技術者に働きながら研究が出来る環境を整えた。
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その都市で開発された新薬と、周辺に巣穴を展開した『蟻』との出会いが起こす出来事を描いたフィクション小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 22:52:04
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