「知らないよ…!私はずっと、ずっと君のことが好きだったのに…!」
美紀が膝をつき、涙が床に落ちる。
俺は思い出す。中学の帰り道、恋愛映画を見た後に彼女が呟いた言葉。「遠距離なんて、私には無理だな」。それが頭に焼き付いてて、彼女を苦し
めたくないから別れを決めた。
でも彼女は、そんな俺の気持ちを無視して、4年間ずっと俺を待ってた。
「お前の気持ち考えて別れたつもりだった。お前が好きだったから、幸せになってほしかったんだ。」
「⁉何もわかってないよ…!告白してきた男、全部断って、君のことずっと待ってたのに…!」
そりゃそうだ。美紀は抜群に可愛い。ショートカットが似合う整った顔、華奢で儚い雰囲気。アイドルだって霞む透明感。男なら誰だって彼女に落ちる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:24:48
1505文字
会話率:48%
恋人と二人で映画を見ていた。
互いが互いに同じ方向を見ているのに、些細な事からすれ違いが始まる話。
其れでも今の俺達の関係も、似たようなやっすい関係だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛、いいえ、交友に置いても。
人の話はちゃんと聞くものですよ。
私に言われたくはないでしょうが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 21:17:36
842文字
会話率:27%
私と仕事、どっちが大事なの?
恋愛のシーンで時折見られる場面である。
其れを見て、彼は私に問い掛ける。
『私と仕事、どっちが大事なの?』
『やかましいから黙って欲しいわ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御
座いません。
注意事項2
これに対する本能的な答えがこれなんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 20:39:42
797文字
会話率:45%
彼とデートに行く事になった。
映画を見て、パーラーに訪れたその時の事。
彼は自分のパフェからアイスを掬いとると、私の口元目掛けて差し出す。
「からかっているでしょう?」
「傷付けるいじりは嫌いだけど、困らせるいじりは大好きだよ」
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
付き合ってて、愛おしいと思ってて、弄りたいなら、こうした方が良いよ。世の男性諸君。
貶す言葉は破局まっしぐらなんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 18:04:31
1080文字
会話率:45%
菊池くんと安藤さんのデートは、外食かテイクアウトばかり。
※ コロン 先生主催の【菊池祭り】参加作品です
最終更新:2024-07-26 15:46:44
2680文字
会話率:13%
conan grayのアルバム『superache』収録曲から一曲目『movies』の二次創作です。あなたのお気に入りの恋愛映画はなんですか。
最終更新:2024-02-23 20:55:10
1479文字
会話率:25%
人気俳優の真壁拓人と人気女優の櫻田菜々美はチョコレート会社の制作する恋愛映画で共演することが決まったが拓人の方は乗り気ではない。それにはワケがあって⋯⋯
最終更新:2022-03-17 22:43:28
1884文字
会話率:48%
小さい頃からみる不思議な夢があった。
典型的な悪役令嬢の女の子目線から王道の恋愛映画を見る―そんな夢。
幼いころ、婚約者という王子様に一目ぼれしたところから始まり、今は全寮制の学園で下級貴族のヒロインポジションの女に現を抜かす王子を見て嫉妬
に狂っている。
今ではお決まりすぎて誰も見ないようなつまらないストーリーだが、彼女の人生を追体験しているようで、応援しながら見守っていた。
「今日も見たよ、あの夢。あの子、遂にヒロインに殺し屋を差し向けるみたいだ。」
今日も大好きな親友の隆二にこの話をする。
妻にも言っていない、昔からの二人だけの話題というだけでなんだか嬉しくて、会うたびに話をしていた。
「あの夢か。確か中学の時からずっと言ってるよな?大人になるまで見るなんて、その子と何か縁があるんじゃないか?俺は落ちる夢ぐらいしか定期的に見ないな」
最近、その話題にも反応が薄くなってきたことに気づかないふりをし、毎回付き合ってくれる隆二に甘えていた。それだけでいい。一生思いは伝えずに親友として生きていく。
跡継ぎのため仕方なくお見合いして結婚した妻と5歳になる息子は、家族として愛していることに間違いはない。俺は幸せ者だ、そう思っていた。
「・・・なんで?」
自分の家の風呂場で最愛の親友と妻の不倫現場に遭遇するまでは。
「俺だって・・・俺だって隆二の事が好きなのに!!」
動転して訳も分からず自分の気持ちをぶちまけてしまう。
「最低。彰さんってゲイだったの?」
「俺の事そんな風にみていたのか。気持ち悪い」
俺が被害者の筈なのに罵られ、耐えられず自分の家から逃げ出してしまった。
公園のベンチで泣きつかれうたた寝すると、今日もあの子の夢をみた。
「サイオン様っ違うのです!全てはあの女が悪いのですわ!」
「黙れ。貴様に名前を呼ぶことも許可していない上にリリーの事をあの女呼ばわりするとは。王族不敬罪の罪も背負いたいらしいな。人を殺そうと思う其方らしい下劣な振る舞いだ。見るに堪えん。」
「婚約破棄と合わせて国外追放を命じる。二度とこの国に足を踏み入れるな。同じ空気も吸いたくない。」
そうか。お前も人生の絶望を味わうなんて本当に運命を感じるよ。
でもな、お前の方が俺の人生よりマシだろ。
『本当にそうかしら。じゃあ試してみたら?』
「へ?」
目が覚めると俺はあの夢の悪役令嬢になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 00:00:00
4902文字
会話率:25%
映画雑誌編集社に勤める神田雛子は恋愛映画が苦手だ。そんな神田には誰にも言えない2つの秘密を抱えていた。
第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞への応募作品です。
最終更新:2021-12-07 13:52:23
934文字
会話率:39%
「もし生まれ変わって新しい人生を送るのなら、その後は『セレブリチーな天国ライフ』が待ってるぞい」
死んで魂となった俺に『神様』がそんな交渉を持ちかけてきた。
俺はその『神を名乗るクソじじい』の口車に乗せられ、結果、新しい人生を歩むことに
。
ただ、その新しい人生を送る世界は地球とは異なる世界で、そこは『魔術』という不思議な力が存在する世界。『恋愛映画の主人公のような人生を送る』という目的から大きく外れた彼はどんどん『戦い』に巻き込まれる羽目に。
観念した彼は「どうせ厄介ごとに巻き込まれるなら、いっそ、このチート能力を使って『ざまぁ舐めプ人生』送ってやるっ!」と悪魔の発想で『自分創作(セルフプロデュース)』を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 10:38:51
139743文字
会話率:61%
クリスマスも近いとある日、高校2年生の僕は隣の席の渡来愛子に初恋とともに失恋をした。
気が付いたら、僕は答えの分かり切った疑問をループさせるロボット、P-9になっていた。
そして、とある事件を境に、まるでいつか観た恋愛映画のように、僕の人生
は渡来と過ごした想い出を引きずって生きることになる。
それでも、16歳、25歳、34歳と時を刻む僕は確かに大人へと近づいて行くのだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 21:00:00
12366文字
会話率:19%
○×高校三年生・香野ももみは、妹のこはるが、部屋に遊びに来ていたこはるの親友・紅井しずくと手を重ね合わせていたのを目撃した。
部屋を出て聞き耳を立てると、こはるとしずくの愛のささやきが聞こえる。
これは妹の恋を応援するしかない!
と思ったももみは百合恋愛映画のチケットを渡し、二人をデートするように仕向けた。
しかし、恋の行方は意外な展開を迎え……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 21:10:52
2672文字
会話率:52%
――夢見ていた異世界転生を果たしたものの、周りに広がる世界は限りなくホラー映画だった。
前世で『絶対会いたくない』と思っていた殺人鬼だらけの世界にうっかり転生してしまった少女は絶望していた。せっかく素敵な男性に巡り会えたのに、今処女を失った
ら死亡フラグ確実だと気づいてしまったからである。こうなったら別れ話を切り出すしかないと決めるが、デート中に予想外の事態に見舞われて――!?
【ホラー映画好きの女の子と、恋愛映画から出てきたようなイケメンのラブストーリー(見えなくてもラブストーリー)です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 07:12:13
8803文字
会話率:44%
これは「kaze to kumo club」のオリジナル作品です。
あらすじ
泣ける恋愛映画を見ても、泣くことのない妻。
そんな妻に寄せる…夫の気持ちとは…?
最終更新:2019-07-13 12:26:59
9559文字
会話率:13%
雨女の女性と晴れ男の男性がデートする話です。
それ以上でも以下でもないです。
途中で雨が降ります。
ベン・アフレックの映画の話題が出てきますが、彼の恋愛映画は見たことありません。
最終更新:2018-11-25 18:50:04
1244文字
会話率:45%
「へええ、『鑑賞者の満足度によって金額が変わる映画館』ねぇ」
「そ。だから、ね。行ってみよ?」
詳しくは端折るが、現代科学技術はすごいもので、そういう映画館がある。
で、彼女にねだられたのだが問題が。
僕と彼女の好きな映画は根本的に違
うのだ。そのくせ彼女、何でも2人一緒がいいというお年頃。恋愛映画に行くことになるのだが、明らかに僕は退屈で最低金額を請求されて彼女は最高金額を請求されるだろう。
困る。
今までそういうことがあっても我慢して「面白かったね」と言っていたのに嘘がばれるじゃないか!
こっちはまだキスもしない間柄をなんとか進めたいと思ってるのに、このタイミングは困るんだよ。
とはいえずうっとねだられててもうごまかせない。
観念して一緒に行く。映画はやっぱり退屈でつまらない。
大ピンチと思ったけど、妙案が。
映画そっちのけでこのシチュエーションを僕好みに楽しめばいいんだ!
というわけでなかなかグゥなアイデア。かなりグゥな妄想に浸ったがこれがまずかった。
「もう、サイッテー」
詳しくは端折るが、彼女の機嫌は最悪だ。
が、映画館を出るときの請求金額は中間程度で2人とも一緒。
彼女、一体何に満足したんだろう?
自ブログに発表したことのある旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-28 11:35:02
3194文字
会話率:21%
男性経験が皆無だった40歳の波子に突然訪れた出会いから始まる物語です。
最終更新:2014-09-25 11:55:13
26731文字
会話率:15%
「ボーイフレンドができますように!」
願いを叶えるというウィッシュボーンで願掛けしたその直後、突然金髪碧眼のカッコイイ男が目の前に現れた。
声を掛けられ気に入られ、そしてくらくらするほどロマンティックに恋愛映画のごとく、この恋始まってしまっ
た。
初めての恋に慣れぬままに、言葉は英語、習慣も違う恋事情。
男には分からない乙女の恋ってものがあるんです。
南カリフォルニアの青い空の下で、ドキドキに展開して、振り回されて、日米の違いが浮き彫りになっていく。
アメリカの日常はなんだかとっても夢のようだけど、容赦なくしっかりと現実を突きつけられて目が覚めていく。
果たしてこの恋の行方はどうなることやら。
(自サイトからの転載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-10 07:41:32
91993文字
会話率:11%
もしあなたが、ペアの恋愛映画のチケットを手に入れたらどうしますか?
恋人と見に行くのもいいでしょう。
もしくは、意中の相手を落とす有用的手段として、用いるのもいいでしょう。
しかし、もっといい使い方があるのを御存じだろうか。
それは、ネズミ
の餌にしてしまうのです。
早速僕はネズミの餌にそれを使うと、なんと本当にネズミが現れたではないか。
「確かに餌とは言ったが、まさかネズミが本当に食すとは思わなんだ」
と、僕が世にも珍しいネズミが恋愛映画のチケットを食す光景を、つぶさに観察しようと思った矢先だった。
そのネズミがこちらにやってきたではないか。
そしてそのネズミは、僕にこう言ったのだった。
「あなたアホですか? ネズミが恋愛映画のチケットを食すなんて、あるはずないでしょう」
そこから僕の、世にも奇妙なわらしべ長者物語が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-27 14:51:58
9359文字
会話率:30%