自分からキスしようとして、彼にやんわり指摘を受けて、そのままの空気で夕方を迎えた。
非常に気まずくも、母や弟が帰ってくる。
そんな事を考えていると、インターホンが鳴った。
つまらないものだがお土産だよ。……君達に相応しいと思ってね。
注
意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
喚かないのが~。の二人。
ラスボス系母、再臨。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:07:06
948文字
会話率:58%
高校生活1年目のある日の放課後
教室にて
鈴木 和真は目の前で起きている光景を見て、啞然としながら思う。
「一体、どうしてこうなった?」
俺は今、誰もいなくなった教室で同じクラスメイトである美少女に告白されるところだ。
だが、告白
と言っても皆が思う、一般的な告白とは違う。
なぜなら、それは美少女四人による、同時告白だったからだ…
「あのさ……和真君。」
「は、はい……」
「もし、良かったら、私と付き合ってくれませんか?……。」
そう頬を赤らめ告白してきたのは、|木嶋《きじま》 |唯《ゆい》
黒髪のショートヘアと綺麗な黒の瞳が特徴的なごく一般的な生徒。
性格は、ちょっぴりおとなしめだけど、とても努力家である。
「ちょっと待ちなさい! 和真!。唯なんかより……そ、その……わ、私と付き合いなさいよ!」
そう恥ずかしさ全開に告白をしてきたのは、|駒形《こまがた》 |花音《かのん》
甘栗色のロングヘヤーを肩まで伸ばした髪と緑の瞳が特徴。
性格は……まぁ、一言で言えばツンデレである。
「えぇー、こんな二人よりもー、私と付き合ってくださいよ~。」
そう軽々しい口調で告白をしてきたのは |清水《しみず》 |葵《あおい》
茶髪のショートヘアーと、なんと言っても男子が必ず、チラ見をしてしまうほどの巨乳が特徴。
だが、性格はわがままであり、自意識過剰なところがある。
「いいえ、この、三名よりもわたくしとのお付き合いしてくれませんか?和真殿」
最後に告白をしてきたのは俺たちクラスの学級委員を務め、あの西園寺財閥の一人娘である |西園寺《さいおんじ》 |彩華《いろは》
黒髪のロングヘヤーを一つでまとめている所といつも黒縁メガネをかけているのが特徴。
性格は、超が付くほど真面目であるが……
まぁ、この辺で話を戻そう
「そんな事、急に言われても……」
俺はいきなり過ぎる、四人同時告白にどうして良いのか分からない。
てか、そもそもこれは夢じゃないのか?……
そう、疑ってしまうほど、俺の前であり得ない現象が起きている。
俺は一度、彼女らから背を向け頬をつねる。
「いてっ!」
どうやら、この夢のような現象は現実だった。
それが、分かった瞬間、心の中で俺は叫んだ。
「一体、どうしたら、いいんだよー!」
これは、そんな俺と四人の美女の恋愛物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 00:00:00
169000文字
会話率:42%
人間が最低階級の世界に生まれた、異世界から来た人間の国王。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
大学2年生の天音陽向(あまねひなた)は怠惰な日々を送っていた。
ある日の大学の帰り道、陽向は野良猫に自身の荷物を掻っ攫われてしまう。
荷物を取り戻すべく、そ
の野良猫を追いかけていると突然見たことがない景色が目の前に広がる。
「ここは…どこだ…?」
戸惑うも束の間、武装した人間とは言い難い生物たち、いわばモンスターに取り囲まれてしまう。
「貴様どうやって侵入した?下等な人間がなぜこの場所に…」
メイスのようなものを喉元にあてられ、詰め寄られる。
(いきなり何を…!)
あまりにも突然の出来事に動揺し、声も出せないでいた陽向。
「答えないのならそのまま死ね、下等種族が!!」
(ちょっと待って、俺、殺され———)
「待ちなさい」
喉仏を突きさそうとしたメイスが、その直前でピタリと止まる。
「白亜様…!」
モンスターたちはその彼女―――白亜に向かって跪く。
白髪のさらさらとしたボブヘアに宝石のような紫色の瞳、メイド服を身につけた美少女は陽向の目の前まで歩み寄り、彼女もまた跪く。彼女の手には先ほど陽向の荷物を盗んだ猫もいた。
「ご無礼をお許しください。ご主人様」
「ご主人様…?俺が?人間違いじゃ…」
「ヒナタ・アマネ様。私は人間違いなど安易なミスは致しませんよ」
「い、いや、でも俺、あなたと会ったことありませんよね…?」
「はい、これが初対面です。突然のことで混乱してらっしゃると思いますが、時間がありません。これからすぐに即位式へ向かうため、お迎えに上がりました。」
「即位式?」
「あなたは、この国の”王”になられるのです」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:22:09
3871文字
会話率:43%
辺境の星、ガルドープに住んでいた少女ミトと老婦アリスは、血の繋がっていない者たちだった。
戦争で母を亡くしたミトを引き取ったアリスは、10年間、彼女が独り立ちできるように、「星の子」としての教えを説いていた。
いつか、誰もが星を旅立つ日
が来る。
戦争で焼き尽くされる野原が目の前にあっても、私たちはいつか、星と決別する日が来る。
だから畑に野菜や穀物を植えて、雨が降る日を待ちなさい。
アリスは言うのだった。
私たちは誰もが完璧ではないのだと。
「言葉」はいずれ形を失い、銀河星雲の星屑の中に消えていく。
運命の砂時計はすでに落ち始めている。
時間の経過の中で絶えず物事は変化し、昨日まであったものは、流れ星となって消えていく。
ミトは願っていた。
いつか星を旅立つ日が来たとしても、2人で過ごしていた時間が、世界のどこかで残っていくこと。
いずれ星と決別する日が来るとしても、アリスに伝えたかった想いが、——「言葉」が、闇の中に閉ざされてしまわないことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 19:20:40
1410文字
会話率:7%
国家資格であるヒーラー。
それは一般の治癒魔法だけでなく、人の心まで癒す。
そんなヒーラーを養成する王立ヒーラー養成学校に勤めるラクト。
そんな彼は探し続けている人達がいた。
彼の可能性に賭け、送り出してくれた冒険者時代の三人の仲間。
ある日、彼は仲間達が見つかったと報告を受ける。
『本当ですか!』
喜びに打ち震えるラクト。
しかし、見つかった彼等は無事な身体では無かった。
『僕が助けます』
ラクトは彼等を助ける為に旅立つ。
『待ちなさい、私も行きます』
1人の女がラクトに同行する。
彼女は知っていた。
ラクトの知らない彼等の真実を...
ラクトは無事彼等を救えるのか?
女は真実をラクトに告げるのか?
彼等はその時?
全6話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:53:31
49104文字
会話率:42%
秋山 美晴(あきやま みはる)29歳OLは、孤独な生活を送っていた。
唯一の癒しはオタ活をしている時とお隣さんの少年と挨拶をする事。
マイペースで一人遊びを極めていた美晴はそんな生活を楽しく過ごしていた。
いつも通りの帰り道、癒しである少年
が自殺をしようとしている所を発見する。
彼を助けたが美晴は代わりに命を落とし、気が付いた時には異世界転生していた。
前世の記憶を取り戻した時は、母が叔母様と呼んでいる存在から暴行を受けている時だった。
何か他にも既視感を感じる何かがあるが、引っかかるばかりで上手く思い出すことが出来無い。
前世からあまり物事を深く考えても仕方ないとしているので深くは考えず、夢にまでみた異世界を楽しむことに決めた前世オタク女子。
前世オタク腐女子の記憶を持つ悪役令嬢は、知らぬ間に色々なフラグをボキボキとへし折っていく。
1章 母様を助けます大作戦編
「ユリア?どこに行くって言ったのかしら?」
「まずは母様のご実家へ行って、害悪叔母様をつぶ、けちょんけちょんにしてもらいます!それから母様の愛する旦那様の元へ行きましょーう!あははははっ!!」
「ユリアああああああ!?」
2章 公爵家の養女編
「ユリア、本当にありがとう・・・あなたがいなかったらこんな幸福はありえなかったわ・・・」
「母様が幸せで私もすっごく嬉しいです!それじゃあ私はそろそろ行きますね!」
「え?ユリア!?どこに行くの??おトイレ?」
「違いますよー!このお家から出ていくんですよー、当り前じゃないですか、母様は面白いですね!偶にお手紙書きますね!お幸せにーーー」
「ユリアああああああ!?!??!?待ちなさいユリアああああああ!!」
3章 騎士団入団編
「ふふふ、どこから見ても男にしか見えません!中世的な顔万歳です!!BL万歳!!!」
「ユーリ?早くしないと団長に飯抜きにされるよ!早くいこ!!」
「今行きます!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 10:34:57
1312文字
会話率:12%
「その婚約破棄、ちょっとお待ちなさい」まーたオリガ公爵令嬢のおせっかいが始まったぞ。学園内での婚約破棄に、オリガ公爵令嬢が待ったをかけた。オリガの趣味は人助け、好きな言葉はノブレス・オブリージュ。無自覚な悪役令嬢オリガは、ヒロインの攻略イベ
ントをことごとくつぶしていく。哀れなヒロインはオリガのおせっかいから逃げられない。
【こちらは連載版です。1話目は短編版と同じ内容です。2話目からが新作です】
****他サイトでも公開しております。****折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 12:24:07
48967文字
会話率:47%
「その婚約破棄、ちょっとお待ちなさい」まーたオリガ公爵令嬢のおせっかいが始まったぞ。学園内での婚約破棄に、オリガ公爵令嬢が待ったをかけた。オリガの趣味は人助け、好きな言葉はノブレス・オブリージュ。無自覚な悪役令嬢オリガは、ヒロインの攻略イベ
ントをことごとくつぶしていく。哀れなヒロインはオリガのおせっかいから逃げられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 18:11:00
3229文字
会話率:52%
「そんとき、コブリンライダーにも遭遇してさ」
「ちょっと待ちなさい、ライダーって何に乗ってるのよ」
「え、何かお空飛んでる乗り物」
「………………お前ら冒険者って、どんだけ報告してない新事実持ってるの?」
最終更新:2022-01-30 21:59:34
1407文字
会話率:65%
フィラデルフ国は、世界で最も魔法で栄えた国だ。
魔法学校に通うエリート中のエリート『ネリ』は、魔術師の名門一族フランダール家の末っ子。
両親、双子の姉たち同様に、優れた魔術師になるべく奮闘していた。
進学か卒業か、はたまた留年か。
ネリは
期末試験の結果発表を前に、幼馴染みのマルクと優雅なモーニングを取っていた。
当たり前に、進学できる。誰もがそう確信していた。
いつものように箒に跨るが、ビクともしない。
「ネリちゃん、はやく〜」
「ま、待ちなさいマルク!」
初級魔法である飛行もできず、人生で初めて走って学校へ向かったネリは、信じられない結果に、掲示板の前で崩れ落ちた。
魔力0と認定され、大指導主の命令により卒業でもなく、留年でもなく・・・・・・退学させられることに。
家族にも見放され、魔力が戻るまで親戚である西の魔女の所へ身を寄せることになった。
そこで出逢った絶滅危惧種である幻狼族の少年、ウルルク。
『道を切り開くチカラ』があるといわれる狼の血を求め『マルバノ』と名乗った魔術師は、西の魔女が留守の隙をつき屋敷に火を放つ。
狼は氷属性であり炎に弱いのを知っていて、犯行に及んだのだ。
屋敷が燃え朽ちる中、必死に彼を守り通したネリはあることに気づく。
「狙われているのは、ウルルクだけじゃないのね」
マルバノは、ネリの中に眠った膨大な魔力と彼の狼の血を手に入れ、魔法使いの純血を汚す人間、そして彼らと共存しようとする大指導主を亡き者にしようとしていたのだ。
少年と少女は手を取り合う。
――彼女たちに架せられたものを確かめるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 18:00:00
1740文字
会話率:25%
貴女は今日から陰陽師よ……
ハッ!?マジで意味がわからないよ、どうしたのお母さん?
貴女は陰陽師になるべきなの。
お母さん、どこかで頭を打ったの?頭大丈夫ですかー?Over(携帯) and(切る) out(ねー)。
待ちな
さい、陰陽塾への進学の手配はもう終わってるのよ。
言葉を聞き終わる前に、スマホの電源を切った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 00:49:19
257文字
会話率:0%
「待ちなさい!!」
魔女として火炙りの刑にかけられそうになっていた私の命を救ってくれたのは、王子様ではなく、聖人様でした。実は、とびきり人でなしの。
最終更新:2021-06-07 20:29:06
5818文字
会話率:58%
レッグストロング家令嬢であるアニキスは将来自国王子と結婚し共に国を治める国母となる将来が確定していた。
だが、婚約者であるアホ王子が暴走し滅茶苦茶な理屈で隣国への追放を通達される。
「この国ダメですわ」
確実に荒れる未来を予想する令嬢。
実家と王国の関係の上で自分がいたら余計な火種になってしまうと考え隣国での生活を計画する。
そこに隣国の商人が追いかけきた。
これ幸いと商人を捕まえ隣国に入国し生活を始めるが・・・。
「わんこ拾った」
「待ちなさい、二メートルあるわんこはわんことはいわないわ」
近衛騎士を蹴散らす番頭。
卓越した変装技術と暗器が得意な商会婦人。
商会見習いでさえも人外じみた動きをする始末。
令嬢が転がりこんだところは魔境でした。
好評につき連折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 09:09:07
15437文字
会話率:28%
レッグストロング家令嬢であるアニキスは将来自国王子と結婚し共に国を治める国母となる将来が確定していた。
だが、婚約者であるアホ王子が暴走し滅茶苦茶な理屈で隣国への追放を通達される。
「この国ダメですわ」
確実に荒れる未来を予想する令嬢。
実家と王国の関係の上で自分がいたら余計な火種になってしまうと考え隣国での生活を計画する。
そこに隣国の商人が追いかけきた。
これ幸いと商人を捕まえ隣国に入国し生活を始めるが・・・。
「わんこ拾った」
「待ちなさい、二メートルあるわんこはわんことはいわないわ」
近衛騎士を蹴散らす番頭。
卓越した変装技術と暗器が得意な商会婦人。
商会見習いでさえも人外じみた動きをする始末。
令嬢が転がりこんだところは魔境でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 07:00:00
6332文字
会話率:24%
魔力の少なさから、生まれてすぐ魔界に捨てられてしまった主人公、リオン。だが、魔王軍四天王に拾われたことで彼の運命は一変する。世界最強クラスの実力者である四天王から直々に鍛えられ、可愛がられたリオン。時は経ち、彼はあらゆる魔法を『支配』する権
能を持った立派な魔王軍の兵士……そして、魔王の娘であるアリシアの護衛になっていた。そんなリオンに与えられた新たな任務は、『楽園島』と呼ばれる島の魔法学院に入学するアリシアを護ること。
「魔王軍の一員として、立派に任務を果たしてみせます!」
恩人であり、尊敬する魔王軍四天王のためにリオンは任務に挑む……
「「「「そんなことより、リオンが可愛くて仕方がない」」」」
「待ちなさい貴方たち。リオンはわたしのものよ。絶対に渡さないわ」
……本人をよそに、周りの四天王や魔王の娘アリシアはひたすらリオンを可愛がる。
「一緒に学院に通いましょうね、リオン」
「もちろんです、姫様!」
「だから一緒に任務をがんばりましょうね、リオン」
「もちろんです、姫様!」
「この任務が成功したら、結婚しましょうね」
「もちろ…………えっ?」
【お知らせ】
アース・スターノベル様より書籍化が決定しました!
イラストレーター様はmmu様。
全2巻が発売中です!
コミックアース・スター様にてコミカライズ連載が開始しました!
https://www.comic-earthstar.jp/detail/sitennou/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 07:00:00
296437文字
会話率:50%
地球全体が汚染された近未来。人類は、地球再生に尽力する上層階級と、スラムで貧困に喘ぐ下層階級に分かれていた。下層出身のマリアは、高額な報酬目当てで上層階級の夫婦の代理母に立候補する。エリート層は子宮を外注するのが一般的になったこの時代、健康
な肉体しか持たない女にとって、それがほぼ唯一の成り上がる道なのだ。
処女であること=新品・未使用の子宮を武器に無事に採用されたマリア。しかし、子宮に受け入れた胎児はどうやら只者ではなかったらしい。妊娠後期になるにつれて、マリアは子宮から響く声に悩まされることになる。「マリア……母さん。助けて欲しいんだ」「うるさいうるさい! 言いたいことがあるなら、生まれてからせめて二年は待ちなさい」
神の子を自称する胎児と、処女にして妊娠したマリア。聖書さながらの「ふたり」は反発しながらも「母子」の絆を深めていくが──
以前投稿していた作品の加筆修正版です。副題なしでカクヨムとステキブンゲイにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 08:19:12
109012文字
会話率:31%
「わたし、じゃない、わたくし、シャル、じゃなかった。アシル殿下の婚約者(悪役令嬢)として、しっかりお役目を果たしてみせますわ!」
「何で言い直した?」
「それが王太子殿下の婚約者(悪役令嬢)であるわたくしの役目ですもの!(エッヘン!)」
そんな悪役令嬢を目指すぽやぽや天然勘違い暴走侯爵令嬢と婚約者溺愛王子と巻き込まれ男爵子女の話。
「貴様、男爵家の娘の分際で俺のヴィーに付き纏うとはいい度胸だな」
「違います! 誤解です! むしろ私が付き纏われている側ですって!」
「黙れ、ヴィーを誑かす女狐が!」
「キャー!」
「逃がすか!」
「まあ! ルシンダさんったら! 淑女がそんな風に走るなんてはしたないですわよ! メッ! ですわ! お待ちなさいなー!(トテトテ)」
「ああ、ヴィー。そんなに走ったら危ないだろ。転けて怪我でもしたらどうする」
「きゃっ。離して、シャル。じゃなかった、アシル殿下。わたくし、あの方に淑女としての心構えを指導しなくてはなりませんの!」
「わざわざヴィーが気にかける必要なんてないだろ。あの娘のマナーが無様で目障りなら、適当にマナー講師を用意するから」
「駄目よシャル。ルシンダさんの相手は、王太子殿下の婚約者(悪役令嬢)であるわたくしの役目なの。だから離してちょうだいー!(ジタバタ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 22:47:35
89945文字
会話率:33%
婚約者を誘惑する不届き者に抗議しただけなのに、断罪ENDを迎えた悪役令嬢ネージュ・カデット。
神は彼女を不憫に思い、スライムに生まれ変わらせることにした。
ネ「ちょっと待ちなさいよ! 生まれ変わるのはいいんだけど、なんでスライムなの
よ!?」
神「ふっふっふ、それはだな…(中略)…どうだ、やってくれるか?」
ネ「はい、任せてください! ネージュ・スライムパワー・メイクアップ!」
彼女は神の依頼を受け、聖女ネージュ・プリエールとして地上に降りた。
これは、自分を断罪ENDに追い込んだ者たちを断罪して国を正し、新たな幸せをつかむ少女(スライム)の物語(になる予定)である。
※現在、第二章を更新中。婚約破棄~断罪ENDに至った謎が明らかになっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 16:10:54
31949文字
会話率:7%
大きく息を吸って、心を落ち着ける。今日こそ呼んでみせますわ。大丈夫、何度も練習しましたもの。大丈夫……。
「レ、レ……ッ」「ダイナ様ダイナ様! これからダイナ様ゲームやるんですけど、ダイナ様もご一緒にどうですか!?」「お待ちなさい。何ですか
そのけったいな催し物は!?」「ダイナ様の可愛いところを、ひとつずつ上げていくんです! 参加者は今のところ、私とルカ様ですね!」「るるるるルカ様になんてことをさせているのですか!!!」
きゅるきゅるとした大きな目に星をいっぱいに詰め込んで、最高に残念なことを口走る友人を叱責する。あなたはわたくしに、名前を呼ばせる隙すら与えないのですか!?
(https://ncode.syosetu.com/n8871fd/)これの続きです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-18 20:38:03
5154文字
会話率:67%
「謙太、私のはじめてをあげるわ。嫌だと言ったらあなたのはじめてを奪うわ。」「あれ!?僕に選択権無くない!?」ある日学校の屋上で出会った少女は、無知で無恥な無能美少女だった!?世紀の紐無しバンジーから少女を救った少年と少女のドタバタラブコメd
「待ちなさい小野さん!あなたはいつもそうやって抜け駆けしてぇ~!!」「む。セーコ、じゃま。……あ、あっちに謙太が」「ルキア!雑だよ!僕目の前にいるから!」「えっ?謙太が!?ど、どこよ!」「うおおいセーコ!だから目の前にいるだろ!どんだけ周り見えてないのおまえ!?」そんな甘々なラブコメディを阻止すべく、主人公の幼馴染の暴じょ、、、少女が二人の前に立ちふさがる!「ちょっとこの欄書いてるの絶対小野さんでしょ!これじゃわたしが悪者みたいじゃない!」「言いえて妙ね」「表へ出なさいコラアアアアアア!!」「二人とも静かにしようよ……」三つ巴の恋の行方はどっちだ!?括目せよ読者諸氏!!かつて諸君が求めた青春がここにある!!「助けて、謙太。私ゴリラに素手で勝つ自信は無いの」「落ち着けルキヤ。あいつはゴリラなんかじゃないだろ。セーコは、、、ガ○ダムだ」「おい小僧」「大丈夫僕はセーコの強さをちゃんと分かって肩があり得ない方向にいいいいいいいいいい」「謙太、骨は拾うわ」「みぎぃぃぃぃいいいいい」あ、あるんや!!
*2年前くらいに掲載していた小説の再掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 07:00:00
22157文字
会話率:38%
乙女ゲーモブ死亡ループを、ラスボスである魔王となる事で解決した転生者カミラ。
後は一押し女装キャラのユリウスを、メロメロにしてハッピーエンド――の筈が。
ゲーム本来の主人公が敵である魔族とタッグを組んで邪魔して来たり、殺した筈の魔
王が復活してきたり、はたまた未来の自分が――?
待って! 待ちなさいっ! 私のイチャラブハッピーエンドは何処に行ったのよぉ⁉
――――これは、一人の男を愛する女の生き様である。
※2018/4/24 完結
※カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 20:04:20
593095文字
会話率:45%
深夜の展望台。
その先端から谷底に向かって、今まさに飛び込まんとしている男がいた。
「待ちなさい」
男の背後で声がする。
そこには耳が異様に長い、全身黒づくめの者が立っていたのだった。
最終更新:2016-09-22 06:39:55
2732文字
会話率:72%