「あなたが幸せを望むならば、運命で結ばれた“未来の君”と共に生きていかねばならない――」不幸な境遇で育ったことにより、人一倍将来の幸せを夢見ている高校生・神沢悠介はある夜占い師にそう告げられる。
はじめは半信半疑な悠介だったが、その“未来
の君”とは、才色兼備のクラスメイト・高瀬優里ではないかと考えるようになり、気づけば彼女への想いをつのらせていく。
一方、悠介と強い絆で結ばれていると確信している学園のアイドル的存在・柏木晴香や、中学時代の命の恩人・月島涼の接近により、悠介の「未来の君探し」は混迷をきわめていく。
三人の少女にはそれぞれ、卒業後の未来を変えるために闘う理由があり、そして悠介を必要とする理由があった。彼女たちと様々な困難に立ち向かっていくなかで、悠介は自らの出生の秘密や“未来の君”という言葉の本当の意味を知ることとなる。
彼らは高校三年間でやがて来る未来を塗り変えられるだろうか?
そして悠介の“未来の君”とはいったい誰なのだろうか?
悠介が選ぶのは、果たしてどの未来か。
(18年8月)ジャンル別日間1位獲得
(23年11月)本編完結
(23年12月)総合10000ポイント突破
お読みいただいたみなさまのおかげです! ありがとうございます! これからもこの作品をよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 21:05:37
2005930文字
会話率:49%
幼き頃に国を滅ぼされ、敵国で将軍の娘として生きることを強いられた元王女、凛音。
彼女は密かに復讐者としてその刃を研ぎ、忍び寄る陰謀に立ち向かう覚悟を決めている。頼るのは、己の手に秘めた暗器のみ。
その華やかな宮廷で彼女を見守るのは、幼き頃
から彼女の笑顔を知る第二王子。
しかし、その穏やかな視線の奥には、彼女への秘めた想いが潜んでいる──。
今宵、元王女さまは殺し屋への道を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 19:00:00
69503文字
会話率:40%
「――私はここにいるのに、どうして前の私がここにいるの!」
アレッシアには神の後継になることを拒んだら殺された記憶がある。もしや転生した?にしてはいきなり少女スタートでややキツい。なぜならそこは様々な神が人間を支配する世界。信仰心と知識が
足りないアレッシアは落ちこぼれに落第した。
ある日『運命の女神』の神殿からお呼びがかかると、その他大勢でしかなかったアレッシアが再び後継の一人に選ばれてしまう。孤児院の友達に外の世界を見せるため、後継争いへの参加を了承するが、与えられたのは狼の頭を持つ戦士と、彼女へ忠実に尽くす不思議な男、そして新しい家族と住処だった。
主人公は成長しながら『運命』がもたらす役割の意味を知り、神々に翻弄されながらも時に出し抜き、大切な人達の心を救っていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:10:00
255698文字
会話率:49%
家族でのクリスマスパーティー、別れた彼女への久しぶりの連絡、オーストラリアでの友達との再会……--。これまでの作品に出て来た主人公たちのその後を描いたショートショート集。
最終更新:2024-11-30 21:00:00
1791文字
会話率:12%
——絶対に、助けるから。
異次元に存在する【神ノ力】を制御下に置き覇権国となったオーディニア帝国。
その力の一つを操る能力者の少女グングニルの右肩に現れた痣は、彼女への死の宣告であると同時に、これから起こる戦いと災厄の兆しに過ぎなかっ
た。
研究者エルウィン=ラックハイムは彼女を助けたいと、生きていて欲しいと強く願い、自身が発明した’力’で、目の前に立ちふさがる壁を破って走り出した。
この残酷な世界の未来に光を見ようとするように。
あるいは、自分の過去を振り払うように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 20:30:00
80375文字
会話率:40%
人とヴァンピール、両方の血を持つミアは、ある夜、深い森の中で命を失いかけていた少年リヒトと出逢った。彼は貴族の嫡子であったが、病弱ゆえに親から見放され、療養という名目のもと、人里離れたその地に放逐されていた。
命を救ったミアを、幼いリヒト
は一心に慕ってくる。
その屈託のない笑顔にほだされ、再会の約束を交わし続けるミア。
――月日が流れ、いつしか成熟した大人の男となっていたリヒトの中で、彼女への想いが形を変えていたことにも気づかずに。
人格破綻者の男が唯一無二の存在に出逢ってしまい、彼女を恋い慕い求めるお話。
※R18作品を全年齢版に編集したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 13:36:09
75404文字
会話率:23%
海賊の奴隷であった少女ルナリーナ。10歳のとき、海賊から助け出される際に前世記憶を取り戻す。
異世界同好会に所属し、魔法好きなだけでなく歴女、刀剣女子などのいわゆるオタク女子の大学生だった前世である。
憧れの異世界転生であることに気
づいた彼女は、魔法に関する知識習得に情熱を注ぐ。
海賊から助けられた後は孤児院に預けられたが、孤児院を運営するシスター達は、魔法に対して異常な興味を示す彼女への就職斡旋先を悩む。
前世記憶があり計算等の能力が高いことから普通ならば商家へ見習い修行に行くところを、街でも癖があると有名な魔道具屋のもとに見習いに行きつつ、冒険者登録を行い孤児院の仲間達と魔物退治などの実戦で経験を積む。
魔法の知識をさらに得るため、15歳の成人での孤児院卒業を機に旅立ちを目論むルナリーナ。
その彼女のもとに、数年前に海賊の捕虜になっていた王女から連絡が届く。
~~~~~
ゆっくり成長していきます。
レベル、スキル、ステータス、ジョブの概念の無い世界です。
「カクヨム」でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 18:00:00
10974文字
会話率:54%
気づけば僕がいたのは見知らぬ世界。
地球という星の、日本という国。
最後の記憶は、彼女へ愛の告白をした時のこと。
何度目かわからない告白をしたその時、彼女は僕に疑問を投げかけた。
「あなたは、私じゃない私でも、愛してくれるの?」
「違う
世界で育ち、この見た目や性格でなくても――?」
これはきっと、彼女が僕に与えた試練なのだ。
この世界にいる違う彼女に会った時、僕が彼女を愛すかどうか。
彼女は僕に、それを示して欲しいのだ。
当然だ。
僕は君じゃない君でも、必ず見つけ出して愛するよ。
この世界にいる君じゃない君と、元の世界にいる君が、僕の愛を信じてくれるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 15:09:01
28300文字
会話率:38%
──これは一人の勇者が、魔王ルーヴェルの忠犬となる物語である。
勇者シェリは女魔王ルーヴェル討伐のためオルトリア国に赴くが、ルーヴェルに敗北し、彼女の「飼い犬」として側近にさせられる。反発するシェリだが次第に彼女への忠誠心と恋心を自覚し
ていき……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 21:34:53
17551文字
会話率:45%
赤き魔眼と卓越した魔術の才を持つロザリオ王国の王女メディア。天性の政治的手腕で彼女は東方諸国をまとめ上げ、領土拡張を狙う帝国の魔の手に対抗した。
ところが、情勢が拮抗する中メディアは父王から婚約者のオスカーを妹姫ミルエラに譲り、ロオカ王国
のギルス王子に嫁ぐよう命令される。
王命に背けず恋人と別れてロオカへと向かったメディア。
「貴様を愛することはない!」
しかし、メディアを待っていたのは、新たな婚約者となった王子ギルスの心無い言葉と彼女へ向けられる悪意の嘲笑。異国の廃棄王女メディアはロオカで孤立無援の戦いを強いられることになる。
そんなメディアに手を差し伸べる一人の男性が……
ロオカを巡る帝国と王国の策動、王族の横暴と貴族の傲慢、国内を跋扈する各国の間諜、様々な思惑に翻弄されるメディアはそれでも苦しめられる民の為に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 21:30:02
79940文字
会話率:54%
四人の少年少女が、一年前に失った青春を奪還する物語。
※以下、結末まで記載していますのでネタバレ注意※
加々美航は中学校の頃に同級生の夏狩彩智に告白をされた。航は自分が選ばれた理由がわからず、返事を保留する。月日が経ち、
高二になった今も決められずにいた。何故自分なのかということと、他に好きな人が出来てしまい、余計に言うことが出来なくなってしまっていたからだ。彩智も航の気持ちが自分に向いていないことに気付いている。
月光寺ミカ。それが航の想い人の名前だ。一年前の四月、航と彩智、そして勝山朋也と有栖乃々子の四人は一つ先輩のミカの勧誘で新聞部に入部。しかし新聞部とは名ばかりで、その部活内容は全く違った。
ミカは約百五十年前に絶滅したとされる魔法使いの生き残り。世界で唯一、魔法を使える人間だった。彼女の力で航たちはどこにでも行くことができ、充実した毎日を送っていた。しかし夏休みが始まる前日。航たちの無理なお願いで、ミカは部員を異世界に案内する。ミカは技量を超えた魔法を使ってしまったことが原因で、本来予想していたところとは別の場所に到着してしまう。結果、ミカが犠牲となり航たちを元の世界に返し、彼女だけが異世界に取り残されることになる。新聞部は廃部。ミカが消え、航は後悔の念と共に更に彼女への想いを強くしていく。
現在に至り、高二の二学期始め。航の様子を心配した彩智が新聞部を再結成しようと動いた。光城高校の部活は五人からの為、あと一人を探しているところでミカの妹の花月が一年生として在学しており、花月を含めた五人で再スタートを切る。最初の部活は乃々子の提案で彼女の祖父の家に旅行に行くことになったのだが、有栖家は月光寺家と同じく魔法使いの家系で、ミカの力を悪用しようと考えている祖父に、同盟を結ばないかと迫られる。航たちはそれに反発。自分たちの力でミカを取り戻す決意を固める。そんな中彩智は航に、ミカが帰って来ても来なくても中三の頃の返事を欲しいと伝える。
航たちの健闘も虚しく、ミカはこちらの世界に帰ってこなかった。しかし航は諦めないことを決め、一年以上保留し続けた彩智の告白を、受け入れない決断をした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 15:44:36
99623文字
会話率:52%
女性が先天的に魔法を持つ『魔女』の住む世界で、熊井舞乃(くまい まいの)は数少ない無能力者だった。
ある日舞乃は命の危機に瀕していたところを『ストライク』と名乗る魔女に救われる。以来彼女へ憧れを抱き、諦めかけていた魔女への道を志すようになる
。
箒で空を飛ぶのもままならない舞乃は、その特異性から実験材料としてストライクの通う学園へ入学。晴れて魔女としての第一歩を踏み出した。
魔法の使えない魔女はストライクを愛する『ストラブ』を名乗り、格上の同級生たちと切磋琢磨していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 19:00:00
17356文字
会話率:52%
かつて世界を救ったと魔法少女ラブリィベル。
その正体である鈴野姫《すずのひめ》は今、うだつの上がらない無職のヤニカス女へと成り果ててしまっていた。
バイトさえ失いながら、それでも危機感など抱かず趣味の配信と怠惰な日常を謳歌する鈴野はある
日、|結月《ゆづき》と名乗る魔法少女がやられかけている場面に遭遇し、紆余曲折の果てに彼女へ戦い方を教えることになってしまう。
錆びれた伝説が舞い戻る時、魔法少女の世界は再び大きく動き出す──。
本小説はカクヨム様、ハーメルン様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:16:38
274272文字
会話率:45%
彼女は言った。「私は悪い魔法少女によって呪いをかけられた」と。
ある日、幼馴染の悠が倒れた。診断の結果、原因不明の病。でも、その正体は呪い。
「僕と旅をしませんか?」
それは素直になれない僕から彼女への精一杯の愛の告白。
僕は彼女と旅をしな
がら、呪いを解く方法を探すことに。僕にもある秘密があった。それは、未完成だけど魔法が使えること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:29:39
23798文字
会話率:38%
たった一人の王が君臨する。この「限界」の無いこの世界で。
少年アドニスは皇帝《王》に直属に使える暗殺者だ。
皇帝の命になら何だって従う。
「限界」を知らない、この世で最強の欠陥品。
ある夜、彼は突如現れたシーアと言う女に呆気なく殺されかけ
る。
この世で見たことも無い程に美しく、自分より遥かに強い。
心から腹立たしい『神』を名乗る彼女は、そう。
何より綺麗な瞳をしていた――。
何故かシーアはアドニスに付きまとい始めた。
掴み処が無くて。自由奔放。セクハラ常習犯。
何を考えているか全くわからない。最悪な女。
だが彼女の存在は彼の運命を大きく変える。
皇帝から下された。「10の王の暗殺」
デスゲーム参加者を殺せと言う命《『ゲーム』》。
シーアは言う「この『ゲーム』君が勝ったらご褒美になんでも願いを叶えてあげる」と。
自分の願いなど分からぬまま、彼女への想いの名を知らぬまま。
彼《怪物》は、彼女《神様》と共に『王』を殺める『ゲーム』に挑む。
恋愛ダークファンタジー
※書き直しの為、未完ですが完結とします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 16:00:00
309015文字
会話率:21%
「つまり――君は異世界転移してきた人間ってわけだ」
異世界転移した少年・嶋崎天継は魔女、リーブス・ガレドリアからその事実を告げられる。初めは夢だと思ったが、リーブスの能力を目の当たりにし現実だと悟る。
アメツグは無力な自分を救ってくれた
彼女へ頼み込み、毎日一つ以上地球上の情報を渡す代わりに弟子入りした。
この物語は、心から変わりたいと思う少年が、様々な人達と出会い、時にはぶつかり傷つきながらも成長する物語。
ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 15:25:20
16073文字
会話率:51%
盆休みを実家で過ごそうと、生まれ故郷の横浜に帰省した小石栄佑は、数日前に幼馴染の富田花が轢き逃げ事故にあい亡くなったことを知る。小さい頃、探偵に憧れていた彼女への手向けのため。小石は事故の調査を知り合いの探偵に頼むことにしたのだが――。
最終更新:2024-10-19 13:02:18
21092文字
会話率:54%
アリィシャは教会に属する聖女だ。
彼女はある日、恋に落ちた。相手は貴族令嬢を婚約者に持つ王弟殿下で、秘めねばならない恋だった。
教会は政治不可侵を貫くため、聖女と言えども王族と結ばれることは非常に難しい。それでも、彼女と王弟の距離は少しずつ
近づいて行った。
王弟の婚約者ウルスラは、王命で結ばれたこの婚約を望んではいなかった。彼らが幸せになるなら、それが何よりも素晴らしいことだと思っていたが……学院の卒業パーティーで、その悲劇は起こる。ウルスラは渦中に投げ出され、そんな彼女へ救いの手を差し出したのは、婚約者の死により喪に服していた第三王子殿下だった。
それぞれの真実が混ざり合う先に待つ未来は――。
短編ですが少し長めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 21:03:47
14522文字
会話率:46%
春、大学生活の新たな始まりを迎えた主人公・藤井翔(ふじいしょう)は、名門大学の研究室に配属される。そこで出会ったのは、理知的で美しい先輩・渡辺美咲(わたなべみさき)。彼女は優しさと厳しさを兼ね備え、主人公にとって憧れの存在。しかし、彼女への
想いを秘めたまま、日々の研究に励む翔は、次第に彼女との距離を縮めていく。
そんな中、研究室には他にも魅力的なヒロインたちが登場する。強気でツンデレな高梨沙耶(たかなしさや)、純真無垢な後輩・花園美咲(はなぞのみさき)、自由奔放な元OBの黒瀬莉香(くろせりか)。彼女たちとの関わりを通じて、翔は恋愛の楽しさや苦悩を体験していく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-13 12:36:47
6710文字
会話率:63%
舞台はサイバーと戦国文化の入り混じる現代。
かつて、12の大名が争いに疲れ天に願った。
「こんなに辛く、悲しい事ばかりの戦乱を終わらせておくれ」、と。
天はその願いを聞き入れた。
引き換えに陽の光を奪い
12の「欠片」にして各大名へ渡
した。
戦乱の世は終わりを告げ、常闇の争いのない平和な夢のような世が今も続いている。
主人公は現代を生きる雑賀衆の末裔。
無気力であり、ボーッと生きている。
好きなものはハニーチーズナンで、嫌いなものはスポーツ観戦。
そんな至って普通の女の子。
生まれてから見たことがない陽の光に憧れる。
ある日A◯azonで彼女へ差出人不明の銃が届く。
その銃を手に取ると、途端に無気力から一転
快活な性格となる。
そして、各地の大名と戦い「陽の欠片」を集め
陽の光を世に戻す事を決意する。
「この世界は夜が明けない。忍びは潜み疲れて潜むのもやめて跋扈し、戦火の火は常に燃え盛る。が、それはそれとしてネオン街も光るのをやめないし、コンビニは24時間空いている。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 17:15:00
6317文字
会話率:40%