伯爵令嬢のイエンナは8歳の時に、避暑地として知られている街にひと夏の予定で家族と訪れていた。
そこでルークと名乗る少年と出会う。
ルークとイエンナはすぐに仲良くなって毎日一緒に遊んでいたのだが、黙って外に出ている事を母親に知られてしま
い、部屋で謹慎を言い渡されてしまう。
ルークはイエンナに会いに来るが、父親も知るところとなり、ルークとは二度と関わってはいけないと言われてしまう。
ルークと引き離されるように王都へ戻ってきたイエンナは父親の友人の息子であるジョエルと新たに婚約を結ぶ。
少し我儘なジョエルだったが、イエンナの努力で良好な関係で過ごしているうちに数年が経った。
学園へ入学する事になったイエンナだが、入学式でルークと再会してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 19:00:00
34952文字
会話率:38%
大学三年のある日、近藤まなとは祠堂八津とクラシックのコンサートで出会う。今までに趣味で話が通じた知り合いはなく、その新鮮さからまなとは八津と趣味友になりたくてうずうずしていた。その後大学のカフェで、コンサートで偶然の出会いを重ねるうちに二人
の距離は縮まっていく。一人暮らしのまなとの家に八津が入り浸るようになり、二人はやがてお互いを唯一無二と感じるようになる。但し、八津の将来は全て決められていて逆らう事は許されない。一度家族に引き離されるも、期限付きで八津はまなとの元に舞い戻る。その期限については生涯告げる事はなかった。病んでしまった八津をまなとは献身的に支えるが、どんなに愛しても、尽くしても、その関係が許される事はなく、提示された五年間のタイムリミットだけが刻々と過ぎていく。あらぬ噂に囚われてしまった八津は自分が死んだら骨を喰ってくれ、お前の一部にしてくれとまなとに約束を迫る。普段とは違う様子に動揺したものの、譲る様子のない姿勢に折れて、遺骨を食べるとまなとは渋々約束する。内心は到底穏やかではなく、自分を置いて行くつもりなのかと悲しみに似た動揺を抱え続ける事となる。本心や真意は聞けない、それでも愛する人が自分を離れる準備をしているかのようで、心配で夜眠るのも怖くなる程なのに、それでもその思いを飲み込んで側で支え続けた。このまま生きていてもタイムリミットが来て、また引き離される。それならば、人生の最後を愛する人の隣にして幕を引きたい。
祠堂八津は最愛の人を愛するが故に、新しい世界が彼なしで紡がれる事をその命を以て拒んだ。誰かを愛する時、その方法や手段が正しいか、それを答え合わせする事はできない。そこに答えはなく、できる事は限られる。それでも生きなければならないなら、自分には何ができるのか。まなとは再会のその瞬間まで自分に問い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:40:00
45534文字
会話率:50%
─世界暦???年─
果物屋夫婦「お喋り過ぎるエカミナ」と「聡耳のアレクサンドライト」の出会いと、アレクの耳がよかったがばっかりに災いに巻き込まれ、引き離される幼い恋人達の成長と再会を描いた中編になります。
最終更新:2023-11-06 00:17:56
4468文字
会話率:33%
「私」は名前しか知らなかった「許嫁」との文通を重ね、「彼」に惹かれた。
だが、時代の波に飲み込まれ、無情にも二人は引き離される。
懸命に混乱の時代を生き抜いた「私」と、「私」が綴り続けた手紙の結末は──?
始まる前に終わってしまった、
始まりのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 15:09:24
2497文字
会話率:11%
十年前、穏やかだった世界に突如現れた怪物――通称『魔の者』は、多くの人を殺め多くのものを壊した。
ある街で細々と暮らす女性ソレアもまた、かつて、魔の者によって両親と引き離されることとなった被害者。
治癒魔法という特別な力を持ち、時に異端
とされながらも、一人暮らしていたソレア。
彼女は「いつか両親を迎えにゆく」という思いを胸に、頻繁に魔の者による襲撃が起こる日々を生き抜いていたのだが……?
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
2023.1.18~.2.14執筆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 05:13:41
118055文字
会話率:47%
その日も、普通の朝が来るはずだったのにーー。
最終更新:2018-11-16 19:36:41
2073文字
会話率:46%
クリスティーンは美しい月を眺めながら、夫となったシュートルとの初夜を迎えようとしていた。
クリスティーンは産まれ住んでいたナルニ王国では虐げられていたが、シュートルとの運命的な出会いのお陰で幸せを手に入れた。
月の精霊のように美しい姫と、
金色の瞳を持った心優しい皇子が愛し愛されて幸せを掴んだ夜だった。
クリスティーンを手にいれるため、もはや純潔は奪った後だった。何度も身体は繋いでいたが、今宵は式を挙げて迎える初夜、二人はしあわせの絶頂にいるような時だった。
しかし二人は引き離されることになる。
帝国の皇子の溺愛で二人は幸せになれるのか…
思い付いたままに書き始めました。
お話自体は短いはずです。未定です(笑)
忙しいので更新が遅れるかもしれません(-_-;)
気長にお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 20:00:00
6222文字
会話率:8%
山本健太という男性の半生を、彼と生まれた時から生活を共にした枕の目線から描いた物語。枕でしか知りえない健太の日常、人間関係、たとえ夫婦間であっても決して明かせない秘密など、一緒にいる枕だからこそわかるエピソードの数々を繰り広げる。幼児期から
少年期、青春時代、そして結婚、壮年期と順調に人生を送る健太。ところどころで、ちょっとした事件に巻き込まれ、健太と引き離される危機にも瀕する枕。それを乗り越えて、やがて健太も初老を迎える。そんなある日、ふとしたはずみに、ずっと人生を共にしてきた枕との突然の別れが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 16:38:16
4588文字
会話率:60%
幼いルーディリートは母を亡くした。
伯母に引き取られ、巫女として育てられる彼女が恋したのは、母が違う兄だった。
光の巫女として修業を続ける彼女は、自らの能力で兄の危機を救う。
一族の命運を左右する先見の巫女、それが真の能力だった。
だが彼女
は、その能力で自らの未来も見てしまう。
その運命を変えようと臨んだ戴冠式で、現実は彼女に牙を剥く。
戴冠式の後、母親の里に隠遁した彼女ではあったが、兄は彼女を諦めてはいなかった。
それから月日は流れ、姉の母の訃報が届く。捕らえられる不安の中、彼女は弔問に訪れる。
姉の母に続いて、恩人でもある伯母が亡くなった。弔問に訪れた彼女はついに捕らえられ、娘と引き離される。
※この作品は2002年より別サイトにて公開しておりましたが、2020年2月より、こちらへ引っ越しました。
以前の掲載分は非公開設定としております。
一頁当たり2~3分ぐらいで読了できるようになっております。
末永いご愛顧を賜れば幸いです。
風月佳人シリーズリンクが、タイトルの上にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 08:00:00
67358文字
会話率:61%
平民の少女エリーは、ある日父親を名乗る貴族によって、無理矢理母親から引き離される。「コネが欲しいから高位貴族の子女と仲良くなって来い」そう言われ貴族学園に放り込まれたエリーは、前世の記憶を思い出す。この世界が乙女ゲーム世界で、自分はヒロイン
だと知ったエリーが、望んだエンディングに辿り着くまでを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 06:00:00
4915文字
会話率:16%
三歳らしからぬ思考とハイスペックな頭脳の幼児は、かつて邪神を封印した英雄、聖戦士シュウと賢者リリィの子供として生まれた。
両親と放浪生活をしていたリュウガは、二歳になる少し前に突然両親と引き離される。
そして気がつけば見知らぬ土地の
孤児院で、別離から一年が過ぎていた。
「両親を探したい」儘ならぬ三歳児の身体で、ふと気付けば母親がそこに?
透けた身体の母親は自分以外に見えていない。
「え、もしかして幽霊?」「ん〜、わからないけどリュウガと一緒に居られるならいいかな」
そんな軽い母親のセリフに呆れつつ、極貧の孤児院生活を生き抜くため頑張る幼児のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 07:00:00
36991文字
会話率:30%
偉い人「君、人体改造手術するから」
彼女「嫌!」
偉い人「ダメです」
彼女「いやああああ!」
俺「彼女を返せ!」
偉い人「君、田舎に左遷ね」
俺tueeeeeはありません。
ハーレムも作りません。
ざまぁも出来ません。
モフモ
フもありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 09:57:17
183821文字
会話率:20%
鑑国の辺境に位置する、遠遥《エンヨウ》。
田舎ゆえに国内ではあまり知られていないが、隣国・熾杏《シアン》と接する為、それなりに裕福な領地である。
遠遥《エンヨウ》の領主の娘・璃枝《リノエ》は、十九にもなるというのに、嫁ぎもせず、社交界
にすら御披露目されずに甘やかされていた。
彼女には全力で慕う兄がいる。兄と一緒にいられるのならば、“嫁き遅れ”や“不出来な我が娘”などと陰口を叩かれても構わなかった。
弟はそれが気に食わない。
だが、その日常は、突然壊される。兄の隠されてきた事情が明かされ、璃枝は兄と引き離されることになってしまった。
それが運命というのならば、逆らってみせましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 00:14:08
31342文字
会話率:25%
皇帝と娼婦の子、ルカは平民として暮らしていた。彼は幼い頃にいじめにあって心を鎖してしまったものの、奴隷の少女レナと出会ったことで立ち直った。そのときから、ルカにとって大切なものはレナだけであった。しかし、跡取りの居ない状態で皇帝が崩御し、
ルカは突然志尊の座へと祀り上げられる。最愛の少女と引き離される形で。
「レナの居ない世界に価値なんて無い」
そう断言した新皇帝ルカは、他の全てを捨ててでもレナを取り戻すことを誓う。その一方で、ヴァルカニア帝国を取り巻く社会情勢も、大きく動きつつあった。
これは、皇帝と奴隷の夢物語(ファンタジカ)である――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 20:00:00
40986文字
会話率:26%
汐里と漣は、まだ恋とは呼べない関係を無理やり引き離される。
でも、二人は、それぞれを思い続ける人生を選択する。
汐里は、夫、雄一郎と別れ、函館で喫茶店を一人でやっていくことで。
漣は、汐里に危害が及ぶことを恐れ、妻、美佐子との生活を選ぶこと
で。
4人のそれぞれの恋情が、残酷にも、優しさにもなることに、まだ、気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-15 10:00:00
41258文字
会話率:45%
平穏な筈が突然の病で引き離される2人。
この世界の理不尽と人間の心情を描いた物語。
最終更新:2017-09-05 05:02:18
4000文字
会話率:46%
「貴方、妻を殺す覚悟はあるの?」「君も、私を殺せるかい?」その契約は、王と女王の間に結ばれた。愛する人と、引き離される運命に抗うために、二人は奔走するが・・・。「大切なものは、第一に国であるべきだ。我々が、王であるならば。」ゆっくりと回りは
じめる運命の歯車は、二人を引き裂いていく。
これは「薔薇の系譜」シリーズの始まりの物語。さぁ、恋の願いが叶うサファイアを探して。※短編にするつもりが、長くなりました。先にシリーズの「赤と白の円舞」を読むことをおすすめします。ですが、このお話だけでもお楽しみ頂けると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 15:26:15
12182文字
会話率:47%
ライム帝国の王女と小麦商人の二人の主人公が出逢います。
ですが、身分違いのため引き離される二人。
そんな中…先代国王が一人の王女によって殺されます。
王女と小麦商人が手を組み、事件の真相を突き止め…その後にある未来に手を伸ばす話です。
最終更新:2016-07-28 12:24:21
503文字
会話率:32%
※【第二回・文章×絵企画】参加作品
使用人のオリンは特殊な能力を持った『鬼人』と呼ばれる一族だった。
『戦えない呪い』をかけられた美貌の王子カルディスを支えながら、彼に恋い焦がれる日々を送る。
そんな中、オリンの従姉が鬼人であるがゆえに主
と引き離されるという話を耳にする。
もしかしたら自分もそうなるのではないか。
鬼人の力を使うことに迷うオリンの前に、ひとつの事件が舞い込んでくる。
そのとき彼女は――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 09:39:05
8619文字
会話率:35%
様々な世界と時代の悲しい恋のお話。好きなのに、愛し合っているのに、一緒にいられない。死に別れ、引き離される切ない恋。これをハッピーエンドにする方法は、ありますか?
最終更新:2015-02-10 19:39:39
28739文字
会話率:45%
秋になると叔父に同行して訪れる北の土地には、リヨンにとってかけがえのない友人がいた。病弱なため土地を離れられないネフェリンは、それでも彼にたくさんの"森の秘密"を教えてくれる。しかし領土奪還を目的として始められた戦争のた
め、リヨンも王の子として役目を果たさざるを得なくなり、二人の間は引き離されるが——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 18:08:52
118133文字
会話率:29%