花車 蜜柑(はなぐるま みかん)の会社には、変な男がいる。
見た目は、理知的な面構えで優良物件まっしぐらな眼鏡男子。
中身は、色々と残念でビビりで『ギャップの塊』というあだ名がつけられるほどの変人。
妙な所で失敗をしたり、突然怯えたり、
悲鳴を上げたりする姿が気になって、入社式で声をかけたのが運の尽きだったのだ。懐かれた。
しかも、部署も同じで席は隣。
最初は顔のいい男の横にいる女ってことで目の敵にされていたけれど、一年もすればお局様にも憐れまれる立ち位置を確保した(当然、嬉しくない)。
それでもまぁ、会社で会うだけだ……って思っていたから我慢できたんですよ。
だから、この展開は聞いていない。
望んでもいないし、恋愛沙汰なんか発生させて堪るか。
私は帰ってビール飲んで、日本酒煽って、ウイスキーと共に晩酌して寝るんで帰って下さい!
――……この話は、キスされて霊能力を獲得してしまった不運だけど不屈の精神を持つ女(主人公)と好きな相手に変なギアを入れて暴走する霊能力があるけど祓えない駄眼鏡のお話し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 01:50:50
11583文字
会話率:35%
勝手に婚約破棄をして廃嫡されてから2年。ようやく探しだした元婚約者からは…
最終更新:2021-05-17 11:06:38
3752文字
会話率:42%
かれこれ五年ほど前、公爵令嬢だった私───オリランダは、王太子の婚約者と実家の娘の立場の両方を聖女であるメイルティン様に奪われた事を許せずに、彼女を害してしまいました。しかしそれが王太子と実家から不況を買い、私は国外追放をされてしまいます
。
そうして私は自らの罪と向き合い、平民となり宿屋で住み込み女中として過ごしていたのですが……
偽聖女だった? 更にどうして偽聖女の償いを今更私がしなければならないのでしょうか? とりあえず今幸せなので帰って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 16:17:26
19518文字
会話率:41%
アレクサンドルは公爵家の跡継ぎだ。父親譲りの見目の良さと母親譲りの穏やかな気性で、同年代の女性達の憧れの的だった。
けれど彼は絶望していた。何故なら婚約者に会えないからだ。
彼女はアレクサンドルにまるで興味を示さない。
「すみま
せん、観劇には行けません」
「すみません、オペラには行けません」
「すみません、急に来ないで下さい」
「すみません、帰って下さい」
どんなに愛を伝えても婚約者の凪いだ瞳はアレクサンドルを映さない。
彼女はどこか別世界で生きているような女性だった――。
※他作『乙ゲーの世界に転生したけど攻略対象の婚約者ぶっちした。』に出てくる、婚約者ぶっちされかけていたアレクサンドルのお話です。
エレオノールの本音はそちらです。こちらで語られるのは完全に語っている人の勘違いです。
メインのアレクサンドルが転生者ではないので、乙ゲー要素も転生要素もほぼありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 02:43:41
17283文字
会話率:44%
「どうして君はそんなに不気味な研究ばかりするのか。私はもう耐えられない。――婚約破棄だ」27歳の錬金術師マーティーは、婚約者である第三王子からそう告げられた。そしてそのついでに、怪しげな研究をしていると勘違いされたことが原因で、挙句に国家転
覆を狙っている可能性があるとされ国外追放処分まで受けてしまうハメに。
王子との婚約を夢物語として嬉しく思っていたマーティーは、それがあっさりと崩れ去ったことに泣きながらも笑って強く生きることを決め、それから今は亡きお師匠さまがいた工房へ赴くことにした。そこで残りの人生を穏やかに過ごすことを決意したのだ。
しかし、その旅路の途中で生来のお人好しを発揮してしまい、二人の王子を助けることになり……?
「ぜひ俺の婚約者になってくれ! 君を追っているうちに、会えない時間が俺の恋心に火をつけたのだ!」
「こんな男よりも僕の妃に!」
そんなことを言われても、もう婚約がどうとか結婚がどうとかこりごりなので帰って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 00:20:52
11627文字
会話率:35%
幼い内に両親を亡くした少年カインは物心着いた頃から傍にいた謎の少女に励まされ自身を鍛え続ける。
そして少年は早く大人になる事を強いられ、現実主義と面倒事を避けたがる性格へと成長していく。
しかし、そんな少年の想いとは裏腹に幼馴染の少女に振
り回され、村に訪れた勇者パーティのプライドをへし折り、果てには少年の規格外さに目を付けた魔王が勧誘に来る始末。
しかし、人類最強や英雄に興味が全くないカインはその勧誘を悉くスルー。
トドメに聖剣や聖杖、魔剣や魔導書といった神器まで持ち主よりカインにすり寄ってくる始末。
そんな者(物)達にカインは告げる。
「英雄とか最強に興味がないので、帰って下さい」
これは規格外の力を得た少年が災難や面倒事に巻き込まれながらも少しずつ人の温かさを取り戻していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 17:11:34
182237文字
会話率:51%
天界』『地上界』『魔界』の三つの世界の中の、ほぼ魔界でのお話。
物語は、記憶を全て失って湖のほとりにいる少女と、一人の魔王が出会った時から、つむがれる。
「ちょ!ルシファー様!服を着て下さい!」
「サタン様?!ご自分のお城に帰っ
て下さい!!」
「ひぃ!リリス様!セクハラ禁止です!」
ほのぼのとした?(時たま殺伐とした)物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 01:27:56
1257文字
会話率:30%
買いものに行く途中で会っただけの人に居座られました。その人は「この世界の人間じゃない」と堂々と言い、さらに八時を境に人格が変わります。
こんな人とは一刻も早く縁を切りたいのですが、一向に帰る気配がありません。遠慮もありません。
なにをしに来
たか知りませんが、早く帰って下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 23:39:48
35474文字
会話率:45%
私の名前だけでも覚えて帰って下さい。
私は戸共(ことも)恵才(けいさい)と申します。年齢は七つで営業、つまりビジネスマンをやらさせていただいてます。
私は南天狗という小学校に通わさせていただいてる小学一年生です。
クラスメイトの西虹さんは関
西弁を喋る少女で私に対して当たりが少し強いように感じます。
それでいて、感情が豊かで泣いたと思ったら笑ったりまた、怒ったりと大変です。
大人の方は色々なことをわきまえてくださって接しやすいのですが子供の方は少々接しずらいです。
子供の扱いって難しい(^_^;)by子供ビジネスマン
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 01:23:08
610文字
会話率:37%
息子が聖女の子供?!
ちょっと意味が分からない。
帰ってくれませんかね?
今までの謎が解き明かされる…。
けどね息子を奪おうとする害虫は退治しますとも!!
ちょっと不思議なお話かも…多分。
最終更新:2017-11-08 03:27:42
4327文字
会話率:17%
突然足元に光る魔法陣、引きずり込まれる前にこっちの世界に引っ張り込んだのは異世界人?
異世界トリップ物が好きな祖母のおかげで、その手の知識が豊富な主人公は慌てず騒がず(自称)神対応。
しょうがないから異世界お悩み相談を受けてアドバイスあげる
から、とっとと帰って下さい!
そう思って第三者的立場で話を聞いてたはずなのに、なぜ私が渦中の人になっているのでしょう?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-01 23:22:34
4723文字
会話率:31%
助けたつもりのないムカデが恩返しに来ました。
最終更新:2015-05-26 02:00:21
1305文字
会話率:52%
賎しい側室の娘と言われ続け、王妃親子に疎まれ蔑まれ続けた第二王女のミラーヌ。
やっと城を離れて一人暮らしを始めることが出来たのに、異母姉のヴィヴィアンヌがやってきては国のお金で買った贅沢品を自慢しに来る日々が始まった。
するとその贅沢品
の1つの鏡の中から、美しい青年が現れて言いました。
『はじめまして、ご主人様?』
なった覚えはありません!叶えて欲しい願い事なんてないから帰って下さい!!
恋愛まっしぐら!で書きたい作品でございます。
ラブコメになれたらいいな、という風に書いていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-13 21:20:21
48598文字
会話率:41%