突然の事件で命を絶たれ、なぜか異世界で“0歳”の赤ちゃんとして転生してしまった私。しかも「女の子!?」と聞けば、もう頭は真っ白。チート能力なんてまったく無いまま、寝返りすらできない体で始まる新生活は、とにもかくにも波乱含みだ。さらには両親
を失った“領主様”の立場なんて、どう考えても赤ちゃんには荷が重すぎる。前世で弁護士をしていたとはいえ、ここでは日本の法律など通用せず、何をどうすればいいのかさっぱり分からない。そもそも言葉すらろくに話せないなんて、歯がゆいことこの上ない。
それでも、生き延びるためには「はいはい」すらできないところから、歩き方を覚え、言葉を学び、あっという間に迫る危機に備えなくてはならない。自分も家もあぶないと感じるからこそ、一刻も早く“幼児”から“領主”へと成長せねばならないのだ!
とはいえ、かいがいしく世話をしてくれる侍女エミー&ローザの存在が、私の心を大きく支えてくれる。抱っこやお世話をしてくれるだけでなく、何かと優しく声をかけてくれるのが本当に頼もしい。そんな彼女たちの献身に触れるうちに、次第に言葉が少しずつ通じ始め、「ありがとう」と伝えられるようになる瞬間は、胸がきゅんとするほど愛おしいのだ。
しかし、そんな穏やかな日常の裏では革命や社会不安の噂が飛び交い、貴族社会特有の陰謀も渦巻いているらしい。私に課せられた領主としての責務は重く、いつどんな危機が襲ってくるか分からない。けれど、前世で培った弁護士としてのスキル――論理的思考や交渉術――が、ひょっとしたら何かの切り札になるかもしれない。赤ちゃんスタートの私が貴族令嬢としての教育や試練をこなしながら、領主として領民を守り、幸せにできる日は訪れるのか? スリリングな成長と冒険、そしてちょっぴりお得な“法律ネタ”も詰まった物語は、読み始めたら止まらないこと間違いなし。ぜひ一緒に、私がこの世界で“生き延びる”ための奮闘を見届けてほしい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 19:14:18
513882文字
会話率:25%
「農業でのんびり暮らしたい?」
そんな想いを抱えた若き社畜・**浅野健太(27歳)**は、過労死という無情な終幕を迎えてしまう。ところが、その切実な願望が不思議な“カルテ”に転写されたことで、次なる人生へと踏み出すチャンスが巡ってきた。
新天地へ導くのは、見た目はただの成人男性なのに転生神を名乗るツクヨ。天候も魔王の脅威も少ないというローエン村を薦められ、ついに念願の“スローライフ”を手にするかと思いきや──。
畑を耕してのんびり過ごすはずが、いざ始めてみると大雨や害獣の猛襲が連発! 「話が違う……」と絶望しかける健太に、ツクヨは静かに告げる。
「貰っただけのスローライフより、守ったスローライフのほうが楽しいんじゃないか?」
どうせならもうひと踏ん張りして、苦労ごと丸ごと“自分のペース”で乗り越えようじゃないか──そう決意した健太は、村人の力を借りて奮闘開始。排水路の整備や威嚇用の魔法具を駆使して、雨や獣害から畑を守り抜くうちに、いつしか“本当のやりがい”と“素朴な幸せ”を味わい始める。
生前は奴隷のように働いても何ひとつ得られなかった。しかし今度は違う。己の意志で生きられる苦労なら、むしろ“喜び”が生まれるのだ。
神の力はあっても心は未熟なツクヨのフォローと、優しい村人の支えが合わさり、荒れ果てた開拓地が少しずつ活気を取り戻す。祝祭の夜、豊かな収穫を囲む健太の笑顔は、かつてブラック企業に追い詰められた彼とは別人そのもの。
“何もしない”だけがスローライフじゃない! 雨にも獣にも負けずに血と汗で築き上げる“守るスローライフ”だからこそ、本当の充実が待っている。
これは、過労死から蘇った男と、ちょっとお人好しな転生神が紡ぐ──農業ファンタジー奮闘記! 種を蒔いて育て、そして得られるのは、最高に美味しい作物と、思わず泣ける“幸せ”だ。あなたも、その成長の一部始終を見届けてあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 20:48:36
12699文字
会話率:37%
祠が台風で崩れると祟られて、直すとお礼に盗品が届けられて、苦手な人が事故を起こす。古来怪異とはそういう物。
でも最近は怪異の方も色々(中途半端に)学んだようで……?
神の食《じき》もかくやの料理を出す「こくり家」の店主を喜ばせようと、あ
の手この手で襲いかかる恐ろしい怪異達!
店主と古民家カフェ「こくり家」の運命や如何に!?
千年化生を唸らすは、愚かと嗤われし正直者の作る料理。
「心」を込めて作りました。さあどうぞ召し上がれ。
これは、あなたのための一膳です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 19:10:00
114802文字
会話率:43%
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第三部
遼州人の青年『神
前誠(しんぜんまこと)』は法術の新たな可能性を追求する司法局の要請により『05式広域制圧砲』と言う新兵器の実験に駆り出される。その兵器は法術の特性を生かして敵を殺傷せずにその意識を奪うと言う兵器で、対ゲリラ戦等の『特殊な部隊』と呼ばれる司法局実働部隊に適した兵器だった。
一方、遼州系第二惑星の大国『甲武』では、国家の意思決定最高機関『殿上会』が開かれようとしていた。それに出席するために殿上貴族である『特殊な部隊』の部隊長、嵯峨惟基は甲武へと向かった。
その間隙を縫ったかのように『修羅の国』と呼ばれる紛争の巣窟、ベルルカン大陸のバルキスタン共和国で行われる予定だった選挙合意を反政府勢力が破棄し機動兵器を使った大規模攻勢に打って出て停戦合意が破綻したとの報が『特殊な部隊』に届く。
この停戦合意の破棄を理由に甲武とアメリカは合同で介入を企てようとしていた。その阻止のため、神前誠以下『特殊な部隊』の面々は輸送機でバルキスタン共和国へ向かった。切り札は『05式広域鎮圧砲』とそれを操る誠。『特殊な部隊』の制式シュツルム・パンツァー05式の機動性の無さが作戦を難しいものに変える。
そんな時間との戦いの中、『特殊な部隊』を見守る影があった。
『廃帝ハド』、『ビッグブラザー』、そしてネオナチ。
誠は反政府勢力の攻勢を『05式広域鎮圧砲』を使用して止めることが出来るのか?それとも……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 19:05:28
280828文字
会話率:45%
ドロップアウトした主人公。その手に届いた一通の手紙。そこから始まる混沌とした記憶の中で自殺した友人の言葉が頭の中で幻影を描かせる。
最終更新:2016-06-09 20:41:14
13347文字
会話率:41%
ある日、特におぼえがないエアメールが届き、60年後の未来から亡き弟の手紙が入っていた。
手紙を読み終えた後突如現れた少女と振り回される男のドタバタコメディが今始まる。
最終更新:2025-01-25 19:00:00
35531文字
会話率:33%
主人公の猫犬津波ことツナミは、ブラック企業で働く陰キャでした。
ある日、彼の元に同窓会の招待状が届き、同窓会に参加していると、突然と謎の光に包まれ、全員でその光に飲み込まれた。
……気がつくと、そこは異世界で、ツナミ達は全員異世界へ転移され
たのだった。
どうやら祈りを捧げることで、勇者率いる騎士団が天から君臨されるという予言が当たったからで、その勇者率いる騎士団こそがツナミ以外の全員だった。
仲間外れにされてしまったが、多くの元同級生達に同行するように言われ、そのまま同行することになった。
……しかし、それはツナミを無人島に置き去りにするためで、彼はまんまと騙されて、彼が寝ている間に無人島に置き去りにされてしまった。
ツナミは仕方なく、島の探索をしていると、森の奥から宝箱と古くて大きな船を見つけた。
ツナミはそれを見て、子供の頃から大好きだった海賊のアニメを思い出したことをきっかけに、異世界で海賊として生きることを決意した。
……しかし、彼が率いることになる海賊団は、とんでもチート海賊団になることを彼自身はまだ知らなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:38:29
28917文字
会話率:44%
『イル・カノーネ』
それは前世の俺、ニコロ・パガニーニが終生愛用したヴァイオリン、グァルネリ・デル・ジェスのことだ。
それまで使用していたヴァイオリンを賭博――いや、不幸な出来事によって失ってしまったのだが、リヴロンという商人が俺のため
に家宝ともいえるこの名器を無償で譲ってくれたのだ。
俺はその恩義に報いるため、このイル・カノーネは俺以外の奏者には絶対に弾かせないという誓いを立てた。
そして演奏家として引退した際、俺は生まれ故郷であるイタリア・ジェノヴァ市に『他人に譲渡、貸与、演奏をしない』という条件でこのヴァイオリンを寄贈した。
だが俺の死後、約70年後にその遺言ともいえる約束は突如として破られた。聞けば現在に至るまで多くの演奏家に貸与・演奏されてきたというのだ。
……ふざけんじゃねえ。
その昔、人間が天まで届く塔を作らんとしたとき、神もいいかげんキレた。それぐらい俺も怒っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:36:07
16592文字
会話率:54%
平凡な日常を送る青年・藤堂悠真(とうどう ゆうま)は、ある日突然、猫神様に召喚されて異世界へと導かれる。与えられた使命は、自然豊かな村を守りながら、その地に迫る数々の脅威を解決すること。しかし、彼の最大の助けとなるのは、なんと100匹の守
護猫たち!
この世界では猫はただの愛らしい存在ではなく、神秘的な力を持つ守護者。中でも、悠真の相棒となる猫のクルルは、鋭い金色の瞳を持ち、勇敢で頼りになる。クルルを中心とした猫たちの知恵と力を借りながら初めは頼りなく、戦闘に戸惑う悠真だが、村人や守護猫たちと心を通わせ成長していく物語。
悠真の奮闘の日々の裏では、さらに大きな脅威が動き始めていた…。果たして悠真と守護猫たちは、村を、世界を守り抜くことができるのか?
『猫神様の祝福』は、猫好きな人にはもちろん、異世界ファンタジー初心者や心温まるストーリーが好きな読者にも楽しんでもらえる物語です。猫たちのユーモラスで愛らしい描写と、悠真が葛藤や困難を乗り越え成長していく姿が交錯する、新しい形の冒険譚をお届けします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:30:00
48654文字
会話率:49%
俺の名前は前野貴明、自分で言うのも何だけど特徴の無い…周りに合わせて賑やかし役に徹する何処にでもいるような普通の男子高校生だ…。
そんな俺が通う学校には銀色にも見える金髪を持つ北欧系の血を引く美少女、イリナ・ミハイロフ・八葉という子がいる
。
容姿端麗て成績優秀な彼女は当たり前の様にクラスの垣根を越え、学校中で人気者だ。
しかし彼女は誰とも必要以上に仲良くしたがらないし告白も全て断っている。
義務的なやり取り以外誰かと接する事が基本的に無い、だからか彼女は皆から余計に敬われ持ち上げられていく。
まさに高嶺の花…そんな彼女についたら通り名が銀天使なんて厨二チックな物だった。
皆にとっての憧れ…。
敬われ、持ち上げられ、尊敬され、嫉妬され、如何わしい目で見られ、恋い焦がれられて…それでも手の届かない偶像的な存在だった。
そんな彼女にある疑いがかけられる。
クラスのグループラインに貼り付けられた短い一つの動画。
そこにはイリナ・ミハイロフ・八葉が小学生程の幼い男児に抱き着いているという決定的な瞬間が映し出されていた。
学校中の皆はコレを気に一気に彼女への態度を改めていく…ショタコン、性犯罪者と罵声を飛ばし信じていたのに、崇高な人だと思っていたのにと勝手な事を言う。
しかし前野貴明はある違和感に気付き、それをクラスメイトや学校側に指摘する。
しかし相手にされず結果的に彼もまた学校で孤立して行く事となるが何故か日に日にイリナ・ミハイロフ・八葉からの信頼は分厚く強固な物になっていく。
学校1の美貌を持つ北欧美少女にめっちゃ懐かれていく事となるのだ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:11:17
73967文字
会話率:37%
この俺、中原貴樹は高校2年の平均的は陰キャだ。
昔はそこそこ活発だったが今やそんなの見る影もない、何処にでもいる平均的なオタクの陰キャだ。
こんな俺にも忘れ去りたい黒歴史というものがある。
中学の頃に告白して完膚なきまでにフラれた記憶。
告
白の相手は片桐瑞穂…。
俺にとっては幼稚園からの幼馴染みだ。
腰まで届く綺麗な黒髪と適度なナチュラルメイクが大人びた美人という印象をもたらす清楚系ギャルがコイツの見た目を表す上でもっとも的確だと思ってる。
「はぁ…本当ダルいわ…私何度も言ったよね?アンタとは無理だって…そもそも私彼氏いるんだけどアンタ私に浮気させる気なの?サイッテー!」
コイツに徹底的にフられた俺はそれ以降コイツを徹底的に避けるようになった。
もちろん最初の頃は未練がましく付きまとっていたが塩対応で冷たくあしらわれ続けて俺の自信とメンタルは粉々に砕け散った。
その結果が逃げる様に避ける毎日へと変わったと言う訳だ。
しかし、
「何よ…アンタ…私と一緒にいたくないの?」
それなのにコイツは今更俺なんかになんの用があるっていうんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 10:27:29
86415文字
会話率:38%
高校一年生の夏という中途半端な時期に高校に編入した庚澤無縫はクラスで浮いていた。その上、何故かクラスの人気者である白石美雪に度々構われたことでクラスメイト達から嫌われて完全に孤立し、イジメの標的とされてしまう。
そんな中、異世界にクラス
メイト達と共に召喚されてしまった無縫は迷宮挑戦の途中で存在を疎ましがるクラスメイト達によって命を狙われて奈落の底へと姿を消してしまう。
……しかし、無縫にはクラスメイト達の知らない秘密があったのだ。
いくつもの世界を救い、時に滅ぼしてきた無縫は仲間達と共に迷宮を攻略し、そして自らと所属する組織の目的を果たすために異世界での活動を開始する。
果たして、幸運の女神に愛されたというより他ない幸運と理不尽極まる固有魔法を持つ無縫に敵として認識された異世界ジェッソとクラスメイト達の運命はいかに……。
◆
珈琲とギャルブルを一途に愛し、道徳とは別の「勝負師の理論」で動く無縫。彼には自分自身も知らない秘密が隠されていた。
やがて無縫はその秘密に辿り着き、新たな戦いへと身を投じていくことになる。
伏線と秘密、無数のパロディが乱立し、様々な思惑が乱れ狂い、前世と現世が交錯し、エゴとエゴとがぶつかり合うカオスファンタジー第三弾。
庚澤無縫が辿り着く運命の果てを見届けよ!
※本テクストは不定期連載となります。最低でも週一投稿を目標に掲げています。
※本作は同時代のテクストを利用したインターテクスト小説となります。大体のキャラや展開に元ネタが存在しますので、下敷きのテクストの差異をご堪能ください。
※このテクストはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、ここに書かれている思想全てを作者のものと考えるべきではないことをここに記しておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:10:00
348260文字
会話率:47%
俺はおっさんリーマンの美石屋敷 玄武(みいしやしき げんぶ)。趣味は鉱石研磨。道端の小石から宝石と呼ばれるものまで気に入った『石』をピカピカに磨きあげるのが好きで好きで仕方ない。仕事の傍ら、投稿系サイトに[ミーシャ]の名前で磨いた石や研磨工
程動画をアップもする。
そして、ミーシャこと美石屋敷 玄武は、社畜と趣味の鉱石研磨の不摂生なルーチン生活を続けた結果、自室で病死。「明日届く予定のパワーストーン原石セット、せめて開封だけでも……」と未練たらたらだったせいかか否か、気付いたら異世界に転生していたので、気ままに石を研磨しながらスローライフを楽しむ事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:10:00
250949文字
会話率:56%
魔形が蔓延る戦乱の世。逃げ惑う無能者たちの中、持って生まれた能力で魔形を打ち倒し、平和な世を築いた能力者たちがいた。彼らは代々その力を受け継ぎ、魔形を消し去りながら権力を手にしていった。
地位の高い能力者の家系に無能力者として生まれた神楽琴
葉は、実の父親と双子の妹からの毎日のように罵声や暴力を浴びせられてきた。貴族教育を受けさせてもらえず、使用人のような扱いにただただ耐える日々。そんなある日、琴葉の元へ社交パーティーの招待状が届く。慣れないドレスを着て、会場に向かうも、妹とその取り巻きにバカにされ、逃げるように庭園へ。するとそこに、貴族トップ、宝条家の次期当主がやって来て……。虐げられヒロインの逆転シンデレラストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:00:00
71424文字
会話率:41%
カリストリア聖王国 特別号外
「神に選ばれし英雄、またも勝利!」
この国には英雄がいる。北からの魔物の脅威に日々怯えて暮らす民にとって、この英雄の活躍の情報は心の支えになっていた。
神聖視されてきた英雄は、これまでずっと経験と戦歴以外の情
報が伏せられていたが、今の暮らしや実際の言葉を取材し、聖王国民に届けることが決まった──要はプロパガンダである。
そんな英雄に取材をすることになった新米新聞記者ロベリア。彼女が出会った英雄、ヴァリクは……なんだか、伝え聞く英雄伝とはかけ離れた、のほほんとして抜けていて、自信の無い猫背の大男であった。
という感じの、ボーイミーツガールです。
作品名が思いつかないので短いですが、後で色々付け足すと思います。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:00:00
286959文字
会話率:41%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:00:00
2143645文字
会話率:62%
――『ねぇ、これ誰かわかる?』
ある日友人から届いた、1通のメッセージ。
私【弓削汐未《ゆげしおみ》】は、夫である【弓削蒼飛《ゆげあおと》】と結婚して2年半が経過した。
最近仕事が忙しく、帰る時間も遅くなった蒼飛とは、なかなか話を
するタイミングもない。
それでも、お互い思いやって愛し合っていると思っていた。
……このときまでは。
友人から届いた写真に写るのは、夫。そして、夫と腕を組んで楽しそうに笑っているように見える、知らない女性だった。
これは、私が夫の浮気に気づき、彼と離婚するまでの短い期間の話。
*****
・この話は、他サイトでも同様に連載しています。
・汐未の一人称視点のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:00:00
109169文字
会話率:45%
ある日俺【野元最乃-のもともの】は、一人の女性が事故死する場面に出くわした。
その女性の名前は【元伊織-はじめいおり-】といい、俺の職場のすぐ近くのカフェで働いている。
人生で一度あるかないか、そんな稀有な状況。
――だと思っていたのに。
俺はこの後、何度も何度も彼女の死を見届けることになってしまった。
「どうやったら、この状況から逃げ出せるのだろう?」
俺は彼女を死から救うために『その一日が終わるまでに必ず死んでしまう彼女』を調べることにした。
彼女のために。
ひいては、俺のためにも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 19:43:47
11571文字
会話率:48%
私はこのゲームで長いことソロプレイをしている。
今日もソロでレベル上げしていたら、珍しくメッセージが届いた。
差出人は知らない人で、ボス討伐に一緒に行かないか、と……。
――え、正気?
ソロプレイにあまり向かない職業でソロでやっていくために
、私の防具やスキル構成は他のプレイヤーとはかなり異なっている。
それでもボス狩り、ボス狩りかぁ。
ちょうど武器も新調したかったし、いいっちゃいいんだよな。
そんなわけで、私は集合場所へのこのことやってきた。
毎週火曜日更新、5話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:00:00
693939文字
会話率:66%
海賊の奴隷であった少女ルナリーナ。10歳のとき、海賊から助け出される際に前世記憶を取り戻す。
異世界同好会に所属し、魔法好きなだけでなく歴女、刀剣女子などのいわゆるオタク女子の大学生だった前世である。
憧れの異世界転生であることに気
づいた彼女は、魔法に関する知識習得に情熱を注ぐ。
海賊から助けられた後は孤児院に預けられたが、孤児院を運営するシスター達は、魔法に対して異常な興味を示す彼女への就職斡旋先を悩む。
前世記憶があり計算等の能力が高いことから普通ならば商家へ見習い修行に行くところを、街でも癖があると有名な魔道具屋のもとに見習いに行きつつ、冒険者登録を行い孤児院の仲間達と魔物退治などの実戦で経験を積む。
魔法の知識をさらに得るため、15歳の成人での孤児院卒業を機に旅立ちを目論むルナリーナ。
その彼女のもとに、数年前に海賊の捕虜になっていた王女から連絡が届く。
~~~~~
ゆっくり成長していきます。
レベル、スキル、ステータス、ジョブの概念の無い世界です。
「カクヨム」でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 18:00:00
93590文字
会話率:59%
宝石修復師×護衛騎士の年の差恋愛物です。
【主なあらすじ】
「宝石修復師」――今や鉱山が枯れ果ててほとんど産出されなくなった天然宝石を「修復魔法」で修理する職人達が居る。
魔法の腕は使い手の知識量に左右されるため「修復魔法」を使いこ
なすには「全ての宝石」に関する膨大な知識が必要だ。
それ故に、その膨大な知識を得る為の努力に見合う「技術料」として高額な依頼料が必要となり、必然的に王侯貴族や街の権力者のような「金持ち」を主な顧客として抱えることになる。つまり宝石修復師は高給取りなのである。
リーシャは「個人指名の依頼」がひっきりなしに届く腕利きの宝石修復師だ。届いた依頼をこなしながら世界各地に散り散りになった「祖母の形見」を探す旅をしている。
ある日、廃鉱山の町の酒場で行き倒れになっていた男性――オスカーを拾う。
見るからに「訳あり」で着の身着のままのオスカーに手を差し伸べ、「護衛」として雇うリーシャだが、どうやらお互い「秘密」を抱えているようで……
宝石修復師の少女と護衛騎士が祖母の形見である宝石の蒐集物(コレクション)を探して世界を旅する冒険譚です。風土や歴史、文化が異なる様々な国を宝石の修復をしながら巡ります。
魔法や信仰、食文化が異なる国で出会う人々との交流や、事件やトラブルに巻き込まれながらも絆を育む二人の関係性の変化などを楽しんで頂ければと思います。
宝石修復師×護衛騎士の年の差バディをどうぞよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:46:05
484197文字
会話率:57%
ローニャは売れない画家である。
同じく売れない画家である父に愛想を尽かした母親が出て行って以来、父と子の二人でなんとか生活をしていたが、父が病に倒れて亡くなって以来パン屋で働きながら細々と絵を描き続けていた。
街の収穫祭の日、ローニャはひ
ょんなことから光り輝く金糸のような髪を持った美しい男性と出会う。その男性の「芸術的な美」に惹かれたローニャは食うのも忘れて絵を描き続け、一枚の肖像画を完成させるのだった。
ある日、全国民が参加出来るという「国王生誕祭絵画大会」に応募してみないかと女将が持ち掛ける。女将はローニャの家で見た「天使様の絵」を推薦し、「無理だろう」と思いつつもローニャは応募を決意する。
その数か月後、ローニャの元に一通の手紙が届き―――……
絵をこよなく愛する「画家」と芸術を心から愛する「パトロン王子」の肖像画を巡る穏やかな日常譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 18:10:00
33998文字
会話率:52%
俺の名は津田博次、高校三年のしがない学生だ。
この時期に異世界学習を兼ねて修学旅行に行った俺達学生は順調に旅行を楽しんでいたが、突如異世界の地で起きた未曾有の大災害に巻き込まれてしまう。
異世界の各地に突如現れた十二人いる邪悪な魔女達
がいきなり暴れ出したからだ。
皆一斉にこの世界に住む全ての生物たちに攻撃を開始した黒神子達は本能の赴くままに殺戮を繰り返し、平和だった緑溢れるこの地はいつの間にか恐怖と絶望が支配する異質な世界へとその姿を変える。
そんな中、いち早く地球に逃げるために転移装置のあるエリアに向かう俺達だったが、そこへ運悪く現れた黒神子レスフィナと相対してしまう。
その区域を守る兵士達の勇気ある行動と尊い犠牲でどうにか黒神子レスフィナの追撃を避ける事に成功する俺達だったが……黒神子レスフィナの脅威は凄まじく、一人また一人とその生存者の数を減らしていく。
果たして俺は……いいや俺達は、遥か闇なる世界の黒神子、英雄殺しのレスフィナの魔の手から無事に逃げ切り、青い星地球に帰還する事ができるのか。
絶対に死なない体と凶悪最強の力を持つ黒神子レスフィナの恐怖から辛くも逃げ延びた、津田博次の記録です。
この作品は、遥か闇なる世界の本編に繋がる、約千年前にこの異世界の地を訪れた、ある一人の地球人の記録です。
千年前にいた黒神子レスフィナの残忍性と恐怖をどうか見届けてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:03:45
133818文字
会話率:53%
自然溢れるある片田舎で冒険者になるべく毎年コトン奮闘する青年ラエルロットと、人々から忌み嫌われ恐れられている、(牛の角と尻尾を生やした)遙か闇なる世界の黒神子・レスフィナとの出会いが二人の運命の歯車を大きく動かして行きます。
貧乏な
がらも暖かな祖母のハルばあちゃんと二人で慎ましく楽しく暮らしてきた穏やかな日常は行き成り現れた侵略者の手により終わりを告げ、レスフィナに命を助けられたラエルロットは苦難と試練を乗り越え禁断の力を手に入れる。
果たしてラエルロットとレスフィナは、地球という星から転移してくる驚異のチート能力を持つ異世界召喚者達や敵対する悪意にまみれた冒険者達……更には遙か闇なる世界の中心の地に向かおうとする二人を止める為に立ちはだかる、異形の姿をした他の黒神子達の必死の猛攻を退ける事が出来るのか?
少しずつ崩壊しつつある緑溢れる世界を救う為に旅立つ、ラエルロットとレスフィナの前途多難の物語が今始まる。
優しい勇者になることを夢見るラエルロットと、そんな数々の試練と絶望に立ち向かう青年を静かに見守る謎多き少女、黒神子レスフィナとの苦難と冒険の物語をどうか見届けて下さい。
この作品はアルファポリス様にも掲載しています。誤字脱字をできるだけ減らし、イラストも一新し増やしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:50:00
984752文字
会話率:58%
一生懸命頑張りながらも結果が出ない、つい誰かと比べて自己嫌悪に陥ってしまう、何かに挑戦したいと思いながらもいざとなると自分には無理とあきらめてしまう。
そんな何となくうまくいかない日常から、一歩先に進みたいと願うあなたに届けたい。
物語や言葉に寄り添うことで、癒しや感動を感じてもらえれば、そんな想いを文章に込めました。
人が人に優しくありたいと想う。顔も知らない誰かの幸せを願う。現実はそんな甘いもんじゃないけど、そんな優しい世界があるのなら...。
【大人になった君に贈る大人のためのファンタジー小説】 永遠の人魚姫
アンデルセン童話「人魚姫」をちょっと違う角度で描いてみました。世界は愛で満ちている、そんな愛のあふれる物語を描いています。
◎pixiv(ネームc-lab)でも公開しています。
◎無断転載禁止。上記サイト以外では投稿しておりません。
◎週一(日曜)で投稿しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:00:00
498737文字
会話率:43%
公爵令嬢のメイリー・ミュークレイは、興味本位で受けた勇者のテストで、伝説の剣をただ一人引っこ抜いてしまう。国の安寧のため、王太子の婚約者である癒しの加護を持つ聖女・ラピを無事に城まで送り届けることとなる。
とんでもなくわがままな聖女・ラピは
傷ついたパーティメンバーを癒すこともしない。少しでも怪我をすれば激昂し、メイリーに対して「勇者な女なんてつまんない!男が良かったのに!」と言い放ち、嫌がらせの数々を繰り返す。
パーティメンバーで魔法使いのフリックとの息のあったコンビネーションを感じるうち、徐々にフリックに惹かれていく。
たくさんの傷を負いながらも、無事、聖女・ラピを城へ送り届けた先に待っていたものは、目を疑う光景と強めのどんでん返しだった。
「…どうしてあなたがそこにいるの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 16:46:49
187226文字
会話率:50%