蒼壁の大陸の南端近くにある国メルヴィ・メルヴィレッジ。
首都から少し離れた寂れた街の、これまた寂れた感じの裏通りにあるソラ・ルデ・ビアスの書架はある。
古より伝えられし魔導書から、最新の魔法の魔導書まで取り扱っている言わば魔導書関連の古本屋
がその実態だ。
ある時、一人の少女が書架にやって来た。
何者かに追われていると言う。
長い時間を、何事も無く過ごしてきた書架の主の、止まっていた時間が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 15:08:46
231163文字
会話率:32%
とある海辺の街 ”玉郡(たまごおり)”
大都市近郊にありリゾート地として注目された地だが最近は少し寂れた街。
そんな港町に住む主人公優希(ゆうき)は、ある日不思議な夢を見る。
どこか懐かしいようで奇妙な、恐ろしいようで暖かい。そんな不思議な
夢。
起きた時優希は何も覚えていなかったが、その日を栄に奇妙なことが起きる。
ふと海辺でうたた寝をした優希は辺りに人が居なく、空がどんよりと赤く染っていることに気がつく。
街を歩いても知らない世界。
不思議な世界と地域に伝わる伝承に準えた和風ローファンタジーの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 03:13:31
1899文字
会話率:15%
郊外の寂れた街に住んでいる主人公・誠は、地図を持って一人でここに来たという少女・結那に出会う。同じ土地を表しているのに、全く違う様子の観光案内の載ったその地図は、元々は結那の親友の持ち物だという。結那に頼まれて、誠は街を案内することになる
のだが……。
不思議な地図に沿って始まる、ある少女のための二人の巡行の物語。
第3回「星々短編小説コンテスト」<テーマ 地図>への応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:05:59
9828文字
会話率:55%
女と寂れた街にたどり着いた
キーワード:
最終更新:2023-10-08 11:33:17
280文字
会話率:25%
生まれたその日から、不幸に抱きしめられていた。
望んだことと逆の結果を引き寄せてしまう不幸体質のディアナは、寂れた街で最悪の仕事に就いている。
それは人の命を守る仕事、ボディガード。
依頼人を守りたいと願うと危険が襲ってくることから、つ
いた呼び名は『史上最低のボディガード』だ。
そんな閑古鳥が大合唱しているディアナの事務所に、突如王宮からメイドが訪れる。
メイドはディアナを最高のボディガードだと絶賛し、護衛の依頼までしてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
94541文字
会話率:25%
寂れた街の路地裏には人ならざるもの、もしくは限りなく人の道から外れた人間のみが見つけることができる小さな店があった。
戦争で何もかも奪われ壊された少女はその店を訪れた。
「お嬢さん、何かお探しですか?」
「一緒に面白いことをしてくれる友達
を探しているの」
少女は店主にクーデターを起こすことを楽しげに話した。
「なるほど、それならちょうど適任がいますよ」
店主もまた楽しげに少女を店の奥へと案内したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 17:00:00
32093文字
会話率:57%
こよみの上では終わりかけているはずの夏なのに、今年もまた終わる気配を見せようとしない。
本当に暑い日って、ひとっ風呂浴びたあとに餃子にジョッキのビールでググワっといくよりも、長風呂してゆでダコみたいになった身体にあっさりスープをレンゲで
すくいながら瓶ビールをビアタンでチビチビのやってる方が合っている気がする。
はじめて訪れた寂れた街の銭湯、家電屋、町中華を彷徨していくと・・・・・
めまいの中の縁のない陽炎ばかりがゆらゆらしている様子をホラー仕立て紡いでみました。いつもの年よりも今年の八月十五日はすこし長めでゆったりだった気もしてきます。
熱い湯に浸かったときに起こる「涼しさ」を感じていただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 12:10:11
11428文字
会話率:8%
田舎の村娘だったリアリスは、聖なる力を持つ者として聖女に認定される。
彼女を支えてくれた恩師であるレオンにほのかな恋心を抱いていた彼女だったが、聖女としての忙しい日々の中では彼とろくに会うことも出来なかった。
しかしある日、リアリスのライバ
ルであった令嬢ティアラの策略でレオンは異端審問の後追放され、リアリスは聖女の立場を追われることとなる。
辺境の寂れた街に追放されたティアラは、レオンに教わった聖女の力によってその街を救いそこで静かに暮らしていくことを決意した。
しかし真の聖女を失った国に未曾有の災厄が降りかかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 11:44:23
15472文字
会話率:31%
歌の上手い少女、リーンは寂れた街オーモットにやって来た。
街で彼女はカフェ店主で商業組合長でもある男、ガッシュに出会う。
ガッシュは街おこしのために子供達による合唱を企画していた。
だが、そもそも歌のない異世界では合唱をやると言っても難しく
て――?
自身の声を『武器』に、歌のない異世界を渡る少女、リーンの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 21:31:22
20933文字
会話率:34%
ラジオ大賞3 作品です。
中年のおっさんのモノローグです。
最終更新:2021-12-02 11:34:53
464文字
会話率:0%
とある西の元都市部の電車に乗っていたマデモト。ポピュリストと揶揄された政治家ビイキの番組スタッフであった彼は昔を懐かしみながら、すっかり寂れた街を嘆いていると、隣の女子高生が…
最終更新:2021-11-17 18:11:22
3315文字
会話率:44%
遥か昔、この世界を支配していたのはノームやドワーフ、エルフ達であった。
しかし20世紀前、突如として世界を魔力の暴走による天変地異が襲う。
後に“均衡の欠落”と呼ばれるこの出来事によって異世界との境界が崩れ、この世界に存在しなかった生物
や現象が流れ込んだ。
その影響は今なお世界各地に残されており、世に魔法をもたらしたと同時に、恐ろしい怪物達が蔓延るようになった。
そして人間達もまた“均衡の欠落”によってこの世界にもたらされた。この人間達の出現は新たな時代の始まりでもあった。
この聡明で野心的な種族は瞬く間に勢力を拡大すると、この世界への来訪者から征服者へ変わり、剣と火器を駆使して古代の民族から全てを奪い尽くした。
程なく世界の支配者となった彼らだが、実はそうではない。
彼らの権力の中枢に古代の民族をも凌駕する存在が紛れ込んでいることに気が付いていないのだ。
全てはその“捕食者”達の掌の上、人間達は踊らされているに過ぎない。
大陸のとある寂れた街。ここにも、その“捕食者”として生きていた男が一人…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 22:00:00
5176文字
会話率:19%
不況のこのご時世、とりあえず生きるために陸自隊員となった筒井隆康(ツツイタカヤス)は、訓練中の事故で谷底へ滑落し、目覚めると寂れた街のゴミ捨てばに転がっていた。
身体は小さくなり、丸顔で平凡だった顔は、シュッとしたゲルマン系の顔に生
まれ変わったタカヤスは、こちらの世界での名は「ツアード・ノル・タカレーン」という。
没落貴族の次男として、街(廃墟同然)長の父親と商工会長(没落気味)の母親から、なかば放任状態で期待もされずに生きているようだ。
そんなタカレーン(通称タカ)は、前世仕込みの耐久力(鈍感力)と、類いまれな想像力(妄想癖)により、料理の開発、道具の開発、便利道具の発明を通して、財産を蓄え、寂れた鉱山街に潤いをもたらすとか、そうでないとか。
そんなお話です。
努めて18禁とならないように、エロ、グロ表現を抑え目にする所存であります( ̄∇ ̄*)ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 08:22:26
83323文字
会話率:32%
ある日を境に人が突如鉄化する現象を引き起こすと『混合物(ハイブリッド)』と呼ばれる人ならざる脅威を生んでしまった。
だがその日を境に生まれたのはハイブリッドだけではなかった。
ハイブリッドに対抗できる力『固有資格』を持つものが生まれ、人々
は彼らを『エレクトリカ』と名付けた。
そんな、変わり果てた人類、ハイブリッドがはびこる鉄と錆の匂いが漂う寂れた街を歩く男が一人
頭にはヘルメット 腰元には安全帯
EDSと書かれた作業着を羽織り
左腕には機械のような腕を装着した男
男はめんどくさそうに隔離された地域のゲートにIDカードを通す
『本日の担当エリアはG3-29区ハイブリッドの殲滅及びG3-29区の都市機能1パーセントの回復をお願いします。』
「はいよ、今日も一日ご安全に」
男はそう言い放つとタバコを薫せ、ゲートをくぐっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 09:53:34
167835文字
会話率:49%
寂れた街でさまよう主人公、佑斗の前に現れた「シスター・レイ」は夢の中に存在し、佑斗の寿命をむさぼる。
一方、彼の同居人はある日「自分の息子」と暮らしたいと告白する。
佑斗から人々は去っていく。彼は病み、孤独になる。「シスター・レイ」とは何者
なのか?佑斗は結局何を獲得するのだろうか。これは「夢物語」のヒューマンドラマでありファンタジーである。
(この作品はアルファポリスからの二重投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 05:58:28
12242文字
会話率:27%
寂れた街の無人駅。
待合室で見かけた、蛇を眠らせるジジイの次の行動とは……?
「やべーヤツ」と身近に遭遇してしまった恐怖!
最終更新:2020-08-27 22:18:10
5763文字
会話率:26%
砂漠と隣り合った寂れた街にある小さな研究所。ボクの発明した機械は、人の魂を動力源としている。夢は砂漠を緑に変えること。それが叶えられた時、ボクは何を手にしているのだろうか。
★佐倉治加さんの企画『クリスマスに死体ごっこ』にこっそりと参
加している作品です。クリスマスのお話ではありませんが、クリスマスカラーは織り交ぜています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-06 13:20:23
4300文字
会話率:25%
マーディと呼ばれ、語り継がれている秘境にある力『マーディル』の恩恵を得て発展してきた王国『エルンバル』
広大なフロンティアのど真ん中に位置するその王国はマーディルの回収に最も精を出しており、回収したマーディルは自国のみならず他国にも輸送
し、発展を支援していた。
時が過ぎ、エルンバルの王は天命を全うした。その玉座は彼の息子に託される。しかし王位についた息子は野心溢れる男だった。彼は他国への支援を打ち切り、マーディルを我が物にしようと目論む。無論、他国との関係は悪化。フロンティアは一触即発の状態へと陥った。
そんなある日、エルンバルから遠く離れた小さな国『ハイデン』の王が暗殺される。暗殺者は直ちに捕縛され、処刑されるが、暗殺者の首にはエルンバルの紋章が刻まれたネックレスがぶら下がっていた。
それによりハイデンはエルンバルに宣戦布告。同盟国を巻き込んだ大戦争へと発展した。
大戦は日に日に過激化。世界は前代未聞の混沌と恐怖に支配された。各国の街では罪のない市民の処刑や虐待、高い徴税が行われ、街の外では国同士の戦闘が起き、それに伴う魔獣の活性化が始まった。
時を同じくして、ある寂れた街道を、囚人を乗せた馬車が急いでいた。そこにはエルンバル王直属の部隊を率いる団長の姿もあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 20:03:21
140125文字
会話率:50%
三丸町、のどかでなんの変哲もない少し寂れた街。
それ以外の特徴なんてこれといってないはずだった。
街の一角にある時実養護施設、身寄りのない子供たちを預かるその施設の院長が死んだ。
それを皮切りにしたかのように次々と起きる凶悪な事件。
呪わ
れたように街に惨劇が降り注ぐ。
そして少年少女は真実にたどり着く。
『罪には罰を』
誰かがそう言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 15:53:02
270763文字
会話率:37%
ヒーラーというジョブが嫌になった主人公の休職活動記です。
【マルル・フェリース】
主人公。ある日を境に仕事である治癒師をほっぽり投げて寂れた街に引きこもってしまう。
一人称が「僕」であるが、女性。
小柄な身体をしたクララリボンという種族。
【セトル・シュレッジェン】
マルルの戦友で、戦士を生業にしている青年。ジュラストという人口の多い種族で、この世界では一般的に見られる。
一見飄々としているが真面目な性格で、マルルがいた部隊ではリーダー的な存在。マルルからは「セトくん」と呼ばれる。戦線離脱どころか、必死に頑張っていた治癒師まで休むと宣言したマルルを心配して工房を訪ねる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 05:44:56
1930文字
会話率:35%