―――― 私……世界を救う夢を見たの……滅びつつある世界を救う夢を ――――。
王子さまと結ばれて幸せになったはずのアミアン姫。しかし彼女はルルボン城へ戻って来ていた。そして、まじない師から<世界の終末>が近づいて来ていることを知らされる
。
城の外へ出たい姫。彼女を厳しくしつけようとする「じいや」と「ばあや」がそれを止めに入る。
しかしすでに精神的にも自立した女性へと成長していたアミアン姫の行く手を阻むことはできない。
世間を見て、その実情を知った上で、なおかつ世界の滅亡を回避するすべを探す姫。魔導士の本領を彼女が身につけるとき、世界を破滅させる力を持った強大な銀色の剣士と戦うことを決意する!
これは人類の滅びの唄であると同時に、人類の救いの唄でもあるのだ。アミアン姫が見た<夢>は、現実のものとなるのか?
「人の道」を描くシナリオの前編でもある今回の作品は、私たち人類のことを暗示している?
大幅にスケールアップした「アミアン姫」のストーリー。
2章全10エピソード完結!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 05:00:13
55036文字
会話率:52%
波多野ミナト、十八歳。
父には女学校を中退させられる、継母には中年男の後妻に据えられそうになる、義妹には実母の形見の着物を奪われる。そんな実家に嫌気が差して故郷を飛び出し、じいやと帝都で暮らしている。
外国語に堪能なミナトは通訳者になろうと
するものの、女性がその条件で働くのは危険だと心配性なじいやにとめられてしまった。
「それなら男の人として働くわ。私の髪を売って、揃えのスーツを買ってきてちょうだい!」
髪を切り落として男装し、面接に臨む。そして見事に外国からやってきた商人、ルドルフ=ゴルトベルクの通訳の座を射止めた。
だけどこの男、自分が落とした書類をミナトに拾わせようとするし、そもそも市場の相場が分かっていない。
よくよく話を聞けば、一年間の間に自力で帰りの旅費を稼げなかったら勘当になるらしい。
放っておけなくなったミナトは、商売の勘がないルドルフに振り回されながらも彼のために奮闘する。
だけど彼が海の向こうへ帰ってしまったら、二度と会えない。そう思うとなぜか胸が苦しい。
その上、なぜかルドルフが甘い溺愛をミナトへ注いできて……。
「あなたは、私とどうなりたいの?」
ミナトは戸惑いつつ、彼の愛情を拒めない。
※本作品はカクヨム様にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:31:21
24371文字
会話率:51%
とある貴族のお嬢様に仕える少年サンデル。しかし、そのお嬢様は悪戯っぽい性格で、サンデルは彼女に振り回されっぱなし。おまけに執事のじいやさんもサンデルに悪戯をしてくる。サンデルは二人に翻弄される日々を送っていた。
そんなある日、お嬢様はサン
デルをとある場所に行こうと誘う。だが、そこはサンデルには苦い思い出の場所でーー。
これは、従者の少年サンデルとお嬢様、そしてじいやさんのとある日常を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 18:00:00
7030文字
会話率:43%
「うぅ……うぅ……サ……ヨ……うぅ…………」
「若……」
「若様……」
「凛太朗さま……」
「ああ、わかさまぁぁ」
かくして、ここら一帯の領主である凛太朗は息を引き取った。
「若……じいやにお任せを……」
そう呟き、女中たちのす
すり泣く声に背を向け、屋敷から飛び出した正蔵は、腰に携えた刀を揺らし、脱兎を追う犬の如く走り出したのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 12:00:00
2624文字
会話率:15%
オウリー伯爵家の当主リリーベル、彼女は日々忙しかった。オウリー家の財産と彼女目当ての求婚者たちを追い払うのに。
しかし、彼女は一人ではなかった。格闘術と隠密術に優れ、陰ながら彼女を守るじいやと、じいやに鍛え上げられた執事たち。そしてあり
とあらゆる薬を調合でき、彼女の敵を無力化してしまうばあや。さらにメイドたちも、家事のかたわら情報収集に余念がなかった。
つまりこのオウリー家の使用人たちは、最強だったのだ。彼らに支えられながら、リリーベルは当主としての仕事を全うしていた。
しかしあるパーティーで、リリーベルは公爵家の青年レオニスに求婚される。いつものように断ろうとした彼女だったが、じいやには何か考えがあるらしく、レオニスはしばらくオウリー家に滞在することになってしまったのだ。
求婚者たちにうんざりしていたリリーベルも、レオニスの真面目で誠実なところを好ましいと思うようになっていく。しかしそんなある日、到底見過ごせない事件が起こり、リリーベルは立ち上がることを決意した。
(※全12話のお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 12:13:22
43859文字
会話率:41%
おじいさん執事が異世界転移するお話です。
不定期に更新予定です。
おじいさん執事がある日の夜、魔方陣に巻き込まれ、気がつくと異世界に。
執事視点から贈る異世界伝記、始まります。
最終更新:2022-03-26 19:30:44
45892文字
会話率:51%
醜男と結婚するくらいなら家を出て行くわ!!
不意に飛び出した屋敷の先で、お嬢様は異世界へと通じる穴へと入ってしまった。
その先に広がる世界。そして世界一優秀な執事『じいや』が待ち受けていた―――!!
張り切って通い始めた魔法学校で迫り来
る個性的な学徒!
彼女は無事学校生活を送れるのか!?
一章 ルルルゥ魔法学校編
二章 じいやと異世界恋愛編→そんな物は無かった……
三章 *まだ決まってない*
※2021元旦より、再会致します!!
(*´д`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 04:56:29
47861文字
会話率:57%
なろう系というものに興味を示したわがまま姫様とそれに振り回されるじいやの物語。
※この作品は、女神『異世界転生何になりたいですか』 俺「勇者の肋骨で」、という作品の斬新な形式を取り入れたものです。勇者の肋骨、とても面白いのでぜひ読んでみてね
!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 20:00:00
3927文字
会話率:47%
高い魔力で良くも悪くもものすごい魔道具を作る令嬢、ゾーイ・アーリントン。
16歳だから王立学院に入りなさい☆と命じられて行ってはみたものの、ただ通うだけではつまらない。そうだ!商売(魔道具販売)のために、学院で宣伝…コネ…脅しのネタ…等々
を集めち魔王!
「じいや!さあ行きますわよ!」
「はいはい、お嬢様」
お嬢様とじじいの、はた迷惑な物語の始まり、始まり。
※99.9%コメディとパロディです。残りの0.1%に潜む恋愛要素を探してください。
※しばしば現代パロディが出現しますが、主人公は転生者でも異世界召喚者でもありません。「考えるな、感じろ!」の精神で、生温く読んで下さい。(懇願)
※「セバスチャンと私」という作品と同姓同名が登場しますが、全く別人だとお考えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 22:01:54
17850文字
会話率:45%
「CHITKU・CHETKI」
むかしむかし、あるところにおひめさまがおりました。
おひめさまはとてもあいらしく、くるくるとまかれたくりいろのかみはうつくしく。
はだはシルクのようにすべすべとしていて、はっぱのようにすんだみどりのひとみ
はできれば、ほうせきばこにしまっておきたいような
それは
それは
きれいなおめめでした。
おひめさまのおへやはとてもふかふかしたじゅうたんがひいてありました。
ふむのがもったいないくらいのまっかできれいなじゅうたんでした。
それだけではありません。
おんなのこならいちどはゆめみるてんがいつきのベッド
ビーナスがほほえんでいるちょうこくのかがみ
いろんなほうせきやリボンがついたドレスがなんびゃくちゃくもしまってあるクローゼット。おひめさまがほしいものはなんだっててにはいりました。
めずらしいとりのはね
がいこくからとりよせたこうすい
まちでみかけたおんなのこがもっていたおかし
おひめさまはとてもあいらしく、そしてまたとてもあいされて、たのしいまいにちをくらしておりました。
おひめさまにはうまれたときからじいやがおりました。
おかあさんのじょうおうさま
おとうさんのおうさま
ふたりはとてもいそがしかったので、じいやがおひめさまのおせわをしていたのです。
ーーーーーーー
※平仮名で、に声に出して読む童話。
少しダークファンタジーです。孤独なお姫様がじいやに聞いた空想の怪物に心奪われる話です。
大人の童話を目指しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:49:10
10468文字
会話率:19%
反社会組織の大親分の娘に生まれた|茉莉《まり》は、周囲からの嫌がらせに辟易して仕事をやめた折り、父に無人島やお金などをまるっと生前贈与された。
怪我と老いを理由に現役から退いた古株の元幹部|鳶田《とびた》をじいや代わりに島に移り住み、悠
々自適な生活を送る――はずだった。
異世界から来ました? 帰れません?
保護してあげたいけど、戸籍その他もろもろどうしよう……え、パパに全部任せておきなさいって……まさかこんなことで家業が役に立つだなんて……。
これは、お人好しのお嬢様もとい、人情に溢れたお嬢が異世界人を保護し、彼らに全力で慕われつつ、島での生活を満喫するお話。恋愛及びガールズラブのタグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 12:00:00
26701文字
会話率:32%
『真夜中のこわいお化けと水助くんのおねしょ』の水助くんが登場するシリーズの続編です。
●カエルじいやと水助くん
暑い夏の日に大きな池へ向かった水助くんは、カエルになりきって池の中へ飛び込もうとします。そんな時に現れたカエルじいやは、水助
くんにおまじないをかけると……。
●クマの親子と水助くん
森の中にある小さい川で魚取りにやってきた水助くんは、おしっこがしたくなって大きな木のそばへやってきた。そこへ現れた大きなクマの姿に、思わず尻餅をついてこわがる水助くんだったが……。
●ホタルと山火事と水助くん
水助くんはおしっこがしたくなって外へ出ると、光り輝くホタルが庭の周りを飛び回っています。立ち止まって見ている水助くんは、山の中の森のほうへ飛んでいくホタルを追いかけていきます。しかし、森の中では木々に燃え移るほどの山火事が発生して……。
※子供向けの創作昔話です。この作品で使う漢字は小学4年生までに習う漢字のみを使用しています。
※この作品には、おねしょネタがしばしば登場します。閲覧の際には十分ご注意ください。
※この作品は、pixiv(ピクシブ文芸)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 21:28:59
13163文字
会話率:52%
山奥の大自然の中で暮らしている五助は、青い腹掛け1枚だけ付けている元気いっぱいの男の子。じいやこと甚兵衛と小さい家に2人で暮らしています。五助は、有力大名である山久保義友の後継ぎでもあるけど、五助は義友の顔も名前もまだ分かりません。
五助は
この大自然の中で、水泳や飛び込みや相撲をすることが大好きで、甚兵衛も五助の力強さに目を細めています。しかし、五助にとって、便所へ行くことや妖怪を見ることが非常に恐がるという弱点があり、それ故にいつも朝起きたときにはお布団にでっかいおねしょの地図をやってしまうのです。
※「星の砂」にも加筆修正のうえで掲載しています(「第6回童話と絵本コンテスト」応募作品)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 23:14:42
15318文字
会話率:52%
切れ痔の妻を探し屋根裏へ突入する夫、黄泉国訪問を軸とした、男の冒険記。
ある朝、切れ痔の妻がトイレから姿を消した。彼女を探して屋根裏へ突入する夫。
日本神話の黄泉の国訪問をコンセプトに、ホームレスじじいや隣室の住人の関わりを通し、現実と死後
の世界は繋がっている(本居宣長的世界観)ことを強調した野心作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 23:12:48
23233文字
会話率:35%
お嬢様 雪
男子高校生 愁
執事 柾 じいや
の3人組が転移するお話
最終更新:2016-10-11 22:08:04
840文字
会話率:98%
「頼みがある」そう告げる邪悪な魔王にうっかり殺された青年は、魔王の眷属となって甦った。
魔王の頼みとは、地球の猫を愛でたいから協力して欲しいというもの。
猫好きながら猫アレルギーの青年は、魔王の真摯さに撃たれて何度も死にながら協力者として頑
張る。
全ては、猫を撫でるために―――!
魔王の叫びに猫は逃げ出し、そんな様子に青年は鼻水を垂らして微笑む。
邪悪なワニ顔魔王と、足が短い臆病な猫と、猫アレルギーの青年のほのぼの異世界ライフ。
近寄るだけで猫が必死で逃げ出す有様に、魔王様が猫を撫でる日は本当に来るのか?
そして、鼻水と涙で顔をべちょべちょにした汚い主人公に、人気と需要はあるのか?
答えは神さえ知らず、まさしく魔王様のみぞ知る未来。
カオスな仲間も巻き込んで、愛と勢いと死にまくり猫奇譚、いざ開幕です☆
・最近の状況
魔王様、少しだけ猫と仲良くなれた。
天敵、じじい現る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 19:07:33
60937文字
会話率:29%
地方の商家に長庶子として生まれた十五歳の杜叡(とえい)は、商品の仕入れのため老頭(じいや)と共に初めて京城(みやこ)を訪れる。そこで贅沢な日々を過ごしたある日、突然老頭が消えた。
宿の主人に宿代替わりと身ぐるみはがされ、追い出される。妾
腹の杜叡を疎ましく思い、実子である弟を可愛がる継母の仕業だった。文無しになった杜叡は、辿りついた街外れの廃寺で行き倒れてしまう。
目が覚めると、清潔な室内だった。
現れたのは、自分より十余り年長の花生(かせい)という女。彼女が行き倒れの杜叡を拾ったという。訳あって実子と生き別れたという彼女は杜叡に深く同情し、ずっとこの家に住むよう勧める。
花生は杜叡を献身的に世話をし、何一つさせようとはしなかった。彼はただ甘やかされるままに庭の牡丹を眺めては酒を飲み眠るという怠惰な毎日を過ごす。しかし彼は、この家の違和感に気づいてしまう。 杜叡は密かに、家の外に出ようと試みるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 21:36:02
33959文字
会話率:36%
とある財閥出身の青年、綾小路太郎が家を捨て、熱中しているものがある。それが「らぁめん」。彼は、元部下、現 従業員のじいや、こと織田信義を連れ、地元で有名なラーメン専門商店街「ラーメンロード」でナンバーワンを目指す!
最終更新:2016-06-13 01:15:08
831文字
会話率:46%
わたくしの可愛い可愛いおぼっちゃま、ジョアンヌ・アボンレ様にお友達ができました。今まで友達がいなかったジョアンヌ様は本当にうれしそうです。しかし、時の流れとは残酷なもので……。
※以前投稿した「昔の少女マンガみたいにキラキラした目のやつに告
白された」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-26 22:57:30
4526文字
会話率:69%
ある日、昔の少女マンガにでてくるキャラクターのようにキッラキラの目を持つ美しい顔立ちの転校生に告白された。しかし、わたしは別に彼のことが好きなわけではなかった。っていうか苦手なほうだった。だから告白を断ったのだが…。
最終更新:2014-03-17 21:46:15
6969文字
会話率:52%
英二郎のチカラをめぐるみことの恋愛ファンタジー
最終更新:2014-03-08 08:15:23
3207文字
会話率:4%
盲目のみつるとテン。
100万円の壺と恋のSFファンタジー。
最終更新:2014-03-08 06:32:13
4211文字
会話率:0%
気がつかないうちにクライマックスな場面に巻き込まれた俺、大久保 航。
魔王様はかわいくて、剣士は熱血で、魔女は剣士ラブで・・・どうでもいいけど、ここはどこなんだ???
そんな感じに、気がついたら勇者にされてた主人公の物語。
世界を救えたら
・・・いいよねぇ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-06 17:25:54
18625文字
会話率:19%