顔面一千万点、性格二十点。
伯爵令嬢、レティシア・フォンディアは自分が『かわいい』ことに至上の価値を見出していた。
彼女はいつだって完璧な人だった。
周りの目が全てであり、自分のかわいらしさが何よりも大切だった。
見た目が可愛らしいだけ
ではダメ、性格も、仕草も全て。
どれだけ同性に嫌われても、悪役令嬢として噂されても構わない。
自身が『かわいい』ことこそが最も重要であり、他には何もいらない。
そう、レティシアはルックスは抜群だが性格は最悪の悪役令嬢だったのだ。
そんなある日、顔見知りの令嬢から
「よくも私の婚約者を奪ったわねっ!」と
全くもって身に覚えのない話をされてしまう。
みんなの理想の『かわいい』私でいるために淑女を演じて、令嬢を落ち着かせたが。
聞く耳も持たずに、何度もしつこく責め立てる令嬢。
どうしてこんなにも、責められなければならないのだろう。
どいつもこいつも、私が何をしたっていうの?
レティシアは限界だった。
その時、彼女の本性がむき出しになった。
今までの演技を捨て、本音を吐き出した。
だが、ふと冷静さを取り戻したその瞬間、視線の先にアナスタシス公爵令息が立っていることに気が付く。
彼がどうしてここにいるのか。
(あぁ、ついに本性バレちゃったのね。)
私の『かわいい』ところが好きなんでしょ?これでもう婚約は解消ね。
はいはい!さよなら、さよなら。
そう思っていたのに。
…どうして彼は私の手を離してくれないの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 11:48:25
40909文字
会話率:34%
【原魔勇】
原大陸と勇大陸そして未知の魔大陸から成るこの世界で、今また勇者たちの伝説がVR化リバイバルされて動き出す。
疲れた人々の寝付くある日の深夜あらぬバグが起こり、プレイしていた原魔勇の中でも最弱王ヂと称される王子カール・ロビンゾン
を強制操作することになった一介のVRゲーム好きプレイヤーはやってくる度重なる苦境に諦めかけるが諦めない。
たとえ毒殺されそうになっても、たとえメイドたちに忌み嫌われても、たとえ魔族に操られても、たとえ隣人のそのつよさに嫉妬しても。
あくまで最高の可能性の王ヂ、カール・ロビンゾンとして、原魔勇の世界を生き抜いていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 08:22:25
63764文字
会話率:42%
ある日、世界的に有名な西園寺グループに新たな2つの命が生まれていた。
その2つの命は双子の姉妹であった。
1つの命はとても美しく優しく育ち、後の表社会を代表する命であった。
もう1つの命は美しく強く育ち、後の裏社会を掌握する命であった。
妹は1番愛する姉に嫌われても姉の幸せのために自分を犠牲にした
姉はそんな妹の本心を知らずに、妹のことを嫌い、憎み、妬んだ…
そんな2人の未来はどのように紡がれていくのか…
こちらは、「カクヨム」でも連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 00:00:00
48967文字
会話率:71%
愛すべき人と僅かな時間を生き、共に死ぬか。
愛すべき人を生かすべく、自分を殺すか。
選択する時間は余りない。
嫌われてもいい。
許されなくてもいい。
僕は、もう選んだ。
最終更新:2023-05-10 07:52:14
15981文字
会話率:43%
あなたが送ったメッセージが、相手にスルーされた!反応がない、それって、“相手にとっては嫌われてもいいと思う程度の存在でしかないから”です、という身も蓋もないことを綴った、読んでくださる人の心をえぐるエッセイです。
キーワード:
最終更新:2023-01-18 18:46:29
2359文字
会話率:0%
昔は『誰とでも仲良くしなきゃ』と思っていた。…が、今は『嫌われても良いや』と開き直り、それによってどんな変化が訪れたかをまとめました。
(※この記事はアメブロ、Ameba Owned、小説家になろう、Instagram他にも掲載します)
最終更新:2022-09-21 22:36:56
659文字
会話率:6%
不思議な色をした瞳のせいで気味悪がられ、会う人間すべてに嫌われてしまう貴族令嬢のフリルヴェール。五度の婚約破棄を経験した彼女の心は冷めきってしまい、人間になんの期待もしなくなっていた。そんな彼女の唯一の癒しは動物たち。人間には嫌われても、動
物たちからは好かれる彼女は、大切な動物たちと慎ましく過ごせればいいと思っていた。
そして迎えた六度目の婚約。今回の相手は冷徹で有名な公爵様。人間嫌いらしい彼とは上手くやれないだろうと予想し、案の定初対面で仲良くする気はないと冷たくされる。お互いに干渉しないことを条件に提示されたフリルヴェールだったが。
「だったらちょうどいいわね」
開き直り、自分のやりたいことをすることに。彼女は別宅を借りて動物カフェを作ろうとしていた。すると度々公爵様がこちらを見ていて?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 11:00:00
11713文字
会話率:35%
お腹を痛めて産み、どんな理不尽にも耐え、例え嫌われても相手をいつくしみ愛し続ける。
毎日料理、洗濯などの家事に追われても文句を言わない、いつだって相手の健康と人生を心配している。
赤の他人ではそんな事成立しない。成立するのは母と子供だけ。親
は子を愛しているのだ。
だから子供の事はなんだってわかる。間違えるはずがない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 09:21:46
2964文字
会話率:39%
推しに押して押しまくれ! 私はどんなに貴方に嫌われても諦めたりしない!
最終更新:2021-09-20 03:00:00
1245文字
会話率:27%
例え? “大好きな君に嫌われても” 大事なモノは守る!
___僕はこう思う。
ヒーローになりたいなら? 悪役連れて来い!
みんながヒーローなら、世界は平和なんだよ。
___だから! 悪者は絶対に! 必要なはずだろう。
最終更新:2019-11-25 03:00:00
1178文字
会話率:4%
前世で事故死した私が、気がつけばゲームの世界の悪役令嬢に!?おまけに攻略対象と話す時は、ゲームのように選択肢が出るし、その選択肢は嫌われるような最悪なものばかり。ゲームの筋書き通りに進んでも死刑、攻略対象に嫌われても死刑の最悪なルートをなん
とか乗り切ることができるのか…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 11:00:00
74652文字
会話率:21%
本編 『婚約破棄したい婚約者が雇った別れさせ屋に、何故か本気で溺愛されていました』の番外編です。
【本編あらすじ】
「私、聞いてしまいました。」
__ヴィオレット・ブラシュール伯爵令嬢は、婚約者であるフェルナンド・ブルレック辺境伯令息
に嫌われている。
ヴィオレットがフェルナンドにどんなに嫌われても、たとえ妹のモニクと浮気をされたとしても、この婚姻は絶対で婚約破棄などできない。
それでもなんとかヴィオレット側の都合による婚約破棄に持ち込みたいフェルナンドは、『別れさせ屋』に依頼をする。
最近貴族の間で人気があるラングレー商会の若き会長は、整った顔立ちな上に紳士的で優しく、まさに『別れさせ屋』にはぴったりの人選だった。
絶対に婚約破棄をするつもりがない令嬢と、嫌いな令嬢との婚約を破棄したい令息、そして別れさせ屋のイケメンのお話。
*本編、番外編ともに「アルファポリス」様にも掲載しております。
「カクヨム」様には本編のみ掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 08:12:04
4835文字
会話率:55%
「私、聞いてしまいました。」
__ヴィオレット・ブラシュール伯爵令嬢は、婚約者であるフェルナンド・ブルレック辺境伯令息に嫌われている。
ヴィオレットがフェルナンドにどんなに嫌われても、たとえ妹のモニクと浮気をされたとしても、この婚姻は
絶対で婚約破棄などできない。
それでもなんとかヴィオレット側の都合による婚約破棄に持ち込みたいフェルナンドは、『別れさせ屋』に依頼をする。
最近貴族の間で人気があるラングレー商会の若き会長は、整った顔立ちな上に紳士的で優しく、まさに『別れさせ屋』にはぴったりの人選だった。
絶対に婚約破棄をするつもりがない令嬢と、嫌いな令嬢との婚約を破棄したい令息、そして別れさせ屋のイケメンのお話。
*アルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 14:29:23
38133文字
会話率:46%
でも、
忌み嫌われても生きる意志
それだけは忘れない、ぜったい。
キーワード:
最終更新:2021-03-18 22:32:16
278文字
会話率:0%
なぜか、安室奈美恵さんの引退についてなんとも思ってないっていいながら、安室奈美恵さんのことが書きたくて仕方がないのは、なにがそうさせるのだろうか?
あれかー?
小学生のとき、とくべつに好きな女の子にいじわるする男の子のこころ?嫌われてもい
いから、かまってほしくて仕方がない病?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-09-16 06:19:44
608文字
会話率:3%
人間が魔族を忌み嫌う世界で、1人の魔人族である少年【テペラ】は人間の世界で暮らすという夢があった。
その為に人間が暮らす土地から遥か離れた魔界から旅をしてきたのだが、道中で自分を勇者と名乗る人間の少女と出会い命を狙われてしまう事になって
しまう。
人間に忌み嫌われても人間の文化を興味を持ち、道中で出会った人間達にも惹かれていくテペラは勇者の少女によって殺される直前に提案を出す。
それは魔族が唯一人間に勝てる【魔法】を使わないという条件だった。
これは魔族の少年が夢を叶える物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 15:54:45
142782文字
会話率:44%
う○こにできることはありますか?
ありますよ!
馬鹿にされても、嫌われても、臭がられても、嫌がられても、みんな良いところあるじゃん!
ヘコみそうな時に読んでもらいたい、そんな詩です。
最終更新:2020-03-13 08:25:32
243文字
会話率:0%
ある日、典型的な悪女にはめられ
絶望的な日々を送った日向は
その絶望に耐えかね
自殺をしてしまう
そんな日向の心のうちを書いたものです
最終更新:2019-05-26 00:35:06
809文字
会話率:0%
その娘は、芽生えた願いを叶えたかっただけだった。
人間になりさえすれば、上手くいくものだと信じて疑わなかった。
愚かな事だと止められても、産まれた恋心を止める事が出来ず。
昔教えられた『運命の恋人』が彼だと信じ、その身を投じた。
よって、自らに与えられた役目を放り投げ、男に走った娘に重い罰が下された。
命ある者達に興味を抱かず、何も知らずその場にいたら、苦しみを味わう事などなかったろうに。
罰に抗い、胸に抱く熱い想いが真実だと知る為に奔走してきた娘の物語は、これで終る。
娘は、罰を受け入れた。
仕方がない、仕組まれた罰から逃れる術など、持ち合わせていなかったのだから。
幾度も転生を繰り返した。
彼に会う為、彼好みになる為、一目見る為、言葉を交わす為、邪魔せず傍にいる為、嫌われても近くにいる為、自然に傍にいる為、彼に逢いに行く為。
願いを変え続け、娘は最終的に「勇者」に辿り着いた。
自らが所持する途方もない力を発揮出来、人の役に立つ「勇者」というモノに焦がれた。良い事をしたら、少しは褒めて、認めて貰えるのではないかと懸命に考え辿り着いた結論だった。
娘は、最初から願いを間違えていたのだ。
「古の、光を。
遠き遠き、懐かしき場所から。
今、この場所へ。
暖かな、光を分け与えたまえ。
回帰せよ、命。
柔らかで暖かな光は、ココに。
全身全霊をかけ召喚するは、膨大な光の破片。
私の力を、貴方に。
私から貴方への、愛の証。
私の唇から漏れる言葉は、貴方の為に。
私から溢れる全ての力は、貴方の共に。
貴方によって生かされる私は、貴方の物。」
そうして勇者は、最期に「魔王」を選ぶ。
※注意※
この物語は、全章全てが一連の流れとなっております。その為、ここから読んでも意味不明です。読まれている方を前提に書いておりますので、ご注意ください。現在リマスターを追っている方でも、理解不能の状態です。
☆☆この物語は章で投稿を分けていますが、別作品ではありません。続きものです、同じ登場人物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 20:40:42
1646文字
会話率:7%
クラスの嫌われても好かれてもないけどいつも寝ている女の子の話
最終更新:2019-03-11 19:48:22
2148文字
会話率:20%
人とは深く関わらない、嫌われ者?の五井渕悠斗が繰り広げる、人との関わりとその周囲が変化する?心細く、暗い物語?そして、それが心強く、明るい物語にかわるまでを描いたヒューマンドラマ?
最終更新:2019-01-28 23:50:40
337文字
会話率:0%
周りを気にしてきた男が、少女の周囲に嫌われても自分を貫く姿に心動かされて変わっていく話。
最終更新:2018-12-01 16:00:00
4125文字
会話率:28%
高校2年の夏1人の転科生がやってきた。
その時私は高校で初めての恋をした。
たとえ嫌われてもずっと諦めずに。
*この物語はバットエンドになっています
バットエンドが苦手な方は読まないことをおすすめします。
最終更新:2018-05-30 19:25:45
1891文字
会話率:11%