ルピアは大国の王女だ。秘密だけれど、滅んでしまった魔女の末裔で、『婚姻相手の怪我や病気をその身に引き受け、完全に治癒する』魔法が使える。
「けどねー、痛みや苦しみもそのまま引き受けるから、よっぽど相手を好きでもない限り、身代わりなんてできな
いから!」と周りを説得し、幼い頃から恋をし続けてきた隣国の王フェリクスに輿入れする。
彼のことを一途に思い、気持ちを隠そうともしないルピアのことをフェリクスは好ましく思うけれど、……誤解から彼女が裏切ったと考え、冷たく当たってしまう。
―――そんな彼の身代わりとなり、ルピアは深い眠りについた。
「……いいよ、ルピア。君にとって苦しみでしかないのなら、私への思いを忘れればいい。だが、私はずっと君を愛するし、必ず君を取り戻すから」
夫のことが大好きな妻と、妻のことがもっと大好きな夫の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 22:00:00
405623文字
会話率:30%
育った街から追われ、逃げる最中に最愛の人と生き別れ、それでも傷ついたブーツで旅を続けるローランという男がいた。五年もの歳月を旅してきたローランは宿を取るためとある町に立ち寄る。そこで出会った少年から悩み相談を持ちかけられるが、それを通して生
き別れた妻のことを思い返す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 06:12:37
3430文字
会話率:38%
俺、アルベルト・ノーランドには、運命的に出会った妻がいる。
名前は、レベッカ・ノーランド。
そんな彼女がある日、「私なんかをよく捨てないよね」と言ってきた。
……え、なんで? 世界一可愛くて美しくて性格良くてとにかく最高すぎる妻をどうし
て捨てる必要があるのだろう?
これは妻を溺愛している夫と、溺愛されていることに気づいてない妻の、ほのぼの系ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 11:57:19
4921文字
会話率:50%
亡くなった妻を忍んで毎年命日にモンブランと紅茶を食べる辰雄。
モンブランを作るのは嫁の真由子だが、五年経っても亡妻のことが忘れられずに悲しみの淵に佇む辰雄を皆が心配している。
最終更新:2023-10-04 17:38:41
1375文字
会話率:44%
雨の日、男は思い出す。雨の中を散歩することが大好きだった妻のことを。
最終更新:2023-06-07 14:27:59
2844文字
会話率:14%
政略結婚だった。
彼女は隣国の名家の娘で、10歳近く年下だ。
王国の属領の当主である俺は、隣国との停戦協定の補足条項として、彼女と結婚した。
しかし、隣国との間に再び戦争が起こり、俺は身重の妻を残して戦場に向かった。
ーーー
中世ヨーロッパ
よりは、ちょっと古代よりの世界です。
なーろっぱ的に簡単に訳すと……辺境伯が隣国の公爵令嬢と政略結婚したけど、その隣国と戦争になった。死ぬ間際で思うのは妻のことで……という感じです。
主人公のカッコいい戦闘シーンを入れ忘れたので、単に奥さんが好きなおっさんの話になっていることに投稿してから気が付きました。
政略結婚をしてもお飾りにならないアグレッシブな転生妻を何も知らない旦那視点でみる話です。
ーーー
実は、拙作の「白い結婚……」の感想欄での「強面のおっさんの真摯な愛情」というリクエストにお応えすべく書き始めたものの、番外編に入れるのもどうかと思う話になったので、単独で投稿しました。単品で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 06:00:00
7585文字
会話率:46%
初夜の寝室にて、夫は妻に「お前を愛することはない」と言い放つ。
夫は資金援助を受けるために娶った妻のことが気に入らない。
どうせ自分に憧れて結婚をねだったのだと決めつけ、冷たく当たる。
ところが健気な妻に、次第にほだされ……。
一方、妻は冷
たい夫に感謝していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 11:08:50
7258文字
会話率:28%
妻のことが大好きな、夫の話。
最終更新:2022-06-12 10:19:30
7060文字
会話率:10%
冷酷無比な若き公爵。
完璧と言われるほどの美貌を持つ美しき公爵は、王国を表裏共に牛耳る最強の存在だった。
そんな公爵だが実は、何を隠そう妻のことが大好きなのである。
無表情、無口。
公爵家の家族や慣れた使用人でしか、その表情から彼の
感情は読み取れない。
使用人から見れば妻を前にデレデレしている公爵。
使用人から見れば妻を起こさないようそーっと、そーっと、寝室に戻る公爵。
使用人から見れば妻を蔑ろにされ切れ散らかしている公爵。
無表情のまま、美しすぎる顔でそこに居る彼からの愛情は、果たして心優しき妻に伝わっているのか。
恐ろしい公爵は、今日も妻を溺愛している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 13:05:19
32389文字
会話率:26%
小室さん夫妻について、小室圭氏が2度目の弁護士不合格により再び話題に上りました。
前半ではそもそもどうして小室夫妻のことがここまで取り上げられたのか、そしてご成婚・ご結婚が受け容れられなかったのか分析しました。後半ではご皇室がどうして日本
にとって必要なのかそのことについて述べました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 22:00:00
15214文字
会話率:1%
俺は、見合い結婚をした妻のことが嫌いな訳ではない。
けれど今まで、妻に何ひとつ自分の気持ちを伝えてこなかった。多分妻は、俺のことを妻に興味のない、とても冷たい夫だと思っているだろう。
でも、それは違うんだ。
世界が終わってしまう前に、これだ
けは伝えておかなければ。
俺は、ずっと前から君のことがーー
------
すっかり冷え切ってしまった夫婦。
今日で世界が終わると知って、夫が関係修復の為にあがきます。
アルファポリスにて先行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 10:14:31
24971文字
会話率:18%
不登校の女子高生久美子は、主人公の宗孝とカウンセリングを通して、恋に落ちる。しかし、若い恋は実ることなく、主人公は断ってしまう。離婚した妻のことを回想する。
最終更新:2021-09-11 18:53:08
10179文字
会話率:59%
僕はキッチンで晩ご飯を作っている。
妻は、ダイニングテーブルの椅子に座って、ぼーっとしている。
妻は152センチと小さい。顔も小さい。大きいのは目だけで、鼻も口も小さい。髪型は、ややくせのある黒髪ロングヘアだ。そんな感じなので、妻は3
3歳なのだけど、ぱっと見25歳くらいに見える。ちなみに僕は、身長168センチで、36歳。普通に30台半ばに見られる普通の男だ。
僕は、妻のことを、りのちゃんと呼んでいる。
そんなりのちゃんが、ちょこんと座って、ぼーっとしている。
対面キッチンなので、なんだか妻に見られているようで、僕としては面映(おもは)ゆい。
だから、りのちゃんに声をかける。
「何考えてるの?」
するとりのちゃんは真顔で
「森羅万象について」
と言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 12:40:17
3322文字
会話率:21%
ピアニストで音楽大学の講師をしている僕と、同じくピアニストの妻との間に産まれた息子は、ヴァイオリンが好きだった。多くの男の子がそうであるように、息子は妻のことが好きで、殊更妻のピアノが好きだった。成長し、ヴァイオリニストを目指すかどうか、
僕達は見守る側となった。早熟な息子に適した指導者をつけ、必要な技術は身につけさせた。人間と関わり、様々な出来事の中で感じたことを生かし、人生の指揮者になり、自由に人生を描いてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 12:04:14
40789文字
会話率:45%
鬼がいた。
鬼の額には白い角がにょっきりと生えている。血のように赤い着物を着て、玉虫色の帯を締めている。顔は面で隠してその表情はだれもわからない。きっと、笑っているのだろうと人は言う。
バラを買った日、鬼は妻のことを思い出した。
最終更新:2021-02-06 09:26:57
2721文字
会話率:38%
彼の前の妻は病気で亡くなっていた。それは、突然のことだった。
その後、彼はお見合いサービス会社を通じて再婚していたが、いつも前の妻のことを思い出していた。
そんな時、台所の床下収納スペースの中から、前の妻が亡くなる前に漬けた梅酒を見つけたの
であった。彼にとっては、それは宝物を見つけたようであった。
彼は、今の妻が寝た後に、その宝物の梅酒こっそり飲むようになったのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 13:27:24
3793文字
会話率:37%
自殺者を助けようとして気が付いたら異世界、からの野生生活を経てようやく生活が落ち着き5年。
そこそこ暮らしにも慣れたと思っていた矢先告げられたのが「魔王候補」?!
妻のことが大好きすぎる主人公とお人好しでドジだけど夫が大好きな妻が平穏に過
ごしたいのに過ごさない異世界探訪記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 19:29:40
40114文字
会話率:35%
気がついたら真夜中のホームだった。
来た電車にとりあえず乗って、スマホを確認したところで男は気づく。
それは、あり得ない時刻だと言うことに。
電車を使わなくなって久しいのに、どうしてこんな所にいるのか?
なぜ自分は駅にいて、この列車はど
こに行こうとしているのか?
そうしているうちに、思い出すのは――死んだ妻のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 00:29:18
3591文字
会話率:11%
自ら極貧に生活を選ぶ『何でも屋』ノースロップ。ある日身寄りのない少女コレットが何でも屋に勝手に居つき、ノースロップは二十年前に亡くした妻のことを思い出す。
自らを傷つけずにはいられないノースロップの前に、もう一人の自傷する男『掃除屋』タイタ
スが現れ、ノースロップは自分の生と向き合わされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-25 12:00:00
28494文字
会話率:47%
異国にいる妻の寂しさについてです。
最終更新:2019-04-01 16:44:29
836文字
会話率:9%