暴君幼女・アリシア=グリーン(10)がチート級ギフトスキルと女神の加護とラッキーボーナスを獲得したところから始まる非日常な異世界転生ファンタジー。
アリシアは、楽してひっそりと暮らしたいが口癖。
だけど今日もやっかいごとのほうからやってき
て、世界を巻き込み&巻き込まれの大暴走!
夢の玉の輿でハーレムな異世界スローライフはどこに行った⁉
*
わたし、アリシア=グリーン10歳!
仮成人を迎えて、もう立派な大人なのです!
わたしの夢は、かわいいお嫁さんになって玉の輿ライフを送ることかな。
今日は愛の女神・ミィシェリア様の洗礼を受けるために神殿に来てるんだけど……愛のギフトスキルを授かろうかなって思ってます♡
え? なんですか? わたし、この世界の人間じゃないって? 異世界から転生してきたって何ですか⁉
そうですか。わたしの前世って不幸だったんですね……。今度はラッキーにまみれた人生を送りたいです……。
って、LUK≪幸運≫ステータスにポイント振ったら、ボーナスポイントやばいいんですけど?
これなら巨乳で調子に乗ってるやつらを倒せたりしますか?
あ、でもミィシェリア様は特別ですよ? 巨乳だけどちょっと好きになっちゃったので結婚してくれてもいいですよ?
あとなんかチート能力ください!
ねぇねぇ、このギフトスキルって何に使えますか?
これで玉の輿に乗って異世界スローライフ送れますか?
絶対ですか? ウソだったら責任取って結婚してくださいよ⁉
もう、うるさいってなんですか!
ミィシェリア様がそんなこと言うなら、信徒が減るようにネガキャンしますよ!
あの……これ、わたしの知ってるスローライフじゃない気がするんですけど。
偉そうな態度の貴族様から呼び出されたり、ゴリラみたいな騎士様に誘拐されそうになったり、王宮にまで。
ねぇねぇ、ミィシェリア様。
気のせいかもしれないですけど、わたし、みんなから注目されてませんか?
うん、知ってた。やっぱり気のせいじゃないですよね。
絶対このスキルのせいだ!
ううん、ちゃんと言われたとおり、ひっそり暮らしてましたもん!
たまにはちょっと気に入らないヤツを……えへへ。ちょっとだけですよ?
うぅ……絶対玉の輿に乗れるって言ったのに、ミィちゃんがウソついたー!
だから暴君幼女って呼ぶな!
今そう呼んだヤツ、一歩前に出ろっっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:14:34
313965文字
会話率:47%
ボクこと七瀬楓(ななせかえで)は、国民的アイドルグループ≪The Beginning of Summer≫を応援していた。
メンバーのメイメイこと夏目早月(なつめさつき)を本気で推していた。
いつも一生懸命で手を抜かない、でも不器用な彼女の
ことを推していたが、メイメイはあまり人気がなかったことにいつも憤慨していた。
「あんなに一生懸命で良い子なのに、なぜみんなその良さに気づかないんだ!」
≪The Beginning of Summer≫が武道館コンサートも成功させた矢先、メイメイが突然引退表明、そして失踪してしまう。
「メイメイを世界一人気のアイドルにするっていう人生の目標を失ってしまった。もう生きていく気力もない」
楓は悲しみに暮れる中眠り、目を覚ますと、≪The Beginning of Summer≫オーディション前の過去へとタイムリープしていたようだった。
しかもなぜかアイドルのマネージャー選考会場にいた。
マネージャー選考試験では、何万回も聞いた≪The Beginning of Summer≫の曲が使用されていた。
音楽が流れ出せば自然と踊れる。
楓は見事マネージャー選考に合格し、アイドルデビュー前のメイメイと出会い、彼女のマネージャーとなる。
理由はわからないけれど、過去に戻れたのならメイメイを救いたい。楓は心に誓う。
「今度こそメイメイを大人気アイドルにする。そのためならなんだってしてやる!」
え? アイドルのマネージャーって、アイドルと一緒に歌って踊るんですか?
それは聞いてないんですけど……。
しかもボク、女の子になってるんですけど⁉
アイドル5人、マネージャー5人。
みんなそれぞれに武道館を目指したい理由があった。
彼女たちは楓の知っている未来の通り、アイドルデビューして、武道館コンサートを成功させることができるのか。
彼女たちのちょっと不思議でドタバタした日常が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:14:19
392548文字
会話率:45%
魔法とは、奇蹟そのものだ。
しかし、全ての人が魔法使いではない。
魔法という奇蹟を模倣し、誰もが使える道具の形にしたものが『アーティファクト』であり、
その『アーティファクト』を製作することが、魔導技士の仕事だ。
ネガルタ大陸東部のイ
ディニア国の首都ミシュルを舞台に、
魔導技士であるフィル・アルスハイムと仲間たちが、
依頼者のためにアーティファクトを作り、成長していく物語。
魔導技士はアーティファクトを作ることで、誰もが魔法による奇蹟を享受できる世界を目指す職業だ。
週一連載予定
一章分書き溜めての投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 09:00:00
315374文字
会話率:45%
平穏な世界に潜む黒い影。
世界を手にせんと異形なモノを操り暗躍する邪悪なる悪の結社。
そんな悪と戦う教会擁する正義の使者。
これはそんな悪と正義の戦いの物語…。
ではない。
世界を静かに蝕み始める異形なモノたち。
その存在
は人々が認識する事で更なる力を強めるという極めて理不尽な存在。
そんな異形達を秘密裏に討伐するために出来た仮初めの悪と、自分たち以外の奇蹟の力を認めない偏屈な正義の味方と、目的も存在も不明な世界を滅亡させんとする異形の戦いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 00:00:00
111113文字
会話率:27%
“物質としての神”、”王者の石”、“畏敬の赤”。その石には、様々な逸話と異名があった。
“創世石(そうせいせき)”。その石を託された幼竜と少年アルが出会った時、静かに物語は幕を開ける。
そして、アルが姉のように慕う少女、サファイアが迷い込ん
だ悪夢。
そこで出逢う眩い鎧装が、鮮烈なる”赤”の物語へと彼等を導く。
「救世主(メシア)なんて自分しかいない」
若者達は”神”に挑み、”神”を喰らい、”神”を纏う――。
『鎧醒(アームド)』。
現実を砕き、奇蹟を召(よ)ぶ、その言霊とともに。
*SF×バイオレンス×特撮÷ファンタジーといった趣向の作品です。不定期な更新になると思いますが、お楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:04:26
923878文字
会話率:28%
アイドルの仕事魂!!
キーワード:
最終更新:2025-06-01 08:47:13
623文字
会話率:89%
もし、別な人生があったなら…。
奇蹟があるとすれば…。
キーワード:
最終更新:2025-05-28 11:10:00
63981文字
会話率:68%
剣と魔法の世界に生まれた、夢も希望も自信もない1人の青年が、迫り来る最悪の未来を回避するために足掻く物語。
青年の人生は1人の男との出会いによって大きく動き出す。
果たして青年は最悪の未来を回避し、輝かしい未来を掴み取ることができるのか?
最終更新:2025-05-22 02:51:06
26681文字
会話率:55%
――如何にして『勇者』が生まれるに至ったか。
人助けを信念に高校生活を送る中津弘乃。
彼の夢は、人々を救う『勇者』となることだった。
しかし、現実的ではないその理想に囚われ、前へと踏み出せずにいた。
高校二年の終わり、進路に悩む彼は、
突如異世界へと召喚される。
彼を呼び出した『魔女』の末裔コゼットは、お馴染みの言葉を告げた。
「あなたに勇者として魔王を討ってほしいの」
思いがけず叶った夢。
それは、まるで御伽話のように非現実的な願いだった。
唯々諾々と請け負った弘乃だったが、待っていたのは想像を絶する現実だった。
コゼットは秘密を抱え、村の人々は彼を迫害する。
それでも、なんとか生き抜いていた彼だったが、ある日、村全体を揺るがす大事件を引き起こしてしまう。
希望を抱くほどに、彼は自らの矛盾に押しつぶされていく。
『勇者』と『魔女』の一族が織りなす呪いの物語。
彼方へ捧ぐ、果てしなき群像劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 07:40:11
37859文字
会話率:28%
竜のような紋章が身に刻まれ、魔術という超常的なチカラを扱える〈竜紋人〉という人種がいた。
みずからを優れた人種と考えた竜紋人たちはグレイゲル王国を興し、普通の人間が治めるその他諸国を支配しようとした。その他諸国は連合軍を組織し、抗うが、その
圧倒的な力になすすべもなく蹂躙される。
まったく勝機が見出せず、降伏も余儀なくされたとき、人間は神から〈奇蹟〉というチカラを授かった。その奇跡によって連合軍は戦況を覆し、ついには勝利を手にしたのだった。
終戦から一年が経つ。
グリフィス共和国の都市エイブラムに、ブドウジャム屋を営む少年エリオットがいた。
エリオットは戦争時、竜紋人に妹のイヴを殺されていた。イヴの死で抜け殻となってしまったエリオットは、無気力に日々を過ごしていた。
そんなエリオットがブドウジャムを保管している地下倉庫にある夜、何者かが忍び込む。
その者は、ミアという少女だった。
ミアは、死んだイヴと驚くほどに顔がそっくりだった。
※「カクヨム」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 18:06:02
88024文字
会話率:32%
名門の魔法使いの一族に生まれた少年。彼には、魔法使いの才能は無かった。そんな彼ではあったが、不幸中の幸いか、情けで騎士に拾われ、並外れた騎士の才を露わにし、史上最年少での騎士叙勲を迎えることとなった。が、少年は愚かとしか思えない選択をした。
特別も特別な、王族手づからの騎士叙勲を最後の最後で辞退し、魔法使いになる、と宣言した。絶対なる運命から人を救える可能性があるのは奇蹟だけで、それを行使できる可能性があるのは魔法使いだけだから、と。
◆◆◆
そんな彼は、命を賭して、魔法使いの学園への資格を手にし、自らの夢の為、本格的に足掻き始める。生涯の一番の親友となる気弱な少年を助けたり、生涯の伴侶となる絶対なる孤立と滅びの定め持つ少女を掬い上げたり、そんな特別な二人以外でも目についたり気づいたら彼は頼まれなくとも勝手に助けていく。手段は問わない。未熟な魔法だけでなく、騎士の技も躊躇なく使って。がむしゃらに足掻き続け、気づけば結ばれていた数多の絆は、彼をも変えてゆく。彼はもう、独りじゃあ、ない。
◆◆◆
彼の傍には、伴侶たる彼女がいて、一番の親友たる彼がいて。それ以外にも、たくさん。人に囲まれるようになって。中心になった。だから、彼は救われることになる。彼自身、自覚していなかった、生まれたそのときから仕組まれていた、彼の絶対たる破滅と絶望を、彼が掬い上げて救った全てと共に、今こそ、相対する。
◆◆◆
そうして、彼は彼女との子供を抱き、一番の親友たる彼や、救った数多に囲まれながら、ふと幸福を感じて、ハッピーエンドで物語は終わりを迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:23:49
506370文字
会話率:33%
標題:火星独立産業で。
メーリングリストでレスを付けた。
回答:皆様方におかれてはいつも大変お世話になっております。
さて、お尋ねの件で御座いますが詳細は添付アーカイブを。
要約しますと火星運営コストミニマム、開発局火星支部
を
remove、無くしてしまえば良いのです4行ですね失礼。
火星危機(かせいきき、英: Mars crisis、中: 火星危机、露: Кризис Марса)は、XX年X月からX月にかけて、当時火星を管轄していた地球連合環境省宇宙庁惑星開発局火星支部の行政能力が停止し、これを火星臨時政府なる任意団体が代行、地球当局との交渉により人類初の宇宙戦争寸前まで達した一連の経緯、期間を言う。第一次内惑星危機とも。本事件に関する機密資料は「この事件と関連する無実の人々が被害を受けないよう保護するため」という理由で政府により20XX年まで封印されている。
今から諸君は一つの奇蹟を眼にする。
人類の総力を決した、それは、奇蹟である。
だから、それは、これからも可能なのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-01 23:09:40
86386文字
会話率:29%
〈精霊の国〉として名高いエリア王国に、白い髪の公爵令嬢ホロンと、黒い髪の公爵令嬢サラがいました。
二人は仲良しで、アーク王子と幼馴染でした。
ところが、王子様がホロン嬢に求婚したため、捨てられたサラ嬢は嫉妬に狂って暴走。
罠に嵌めて、ホロン
嬢の顔を醜く汚し、身体を割き、女性として大切なモノを奪い、奇形生物と同じ檻の中に放り込みました。
やがてホロン嬢は、奇蹟的に檻から脱出できたものの、絶望したまま。
死に場所を求め、ついに伝説の〈迷える湖〉に辿り着き、入水自殺を試みるがーー。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 12:10:00
24626文字
会話率:16%
近頃、ご近所で、女の子の幽霊が出没すると噂されている。
それは、三ヶ月前に交通事故で亡くなった私の娘だ。
母親の私も一緒にいたのに助けられなかった。
でも、娘が大好きだったクマのぬいぐるみを事故現場に供え続けたら、娘はウチに帰ってく
ると信じている。
だから、今日も私はぬいぐるみを手に、娘の事故現場に向かう。
幽霊騒ぎで集まった野次馬と、急に冷淡になったご近所さんたちを押しのけて。
そしたら、奇蹟が起こったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 17:10:00
3646文字
会話率:11%
眼前には砂漠地帯が広がっている。
だが、ここには遥か昔、オアシスと緑が美しい王国が栄えてた。
オアシスの源は天の主(あるじ)より賜った不思議な「魔石」。清やかなる水を滾々とうみだし続ける奇蹟の石。
王国の小さな姫は「魔石」に恋をする。
5年に一度だけ見ることを許される「魔石」に恋焦がれる。「魔石」を見つめ、いつか手にする己の姿を夢想する。
だが、彼女は王女。「魔石」の主たる国主ではないのだ...
連載中の『ヴィルディステの物語』の外伝になります。本編の時間軸からは、遥か昔のお話になります。
世界観は共通ですが、この作品だけでもお楽しみいただけます。でも、本編も読んでいただけると嬉しいです!
※秋の歴史2024 テーマ「分水嶺」 に参加しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:00:00
10570文字
会話率:33%
西暦2020年。クリスマスの東京に舞い降りた翼の怪物は、少年からただ一人の幼馴染を奪い去る。
後に残されたのは、塩の柱と変わり果てた幼馴染の成れ果て。
世界を亡ぼしたのは旧約聖書由来の"奇蹟"だった。
『剣を取る者は剣で
滅びる』
亡びに瀕した人々はそれでも生き残る為に、"奇蹟"を聖書系魔術システムに作り替える。
やがて生み出されたのは魔術体系の究極系にして、聖遺物で構成された人型機械。
全高100mを誇る聖人型決戦兵器――――その名は聖骸機〈メシアクラフト〉!
死んだ幼馴染を死より蘇らせる為、男は真の奇蹟を求めてメシアクラフトを駆る。
東京に現れた翼の怪物を葬り去れるのなら、たとえ人でいられなくなろうとも。
これはあなたがまだ見た事のない、セカイ系ロボット×聖書系魔術オカルトパンク小説。
(※タイトルに★がついているエピソードはイラストが付いています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:40:50
49027文字
会話率:18%
存在しない筈の208番目の元素『エーテリウム』の発見と、人の願いを擬似的に再現したAIによって、世界には魔法という奇蹟がばら蒔かれた。
『レベル』や『ステータス』という概念が再設定され、獣や竜と言った異形が世界各地に現れた。
名家『月詠』家
の長男『月詠ハガネ』は、同級生と共に小遣い稼ぎのために向かった獣狩りの際に、奇妙な現象に見舞われる。
『敵を倒せば倒すほどに総獲得経験値が減少する』という異常な事態。
積み上げてきたレベルとステータスは呆気なく1に近付いていく。
段々と弱くなる自分と、相対的に強くなる獣の群れ。
レベルが1を下回った時、死を覚悟していたハガネに狂った数値が設定される。
体力:0/0、魔力0/0。
生涯使うことは無いだろうと踏んでいた【異能】は突如機能し始め、『名家の失敗作』とそしられていたハガネの力は全てを断つものに変わっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 18:00:11
532708文字
会話率:24%
創世神セリスの加護を受けた大地セレスティア。
ダンジョン、遺跡、モンスター、奇蹟、様々な未知の発見と成功、そして実利を求めて多くの人が「冒険者」として生きる世界。
そんな冒険者たちの日常、恋愛、そして冒険を徒然に綴った物語。
※R15は保
険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 00:57:12
49064文字
会話率:35%
ロアーテル王国に、聖女があらわれた。
彼女は神秘的な美貌を持ち、神の声を聞き、奇蹟を起こす。
王宮に迎えられた聖女は傍若無人に振る舞い、ついには王太子妃の座を欲した——ロアーテル王国の妖精と謳われる、現婚約者の公爵令嬢を差し置いて。
最終更新:2024-05-03 15:59:53
10616文字
会話率:24%
これは異能に愛された語り部と星に選ばれた死神の物語。
出版社ブレンディに勤めるエドワードは29回目の誕生日を境に星の物語に巻き込まれてしまう。
その日、奇妙な夢を見た彼はいつもと変わらず会社へ行くと、外部の依頼として朝帰りの上司イリ
ーナが預かってきた【願いを叶える本】の調査を行うことになり、異能を使って本の中に入り込むとその物語が【雨喚びの死神】と呼ばれる英雄の話だと知る。
依頼を果たすため、呪いに守られた貴族令嬢ルチリアと共にフィリープル領へ取材のため赴くことになるのだが……。
マリシアの奇蹟を保有するモルキィヤ帝国を中心に、様々な思惑と複雑な状況が交差する中、事態は思わぬ方向へと進んでいき、エドワードは異能使いの語り部として奔走することになるのはまだ先の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 03:20:00
2565文字
会話率:54%
教皇庁特任司祭ミカ(見た目は天使、中身はチンピラ)は、ある修道院に派遣される。目的は、そこで起こる『奇蹟』を調査すること……というのは表向き、真の狙いは上納金! 奇蹟の噂が広まるほどに、巡礼も寄進も増えたはず!
強請って脅して巻き上げる!べ
く、修道院に乗り込んだミカだが、何かを隠している院長、過去を捨てた修道士、野心あふれる貴族に、ついには王家の秘密まで……?
ちょい待って、一体何がどうなってんの?
ていうか――何で俺が〇されるんだよ!?
くそったれ、陰謀だか奇蹟だか知らねえが、教皇特使サマを舐めんなよ?
覚悟しろ! 教皇勅書で、横っ面引っ叩いてやるからな!
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 15:10:41
295824文字
会話率:42%
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」
この物語の主人公『ルテット』は自身が転生者である事にしばらく気付かずに暮らしていた。これと言って取柄があるわけでもない彼は、傭兵ギルドに所属して、これと言った強みのない並以
下程度の戦士として、しがない日々を送るだけだった。
ある時、そんな彼は自身が転生者であり、昔遊んだ事があるRPG『ファイナルクエストサーガ』の世界に入り込んでいたのを自覚する。それに気付いた時、彼の人生は一変……しなかった。相も変わらずしがない毎日が続いた。
ただ、RPG世界だと気付いて以降に少々変わった事もあった。魔物と戦っている時、町の中を歩いている時、何をしても何かが物足りない様な気がしていた。ぼんやりと、うっすらと。
そして、ついに。
「そうだ、このゲームの様な世界にはBGMが欠けていたんだっ!」
魔物と戦っている時。RPG『ファイナルクエストサーガ』の通常バトルBGMを奏でると、戦う力の全てが驚異的に強化された。町で町BGMを奏でると魔物の侵入を阻む結界が発生した。それがない時、魔物は簡単に入り込み町を蹂躙していったものだがそれを取り戻してからはRPGの時の様に安心出来る場所へと変わった。
RPG世界がリアル化した事で、いつも、どこでも鳴っていたはずのBGMは喪われてしまっていた。時にはプレイヤーに弛まぬ勇気を与え、時には喜びに華を添えた数々のBGM。それらは世界に、そこに住まう人々に様々な恩恵をもたらしていた。それが喪われた世界では魔王に抗う様々なチカラが衰えてしまっていたのだ。
喪われたBGM。その全てを記憶の中に宿らせている元プレイヤー、転生者のルテット。彼は『魔奏士』を名乗り、BGMのある世界へと塗り替えていく。やがてBGMは神が起こす奇蹟の様なものとして扱われる様になり、ルテットは『神曲の魔奏士』と語り継がれる事になるのである。
※この作品は他サイトにも掲載しております。
※短編として公開したものの連載版です。現段階では中編程度を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:28:57
23182文字
会話率:38%