気づいたら俺は――とんでもない世界に転生していた。
しかも転生先が、かつてプレイしていたRPGの“ラスボス”。
悪名高い辺境伯家の嫡男、ルシェンテス。
体内にはすでにドラゴンのコアを埋め込まれ、魔神化ルートが確定らしい。
魔
力暴走→闇堕ち→勇者に討伐されて終わり。
……なんて未来、なって堪るか!
というわけで、死亡フラグを全力で叩き折るため、今日も修行に励んでます〜!
専属執事は筋肉ダルマでスパルタ気質。
戦闘メイドはうさ尻尾で癒し枠(ただし訓練は地獄)。
今日もゴブリンを素手で殴り、魔神化ルート確定でも必ず生き延びる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 08:14:21
6835文字
会話率:28%
卒業式の日、タイムカプセルを埋めて「さよなら」と別れを告げた。
気がつけば大人になっていて、連絡も取らず会えないまま季節が過ぎていく。
「いつか桜の咲く頃に」
あの日交わしたあやふやな約束が、彼女に会える唯一の希望だった。
今年も桜が咲く
季節がやってきた。
いつものように桜の木の下に向かい、いつもと違う別れを告げる。
「もう来ないの?」
帰ろうとした時に聞こえてきた彼女の声。
振り返ると、あの頃と何も変わらない彼女がそこに立っていた。
タイムカプセルに埋められた二通の手紙と真実。
そして、あの日彼女が言った「さよなら」の意味を、私はまだ知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:00:00
3577文字
会話率:23%
前作「想・葉・連」で拾い集めた物語に息を吹きかける。
名前もなかった歪な模様は形を成して命を宿す。
彼らが誰かの隙間を埋められたのなら、これ以上の喜びはない。
前作を詩的散文として名前を付けて再構築していきます。
同じように1から100ま
で少しずつ進めます。
読んでいただいた方にはいつも感謝しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 17:03:00
64003文字
会話率:5%
おやつ感覚の、短編小説集です。だいたいビターテイストです。スキマ時間を埋められたなら幸いです。
最低2000字以上の小説をまとめています。
2000字未満の掌編小説集はこちらになります⇒https://ncode.syosetu.com/
n2378kc/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:31:46
80727文字
会話率:28%
アリエの実の両親が殺されたのはアリエが一歳のときだ。育ての養父母が殺されたのはつい二週間前だった。チェロック村は村そのものがアリエひとりを殺すために全滅させられた。いっしょに育ったキリがアリエの身がわりに殺された。キリは親友とも兄弟とも言
える男だった。キリがかえ玉になったおかげでアリエはひとり生きのびた。
もっとも。それはあとで知った事実だ。当夜は大混乱だった。ミッドナイト皇国の黒の暗殺隊が四方からチェロック村に殺到した。月のない深夜を狙ってだ。
アリエとキリは同い年だった。顔立ちも背かっこうもよく似ていた。
襲撃がはじまったときアリエはキリの父ニコラス・ニジンの手で土に埋められた。頭をなぐられてだ。死んだらどうするんだ? 気絶する瞬間アリエの頭に浮かんだ言葉はそれだった。結果としてアリエは生き残った。だが撲殺されてもよかったのだろう。死ぬのがその夜のさだめだったはずだ。生死の境をさまよう仮死状態だったから生き残った。そんな思いが強い。
気がついたときアリエは土の中で窒息しかかっていた。あわてて這い出すと村は廃墟になっていた。おびただしい血と焼け焦げ。見知った人々の死体。徹底的に破壊された家々。
たったひとり首から上のない死体がキリだった。自分とおなじ体格をした少年の首なし死体。それを見たときアリエはすべてをさとった。キリがアリエの身がわりとして殺されたと。十五年前にほろぼされたセントラル王国の王子アリキエル・セントラルとして。
アリエは死体を前に泣いた。養父母。顔見知りの村人たち。幼い子どもたち。身体中に矢が刺さり刀傷や槍傷だらけの死体ばかりだ。特にひどいのはキリの父でありアリエの養父であるニコラス・ニジンの死体だった。同一の剣によるすさまじい数の刀傷がきざまれていた。傷は深く浅く無数と言えるほどの手数で養父をさいなんでいた。養父のニコラス・ニジンは格闘拳の達人だ。そのニコラス・ニジンを斬った者もただ者ではないはずだった。
アリエはひとりずつの前で手をあわせた。涙がいちいち落ちた。
村人全員の遺体を埋めおえてアリエは確認した。生き残ったのは自分ひとりだと。全滅させられる原因であるアリエだけが残された。
おれが十五年前に死んでいれば。そうアリエは歯をかみしめた。
次にこぶしをかためた。ゆるせないと。
アリエは復讐を誓って旅立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 19:09:58
137925文字
会話率:44%
王都で商人をしているカルロの前に、自称天使の美少女が現れた。彼女はどうやら高位貴族のご令嬢らしいのだが、かたくなに家の名前を口に出そうとはしない。その上、勝手に居候生活を始めてしまった。
カルロとともに過ごすうちに、なぜ家出をしたのかを話
し始める少女。なんと婚約者に「お前を愛することはない」と言われてしまい、悪役令嬢扱いされたあげく、婚約解消もできずに絶望したのだという。
諦めた様子の彼女に、なぜか腹が立つカルロ。彼は協力を申し出るが、カルロもまた王族から脅しを受けていて……。
実は一途で可愛らしいヒロインと、したたかに見えて結構お人好しなヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 20:11:50
14495文字
会話率:80%
――じゃあ君は……何のために刀を振るうの?
一年前、三年間仕えていた主に言われた最後の言葉。
その言葉を抱えながら主人公――風見隼人は平凡な学園生活を送っていた。
そんな彼の元に届いた一通の手紙。
差し出し人は彼の元主である次
期大和城城主――御門紅葉。
辞めても尚彼女の命令に背けない隼人は友好国の留学生――アリシア=オルレアンとの親善試合に臨む。
一時的に返された矜持無き愛刀。
勝負の最中に他人を斬ることを躊躇い。
勝負を終わらせるために相手の武器を壊したことで親善試合は決着。
『金輪際関わることのない相手』
そう思いアリシアを武舞台に置き去りに。
これで幕引きかと思われたがその翌日彼の一人暮らしの家に現れたのは何と昨日負かしたアリシア本人。
「不束かものですがよろしくお願いします」
武器についていた王家の紋章が入った装飾品を壊したことでしきたりにより強制婚約?!
外堀を完璧に埋められたことで逃れられない隼人は渋々承諾することとなった。
自分の人生に意味を見い出せなかった少年が自分の人生を変えられないと思い込んだ少女を救う恋愛物語。
悩み、苦しみ、決断した想いが二人を強く結びつける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 14:20:59
46556文字
会話率:50%
あたし、平民のパティは、突如降臨された女神様に『ひろいん』として任務を与えられた。
(女神様によると断るのは不可。断ったら世にも恐ろしい罰が……)
その任務とは、悪役公爵令嬢セラフィーナと婚約中の皇太子の心を奪い、二人を婚約破棄に持ち込
むこと。平民の町娘にそんなこと出来る訳ない! 住んでる世界が違うよ! と抗議するも、実は、男爵様の孫だったことが発覚。外堀は埋められた。やるしかない。
でも、降臨された女神様、めっちゃいい加減。全然この世界のこと知らない。こんな神様の指示に従っちゃって良いの? ほんとにセラフィーナって悪役?
疑問満載で始まった、あたしの新米令嬢ライフ。どうなりますやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 03:14:47
325469文字
会話率:41%
小学校で広まったある噂……。
沼の近くの崖に宝箱が埋まっている。
僕たちは、その噂を信じて宝箱発見に崖に向かった。
そして、僕たちが見つけたものは……。
最終更新:2024-07-11 00:18:15
3086文字
会話率:52%
狩人蜂に卵を産みつけられ、卵の餌として生きたまま地中に埋められた夜盗虫。
卵からかえった幼虫は夜盗虫を溶かして食べ始める。
無邪気なハチの幼虫は、夜盗虫を「ゴハンさん」と呼び、食う者と食われるものの、心が寄り添いだす。
最終更新:2024-05-18 18:07:15
1742文字
会話率:23%
両親によって土に埋められた僕は現実に生きることを諦める。土のなかで生きることを決意し、土を掘り続ける。だが、そこで見えたのは光。その光に包まれた僕が次に意識を取り戻したときには現実と幻想を織り交ぜた世界にいた。
最終更新:2024-01-20 15:33:50
122401文字
会話率:44%
私は殺され、今にも折れそうなくらい枯れた桜の木の下に埋められた。まだ高校生だった。悔しかった。犯人が憎かった。だけど、死んだのにそんな思いを抱いているあり得ない自分に気付いて……。
最終更新:2023-12-25 23:00:00
1000文字
会話率:7%
爆弾を埋められた上で生きることを強要された。
しかし最後ば自分の意思に従う優柔不断な男。
最終更新:2023-12-08 13:12:46
1190文字
会話率:0%
ぼく唐木慎吾は、大学3年生でまもなく4年生になる。安定した職に就くために、本格的に就職活動に取り組まなければならない時期なんだけど、最近、路上ライブを始めた。ぼくのファンもそれなりについている。ぼくの父は生まれてすぐに失踪し、母もぼくが小
学校に上がる頃に癌で死んだ。おばあちゃんが一人で苦労しながらぼくを育ててくれた。ぼくたちのおんぼろの家には不釣り合いなほど大きな沙羅の木があり、誰が呼び始めたか知らないけれど、ぼくの家の前の道は「沙羅の木坂」と呼ばれ、ぼくの家は密かに「幽霊屋敷」と呼ばれている。ぼくが大学一年生の時、おばあちゃんが脳梗塞で倒れ、しばらくして認知症になってしまった。まだらぼけになったおばあちゃんは、ベッドの中で自分の陰惨な過去を振り返っていた。ぼくはそんなおばあちゃんの世話を一人でしている。いわゆるヤングケアラーだ。それでも、なんとか奨学金とバイトで学業と大学生活を続けている。そんな時、ぼくは交通事故に遭い、入院してしまった。一人になったおばあちゃんを恋人の美由が面倒をみると言ったが、彼女も大学生なのでそれは無理だ。路上ライブに来ていたシャネルスーツを着た三枝未華子というキャリアウーマンが介護をしてくれることになった。三枝さんは我家に同居するようになった。三枝さんはぼくをプロのアーティストにしようと動き始めた。
ぼくは子供の頃から、父が母とおばあちゃんに殺されて、沙羅の木の下に埋められたという妄想を抱いている。最近、父と名乗る男が子供を連れて帰ってきて、同居するようになった。そして、優しいと思っていた母の過去が男によって暴かれていった。おばあちゃんのうんこの臭いのする我が家が、彼ら彼女たちの人生の最終避難所(アジール)であるかのように、訳ありの人間ばかりが集まって交差する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 00:00:00
118863文字
会話率:31%
教え子の実家で見つかった古い日記には埋められた宝のことが書かれていた。教授は宝探しを依頼される。
最終更新:2023-05-05 12:40:45
8210文字
会話率:40%
レーヴェガルド王国の聖女フィローネは、周囲の協力もあり無事魔王の封印に成功する。
……ということで余生は推しカプ(主従)を愛でても良いですよね?
前世、過重労働帝国ジャパンで社畜をしていたフィローネは類い稀なる事故に遭い死んでしまう。
し
かし大好きな従者キャラがリアルに存在する世界に転生し、うっかり理想の推しカプ(主従)を見つけてしまった。
そんな聖女が爆速で魔王を封印したのち、推しカプの幸せ(ハッピーエンド)を見届ける為に聖女パワーを悪用して壁になったり手助けしたり、従者萌えの布教活動に従事したり、同担だと思っていた幼馴染護衛騎士にじわじわと外堀を埋められたりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 13:00:00
36154文字
会話率:23%
高校二年生の春、私の教科書が木の下に埋められた。
イジメの始まりだろうか?
それとも――
最終更新:2022-05-15 14:39:02
4205文字
会話率:11%
※先ずは序章を見て下さい。
冒険者アルドは自分の出生の謎を解くヒントである、別の世界の漂流物【ナガレモノ】求め旅をしていた。持つのは生まれた場所にあった白銀の杖と自分の体に埋められたナガレモノ。
育ての親でもある大陸一の冒険者ガンリュウ
の槍術と魔術を駆使し戦う冒険者アルドに待ち受けるものとは。
三章辺りからSF色が強くなります。
ハードSFファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 21:44:59
456950文字
会話率:44%
冒険者アルドは自分の出生の謎を解くヒントである、別の世界の漂流物【ナガレモノ】求め旅をしていた。持つのは生まれた場所にあった白銀の杖と自分の体に埋められたナガレモノ。
育ての親でもある大陸一の冒険者ガンリュウの槍術と魔術を駆使し戦う冒険者
アルドに待ち受けるものとは
ハードSFファタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 21:47:41
47776文字
会話率:38%
世界的企業『瞳の使者』で人工的に作られた義眼を埋められた人々
通称『EYES』彼らは皆「病気、事故」などで目を失い『瞳の使者』によって能力と視力を手に入れた者
中には自ら志願して能力を手に入れた者もいる。
『瞳の使者』の本社がある東京では『
目』の力を悪用する集団『12生肖』によって東京の治安は最悪なものとなっていた。そんな中『瞳の使者』は『12生肖』に対抗すべく『黄道12星』を立ち上げた。
この物語は『黄道12星』が一人獅子野の元につく「信哉」「彩乃」「ニクソン」の3人の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 03:21:27
962文字
会話率:89%
あるときを境に、ウグルと呼ばれる人を喰らう不死の化けものが世界に現れた。そのようなことはつゆと知らずに洞窟にこもって本を読んでいたら、かれこれ千年もたっていた不老不死の少女。本が破れてしまったため、退屈を紛らわす新しい本を求めて町を目指す。
その道中でとても元気な山賊さんと出会い、彼らによって土に埋められたり、町についたらついたで、かつて大切だった人の面影を色濃くもつ子孫の旅に首根っこを掴まれて無理やり同行させられる。はたして少女に洞窟のときのような平穏は訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 19:00:00
156330文字
会話率:31%