パスカルの賭けは正しいか?
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最終更新:2024-05-15 11:00:16
456文字
会話率:39%
私と君、いろいろと違う。
私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。
私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。
私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。
私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。
私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。
私はクラスで発言したことがない。なのに君はたくさん発言している。質問や回答、コメントなどをたくさん。
私は昼休み、だれとも話さず自分の席で本を読んでいる。なのに君は外で遊んだりほかの生徒と話したりしている。
私|+《と》君は違う。何もかもが違う。君が人間ならば私は何?宇宙人?ただの生き物?それとも人工知能?
私|+《と》君。何かと人間。暗い私と明るい君。何の関係もない私|+《と》君。なのになんで君が気になる?君に恋をしているから?君が好きだから?君が有名だから?
私は君が憎い?君を殺したい?君に殺されたい?わからない。でも私は君が気になる。気になってたまらない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-13 08:00:00
12247文字
会話率:8%
悪の大富豪の唱う永遠の解とは?
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ番外編。
今回スーザちゃんの出番はありません。
人体模型コレクタ ドン=ヘッヘルフが遺言。それを叶えたものに自分のコレクション含め財産
をすべて譲り渡す。但し、誤りや無回答の場合、命を開け渡すという条件で。招待状によって集められた親族や縁者は、その解に見合うのか。
元刑事最期の事件。大悪党今生の別れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:29:29
77169文字
会話率:27%
主人公は不幸にも工事現場の足場が崩落する事故に巻き込まれて死亡、転生した。転生先は幕末維新期の長州。山縣小助……後に山縣有朋と名乗る人物であった。山縣といえば明治期において政界に君臨した軍人政治家で、官僚のボスとされている。
しかし、山縣は近代日本史において悪者として語られがちな存在だ。それは政党が力を増していく時代のなかにあって、彼らの躍進を阻もうとした抵抗勢力であるから。また、死んだ際にも国葬が営まれたが、同時期にあった大隈重信の国葬と比較され、政党の影響が強い新聞には「大隈は国民葬、山縣は『民』が抜けて国葬であった」などと揶揄される始末である。
そんな寂しい人生は嫌だ。もっと人々に愛される存在になりたい。
主人公はそう決意し、愛される存在になるべく努力する。しかし、時代は波乱の明治時代。果たして山縣は愛される存在になれるのだろうか。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、当然ながら物語の都合上、改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説はその都度、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:00:00
125277文字
会話率:41%
主人公は村の鍛冶屋の次男。都市の鍛冶屋に修行に出されたが、人間関係でトラブルを起こして辞めてしまう。折しも戦争が勃発し、主人公も兵士として動員される。少年の運命は、この戦争によって大きく変わるのだった--
【お断り】
とある国、出
来事をモデルにした物語となります。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 00:00:00
121569文字
会話率:44%
デスマーチで論文を書いていた主人公は、完成を目前にしてその生涯を終え、生まれ変わる。転生したのは戦国時代。戦国の英雄・織田信長ーーがいる尾張国のお隣、伊勢国を治める戦国大名・北畠家。その嫡男として産まれたが、待っているのは織田家に攻め
られて滅亡する未来。せめて寿命で死にたい! そう願う主人公は、お家を存続させるために奮闘する。
目標、お家存続
そのために、信長さんと仲良くなろう。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、北畠家を存続させたり、主人公がこの時代に詳しかったりといった理由で改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説は、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 00:00:00
1152517文字
会話率:44%
40代未婚の弱者男性が自分の人生を振り返り、自分の「愛着障害」とじっくり向き合います。
物心ついた時から両親との関係はぎこちなく「恐怖」がありました。
親からの自分に対する暴力、暴言、いじめ。小学校では間違った人との接し方で、嫌われてしま
います。
やがて転勤引っ越しで友人や安全地帯をも失い、多くの敵や憎悪を生みながら中学、高校と進み――。上京と同時に壊れてしまいます。
今の「満たされない生き様」は、全てが自分のせいなのか。
あるいは「愛着障害」として他人のせいにしていいものなのか。
文章として残すことで、考えても考えても明確な回答を得られない苦しみに一定の結論を得られることを祈っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 08:58:44
9376文字
会話率:6%
※これはあらすじではありません。
では何ですか?
さあ、何でしょう。
トントントン……。
病院の個室のドアが突如叩かれる。
「はい」
「失礼します。療養中に申し訳ありません。少しお話をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?」
返事をし
て間もなく病室に入ってきた2人組の男性。
不慣れな敬語を使うのは初老を過ぎた50前後とみられる男性だ。
「あ、すみません。怪しい者ではありません」
対応しようと立ち上がった母に対し、横にいた若い男性が何かを母に見せている。
「刑事……さん?」
どうやら警察手帳を見せていたようだ。
「突然すみませんね。○○さん……あなたが山道に倒れていた件と××さんが失踪している件についてお話をお聞きできますか?」
「はい……。何をお話すればよろしいのでしょうか?」
「率直にお聞きしますが、あなたが傷だらけで倒れていた件について。誰か……人や動物に襲われた事件ですか?それとも滑落などの事故ですか?」
「襲われた……。動物……?刑事さんはファンタジー作品に登場するようなモンスターは存在すると思いますか?」
質問を質問で返す青年。
その後も警察が質問をするものの中々要領を得る事が出来ない。
「では、質問を変えましょう。今、××さんは何処に居るかご存じですか?」
業を煮やした警察が質問内容を変更する。
「××……。あれは何処なんでしょう……」
青年の頬を一筋の涙が伝う。
「××さんはまだご存命ですか?」
「……はい。生きています。でも2度と会えないでしょう」
「大怪我をして動けないとかですか?」
「いえ、とても元気ですよ」
1つ目の質問に続き、話の要領を得ない回答を繰り返している。
「お母さん、スマホ取って。バッグに入ってるから」
青年は側にいた母に指示を出しバッグからスマホを取り出してもらう。
渡されたスマホを操作し、2人の警察に保存していた写真を見せる。
1つ1つ当時の状況を思い出すように説明をしながらの作業。
「これで全てです。すみません、疲れているので休ませていただいてもよろしいですか」
スマホ内の写真を全て説明し終わり、青年が話を締める。
「長時間失礼しました。また後日改めてお話お聞かせください。ご協力感謝いたします」
青年の────
続きは有料会員様限定配信(冗談です)
すみません。もう少し先があったのですが、あらすじの文字数制限……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:00:00
110841文字
会話率:44%
小学5年の将生は友達とサッカー中に、項垂れているのに、こちらをじっと見ている白い人に気が付いた。しかし、次の瞬間には見えなくなっており、目の錯覚だと思いながらも気味悪く思っていた。
だが度々起きる錯覚。友人の大倭と鈴の音が錯覚と共にある事に
気が付いたものの、原因はわからないまま中学へ上がった。
大倭の誘いで部活を始めた将生。部活中に大倭の鈴を見た帰り道、また白い人を見る。
翌日大倭から家系の話を聞き、心霊現象かもしれないと分かった。鈴が大破しているのを見て恐怖を覚えた。
大倭と共に修行を始めようとする将生の前に、性別不詳の金髪の人物が現れる。
白い人以外を見たことがないのか確認されるも、将生も大倭もないと回答してしまう。
しかし、白い人よりも恐ろしい存在が2人に近づこうとしていた。
警告音を発する魔除けの鈴。
恐怖で硬直する2人に間の手が伸びる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 01:00:00
21339文字
会話率:45%
主人公である『俺』は、とにかくミスばかりの人生を送ってきた。
そんな俺の唯一の心の癒しが、キッズアイドルの『本原カケル』。
カケルは数年前にデビューし、その明るい歌声や、バラエティでの珍回答によって人気を確立していった。
キッズアイドルの知
名度上昇に貢献したと言っても過言ではないくらい人気だったカケルだが、デビューから約半年後、突然アイドル活動の無期限休止を発表した…
カケルの事を考えない日はない程、彼のことが大好きな俺。いつも通りカケルのことを考えながらバイト先から帰っていると、夜中なのに一人で歌っている子供に出会い…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:44:53
1551文字
会話率:47%
さて、一つ質問だ。
人間が生きていく中で最も重要なのは何だと思う?
金、性格、頭脳、きっと様々な回答が出ると思う。
ちなみに答えは『人相』だ。
容姿ではない。人相だ。
なぜなら、人相が良いとそれだけで人生におけるトラブルを格段に減らすことが
できるからだ!!
イケメンだとなおのこと良い。大概の事はスマイルで許される。
そんなバカな、と思うかもしれないがこれこそが真実なのだよ。
実際、俺は目つきがとびきり悪く人相が悪いために毎日喧嘩吹っ掛けられるわ話しかけられるだけで怖がられるわで碌な人生歩んできてない。
その挙句、通り魔に刺されて死んだ。
ほんと碌な人生じゃない。
え?俺は本来なら死ぬはずじゃなかった?異世界?絶対碌なことにならないから行かないよ!は?異世界に行くか、魂ごと消滅するかの二択!?
……俺の異世界ライフよ…どうか幸あれ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 16:00:00
1304210文字
会話率:33%
王宮に仕えるテイマーの少年アシマはある日突然、王国の実権を握る摂政から追放を言い渡された。曰く、タダ同然で働く新しいテイマーが見つかったから。そんな馬鹿なと思いつつも、仕方なく王宮を後にするアシマ。
時を同じくして、王国を支えた歴戦の将軍
が無実の罪で死刑判決を受ける。策略を用いて将軍を救い出したアシマは、休戦中の敵国に亡命することを決めるが、途中でその敵国の皇女を助け、側に置かれるのだった。
そして、アシマを追放した摂政は、アシマの活躍によって王位簒奪の計画を狂わされ、ついには身の破滅に至る――
これは、王宮を追放されたテイマーが、テイムの技と策略で二つの国に平和を取り戻す物語。
【よくある質問と回答】
Q:千字ラノベって何ですか?
A:最近の一部連載作品において、文章を千字前後と必要以上に短く区切り、投稿回数を増やす例が散見されます。そのような、読者の皆様に御不便をおかけする行為への風刺を込めて、一話千字ジャストで投稿する連載を思い立ちました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 07:06:49
212000文字
会話率:61%
アンケート、回答してみました。
最終更新:2024-04-19 18:31:57
355文字
会話率:0%
何時もぼんやりとしていて、常に何かを考えている。
そんな彼女はぼんやりと椅子に座って、考え事をしている様だった。
何かあったの?
いや、少し考え事をね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
察しの良い子と察しの悪い子の話。
この指摘が出来ない、察せない人間です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:50:07
980文字
会話率:48%
女の醜悪な側面が、ラジオを通じて流れてくる。
自分が気持ちよくなる為に、平気で相手を貶す。
やはり受け入れられない。
隣人はそれを聞いてほくそ笑む。
『五十点だね、その回答。真髄は他にある』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
一緒になって悪口言う必要はないんですよ。
別に悪口一緒に言いたい訳ではないのですから。
本質が突けてない。と思った過去の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 18:12:51
850文字
会話率:35%
師であり、上司である相手を酷く慕う奴がいる。
空想ならば燃える設定ではあるが、現実では倫理的問題が生じる。
釘を刺して返って来たのは、別の回答。
そんな半端な感情ではないという。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
このデータ、一回消えたんですよぉ!!
書き直したんですよぉ!!
三分の二になりました( ¯-¯ )
ここぞとばかりに愚痴る作者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 18:18:02
859文字
会話率:53%
伊甸,一个辉煌时代的名字,落在了一位人造人身上,寓意着一个全新的时代。
她出生在魔法和科技并存的年代,肩负着维持「世界」平衡的使命。她没有情感,没有目标,天生拥有强大的能力和肉体。
是谁给予了她新的人生?是谁又令她产生了厌倦?谁成为了她的挚
友?谁才是整个世界的主宰者、幕后主使者?……这些问题会在接下来「伊甸」波澜壮阔的人生中一一回答。
让我们一起走进这段发生在书中的魔幻世界,跟随「伊甸」这位无知的少女开始未知征途的探索吧!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 02:25:54
12221文字
会話率:45%
とある年の、とある大学の入試問題。
「非テンプレ作品とは結局何であったのか、以下の文章を読み、百字以内で回答せよ」
本文も掲載している故、ぜひとも答えてくれよな!
※以降、真面目なあらすじ。
読者の求めている「非テンプレート作品
」って結局何なんなの? 私の書いている「非テンプレート作品」って、本当に読者に求められているもの?
そういった疑問に答えていくエッセイ。どうやったら作品が売れるのかについて、解説しています。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-24 23:20:02
5580文字
会話率:5%
コーヒーしか飲んでいない。死の謎。死。
最終更新:2024-03-15 22:07:13
2071文字
会話率:52%
面接官とは過酷な仕事である。一見、事前に決めたことを聞きその回答を聞き、他にも簡単なチェック項目に◎×をつけるだけの簡単なお仕事であると思う人は多いだろう。しかし違うのである。面接とは命がけの仕事であり、面接官としての魂でもある。
「面
接官」という職業が生まれたのはまだほんの数百年前の話だ。とある星のとある島国、そこは世界中の人々からこう呼ばれていた。「面接国家」と。そんな国から大量の変態、もといクソガキに姿を変えた転生者がこぞってやってくるのだから地獄である。彼らは時にメスガキとして、時にワルガキとして様々な姿を身にまとい、あたかも「産まれてきたときからクソガキですが?」といった顔をしてクソガキに成りすましてくるのだ。大変だ。
これはこういったクソガキと面接官クソガキラーとの壮絶な戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 03:48:26
684文字
会話率:70%
僕、新田優樹は心が不自由だった。
何をどうしたいのか伝えることができない。
そんな僕を大きく変えるきっかけ。
それは、ある女の子との出会い。
「おおきくなったらケッコンしよう」
幼稚園の頃、毎日のようにプロポーズしてきた彼女、望月凛奈。
一
緒に成長していく中で、彼女に抱く僕の気持ちは言葉を成していく。
彼女の笑顔が見たい。一緒に月が見たい。誰にもとられたくない。
「ねえ、ユウくん。あたしのこと、すき?」
「私のこと、好き?」
「優樹、私のこと好き過ぎでしょ」
それでもまだ、僕には好きが分からない。
曖昧な回答を君にだけはしたくない。
だから探し続けるんだ。
「好き」の正体と、その先にある何かを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 12:07:35
12152文字
会話率:51%
そのさきの未来に僕はいれないから。
君に、答えを見つけて欲しかったんだ。
最終更新:2024-02-10 16:10:18
2586文字
会話率:47%
電話がきちんと聞こえない
人に「なんて?」と聞き返してばかり
夫に質問して返ってきた回答を3分後くらいには忘れる事がある…
でも学校の聴力検査でひっかかった事はない…
じゃあ何故?
と悩み続け、大人になってから通院先の医師の「聴覚情報処
理障害では?」と指摘される。
「聴覚情報処理障害…?」謎の障害と診断され、それと付き合っている私の話
※この作品はnoteにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 14:45:16
6009文字
会話率:2%
◆◆あらすじ◆◆
頭を打った王妃のカタリーナは、前世の記憶を取り戻す。前世での彼女は『猛悪の大魔女』と呼ばれる大魔法使いだった。
「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」「王妃様です」
膨大な魔法の知識がある今だからこそ、いつもしているその鏡
への問いかけで気付く。回答と同時に鏡が放ったのは、洗脳魔法のたぐいだった。今の彼女なら、洗脳を解くことも容易だった。
「真実の鏡ですって!? 人の好みで変わってしまう美しさの順位に、絶対の真実なんてあるわけないじゃない!」
鏡は決して嘘を言わないと、これまでカタリーナは思っていた。だがそれは、鏡の洗脳によって、そう思い込まされていただけだった。
愚女と蔑まれていたカタリーナが、それ以降がらりと変わった。白雪姫への意地悪を止めただけではなく、継母として彼女に精いっぱいの愛情を注ぎ始める。
実母を亡くしたばかりの孤独な幼い子を幸せにしようと、カタリーナは力を尽くす。
そしてこの国は、貴族が利権目当てに跋扈し、王妃が洗脳されるほど酷い状況だ。カタリーナはまた、国の建て直しも決意する。多くの貴族から利権を奪い取らなくてはならない。当然、妨害も入るだろう。
「うふふ。問題ないわ。邪魔する人は、全て討ち滅ぼしてしまえば良いだけですもの。前世でしていたようにね」
猛悪の大魔女は、その絶大な力を今世でも振るうことに決めた。
◆◆更新計画◆◆
最初だけは更新多めですが、書きためた分を使い切ったら更新は三日に一度程度の予定です。完結は2024年1月中の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 17:09:30
203803文字
会話率:19%