朱子学と陽明学。同じ「儒学」から別れた二つの学派は、宋王朝が異民族の圧迫を受けて華南に逃れた南宋の時代に、朱熹と陸九淵(象山)という二人の思想家から誕生する。早くに父を失った朱熹と大家族の陸九淵、二人の交流を描きます。
2020年12月2
6日~1月11日開催の文芸オンリー・オンライン同人誌即売会Text-Revolution Extra2 アンソロ投稿作品です。字数制限4000字のため、かなり切り詰めてみました。いずれもう少し長く書いてみたい二人です。
https://text-revolutions.com/event/
エブリスタ、pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 15:44:04
4095文字
会話率:29%
山崎闇斎生誕四百年記念『嘉辰令月』シリーズ。山崎闇斎について、主に儒学面から紹介します。小説ではないのでこちらに上げるのは恐縮ですが、シリーズ物ということでご寛恕下さい。
1 中国儒学史
2 日本儒学史
3 山崎闇斎という人
4 参考文
献(創作分も含みます)
完全版をBOOTHにて公開しておりますので、興味のある方はよろしければご覧下さい。
https://fukahiro.booth.pm/items/1478760
ただ深川は特にこの分野を専門に学んだ人間ではなく、山崎闇斎という人を書くために勉強したというだけのただの「ファン」です。誤りや偏向はあろうかと思いますし、お気づきの点がございましたら、ご指摘頂ければ幸いと思っております。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 19:04:35
35931文字
会話率:2%
「僧と共に先聖先師の前には立てぬ」
林鳳岡が少年の日に出会った儒者は、厳しい口調でそう言った。京から下ってきたばかりのその男の名は、山崎闇斎。初夏の日射しが地に落とす影にも似た、くっきりと鮮やかなその姿が、幕府に仕える林家の在り方を当た
り前のものとしてきた少年の内に疑念を目覚めさせる。
創作歴史小説。舞台は江戸初期、明暦年間から始まります。時の将軍は四代目徳川家綱。祖父羅山、父鵞峰の跡を継ぎ、林家三代目として、後に幕府が命じる初めての大学頭となる鳳岡の物語。三万字程度の短編になる予定です。
【主な登場人物】
林春勝 林羅山の息子。鵞峰と号する。羅山の跡を継ぎ、幕府の儒臣となる。
林春常 春勝の次男。後に信篤と名乗る。鳳岡と号する。
林春信 春勝の長男。梅洞と号する。春常より一歳年長。
林守勝 春勝の六歳年少の同母弟。読耕斎と号する。
山崎闇斎 京から江戸へ下ってきた儒者。春勝と同年生まれの儒者。後にその門流は崎門といわれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 21:44:06
42118文字
会話率:32%
水戸黄門の助さん・格さんのモデルとなった儒学者佐々宗淳(通称介三郎)・安積澹泊(通称覚兵衛)を中心に水戸黄門が初めてラーメンを食べた話を元に創作しました。
最終更新:2019-04-30 19:10:54
7787文字
会話率:62%
この物語は何より働くことと儒学者が嫌いだと公言する、戯志才の物語である。
最終更新:2012-05-27 15:06:49
17392文字
会話率:50%