ユーリ・ピーチ=ストームは、グラビアアイドルとして活動しながらMMA(総合格闘技)のプロファイターとしてデビューを果たした、名うてのアイドルファイターだった。
しかし、卓越したルックスと色気で絶大な人気を誇りつつも、デビュー戦以降は連敗を重
ねて地上最弱とまで評されてしまう。
そんなユーリとひょんなことから一緒に暮らすことになってしまった猪狩瓜子は、高校生の身でありながらキックボクシングのプロファイターとして名を馳せており、卒業後はMMAファイターとしても活動していこうと決意していた。
マイペースかつ破天荒なユーリの存在に反感をかきたてられつつ、きわめて錯綜したその経歴と人間性に、瓜子はやがて心をひかれていく。
無邪気なユーリと頑固な瓜子の織り成す、真剣なバトルとライトな日常。
*当作は2013年に執筆を開始して、2016年に改稿したのちにウェブ上で発表した作品となります。
【4th Bout】からは2020年に着手した内容となりますが、時代設定は2010年代中盤のままとさせていただきます。社会情勢や格闘技業界の情勢などもその時代をイメージしていただければ幸いです。
*当作はカクヨムにも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 17:00:00
5461980文字
会話率:36%
女子大生の甘橿蘭子はお寺の庫裏で見つけた古い絵を開いた途端、中国時代劇のような見知らぬ世界に飛ばされてしまう。そこで出会った老婦人・甘氏に、自分が唯一生き残った呂太皇太后の親族だと告げられた。幼い頃に孤児院で育った過去を持つ蘭子は、血の繋
がる肉親だという太皇太后に逢うため、天朝国の宮城へ向かう。ところが都に辿り着く前に甘氏が急死。皇帝からは素性を疑われて掌客殿に留められ、肝心の太皇太后はなかなか蘭子に会ってくれない。しかも外戚として一時政権を握った呂一族への反感が強い朝廷や後宮では、蘭子の登場に危機感を抱く者も多かった。護衛役を命じられた曹仁勇は嫌悪感を剥き出しにするし、宦官の李陽阿は露骨に見下すような口ぶりだ。唯一親切な官吏陸道紀も、何か秘密を隠している様子。そうした中、太皇太后が蘭子を妃嬪として後宮に送り込むつもりだという噂が飛び交い…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:00:00
260600文字
会話率:48%
※この作品は同作者の別作品『ストレンジフィールド』と世界観を共通している作品です。
本家『ストレンジフィールド』を読まなくても理解できるストーリーになっていますので、ここから読んでも問題ありません。
少女が目覚めたのは赤暗い洞窟だった。
そこで怪物に襲われそうになった所を助けたのは不思議なカードで戦うザビメロという名の男だった。
記憶のない少女は記憶を辿りリゼリアという名を思い出すと、それを男は少女の名とした。
そして、リゼリアはザビメロに導かれるままにコロニーと呼ばれる人の生存権に入ると、そこはカードを使った競技が文化として根付いた場所だった。
そこで出会ったアピナというお嬢様の態度に反感を覚えたリゼリアはカードを使うカードゲーマーとなり、ライバルたちとの戦いの中で思わぬ事件に巻き込まれてしまう。
これは、一人の少女がカードを通して自分を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 06:00:00
83402文字
会話率:61%
魔王討伐を果たした勇者パーティーに、荷物持ちとして所属していたフェルト。
ありふれた生産職の彼は、地味な活躍しかできずに周囲から勇者パーティーの腰巾着と揶揄されていた。
そのため反感を買わないように魔王討伐の褒美をすべて仲間に譲って姿を消
す。
しかし彼こそが魔王討伐において最大の功労者で、勇者をも凌ぐ実力を持っていた。
そんなフェルトは前世の経験から、しがらみに囚われずに自由に生きたいと思い、正体を隠しながら世界各地を気ままに巡っていく。
幼い頃に助けた白犬と再会したり、各地の素材をのんびり採取したり、異世界グルメを満喫したり……本人の知らないところで名前が知れ渡っているような、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 00:00:00
87132文字
会話率:26%
作者ならば感想を貰って嬉しいものである。
だが、感想を書くという行為はやはりそれなりに手間がかかるし、難易度が頗る高い。
相手の土俵に上がり込んで事をなすんだから、相手の反感を買っちゃいかんのだよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
そりゃー皆『お気軽に……』って言われても書かねぇわ!! 地雷踏んだら怖いもん!!
※昔の私に向かってのお叱り文です。何が『お気軽に……』だ。手間を考えろ。
という何でも許せる方向け、自分の反省文です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 21:58:03
983文字
会話率:0%
男性は薄ら全ての女性が好きで、女性は薄ら全ての男性が嫌い。そんな定説を倣って彼に言った事がある。
反感を買ってしまった。
でもさ、本能的に嫌うよりも、好きな方が得だと、私は思うんだよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
注意事項2
男性は薄ら全ての女性が好きで、女性は薄ら全ての男性が嫌い。
この言葉には、皮肉でもなんでもなくて、本当に同意してしまうんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 12:38:48
1060文字
会話率:34%
ねぇ!! 花火見に行こうよ!!
きっかけは彼女からそう切り出された事から始まる。
ぶっちゃけ花火大会は好きじゃない。
ルールを守らない奴もそれなりに多い。
けれども、星の終わりを見れた事に感謝しなくてはならないと思う。
注意事項1
起承
転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
すみません、ちょっと物言いが悪いところがあります。
反感を買うと言うことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 15:27:32
987文字
会話率:44%
大昔、戦争で失われた『黄金のレシピ』があった。
『黄金のレシピ』を手に入れたお菓子工場は、大成功し地元の経済は、この工場によってもたらされた貢献により大いに潤ったと、噂されていた。
しかし、『黄金のレシピ』は、人間に対して不幸をもたらすも
のと信じる者たちがいた。
そして、『黄金のレシピ』に反感を抱く者たちの中には、工場に脅迫状を送りつけた。
脅迫状を重く見た工場主は、問題の解決を探偵会社に依頼した。
しかし、『黄金のレシピ』が悪かったのか世界は壊滅する。
しかし、輝元という男は、世界を蘇らせる。
輝元は、誤植の欠陥『黄金のレシピ』に代わり本物の『黄金のレシピ』を人間にもたらし、世界は元の通りに蘇る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:50:00
25985文字
会話率:24%
王立魔法学院に入学した貴族の娘エリーゼと平民の娘マリアンヌ。出自も性格も正反対の二人が出会い、互いの魔法に惹かれていく。
しかし、身分違いの二人の関係は、学院中の反感を買う。そんな中、二人の魔法が美しく共鳴する現象が起こり、伝説の「魂の
共鳴」と呼ばれる。
エリーゼの家族や周囲の反対、社会の偏見。数々の困難に直面しながらも、二人の絆は深まっていく。
魔法が紡ぐ、感動の学園ファンタジー。二つの心が織りなす奇跡の物語が、今始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 07:00:00
37584文字
会話率:45%
空位となった王立騎士団のトップの座。その座に選ばれしは、騎士とも戦いとも縁のない、王都の人々に『天使』と慕われる18歳の修道女だった――――
騎士たちが騒然とする中、のほほんとやってきた修道女。彼らの反感をよそに彼女は我が道を突き進む。生ま
れてこのかた神への献身一筋な娘に、剣の道一本の男集団をまとめ上げることができるのか。何の因果か騎士たちの頂点に立つはめになった修道女の、紅一点ファンタジー。
★現在、各話の大幅修正に伴い、話の前後に矛盾等が生じることから、これまでの更新分のいくつかを下げさせていただいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 19:44:52
63538文字
会話率:44%
浮気性なレイト。同時期に何人とも付き合う彼は、友だちや彼女たちから度々反感を買っていた。
ある時、レイトは年上の女性社員であるセイラにたしなめられる。そんな態度を取る人に会ったのは初めてだった。
その衝撃にレイトは他の女性が眼中に入らなく
なっていく────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 20:00:00
40917文字
会話率:45%
優花は高校一年になったばかりの15歳。誰もが振り返らずにはいられない、長い黒髪の美少女だ。しかし、その顔と気の強い性格が災いして、中学時代は女子から反感を買い、孤立した日々を送っていた。そんな優花の心のよりどころは、九つ離れた兄 数馬と、
その妻の佳代の二人だけだった。両親は5年前に交通事故で亡くなっていたのだった。
そんな優花の家に、佳代のいとこである竜が中学校の卒業式の日から居候することになった。竜は優花と同い年で、複雑な家庭の事情があると聞かされていたのだが、彼はそんなことを全く感じさせないほど明るい少年だった。竜は毎日のように優花をからかったり怒らせたりして楽しんでいる様子。優花はできる限り竜と関わりたくないと思っていた。だが、日々の出来事を通して、二人の距離が少しずつ縮んでいく。
桜町に住む人々の物語第一弾。優花と竜の、ベタな少女漫画のようなストーリーの幕が上がります。
2018・4月 タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 00:48:46
456614文字
会話率:46%
「まともに喋れない陰キャのくせして偉そうに! もう見苦しい陰キャ女なんていらねぇんだよ!」
攻撃役ばかりのパーティー内で、ただ一人サポート役として活躍していた闇魔術師のステラは、リーダーの反感を買い、その能力や見た目を泣くまで否定され続け追
放されてしまう。
元々人と接するのが苦手なステラはソロでやっていこうかと思い立ち、ダンジョンに潜って攻撃とサポートの魔術を両方繰り出す練習をしていた。追放前は当たり前にやっていたことなので勘を取り戻す頃、ダンジョン内で仲間が一人行方不明だと困っているパーティーと出会う。コミュ障ながら助けるのを手伝うと申し出たステラは、ゴブリンの群れに囲まれた青年のレイドを見つける。レイドを助けるため、当たり前のように行っていた攻撃魔術とサポート魔術の同時詠唱を行うと大変驚かれ、その後、レイドが貴族としてパーティーメンバーを募集していたことから、ステラは一躍、貴族パーティーの一員となる。
一方、ステラの万能なサポートに支えられていた元のパーティーは、壊滅していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:15:15
8937文字
会話率:22%
王国アインヘルムの王女アリスは、平民との子として、姉王女たちから虐げられていた。魔法をかけられ、舞踏会では美しい見た目が醜く見えるようにされていたのだ。しかし、属国の魔法使いヴィオンが舞踏会に現れると、魔法を解いた。そして未来を見る魔法で運
命の相手はアリスだと告げた。アリスも、ヴィオンに惹かれていく。しかし、姉王女たちが引き裂いた。その時、ヴィオンは未来を見る魔法をアリスに託した。アリスはその魔法を使い、アインヘルムを良き方向へと導いていた。しかし、それは姉王女たちの反感を買い、牢獄に閉じ込められてしまった。牢獄の中から国の未来だけを見て記す日々。そこに、ヴィオンが現われる。時を遡る魔法をかけてあげると。アリスは清い心を持ったまま、過去へと戻った。そして、姉王女たちに虐げられないよう、未来を見る魔法を使った。やがて毒の花のアリスと呼ばれるようになったが、心はずっと清いままだった。これは、清い心を貫いたアリスが、たった一つの夢を掴むための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 07:07:47
11011文字
会話率:47%
稀代の天才聖女「レネット」。
精霊の寵愛を受け、癒やしの力を持つ彼女は、いつものようにその能力を行使していた。
(騎士たちが怪我するくらいなら、私が戦った方が良くない?)
レネットは周りの護衛そっちのけで、自らの能力と腕っぷしで魔物をな
ぎ倒す――ただの脳筋聖女だった。
だがそれは、他の聖女や騎士たちからの反感を買ってしまい……やがて次席の聖女「リディア」の策略に嵌り、国外追放となってしまう。
失意のまま隣国へ流れ着いたレネットは、そこで1枚のビラを拾う。
書かれていたのは「騎士募集」の一文。
――それは、レネットの新たな人生の幕開けの瞬間だった。
髪を切り、名前を変え、ただの見習い騎士「レイン」として生きていくことを決心した彼女は、自身の性別と聖女の力を隠しながら、騎士として奮闘するのだった。
※恋愛要素は一応ある予定ですが、知らない間になくなってたらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:11:08
83756文字
会話率:38%
物語は魔法学校を卒業後、とある少女が旅に出るところから始まる──
彼女、ミーシャ・アングレーが生まれたリース王国では、長年にわたり優秀な魔女を世界へ排出している学校があった。
ただ、魔女は魔法使いとは違い異常なまでの魔力量と頭脳があった
。そのせいでリース王国は周辺国からの反感を買い、今にも戦争が始まろうとしていた。
そんな中、成績普通、頭脳普通、魔力量普通と評価された少女が夢を持って魔法学校を卒業した。
これは、一人の少女が仲間と出会い、自分を見つける旅物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 23:08:49
49924文字
会話率:66%
私が最近記したエッセイや創作論エッセイの結果がこれである。
「カクヨム創作論ランキング日間週間1位、月間3位」
「なろうエッセイランキング日間1位、週間2位」
小説書きに来てるのになぜエッセイや創作論が1位になるんだ。
とまあ愚痴はとも
かく、私はエッセイや創作論を「本格的に記す」ことはお薦めしない。息抜きなら問題ないが、小説を書いているならなおさらだ。
簡単なエッセイ上達法と共に、その理由を記したい。
「共感を呼ぶエッセイは、同時に反感も呼ぶ」
ではいこう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 22:13:22
3617文字
会話率:16%
舞台は中世ファンタジー。
新体操部に所属していた大学生の『メリア』は、ある日異世界に転移した。
転移した国は『ネイチャランド』という不自然なほど安直な名で呼ばれる、酷く貧しい国だった。
そこの修道院で『聖女』と呼ばれながら生活していた
彼女はある日、シスターたちから、
『この国のフォブス王子と婚約してほしい』とお願いをされ、それを了承する。
しかし婚約したのもつかの間、
具体的には、
・軍議に口を出しても「戦争の責任者は、俺だ」と言って耳を傾けない
・「女と飯が食えるか」と言い、一緒に食事を摂ろうとしない
・貧しい母親の赤ん坊を殺め、僅かな金と毛布を対価として渡す
・さらにその死体を、敵対している国「コンキスト公国」との国境付近に飾って楽しむ
・まだ幼い少年を自身の近衛兵として働かせている
などの行動をフォブス王子は取っており、
彼をひどい暴君であると感じたメリアは反感を持つ。
それでもメリアは我慢をしていたが、
ある日夕食の際にフォブス王子は、料理に毒を盛られてしまう。
これを「メリアがやった」と道化師ベラドンナに濡れ衣を着せられてしまい、
婚約を破棄された上で逃亡生活を余儀なくされる。
フォブス王子からの追跡をかわすために、道化師ベラドンナ服を盗み、
道化師に扮したメリアは、
「無能王子」などと揶揄されている、フォブス王子の弟アイネス王子が統治する南部に逃げこむ。
そこで芸を披露したところ彼とその妹に「おもしれー女」扱いを受け、
宮廷道化師として採用してもらうことになる。
彼女はフォブス王子への復讐心を胸に秘め、
正体を隠したまま彼のもとで働くようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 11:29:17
80586文字
会話率:37%
教師に微妙な反感を持っているオレっ子女子高生と、ヘンなことわざを愛する変人教師の恋のお話です。超短編、前24話。
最終更新:2024-08-14 19:10:00
57699文字
会話率:35%
魔王リューレリアが魔王の座を降りることを余儀なくされ、次期魔王は味方がいない状態に陥る。味方がいない次期魔王は暗殺対象となる。暗殺されかけ、それをなんとか阻止したが致命傷を負わされておりどうすることも出来ない。だが奇跡的に目を覚ますことにな
る。だが様子がおかしい。まるで大人の言っていることを全て理解しているかのような振る舞い。それにまだ赤子でありながら高難度魔術、「成長」を使用し多くのことをこなしていく。その子は何故か赤子の時の記憶があるようで、どんどん味方が増えていく。そんなことをしていれば反感を買うのも時間の問題…反感を買った為、何度も窮地に立たされ危険にされされる。だが自分の母親を助ける為と精神が削られる魔術も数十発打ち込む歴代最強の魔王に!でも本人は「人間のために悪役を演じている」らしい。でも本心は「母親と対面してみたい」だ。そんな天才魔王が人間の国を支配してもっといい国に変えていくお話。魔王なのに世界を救ってるんだぞ偉いだろ?
※一部恋愛あります。ほとんどないですが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 12:57:15
121252文字
会話率:51%
恒星間天体「マオ」の衝突に備えた「ターミナル・ケア」が失敗して生き残されたわたしは、大陸に向かい、上海を経て長江を遡ったところに位置する「武漢三鎮」の自治組織のひとつ、武昌の自経団に居場所を得た。
月は替わり8月になった。ネオ・シャンハ
イにも、高儷(ガオ・リー)という生き残りがいることが判明。上海の周光立の手配で、アルトに乗せてネオ・シャンハイから脱出させた。彼女は元民生系の幹部職員。周光立の提案で武昌に引き取り、わたしたちの仲間に加わった。
マオの対策としてのネオ・シャンハイへの避難について、いささか強硬な手段も交えながらも、「武漢三鎮」と呼ばれる3つの地区からなる武漢がまとまった。続けて奥地の重慶、成都の自経団幹部にも働きかけを行い、了解を得た。
いよいよ人口最大の上海での活動となる。第四次大戦後のレフュージへの収容を巡って、AORの中には、国際連邦に対する反感を抱く者が少なからずいた。ネオ・シャンハイへの避難を実現するには、国際連邦の同意と協力が必要。コミュニティーの幅広い賛同を得なければ、避難のための移動が円滑にできなくなる。連邦への反感を収めなければならなかった。
周光立の祖父は、上海真元銀行の名誉総裁。上海の最高実力者で、自経団設立の立役者の一人。長老、幹部を初め大きな影響力を持つ。彼が創立した上海真元銀行の発行する通貨は、武漢、重慶、成都も含めた4地域で流通している。
わたしは、連邦での最後の上司であったアーウィン情報支援部長に内々にコンタクトをとり、ネオ・シャンハイの危険度を確認するため、インパクト(衝突)地点の最新の予測データの提供を依頼した。マザーAIの回答は、1年を切っているにも関わらず「予測不能」。
アーウィン部長は、極秘で数名のメンバーと図り、マザーAIに悟られないよう、専門スタッフにデータ解析を行わせた。その結果、ネオ・シャンハイはインパクト予測エリアから大きく外れており、比較的安全な場所にあることがわかった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 20:10:00
80949文字
会話率:6%
亡き父のためストイックな人生を送っていた、私・田中アサ。
だが妹の反感を買ってしまい、殺されて天国に行くことに……!?
最終更新:2024-07-28 00:00:08
1135文字
会話率:31%
この春、王立学院の高等部に進級した王太子ユルゲン。
ユルゲンのグループは、学院の中でもスクールカースト最上位だ。
仲間と学院生活を謳歌していたユルゲンは、自分のことを意識しまくっている後ろの席の女の子、ローザに気がつく。
こんなにパッとしな
いダサい奴が俺に好意を持つなんて・・・
反感から、ローザをいびり始めるユルゲンだが・・・
※ご都合主義のハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 20:33:49
16717文字
会話率:28%