急募:節度ある交際と、犯罪捜査を両立する方法。
魔法学院の医学部・魔法医学科で学ぶ伯爵令嬢フランシスは、「初恋の当て馬」騒ぎを経て、婚約者の有責で婚約を解消。
協力してくれた法学部のレイモンドとは一年を経て恋人関係になった……のに、
互いの多忙のせいで、会話は研究のことだけだった。
やっと休日に出かけたと思えば、通りがかった火災跡で、顔見知りの警部に捜査への協力を求められる。
ここが三件めの美術品盗難事件の現場で、犯人らしき男のほか、多色の炎が目撃されたのだと。そして火元近くには、有名画家が若い頃に描いた『麗しの乙女』が切り取られた痕跡が……。
「人為的な火災の可能性がありますね。レイモンド様はどう思いますか?」
「僕の好みを聞く時より、生き生きしてない?」
――証拠品は、時間とともに失われる。
魔法法医学者と検事を目指している二人は信念に従って証拠品の採取を始めたものの、フランシスは自分の中に溜まっていくもやもやに気付いてしまい……。
ちょっとした謎と、理想と現実に悩みつつ少しだけ進展したい二人のお話です。
※こちらは短編『つかぬことを伺いますが ~伯爵令嬢には当て馬されてる時間はない~』(N9156IS)のその後の話ですが、読まれていなくても大丈夫です。
短編から長編(短編連作)に改稿作業中につき、短編から世界設定、人物設定など、一部変更があります。
前作よりミステリ寄りで、事件の内容上、念のためR15推奨になっております。
この作品はカクヨムにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 07:25:27
18360文字
会話率:44%
無名の女優だった私は憧れの特撮ヒロインの役をゲットした。役名は西園寺真矢、天才医学者の役だ。
いざ現場に来たら特撮ドラマじゃなくて、陰謀論にハマった男の特撮ゴッコの遊び相手だったけど、報酬が高いから諦めて狂った妄想に付き合うことにした。
最終更新:2024-09-12 16:25:36
32048文字
会話率:19%
若き法医学者、月見里流星の元に、一人の弁護士がやって来た。
自殺とされた少年の死の真実を、再解剖にて調べて欲しいと言う。
しかし、解剖には鑑定処分許可状であるが、警察は再捜査しないという。
しかも、葬儀は翌日。
遺体が火葬されてしまっては、
真実は闇の中だ。
たまたま同席していた月見里の親友、警視庁・特殊事件対策室の刑事、高瀬と共に、3人は事件を調べていく中で、いくつもの事実が判明する。
果たして3人は鑑定処分許可状を手に入れ、少年の死の真実を暴くことが出来るのか。
単体でお楽しみ頂ける「不動の焔」スピンオフ!
お気に召して頂けましたら、是非、本編も宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:02:43
23953文字
会話率:46%
T大法医学教室に、美しい女性の遺体が運び込まれてきた。
遺体には幾つもの打撲痕と擦過傷が。
法医学者月見里は、解剖から死因を突き止めるが、彼女には悲しい秘密があった
心優しきイケメン法医学者、月見里流星の法医学ミステリシリーズ第二弾!
※単
体でお楽しみ頂ける「不動の焔」スピンオフです。
本編も是非よろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 19:45:27
9139文字
会話率:40%
完璧な令嬢であれとヴェルセット公爵家令嬢クラリッサは期待を一身に受けて育ったが、婚約相手のイアムス王国デルバート王子はそんなクラリッサを嫌っていた。挙げ句の果てに、隣国の皇女を巻き込んで婚約破棄事件まで起こしてしまう。長年の王子からの嫌がら
せに、ついにクラリッサは心が折れて行方不明に——そして約十二年後、王城の古井戸でその白骨遺体が発見されたのだった。
一方、隣国の法医学者エルネスト・クロードはロロベスキ侯爵夫人ことマダム・マーガリーの要請でイアムス王国にやってきて、白骨死体のスケッチを見てクラリッサではないと看破する。クラリッサは行方不明になって、どこへ消えた? 今はどこにいる? 本当に死んだのか? イアムス王国の人々が彼女を惜しみ、探そうとしている中、クロードは情報収集を進めていくうちに重要参考人たちと話をして——?
※この作品は他小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:00:00
73300文字
会話率:38%
「外は、危険なんですよ。害虫がいっぱいいるから」
訳のわからないまま、天才医学者の妹に監禁された透は、常軌を逸する感覚遮断と長期におよぶ拘束によって、廃人のようになっていた。
なぜ、こんなことをされないといけないのか。
妹と自分
の運命を呪い、悲嘆にくれる透。だが、妹の妊娠というさらなる絶望的な事実が発覚してしまう。
発狂する透の前に、彼が大好きなヒーロー、ブラックナイトの幻影が現れ――。
ヤンデレ妹の策略に恐怖する、ホラー&ダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 13:38:58
338568文字
会話率:36%
俺の部屋の押入れに死体があった。
俺はこの死体を知らない。いや、この表現は正確ではない。
『この死体が誰なのか?』は知っているけど、『なぜ死んでいるのか?』と『なぜ死体が俺の部屋にあるのか?』は知らない。
〇〇県で発生した連続殺人事件『小
指フェチ殺人事件』。この物語は、一つの死体に関わる男女4人の愛をオムニバス形式で書いたものです。
優柔不断で思い込みが激しい刑事、その刑事の後輩、法医学者、刑事に交際を申し込まれた女性が登場します。
最初はコメディな展開から始まり、徐々に展開が変わっていくミステリーです。
なお、男女4人のそれぞれの愛を描いているものの、作中に恋愛要素はありません。また、死体は登場しますが、残酷な描写はありません。
10話程度で完結する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 17:26:10
23496文字
会話率:19%
舞台は2028年、広島県のとある場所。
父の死がきっかけで法医学者になった愛純奈(あすな)は、ひょんなことから幼なじみの省吾と暮らすこととなる。
34歳を迎えた愛純奈は、父の死因を究明したい気持ちと、父の死を受け入れたいという気持ちで、
複雑な心境のまま過ごしていた。
そんな中、省吾の同級生・神川(かみかわ)が、ある写真をきっかけに20年前の「事実」に辿り着く。
「事実」を知っている神川、そして省吾。
愛純奈は、祖父が遺した一冊の本を持って一人、大久野島へと向かう。
様々な人間が絡み合い、生と死が交差する。
誰かの死が、誰かの生の糧となることを、愛純奈は身を以て知っている。
父の死因=事実を知った時、それが許されない犯罪だったならば、愛純奈はその「犯人」をどうするのか。
そして、事実を知った際、人は過去から解放されるのだろうか。
「生と死」「犯罪」「医療」「戦争」―。
決して他人事ではない、けれどどこか余所のこと。
「過去に囚われた人」
「誰かの支配下にいる人」
これらは、もしかしたらあなたのことかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 12:00:00
98347文字
会話率:54%
迷宮入りしかけた父の死。真相を追い続けて20年を目前にしたある日、やっと真実を掴めた。この日のために法医学者になったと言っても過言ではない。愛純奈(あすな)は死を覚悟して、父を殺した犯人との接触を臨む。ひょんなことから同居を始めた幼なじみの
省吾と、いつもの場所で夜空を見上げ、残された時間を惜しむ二人。「死にたくない…。」愛純奈と省吾は、お互いの「本当の気持ち」に気付き、止まったままの時計の針を再び動かすのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 01:45:28
992文字
会話率:40%
日本医学会で天才とも異端とも呼ばれる異色の科学者であり医学者であるT大教授坪倉晋太郎(つぼくらしんたろう)。
彼は動物の遺伝子を別の生物に取り込んで別種の生物を造るという異端の研究を行っていた。
そんな彼の研究はマサトセット大の天才高遠浩介
(たかとおこうすけ)、狭間財閥の総帥狭間正介(はざましょうすけ)にスカウトされることにより進展することになる。
だがその研究は必ずしも人類に幸福をもたらさない悪魔の研究であった……
※こちらは黒森 冬炎さんの改造企画参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:12:07
12454文字
会話率:32%
死人に口なしという言葉を聞いた事があるだろうか。死んだ人は何も言えない。死者が抗弁できないのをよいことに、罪を着せたりするときや、死者からは証言を得ることができないことにいう。
しかし、私の父は私に死人に口ありと言っていた。
「父さんは殺さ
れた人と会話ができるんだ。殺された人がいつどこで何をされたかを調べる。父さんはそういう仕事をしているんだ。」
私の父は法医学者だった。私の母は私を産んですぐに病気で死に、男で一つで私を育ててくれた。私は父のおかげで何不自由ない生活ができていた。
そして私が高校生の時、父は何者かに殺された。警察は父を殺した犯人を特定できなかった。誰かが父を殺したのに誰も犯人を見つける事ができなかった。
だから私、桜井綾乃は法医学者になった。父を殺した犯人を捕まえる為に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 02:59:05
449文字
会話率:29%
西暦2XXX年、夏。
黄金色の星が降ったあの日を、誰も忘れることはしないだろう。
それほどまでに、一瞬にして世界は変わってしまった。
無数の星は隕石などとはまた違い、まるで小雨のように柔らかく降り注いだ。
幾人もの人が見惚れて、足を止めて、
その輝きに手を伸ばして――
そして、動かなくなった。
「どうしたの、おねえちゃん――?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 22:43:28
18362文字
会話率:57%
幼い頃に自分を殺した健信は、近未来型ロボットの百合子姫と出会う。精神医学者マーキュリー博士によって開発されたこのロボットは、実質的にはまだ未完成の段階ではあったが健信の失われた心を取り戻す為の実験に使われることとなった。これは冷凍人間となっ
て生きる人間がヴァーチャルリアリティの世界のロボットによって解凍されるまでを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 08:15:30
20349文字
会話率:1%
俺こと小坂楓は、幼馴染で後輩の女の子の北見茜を事故から庇い、代わりにトラックに撥ねられて死んでしまった――と思ったのだが、目覚めると元の面影もない美少女の身体になっていた。
どうやら天才医学者の茜のお父さんが尽力して、俺を生き返らせてくれた
らしい。
かくして、女の子としての俺、北見楓の第二の人生がスタートした。
性別の壁ってやっぱり簡単には超えられず、色んな人の手を借りて四苦八苦しながら、俺は失いかけた青春を取り戻そうと奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 02:17:05
466476文字
会話率:60%
高橋和人。
度々高名な医学者を輩出する高橋家嫡男であり、天才医学者と呼ばれる男。
透けるほど薄く、手の届かぬほど遠いそのベールを、彼はどうして破ろうと思ったのか。
最終更新:2018-05-22 21:56:31
1347文字
会話率:16%
毎日呪っていた世界の側は何一つ変わらないのに、彼女が近くにいてくれてトラウマの全てを除き去ってくれるから、まるで地獄から天国というように世界は一変して感じられた。
最終更新:2018-01-14 01:50:28
1438文字
会話率:0%
戦国時代から安土桃山時代、江戸時代にかけて活躍した医師に、曲直瀬道三(まなせどうさん)という医学者がいました。日本医学中興の祖として「医聖」と称され、戦国時代を舞台にしたドラマや小説の多くに脇役として登場することが多く、良くも悪くも「戦国
時代の名医」という存在です。
しかし、その人となりや功績がどのようなものなのかまで言及されることは、ほとんどありません。まさに「名医」というロールを演じているだけです。
曲直瀬道三とはいかなる人物なのか。その本人と門弟も含めた周囲の人々について、門外漢が調べられる範囲で調べたものを中心にまとめてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 19:00:00
18836文字
会話率:2%
「アンタは例え話の中でさえ、 俺を殺人犯にしたいの?」
「貴方は例え話の中でさえ、 人を殺さずにはいられないだろうと思って」
――殺人犯と法医学者は、そうして世界を解いていく。
【ある自サイトに使用していた設定を元に書いた小説です。 万
が一世界観に見覚えのある方がいれば、 そのような次第ですのでご理解下さい。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 16:25:52
92603文字
会話率:41%
ある日、姫君は《夢》を見た。仮面を被った軍人が奴隷達を従わせる悲惨な悪夢。魔物が住みつく無人島、その中央にある五つの塔から《神の宝石》を持って帰って来い――――という悪夢の物語を。
姫の名はローゼ・F(エフ)・ブレイラント。
カナリア色の
髪にバラの花より赤いと唱われる瞳の色が印象的な十六歳の娘。
そして、夢の中で夢見たものは現実の世界に生み出してしまう特別な能力を持っていた。
彼女の父、ブレイラント第十六第国王が君臨する国の名はクライン・ダート帝国。小規模な国家に境界線を隔てて、ブレイラント側の一般国民と、魔術師ハイリンリヒト側の術者達がそれぞれの領地に暮らしていた。そして、魔術師シュヴァルツとローゼが見合いをする破目になった時から、ローゼの歯車は狂い始めてしまう。
実のところ、ローゼには愛している人がいた。レーゲン・マージェスという帝国唯一の医学者。優しく、寛大で、正義感の強い彼はローゼの支えとなっていた。
――――――しかし、状況が変貌したのはその年の冬。
前触れのないブレイラント国王の突然の薨去。
同時期に行方不明となるレーゲン。
術師達が宮殿へ攻め入ったのは間もない事だ。領土も権力も全てを奪われローゼは幽閉される。何もかも失い、絶望の果てに全てを諦めた時だった―――、シュヴァルツが施錠を外して目の前に現れる。術師の城へローゼを連れて行くと、彼は不器用に寵愛するように接した。
こんな夢のような日々が続けばいい……と願った数日後、
シュヴァルツは「愛してる」と告げて裏切った。
彼は言った、《神の宝石》を実現させる為にローゼの能力を利用したと。
《悪夢》を実現させた重罪を償う為、奴隷達を救出する為、すべてを壊した犯人への雪辱を果たす為にローゼは悪夢の中で戦うことを決意する。
夢の果てに待ち受ける、全ての真実に直面しながらも。
かくして―――――、この話は若き姫君が、王女になるまでの真冬の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 18:47:53
117801文字
会話率:40%
2007年9月、私立探偵・榊原恵一は奈良の大和大学歴史学教授・黒羽要五郎に呼び出され、勝手についてきた自称弟子の深町瑞穂共々奈良の地に足を踏み入れる。一ヶ月前、明日香村近くの原田山から『原田山13号遺跡』という四世紀前後の遺跡が見つかり、
その石棺から遺跡の主である女性と思しき遺骨が見つかっていた。が、遺骨を検分した法医学者の話では、この遺骨には殺害の痕跡が認められるという。榊原に依頼されたのは、この一五〇〇年以上前に起こったとされる古代の殺人事件の状況解析だった……。今まで受けた事もない種類の依頼に、榊原は戸惑いながらも調査を進めていく。だが調査を進めるうちに、榊原はこの遺跡に隠されたある秘密にたどり着く事になる……。榊原恵一、まさかの歴史ミステリーに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-02 00:07:38
60515文字
会話率:67%
「わが国十何万の精神病者はこの病を受けたるの不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」の言葉で有名な、明治の代表的精神医学者、呉秀三博士。古文書にある怪異譚の中から精神医学的現象を探った彼の著書『磯邊偶渉』を現代語訳して
みる。
なお本書は日本探偵小説三大奇書のひとつ『ドグラ・マグラ』と関連が深い事でも知られ『夢野久作ドグラマグラ幻戯』にも抜粋が載っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-15 10:02:54
8460文字
会話率:0%
人の生死を医学的に選別し、死亡宣告を行う「死生裁判士」、別称「選別者」のひとりである若き医学者と、新型感染症を患った少女。立場の違う二人の見える世界は、やがてひとつの物語となる。思い込んできた生命観とは何か。知らされざる真実とは何か。物質
世界とは異なる、独立した時代と世界で起きた変化の風の行方は――
(あなたのSFコンテスト参加作品。Science・Fiction、Sickness・Fantasy)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 16:00:44
186998文字
会話率:48%