――今から約3000年後の、遥かなる未来。
国という領土形態が消え、宗教という概念が薄れ、地球上に残された僅かな資源を分け合いながら、人類は生きていた。
そして、そんな人類を長い長い時間、守り導いてきた人工知能が存在した。
彼女の名は、レナ
ータ。
しかし、人類の守り神という異名を持つレナータは、老朽化が進み、その役割を終えようとしていた。
そんなある日、レナータはある少年と出会ったことで、その運命を大きく変えていくこととなる。
これは、人類を見守り続けてきた女神が、一人の少女になるまでの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 12:00:00
341923文字
会話率:31%
アデリナは愛されずに生きてきた。輿入れ前の両親も妹姫を溺愛してきた。また、妹姫の代わりに輿入れした先、バント王国でも、すでに三妃が寵愛されており、一番弱小とされるアーべライン侯爵家から輿入れしたリリアーナは、国王から顧みられることもなく、初
夜に国王の訪れもなく、ただ、後宮の中に置かれ、寂しく暮らしていた。
そんなある日、後宮の裏にある森の中に迷い込んだ小さな傷ついた、竜人族の子供を見つけると、彼の傷を癒やし、匿い育てることにした。それはアデリナの心の癒しとなり、食事を分け合い、平穏に暮らしていた。
そうして三年。
領土を接する竜帝ドラグニールが、行方不明になった嫡男を探しにきた。そして彼が見つけた小竜は、彼の嫡男、ドラコルトだったのだ。
竜亭ドラグニールは、我が子ドラコルトにされた所業に怒りを覚え、バント王国を圧倒的な兵力差で滅ぼそうとする。
そこに、関係のない国民たちが巻き込まれるのを憂えたアデリナが訴えに出る。三年の間ですっかり懐いたドラコルトも、アデリナとともに国を滅ぼさないように願い出る。
ドラグニールは、我が子と、我が子がすっかり懐いたアデリナを譲り受けることを条件に、自国に戻ることにする。
そして、自国に連れ帰ったアデリナに接するたびに、彼女を愛するようになるのだが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 08:10:00
23472文字
会話率:39%
戦争を終え、帰路についた騎士団は落石に巻き込まれ、唯一生き残った女騎士アデランテは身体を引きずって帰郷を目指すも、志半ばで力尽きる。
残す呼吸もあと僅か。永久の眠りまでに残された短い時間を過ごす最中、彼女の前に〝神”が現れた。
〝どんな神
も求める物は、ほんの僅かな信仰心。信仰なくば神たるワタシは無力で…ワタシがいなくば貴方は一巻の終わり”
捉えどころのない神に不信感が芽生えるも、アデランテに悩むだけの時間は残されていなかった。渋々不審な神を信仰した見返りに、彼女は生きるための〝身体”と〝力”を与えられる。
何者であって何者でもない。何にでもなれて何にもなれない。あらゆる生物に〝成り代わる”無形の怪物と身体を分け合い、〝変幻自在の騎士アデランテ”は布教と冒険と、様々な出会いを果たしていく。
※毎週月曜日に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 05:12:01
1217997文字
会話率:31%
この地にいた人々は獣同然の知性しかなかった。創造した神は身を隠し、導くものを失った人々は新たなる発展を失ったのだ。そんなある時、彼らのもとに降り立ったのが六名の神の代弁者を名乗る神使であった。神使はそれぞれ同じだけの人を分け合い、それぞれ
で導き始める。そうすると人々は瞬く間に、進化と呼んでも良いほど成長した。新たな幸せを人々が噛み締めていた時、山脈の方から薄暗く、重苦しい溶けた鉛のような怨嗟が地響きのように伝わる。その正体は悪魔だった。
神使は人々に、道具を作る技術、知識、魔術、呪いの力を与え、悪魔に対抗させた。そしておよそ百年に及ぶ流血の年月の後、神使が身を隠してしまった。人々は悟った。神使はその身を犠牲に我らを救ったのだと。人々は復興の合間に教会を建て、神使を神のように崇め奉る。
そんな神話の時代から数百年か数千年か。掠れた偶像への信仰と絶え間ない欲望に埋もれた人々は、血を流す相手を同族へと変えていた。
これは、神を失った人々の暮らすカルロ―ナ大陸で起きた物語の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 16:14:21
108398文字
会話率:62%
みんなで仲良く分け合いましょう♪
最終更新:2021-06-16 20:00:00
4573文字
会話率:41%
幸せは皆さんで分け合いましょう。
最終更新:2020-05-21 20:36:05
1232文字
会話率:26%
今日は一年に一度の魔女からお菓子を貰えるお祭りの日
子どもたちはみんなで仲良くお菓子を分け合いましょう
甘い物を分け合えばみんな仲良し、みんな幸せ
最終更新:2020-10-18 09:28:14
4848文字
会話率:18%
魔法使いと魔力のない人間。ふたつの種族が共存している方法は、世界をふたつに分け合い、不必要に干渉し合わないこと。
人間だけが暮らす国でなぜか魔力を持って生まれた少女・ユリンは、そのためになるべく人目を避けなければならない毎日。
移り住
んだ村で、小さな図書館の番を請け負うことになったユリン。静かな農村での、新しい生活が始まる。
この小説は
・児童向け(小5、6くらい対象)のつもりで書いています。ですので内容的には物足りないかもしれません。
・でも、ちゃんと児童向けになっているかなあ?
・キーワードにはほのぼのとありますが、最初はシリアスめで始まります。全体としてはほのぼの日常系になる予定です。
・設定に無理が多いかも・・・子供が一人で図書館の番できるわけないだろ!とこうした点については、華麗なスルーをお願いします・・・
・正直気力が続くか自信がないので、続くかもしれないし、続かないかもしれない・・・のんびり(つまり完全なるマイペースで)投稿していこうと思います
こんな作品ですが、よろしくお願いします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 14:29:12
22228文字
会話率:42%
後悔という言葉はとうに捨てた。今更過去を悔やんでも、意味がないとわかっているから。でも、未だに手にかけた人たちの顔が脳裏によぎる。蘇った死者を再び殺し、仲間と少ない缶詰を分け合いながら、時には止む無く生きた人間をも殺した。
俺は過去を受
け止め、前を向いて歩くことしか許されない。
※閲覧上の注意※
主人公は限りなく最強に近いですが、最強ではありません。
多くの異性から好意を寄せられますが、報われません。
チート能力を持っていますが、簡単に手に入るようなものではありません。
なんでもこなせてしまいますが、それがうまく収束することは殆どありません。
(随時、加筆の可能性あり)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 09:16:00
46227文字
会話率:46%
桜の花びらが校舎のプールの水面を覆う頃、同じ季節に亡くなった妹のことを思う。
同じ悲しみを分け合いながらも、未だに俺のことを名字で呼び続ける義理に兄弟に対して言いようのない感情との板挟みに、軋みながらも。
最終更新:2018-09-02 16:42:19
5368文字
会話率:16%
一介のサラリーマンがある日、勇者として異世界召喚された。
彼に求められたのは街を脅かす北の洞窟に住むバケモノを討伐すること。
事情も分からず召喚されたサラリーマンは状況に流されバケモノを対峙する事に。
これが、バケモノとサラリーマンの出会
いだった。
二人は名前を分け合い、サラとリーマンと成る。
そして始まるのはサラとの異世界の旅。
そこで二人の絆は深くなっていくのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-04 00:00:00
32944文字
会話率:32%
これは、ある双子の物語
命を分け合い生きる、成長の物語
最終更新:2017-10-04 14:51:31
2188文字
会話率:30%
楽しいことは好きな人と
最終更新:2017-08-02 19:46:08
315文字
会話率:0%
北の海に浮かぶ『白き島』。この島への入植を望む帝国と元から島に住む人々は、長い争いを経た後に約定を交わした。帝国は南に、島の氏族は北に、土地を分け合い別れて暮らそうと。
あるとき帝国の民の少年ガイウスは、境界を示す柵のそばで、氏族の少女を見
かける。少女は狐の耳と尾を持つ獣人だった。ガイウスは彼女と交流を持ちたいと思うようになるのだが……。
獣人のいる異世界を舞台に、異なる文化背景を持つ人の少年と獣人の少女が、領土の境界で向かい合い、意思の疎通を図ろうとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 18:00:00
33267文字
会話率:21%
少女と、青年。
2人は、暗闇の中で出会った。
ぬくもりを分け合いながら、花に導かれるように。
最終更新:2014-11-06 23:30:44
1953文字
会話率:50%
2年間の不倫の末、ひとつの食べ物を分け合いながら振られた主人公は、幼馴染の男の子と海へ向かう。
最終更新:2011-09-02 20:32:19
3900文字
会話率:61%