虐げられて育ったメリッサは、妹のラファエラが拒否した縁談を受けることになった。
相手は悪名高い「悪魔辺境伯」のフリードヘルム。フリードヘルムは屈強で美しい男だったが、無表情で冷たい男でもあった。メリッサは必死に彼と仲良くなろうと話しか
けるが、彼に「つまらない女」と言われてしまう。
とうとう怒りを爆発させたメリッサは、フリードヘルムを殴り飛ばした。そして、婚約破棄を決意し、好き勝手に生きることにした。
フリードヘルムは、自由気ままに振る舞うメリッサが気になって仕方がない。次第に彼はメリッサに執着し、甘い言葉を吐くようになる。メリッサはそんな彼に惚れないよう、必死で耐えるのだった。
※アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 15:41:41
102310文字
会話率:37%
冷たい男と彼は呼ばれていた。
親しみを込めて・・・
彼は、生まれた時から身体が冷たく、触れたものを凍えさせ、口に含んだものを凍らせた。しかし、彼はそんな体質を前向きに受け止め、その周りの人達もそんな彼を愛しく受け止めた。
そんな体質の為か彼
の周りではちょっと変わったことが度々起こります。
これは冷たい男の周りでは起きる少し不思議な話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 14:27:34
38329文字
会話率:26%
『夜の花園~紫の石~』外伝
帝国では宰相ベッセルの謀反騒ぎの後、冥の花嫁が皇帝を嫌い自殺(世間ではそうなっている)し、皇后イレーネは離縁され彼女の侍女ツェツィーリアが皇帝に見初められ婚礼を挙げることになっていた。皇帝ナイジェルは今までの償い
としてイレーネとの関係を修復する気持ちがあったが、ツェツィーリアを心から愛するナイジェルを知っているイレーネはその関係を虚しく思い断っていた。気持ちに整理をつけたイレーネは二人を心から祝福していたが周囲からの目は冷たいものだった。自分の居場所が無いと思っているところに婚礼の祝いに訪れていたオラール王国の使者、首席宰相クロードから王国の幼い王子の教育をして欲しいと言われた。
その言いようは腹立たしいものだったが――王の子供に限らず、身分の高いものは教養のある婦人に教育を任せるのが普通だった。もちろん乳母や彼女らに任せたままでは無く、あくまでも母親の補助的存在となる大事な役目だ。イレーネは突然の申し出に驚き理由を聞いた。すると母親は既に亡く教育候補者は数多くいたがその者たちは子供より王の歓心を買う方にばかり熱心だったらしく、王は女好きで有名だが流石に後継者の教育をそのような者たちに任せることは出来ないと思っているとのことだった。多くの女達がいる後宮での寵争いに参加しない若い女性を求めているとのことでイレーネが適任と思ったようだった。
一度は断ったイレーネだったが居場所が無い今「此処で無い場所」に心魅かれオラール王国へ向かうことに決心した。しかしこれを申し出ていた宰相のクロードは二度と会いたくない失礼な男だった。役目が違うのだから四六時中会う訳では無いだろうとイレーネは思ったのだが―――
前回かなり不幸だったイレーネを主人公にしております。彼女に素敵な相手を見つけました。
今回のお相手は…傍若無人の我が儘な俺様です。えっ、いつもそうだって? いえいえ今回は冷たい男ではありません。た、たぶん…(笑) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 23:16:43
68554文字
会話率:48%
田舎の領地で育ったリリー・アレナはアズトール伯爵家の次女。木があれば登るような元気すぎる令嬢で、領民には「猿百合令嬢」と呼ばれている。幼く見える外見ながら十六歳になっていて、初めて王都を訪れて最愛の姉との再会に喜んでいた。
しかし王都で出会
う男性たちは美しい姉には目もくれず、なぜかリリーの周りに集まってくる。姉の婚約者までおかしな目で見始めてしまい、一人で頭を抱える。とはいえ、リリーはそんなことでへこたれない。こっそりストレスを発散させていると、氷のように冷たい目をした男と出会った。さらに、ちょっと変わった動物たちと触れ合って癒され、姉の美しさと優しさに元気に感動する。
……しかし。一度は解決したと思っていたのに、事態はリリーが予想していたより深刻だった。
(アルファポリス様、カクヨム様で連載していたものを一部修正して連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 08:00:00
112958文字
会話率:28%
大学の研究室に配属されたときに出会ってから早数年。
僕、湯冶椿岐(とうやつばき)は3つ年上の華姫朱遠(はなひめしゅおん)さんとのお付き合いも成熟期を迎えて、博士後期課程もあと1年で卒業、今年就職活動をする予定の、忙しいながらも割と順調で幸せ
な日々を過ごしていた。
朱遠さんはたまにそっけなかったり、ちょっとしたレスが続いてるけど、彼女からの愛は確かに感じられるし、問題ないと思ってた。
過去に彼女を2回も寝取られた僕は多少、寝取られに敏感になっている。つもりだ。
朱遠さんは不義理なことが大嫌い。出会った頃からずっと行動の端々からそういう思想を感じられる。
そういう意味でも僕は彼女の全部を信じ切っていた。
僕らの間にある信頼関係は、想像しているよりも脆いことにも気づかずに。
僕らが本当に信じ合えてたなら、結末は違ってたかもしれない。
今更考えても、意味はないけど。
※胸糞悪い話ですし、最後までスッキリはしないかもしれないので、苦手な方はご注意を。
※この物語は完全なフィクションであり、実在のいかなる人物や団体などとも一切関係ありません。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 05:00:00
28646文字
会話率:22%
アーデル伯爵家の令嬢イリスは幼いころに『目が合った相手の心が読める』異能に目覚めた。それはイリスの意思と関係なく本音が頭の中に流れてくるもので、イリスはいつからかあまり人の目を見なくなっていった。
そんなイリスも成人を迎え、建前の渦巻く社
交界へと足を踏み入れることになった。
口にする建前と本音の差異に疲れたイリスは壁の華となって休んでいると、ふと多くの令嬢から視線を向けられている人物がいることに気がついた。
その視線の交点を見れば、そこにいたのは白銀の髪を持つ儚げな美貌の美青年。
そんな彼を憧れの目で見つめていた令嬢の一人が彼にアプローチをかけるも冷たい態度で表情も動かさずに撃退されてしまった。
そんな彼──テオを見て人は彼のことを「氷の騎士様」と呼んでいた。
誰もがテオのことを不機嫌で氷のように冷たい男だと評したがただ一人、心の読めるイリスだけがテオの本性に気がついていた。
テオが……ただ無表情で口下手、不器用な青年だ──ということに。
そんなテオにイリスが興味本位で近づいて声をかけたことがキッカケで二人の関係は急速に縮まっていくことになるのだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 11:30:20
11223文字
会話率:24%
「付き合ってくれないなら死んじゃう!!」と包丁持った同級生に追いかけられたのをきっかけに「女性に冷たい男になる!!もてたくない!!」と冷たい男デビューを決意した青年。
しかし、新入社員として入社した会社で会ったのは自分に輪をかけてトラウ
マもちの、生きることに対する警戒心と敵対心が半端ない美少女先輩で……。
【エブリスタにも掲載あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 14:40:09
6400文字
会話率:34%
冷たい男は彼女を忘れられない。
それはフラれたからか、プライドなのか…
最終更新:2020-12-05 17:41:59
971文字
会話率:3%
あなたは冷たい男だから
あたしの愛で暖めてあげる
最終更新:2020-01-10 16:46:40
255文字
会話率:0%
真夏の炎天下、頬袋探偵スクワーロウを待っていたのは、氷を愛する冷たい男との熱い出逢い!?ペンギン任侠、銀次郎とあくまでハードボイルドの世界観を守りたい、頬袋探偵が奏でるリス・ベガス仁義!『サマー・アイス・ブルース』霜月透子さん主催ひだまり
童話館『ぺたぺたな話』参加作品です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 21:52:44
18252文字
会話率:51%
アルント王国の歴史は古く、王国成立の伝説は今もなお人々に語り継がれている。
王国の誇る最強の騎士団『アルノー夜警団』
国王直属の管轄にあり、彼らは王や城を含め、国民の安穏な暮らしを維持するため警護・官憲組織の役割も担っていた。
そのトッ
プを双璧元帥と呼び、今はスヴェンとルディガーが就いている。
「ある男の館にひとりの女性が捕われているという話だ
彼女を表沙汰にすることなく救出し、ここへ連れて来てほしい」
ある日、国王直々の命令が下され、スヴェンとルディガーは現場に向かう。
そこで出会った女、ライラは王家にとって特別な存在だった。
彼女を保護するため国王の提案(もとい命令)で双璧元帥のどちらかがライラと期限付きで偽装結婚することに。
名乗りを上げたスヴェンは実力は確かだが無愛想で冷たい男だった。
期間限定さらには愛のない結婚生活の行く先にはなにが待っているのか。
ぎこちなくも距離を縮め、互いに惹かれ合っていくふたりだが……。
※他小説投稿サイト様にも同名義で公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 23:00:00
125894文字
会話率:42%
自他共に認める冷たい男、氷海 碧人(ひうみ へきと)。社長である彼は、自分に恋愛結婚はないと思い、とある名家の令嬢と政略結婚をすることにした。しかし、彼女との穏やかな日々は、いつしかとても愛しいものとなっていた…。
*クールな旦那さまとほの
ぼのお嫁さまの、なんてことない日々の話
*時間を飛ぶとか、そういうことでは全くないです。
*すれ違い好きで、細かいこと気にしない作者みたいな人向けです。
*完結しました。ゆっくりと番外編更新中です。 6/15_番外編1完結しました。
*7/21 番外編2を改稿し、最新話を4話に投稿しました。わかりにくくて申し訳ありません。
*8/9 番外編まで完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 08:41:44
73494文字
会話率:56%
ある深夜のこと。
突然家に押し掛けて来たAは家主Bの許可を取らず宅飲みを始める。
毎度のことだか今日はいつもよりテンション高め。
B「用はなんだ?」A「実は俺・・・・・・」
最終更新:2015-06-19 00:19:59
1279文字
会話率:100%
余命3ヶ月といわれ、1日を無駄に過ごしてきた露木 利亜(Ria Thuyuki)。彼の余命が残り1ヶ月になった頃、隣の病室に向日 葵(Aoi Hinata)が現れる。日向は彼が気に入り色々と関わっていく。そんな中、ある時日向は彼に向かってあ
る提案をする。そこから、二人の話は始まる!!
ちょっぴりシリアスありの10代の男の友情物語。
男子だからこそできる!!?
やろうと思えば女子にも出来るはず。
冷静で冷たい男子とお気楽で陽気な男子。正反対の二人は果たしてどうなるだろうか…!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-09 00:17:11
985文字
会話率:4%
ヴァネッサは父の領地で、民とともに暮らしていた。ある日、村の祭りに出た彼女は、古くからの友人とかつてのように遊ぶことができなくなってしまったことに気がつく。大人になる時期がやってきたのだ。それを受け入れられないヴァネッサは、都へと行ったいと
このフランソワのもとへと遊びに行く。そこで彼女は、運命とも呼べる出会いを果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-10 00:04:38
13470文字
会話率:28%