僕らは、異世界転移に引き裂かれた。
幸人と竹美は、かけがえのない共犯者だ。二人はある日、突然引き裂かれた。
世界はそれを「同時多発人体消失事件」と、呼ぶ。人間が、突然、謎の光に包まれて消えてしまう。と、いう事件である。
事件は日本
中で発生し、竹美は大好きな幸人を失ってしまう。どんなに探しても、恋人を見つける事はできなかった。
失意にくれる二年間が経過したある日、竹美は、修学旅行で東京を訪れる。バスが渋滞にはまって動けなくなったその時、再び、人智を超えた現象が発生した。
突然、隕石が落下して、街に大きな被害が発生したのだ。そして隕石の落下地点からは異世界の生き物が飛び出して、人々を襲い始める。
隕石の落下と前後して、東京湾には巨大な方舟が姿を現した。竹美は船を目撃する。
東京の街は襲われて、甚大な被害を受ける。竹美も襲われたが、危ういところで、謎の、方舟の少女に救われる。方舟からは不思議な能力を宿した人々が次々と現れて、魔法のような能力でモンスターへと立ち向かう。
そう。彼らこそ、異世界帰りである。
世界の命運は、3333の異世界帰りに託された。
少女は走る! 愛しい人に逢うために。
少年は戦う! 約束を果たし、大切な何かを取り戻す為に。
◇
序盤は竹美編。メインの幸人編(異世界帰りの学園編)には13話ぐらいから突入します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 02:39:52
338184文字
会話率:43%
四月初旬某日、深夜、県境に近いある山で私が出会ったのはスーツケースを引き摺る少女だった。話を聞くに、彼女はこれから死体を埋めに行くのだという。壊れてまともに運べなくなったスーツケースを手に、少女は私に持ちかける――共犯者にならないか、と。
第29回電撃小説大賞にて三次選考通過、四次選考落選の短編作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 20:00:00
19613文字
会話率:36%
「早く私の前から永遠に消えるがいい。この悪女め」
婚約者だった第一王子のヴィクターにそう言われて、エステルは死んだ――一度目の人生を。
目覚めたら、三年前のヴィクターと婚約する前に戻っていた。
「――二度と、同じ目に遭わない。復讐して
やる」
そう強く決意し、エステルは二度目の人生の舞台に立つ。
一人では第一王子という立場のヴィクターに復讐するのは難しいので、共犯者を求めた。
その候補として、「無能王子」と称されるレオンハルト殿下だった。
彼は無能という皮を被って、ヴィクター派閥を邪魔していた張本人だったのだ。
「まさかバレるなんてね……要求は?」
「共犯者になりましょう」
「はっ?」
二人は共犯者となり、ヴィクター派閥に挑むことに。
その過程で、二人の絆は深まって……?
――無様に一度目の人生を終えた令嬢が、二度目の人生ではパートナーを得て今度こそ優雅に踊る。
【※本作は小説1巻分の文量をすでに書き終えて、物語として一区切りついています。30話で一旦完結予定です
3月以内で一気に投稿していきますので、お付き合いください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 17:00:00
89804文字
会話率:25%
女子高生佐々木は、ある日山道を帰っていると不審な音を耳にした。
気になって目を向けるとそこには、その文字通りの意味で墓穴を掘る、クラスメイトの鰐谷が居た。
最終更新:2025-03-05 17:07:41
2988文字
会話率:36%
秦の宰相、呂不韋は徐福と名を偽り、不老不死の妙薬を求め出港したはずだった。
しかし彼は、仙界へ辿り着きその地で王となった。順風満帆かと思いきや、現世にある富士山の結界を破った罪を着せられ、現世へ流刑となってしまう。
五年後、日本は富士山から
ケガレが蔓延した事で異界化し、古代より朝廷に仕えていた豪族の子孫達が、神官としてケガレを富士山に返還する日々に追われていた。
日本で地位を固めつつあった徐福は、神官になる事を拒む少年:阿曇桐矢と出会い、とある願望の共犯者となる事を提案する。
――これは二人の少年が紡ぐ復讐と希望の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 22:24:17
6209文字
会話率:40%
綾は高校生の時に学校での人間関係のトラブルが原因で引きこもりになった。精神科医の父親と中学校の教師の母親が説得し たが、綾を立ち直らせることができなかった。それどころか綾は両親に暴力をふるうようになった。弟の洋一がある方法で綾をおとなしくさ
せた。暴力の問題は 解決したが、家族関係はいびつになった。異常な姉弟の日常生活の話。
<登場人物>
山口洋一・・・・主人公、高校生
山口綾・・・・・洋一の姉
山口裕子・・・・洋一の母
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:34:20
2056文字
会話率:10%
受験に失敗した。
そこから人生が変わった。
人間不信に陥った大学生、東堂燈の前に現れたのは、不気味な小学生の女の子だった。彼女の持つ『予言メール』という超常の存在により、東堂は意図せず殺人の共犯者となってしまう。
『予言メール』とは何か。
そして彼女が東堂に執着する理由は何か。それぞれの思惑が交差していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 11:32:43
27882文字
会話率:37%
「悪役令嬢になりたいのですわ!」と宣言するアメリアの“悪”は、「食い逃げ」や「夜更かし」「授業中の居眠り」など不思議なものばかり。呆れた婚約者の第一王子レナードは、なぜか共犯者に名乗り出る。
最終更新:2025-01-18 12:44:50
4253文字
会話率:48%
その国には姫が"来た"。
生まれたのでは無く、来たのだ。
齢16の彼女は残り3ヶ月で王から正式に位を譲り受けるための戴冠式を待つばかり。
しかし、その戴冠式で女王となるはずのアリアは共犯者と共に"とある計画&
quot;を実行しようとしていた。
それは、人を殺すこと。
もう子供に戻れない。夢を見ることも許されない。
逃げる場所もなくなったアリアは命を懸けた一世一代の大逆転を狙う。
もう彼女は舞台へあがった。中断は許されない。
全てを欲する少女と全てを奪われた青年の運命に抗う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:32:50
4556文字
会話率:38%
日本は二つに分かれ戦争をしていた。そうそれこそは、卵黄卵白戦争!
その境界線にある学園で生活をする二人の短編小説
最終更新:2024-10-21 02:39:34
8151文字
会話率:58%
『ブラッディローズの花言葉を知っていますか?』
これはかつて栄えたブルフェン王国の第6代王妃、ディアナ・ローズが、「ブルフェンのブラッディローズ」と呼ばれ、敬い、恐れられるようになる存在となるまで、そして彼女がそう生きようと決意したきっかけ
である、粛清王ジェフリーと彼女との絆の物語。
ディアナは第二王子であり、王太子の婚約者候補という立場にあったが、王太子が子爵家の令嬢との結婚を望み、臣下に降った事を機に、お役御免の立場となった。
グリーンフィールド公爵家の一人娘であった彼女は冷静に、このままグリーンフィールド公爵家を継ぐはずだった親戚筋の男と結婚し、生きていくのだと考えていたが、
そんな彼女の元に第一王子であり、新たに立太子したジェフリーから思わぬ提案がされる。
「俺の共犯者になってほしい」
それは、歪ながら何とか形を維持していたブルフェン王国を、大きく変革するため、彼の王太子妃にならないかという誘いであった。
建国の祖である英雄王を盲信するあまり、その英雄王の再来のためと生まれ育てられてきたディアナは、最初は半分脅されるようにジェフリーの王太子妃となったが、次第に彼女はその才覚をブルフェンと夫の治世のために存分に奮っていく。
「このあらすじだけ見ると政治物語のようだな」
「あら、間違ってないと思いますけど。殿下と私はあくまで共犯者ですもの」
「……」
ATTENTION!!
・ざまぁ系はないです。(たぶん)
・恋愛要素は最初は皆無、中盤からヒーローの圧倒的な片想い、最後の最後の終盤でヒーロー>>>>>>>>>><ヒロインくらいの比率での両想いです。(おい、ヒロイン)
・残酷な描写、R-15注意。
・大衆受けを狙ってないので、合わないなと思ったらプラウザバック推奨です。(これ重要)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 19:00:00
22495文字
会話率:34%
わしの罪はどこまで積み重なるのだろう……。
最終更新:2024-08-02 15:21:22
2498文字
会話率:41%
主人公は女子高生。
主人公が小学生のときに、働けなくなった父が、中学生のときに家を出て以来。
母と母が可愛がる妹と暮らすが、父に可愛がられていた主人公は、家庭内で孤立していた。
高校2年生の主人公が危ないところを助けてくれた男性は、若返っ
た父。
主人公は、若返った父を通じて、怪異と出会う。
母が、新しい父を迎えて、妹だけを手元におき、主人公の父との離婚と主人公の追い出しを計画し、妹も母に賛成している?
「私は、私の家族をバラバラにしない。私を愛してくれて、私を大事にしてくれる家族に変わってほしい。」
主人公は、怪異に手を伸ばす。
「お父さんは、私がすることの永遠の共犯者になってね。」
アルファポリスさんでも掲載中。
アルファポリスさんでの記載分と異なる場合有り。
アルファポリスさんでの題名は、いなくなって、若返ったお父さんは、私のヒーローになって、永遠の共犯者になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 13:38:16
101598文字
会話率:17%
フォークの俺は、犯罪者予備軍だ。
朝のテレビで流れるニュース、ネットに上げられる動画、SNS、そのどれもが、フォークは犯罪者だと声高々に糾弾する。
フォークは発現が確認されると、隔離施設へと送られ、その一生を管理されながら生きる。
十歳になったあの日、幼馴染の蒼といつものようにゲームをしていた。馬鹿みたいに遊んでいた夏の暑い日、部屋に充満するやけに甘ったるい匂い。
気づけば俺は、蒼を押し倒していた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 13:10:00
31246文字
会話率:55%
戦が終わりを告げ、一度の安寧を手に入れた倭国。この倭国では『穢れ』と呼ばれる未知のエネルギー体が蔓延り、人々を蝕んでいた。康儀町に住む、『穢れ』を祓う祓い師の清姫は、飲食店の店員をする傍ら、師匠の安齋と共に、日夜『穢れ』を祓っていた。そんな
清姫は脱獄していた人喰い亜人·白が捕まり、今日処刑されることを道すがら聞き、その現場に寄ることに。
すると、再び逃げ出した白に、人質に取られ、白の逃走を助ける共犯者となってしまう。しかし、話を聞くと白自身は罪を犯していないと言う。
「俺は俺を冤罪にした奴を取っ捕まえて、この身の無罪を証明してもらう。お前も協力しろ」
そう言われて、人の良い清姫は白の人探しにしぶしぶ協力することになった。
白に濡れ衣を着させたのは誰なのか、そして犯人は一体……。
江戸時代風ダークファンタジーが今幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 11:08:58
2841文字
会話率:43%
強制的に異世界へ転移させられたレンは、魔法が溢れる世界で魔力を持たず、「魔力なしの無能:選ばれざる者」として軽蔑される厳しい現実に直面する。しかし、彼は特殊な魔導書「憑依召喚」を得る。これは使い手に強大な力を貸すが、同時に使い手の精神を侵食
し、身体を召喚した者の支配下に置く危険を秘めた代物だった。この魔導書の力と、自身がこの世界に転移した本当の理由――神々の争いに巻き込まれた「黄金の者」の仕業と直面し、レンはこの混沌とした勢力に挑む決意を固める。
共に旅する妖精のルナと、幽体のクロウ。そして転移者村の翔子とともに、レンは強制転移の連鎖を終わらせるべく、彼らは神界への道を求める旅に出る。その過程で、勇者が持つ神から下賜された魔導書を奪い神界への扉を開く試みは、勇者の命を奪うという深刻な代償を伴う。彼らの目的は、この世界を混乱に陥れる元凶、「黄金の者」を倒すことだ。しかし、「憑依召喚」の魔導書を使用することで、レン自身も狂気の淵に立たされる。
力と引き換えに、自らの身体と心を危険に晒し、彼は真の強さとは何か、自らを変える力と、力を変えるための自らの意志を深く問い直す。
果たしてレンは、黄金の者を倒し、強制召喚の連鎖を止められるのか? その戦いの果てに、レンと彼の仲間たちは何を見出すのか?
そして存在を問われる「異世界の共犯者―神はもう許さない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 08:00:00
110573文字
会話率:32%
自死を選んだ男がひょんなことから不法投棄中の男に拾われる話です。
最終更新:2024-06-01 22:53:28
71014文字
会話率:54%
運命の日、モブ悪役のヴィッシュは、特待生ルドラに嫌がらせの復讐としてボコボコにされた上、追い打ちをかけるように婚約者クロエから婚約を破棄されて絶望する運命にあった。
しかし、ヴィッシュは自分をボコボコにするハズだったルドラのパンチラで紳士
として覚醒し、破滅の運命を覆す!
「うむぅ」
「何よ?」
「鮮烈なる赤であった」
「変態!」
悪戯な風が残酷な運命を吹き飛ばす……!
※注意※
・この作品はカクヨムで先行掲載しています。
・AIさんに書いて貰った絵を挿絵に使っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 22:10:00
52726文字
会話率:47%
旧知の仲である公爵令嬢ミランダの来訪を喜ぶ転生ヒロイン。彼女はゲームとは違う未来を選んだ。
そして、共犯者は語る。
最終更新:2024-05-28 10:54:29
1695文字
会話率:0%
コーネリアは夜会でギルバートを観察していた。元々コーネリアは他の人間を観察することが好きだった。最初は家族の面倒事から己の身を守るために始めた観察だった。そしてずっと見ていたからこそ気が付いた。ギルバートもまた、コーネリアと同じように、いや
、それ以上に冷徹な目で周りを観察していたことに。「苦い恋」シリーズ。三話か四話くらいの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 00:56:56
17091文字
会話率:43%