公爵家嫡男であるヘルベルトは、己の立場を笠に着て好き勝手に生きてきた。
甘やかされぶくぶくと太り、周囲から豚貴族と馬鹿にされてきた彼は、ある日謎の手紙を受け取る。
そこには自分の筆跡で、未来の出来事が綴られていて……?
時空魔法を極めた二十
年後の未来の自分からの手紙を受け取ったことで、ヘルベルトの人生は大きく変わり始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:00:00
347713文字
会話率:20%
【R3/2/5 SQEXノベルよりノベル発売しました。ありがとうございます&どうぞよろしくお願いします】「ひゃああああ!」奇声と共に、私は突然思い出した。この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だって。
前世ではアラサー喪女だったか
ら、「生まれ変わったら、モテモテの人生がいいなぁ」なんて妄想したのを覚えている。だからなのか、今世の私は紫髪に琥珀色の瞳のすんごい美女! しかも、侯爵令嬢! おほほほほ、望みが叶ったのかしら?
……って、そんなわけあるか! ルチアーナ侯爵令嬢っていったら、ヒロインをいじめ倒して断罪される悪役令嬢じゃないか!!
終わった。人生詰んだ……と思ったけど、私16歳? 断罪イベントまであと1年あるじゃないか。よしよし、それまでに人生を仕切り直して、断罪イベントを回避しよう。
ということで、王太子避けます、公爵家嫡男避けます、隣国の王子避けます、イケメンみーんな避けます! ってのに、まって。どうして、みんな寄ってくるの?
その上、お粗末な火魔術しか使えなかったはずなのに、世界の理に反した風魔術が使えてしまう? え、始まりの書に書いてある伝説の存在が私?
まさか、私は悪役令嬢ですよ。そんなすごい役割が与えられるわけ、ありませんから! もちろん、溺愛ルートなんてのも、ありませんからね―――!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:00:00
708342文字
会話率:28%
貧乏弱小伯爵家令嬢アルティミシアは、一度出会っただけの筆頭公爵家嫡男ミハイルに婚約を申し込まれた。
アルティミシアは困惑する。
それは相手が「国の至宝」と称される美貌の持ち主だからでも、身分差があるからでも、アルティミシアに他に好きな相手が
いるというわけでもない。
ミハイルに初めて出会った時、アルティミシアは自分の前世を思い出したからだ。
アルティミシアは前世、千年前に魔王を倒した伝説の勇者アトラスだった。そしてミハイルは、その勇者一行の中にいた、僧侶イオエル。ミハイルがイオエルの転生者だとわかったのは、自分がミハイルを見て前世を思い出したことと、何より顔がもうイオエルだったから。
魂は転生を繰り返す。だがその記憶は本来引き継がれない。前世の記憶を取り戻してしまったアルティミシアは、強引とも言えるやり方で婚約を決めてしまったミハイルの真意をさぐろうとする。
女神の祝福を受けた2人が、周りに影響を与えながら幸せになっていく物語
終わりまで草稿済みです。本編45話です
編集しつつ、毎日更新予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 12:02:39
294586文字
会話率:34%
ある日、ぶっ倒れた衝撃で前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢に転生していることに気付いたフィオナ。
「やったー!」
悪役令嬢とはいえ、家は侯爵家でお金持ち、両親は自分を溺愛しているし、まだヒロインはいじめていないから断罪回避もできるかも
しれない。
前世社畜だった彼女は前世と違ってゆっくりできそうな予感に、これはラッキーなのでは!?とルンルンだったがすぐに考えを改めた。
この体、病弱すぎる!
強い日差しにめまいを起こし倒れ、走れば動悸息切れで倒れ、しまいには何もしなくても倒れる。
こんなこと公式設定になかったけど!?
今ならわかる。なぜゲームのフィオナが悪役令嬢だったのか。
体調が悪くて当たり散らすしかなかったのだ。
しかし、このままでは悠々自適なスローライフが送れない!
というか体調の悪さに我慢できない!
フィオナは自身の体調をよくするため、努力しようとするも……そもそもこの世界、病人に対する認識が甘い。
なぜ体調が悪いと言っているのにステーキが出るの!?体力をつけるため?そもそも食べられるはずがない!
もういい自分でなんとかする!
フィオナは快適ライフのために、現世の知識で健康になることを決意する。
すると、ゲームの攻略キャラクターであり、フィオナとは険悪な仲だった婚約者、公爵家嫡男であるルイスに変化が……?
「逃がさないから」
「これからはなんでも言っていいよ。なんでも叶えてあげる」
お、おかしい! 原作と違って甘すぎる……!
自分の健康のための行いが起こすこれからを知らずに、フィオナは今日もぶっ倒れていた。
病弱なので健康になろうと奮闘したら思いの外周りに影響を与えちゃった悪役令嬢×そんな彼女に執着して溺愛過保護になっちゃった婚約者のラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 18:37:16
221862文字
会話率:48%
ムナオロス王国の国難になるとも予想された魔の谷スタンピードを被害ゼロに抑えた、一三歳の『青の魔女』シリン。当然のことながら救国のヒロインともてはやされ、その重要性からウィルキーラッツ公爵家嫡男ネイトとの婚約が定められた。しかし平民であったシ
リンは、全く楽観視してなかった。政略だから断れないし、お相手のネイトも今気持ちが盛り上がってるだけだろうし、結局シリンは貴族じゃないから。いい関係を築くにはどうしたらいいか。シリンはネイトに失恋魔法をかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:53:49
6822文字
会話率:40%
★もだもだしている幼馴染の許婚ども×和風スチームパンク!
元祿大正三十二年。エネルギー革命を経て、舞台は蒸気機関車走る京都。
人を襲う『異形ノ闇』や『憑キ闇』が発生するようになった世界、
花音はそれらを祓う闇祓い特務官。相棒は公爵家嫡男の
怜。
気安い仲である幼馴染の二人は、祖父同士の口約束による許婚同士。
ただし身分差のため結婚は非現実的。
お互い余計な縁談が舞い込まないために、許婚と呼ばれるままでいた。
しかしある日、花音は怜が美しいご令嬢とデートしているのを目撃してしまう。
変に焦る怜をプイと無視する花音。
そして花音は、身の回りで危ない目に遭うことが多くなっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 17:30:00
26925文字
会話率:48%
公爵家嫡男のセドリックは、ワインを片手に考えていた。なぜこの2人は今日という日までこうも睨み合うのかと。
信頼する護衛と侍女を眺めつつ、セドリックは自身の半生を振り返る。想いを馳せる相手に苦笑を浮かべながら。
【悲恋注意】
最終更新:2024-10-14 15:01:13
6967文字
会話率:25%
平凡を自認する伯爵令嬢マリールイスは、格上の公爵家嫡男レイフ・オークランスから『一目惚れをした』と婚約を申し込まれる。
困惑するマリールイスと伯爵家の家族たちは、家族会議を経て『公爵家からの婚約の申し込みは断れない』と受けることを決めた。
そんな中、レイフの友人の婚約パーティに招かれたマリールイスは、レイフから贈られたドレスを身に着けレイフと共に参加する。
挨拶後、マリールイスをしばらく放置していたレイフに「マリールイスはご一緒ではありませんか?」と声を掛けたのは、マリールイスの兄だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 21:00:00
27630文字
会話率:29%
「王子より王子らしい」と言われる公爵家嫡男、エヴァリスト・デュルフェを婚約者にもつバルゲリー伯爵家長女のピエレット。
デビュタントの折に突撃するようにダンスを申し込まれ、望まれて婚約をしたピエレットだが、ある日ふと気づく。
「エヴァリスト様って、ルシール王女殿下のお話ししかなさらないのでは?」
エヴァリストとルシールはいとこ同士であり、幼い頃より親交があることはピエレットも知っている。
だがしかし度を越している、と、大事にしているぬいぐるみのぴぃちゃんに語りかけるピエレット。
「でもね、ぴぃちゃん。私、エヴァリスト様に恋をしてしまったの。だから、頑張るわね」
ピエレットは、そう言って、胸の前で小さく拳を握り、決意を込めた。
ルシール王女殿下の好きな場所、好きな物、好みの装い。
と多くの場所へピエレットを連れて行き、食べさせ、贈ってくれるエヴァリスト。
「あのね、ぴぃちゃん!エヴァリスト様がね・・・・・!」
そして、ピエレットは今日も、エヴァリストが贈ってくれた特注のぬいぐるみ、孔雀のぴぃちゃんを相手にエヴァリストへの想いを語る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 19:00:00
74327文字
会話率:54%
「……君は、婚約者だけでなく、恋人もいないのかい?」
少し前に妹のリュシエンヌの婚約者が決まった。その婚約者であるエティエール公爵家嫡男アドリアンが、私の顔をじっと見ながらそう言った。
ボゾルト侯爵家嫡男のグレゴワールは自他とも認め
る不細工である。それゆえに女性との縁が無かったが、そんな彼に、アドリアンの妹であり、絶世の美女にして才女である社交界の次なる宝石、アレクサンドラ・エティエールとの婚約話が舞い込んできた。
一体どんな裏があるのかと疑うグレゴワールだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 23:48:42
44922文字
会話率:51%
王女殿下を婚約者に持つ公爵家嫡男は、アクシデントに見舞われる。
最終更新:2024-08-12 15:50:06
6191文字
会話率:42%
公爵家嫡男コルラードに女神様よりお告げが下る。「ガリーニ伯爵家のドアマットをもらってきなさい!」すぐさま取り寄せられたドアマットには……
最終更新:2024-01-04 18:54:20
4331文字
会話率:48%
法務大臣補佐で公爵家嫡男のベネディクトは、王城の廊下で婚約破棄を叫ぶ、若い令息の声を耳にした。仕事柄放っておけず、その場に駆け付けたところ……
最終更新:2023-02-11 21:00:57
8681文字
会話率:50%
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつ
も、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:18:31
126075文字
会話率:55%
子爵令嬢エリーゼと伯爵令息エドマンドは、幼い頃出会った瞬間に互いに運命を感じ、結婚の約束をした。しかし、婚約から約10年、ふたりの恋は冷め切ってしまう。
貴族の集う学園の卒業パーティーの最中、ひょんなことから喧嘩したふたりは、婚約破棄するこ
とを決めた。エドマンドが婚約破棄を告げた直後、美貌の公爵家嫡男がエリーゼに求婚してきて……。
エリーゼの明日はどっちだ!
全体的に馬鹿馬鹿しい内容です。
以前投稿していたものを書き直し、タイトルを変えて再投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:01:29
15660文字
会話率:29%
シエラ・レインズワースは流行りのロマンス小説にハマり、自分も運命の相手に出会いたいと常日頃思っていた。
そこでシエラは、学園で運命の相手を探すことを決意した。
すると学園でなぜか、“理想の王子様”に近い人物として名が挙がる人物、公爵家嫡男
のシリウス・マクディネルと伯爵家次男のドミニク・リンデルの2人から迫られることに!?
シリウスはなぜか初対面から甘い態度をとり、ドミニクはことあるごとに口説きにくるのですが一一……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:54:59
18895文字
会話率:51%
冤罪で婚約破棄された私に父は新しい婚約者をみつけてきた。
隣国の、元婚約者と同じくらいの公爵家嫡男だ。
格下と婚約すると「本当は何かあったからあんな下の爵位の息子しか婚約できなかった」などと言われかねないからだ。
新しい婚約者は獣人国では珍
しい金魚人だった。そのせいで敬遠されていたらしいが彼はいい人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 07:37:05
999文字
会話率:36%
魔物の爪が目の前まで迫り、やけにスローモーションに思える攻撃が俺に届いたと思ったその瞬間、何故か別の世界で子供に生まれ変わっていた。
最初は自分が死んだことに悲しんだけど仕方がない、この世界で楽しく生きていこう。そう思ったのに……何この世界
、前の世界と比べ物にならないほど酷い環境なんだけど!
俺って公爵家嫡男だよね? 前の世界の平民より酷い生活だよ?
前世での生活を思い出してしまったら、もうこんな生活は耐えられない。俺が持つ知識をフル活用して何とかこの世界を改革しよう! え、魔力があるのに使い方さえ分からない? 魔法陣なんて知らない!? じゃあ当然魔道具もないよね……
そんな不便な世界に転生してしまった主人公が、前世の記憶を駆使して国を改革していく物語です。
この物語はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:14:28
495172文字
会話率:59%
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、そ
の数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 01:11:05
3926文字
会話率:22%
公爵家嫡男のクラウスは王命により、隣国の王女と婚約を結ぶことになった。王家の血を引く者として、政略結婚も厭わないと覚悟を決めていたのに、それなのに。まさか相手が子供だとは......。
婚約相手の王女ローザもまた、国の安定のためにその身を使
う事を使命としていたが、早い婚約に戸惑っていた。
そんなふたりが色々あって、少しづつ関係を深めていく。そんなお話。
変わり者の作者が、頑張ってハッピーエンドを目指します。
たぶん。きっと。幸せにしたい、です。
※ 他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 08:00:00
33352文字
会話率:36%
「泣いて喚いて領地に帰ってくれたら、僕としてもリアが婚約を破棄したって言い分が通るのにさ」
子爵令嬢のリアは、公爵家嫡男であるニクセリオと婚約した。両家の繋がりを深め、子爵領の銀鉱山の開拓を進めるための婚約であった。だが、この婚約に不満を持
つニクセリオは、毎日のように別の令嬢へ愛を囁き、リアの悪口を漏らしていた。限界が来たリアが泣いていると、男爵家の末子のマルスがハンカチを差し出し、訳を聞いてきた。ニクセリオの真実を知ったマルスは、本当の身分を明かし、公衆の面前で彼の糾弾を始めて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 12:04:19
7955文字
会話率:45%
アマリリスの両親が亡くなり、伯父一家が侯爵家の後継者となった。
伯父は優秀な弟一家であるアマリリスたちを嫌っており、双子の兄は養子に出され、アマリリスは使用人同然の扱いになる。
アマリリスには公爵家嫡男の婚約者もいたが、従妹に悪女
だと吹き込まれ婚約破棄を宣言されたうえ奪われてしまった。
そこで思い切って悪女だと便乗し、国外追放をもぎ取り自由を手に入れるアマリリス。
兄とも音信不通なのでひとりで生きていこうとした矢先、なぜか騎士に連行され王城へ向かうと、国王陛下と王太子ルシアンが現れた。
「其方に頼みがある。ルシアンの教育係になってほしい」
「……私、稀代の悪女と呼ばれていますので、なにかの間違いでは?」
素直すぎる王太子の腹黒教育係として王命まで下され、アマリリスは断れず新たな生活がスタートする。
ところが——
「……ずっと前から君がほしかったと言ったら、信じる?」
「——はい?」
素直すぎる(?)王太子と悪女の才能あふれる令嬢の物語。
※冒頭に少しだけ暴力表現があるためR15と残酷描写を設定しています。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:07:43
96375文字
会話率:48%