私はしがない王女の獣人侍女――ではない。私のほうがれっきとした王女だ。公妾の娘であるルビーの陰謀で、立場と言葉を奪われてしまったのである。
輿入れのために隣国へやってきたのだが、ルビーが国王アルノルト二世と結婚しようとしていた。
言葉を奪わ
れているため自分が王女だと主張できず、ルビーからも「邪魔したら殺す」と言われている。
幸いにも、アルノルト二世の筆頭秘書官であるアレクシス様が同情し、私を保護してくれた。
何もかも面倒なので、彼の離宮でのんびり過ごします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 22:45:48
181238文字
会話率:28%
男爵家の令嬢として生きてきたはずのヴィオレッタは、母が公爵の公妾だったことを知る。数年後、公爵家に引き取られた彼女は実の兄ともう会えないことを悲しむが、義弟と前向きに交流していこうと決意する。 どこか義弟の様子がおかしくて、、、? やられ
たらやり返す系のちょっぴり脳筋令嬢です。 すっきり読めると思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 06:00:00
15893文字
会話率:16%
真っ昼間のカフェテラスで、ローザは婚約者のヘンリー王子に罵られていた。
「言いたいことは一つだけだ。お前とは結婚しない」
結婚はしないが、婚約も破棄しない。
そう宣言したヘンリー王子は、ローザを名ばかりの公妾として、公務の肩代わりをさ
せるつもりなのだという。
その王子を公然と寝とった異母妹のルーシーは、ローザを娼館に売り飛ばす算段をしているらしい。
孤立無援のローザは、心の中で怒りと憎悪を燃やしながら、復讐を誓うのだけど……。
(ドアマット系ヒロインの婚約破棄ものを目指して書き始めたはずなんですが、想定外のところに着地してます…)
アルファポリス様で、先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 10:05:47
14648文字
会話率:45%
不思議な短刀とやり直しのお話。
ルルーシアは国王陛下の公妾。しかし王妃殿下の策で家族を失い幽閉される。自らの胸を刺して、もう一度やり直しを願う。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-03-27 18:03:54
2362文字
会話率:65%
6歳から16歳の10年間、ゴルト王国にて”聖なる乙女”という務めを果たし続けてきた赤毛のソフィ。
ある時、ゴルト王国王太子ザフールから追放処分を言い渡される。
愚かな王太子はソフィ追放だけでなく、皇太子妃セレスティーヌをも廃し公妾シ
ョワル・バズーレアを新たな”聖なる乙女”にしようとたくらんでいた。
皇太子妃セレスティーヌをも侮辱する皇太子ザフールが高笑いを続ける中、赤毛のソフィから低い声が響いた。
「ゴルト国皇太子様」
”聖なる乙女”にしてはまるで男のような声色だった。
登場人物
”聖なる少女”ソフィ
ゴルト国に10年仕えてきた赤毛の”聖なる乙女”。
王太子ザフール
ゴルト国王太子。文字通りの愚か者で、王太子妃をないがしろにし妾にうつつをぬかし、民衆からは嫌われている。
王太子妃セレステイーヌ
ヒロイン。可憐で教養溢れる王太子妃であるが、夫ザフールから疎まれてきた。
公妾ショワル・バズーレア
王太子ザフールの妾。彼が一夫一妻の掟を破ってでも手に入れた悪女である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 01:36:22
18944文字
会話率:48%
権力闘争に負けて幽閉エンドを迎えた王妃が巻き戻って自分を陥れた公妾に復讐成功!と思ったらまたもや時は巻き戻り、なんと今度は相手まで回帰していた。負けて堪るかと再び互いに権謀術数を張り巡らせるも、結果は疲弊した国を他国に侵略されるエンド。
そ
して、四度目の初対面。どうしたものかと、王妃と公妾はすっかり疲れ果てていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 18:02:58
3477文字
会話率:37%
他のサイトさんではトップページに小説の表紙を出しているのですが、なろうでは出せないので、画像関係はまとめてこっちに収納します。お暇な方、眺めてやってください。
基本、何か思いついたときに投稿します。
更新は期待しない方がよい(えっ)
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絵のご寄付も大歓迎です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 11:01:14
3885文字
会話率:0%
――ラウラは木箱の上に立たされた。粗末な木肌がささくれて、足に棘が刺さったが我慢した。人買いの男が鞭を持っていたからだ。(第一章より抜粋)
孤児のラウラは、人身売買により5歳で奴隷となった。しかし、持ち前の美貌と賢さを武器に、娼館の下働
きから豪商の養女となる。やがて貴族の身分を得たラウラは、渦巻く陰謀の中、男を傀儡として操りながら公妾へと成りあがる。
※ 舞台設定は国、時代ともに架空です。歴史や文化の考証はしておりませんので、予めご理解のうえお読みください。
※ 奴隷制度、児童労働など現代の社会通念に沿わない設定が出てきますが、全てフィクションであることをご理解ください。
※「エブリスタ」「小説家になろう」「カクヨム」に同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 16:18:19
209035文字
会話率:41%
リリーアンは生まれながらに相手の心を"聞く"ことができる能力を持っていた。デルフィニウム王国の辺境にある農村で生まれた彼女はそのせいで家族、村人に疎まれ、挙句には奴隷商に売られてしまう。
そして彼女を買ったのはその能力を
利用しようと考える野心家なラヴァンドラ伯爵だった。伯爵の狙いはただ一つ。王宮に取り入り、より大きな権力を手に入れること。わずか7歳だったリリーアンは養女として迎え入れられ、厳しい令嬢教育を受ける。すべては第二王子の公妾となるためにと。
すべてを悟りながら彼女は自由に生き延びるために、従者のコニーと共に機を窺い策を巡らせていく。
1/15 説明不足もあり、もう少し丁寧に書こうと思い、直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-17 18:23:02
9049文字
会話率:32%
没落した男爵家の令嬢は、爵位を狙う中流階級の男との結婚を押し付けられていた。そこに舞い込んだ、王太子の――表向きは侍女募集――本質は公妾募集の知らせ。令嬢は意に染まない結婚から逃れるため、王太子の公妾を目指して王都へと乗り込んだ。
一方、王
子であり公爵でもある青年は、従弟の王太子に恋人を奪われ婚約破棄をされた過去を持ち、古傷を癒せぬまま独身を貫いていた。
各々の望む未来のために互いを利用しようと契約を結ぶ二人だったが、計算づくの関係もゆるやかに動きはじめる。
妥協と打算が大好きな苦労性の少女が、唯一の愛を手に入れるまで。そして、退屈に殺されそうな男が、一人の少女に生きる意味を見出すまでの擬似ヴィクトリアンロマンス。
※フェアリーキス大賞 大賞受賞しました。加筆改題した「いばらの姫と訳あり黒公爵の平凡ならざる婚活事情」が5/28に発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 22:06:20
97542文字
会話率:42%
四十代の雪音が異世界に転移したら、本来の年齢の半分に若返っていました。転移先の国は小柄な人が多く、その国で一番背が高い女となった雪音は、第二王子と結ばれ、子も生まれます。この世界に来てからの彼女は不思議と人々に対し、慈しむような気持ちを抱
くようになりました。その気持ちこそが、夫との距離が出来る原因とは知らず、彼女は悲しみます。王を継いだ夫が、王妃となった雪音や公妾達がいるにもかかわらず、愛人を次から次へと連れ込むから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 16:00:00
9205文字
会話率:9%
お母様は、王様の公妾と呼ばれている。
なにも知らない者達は言う。
まるでお母様は王様の公妾のよう、と。
お父様はこの隠れ蓑にお母様と結婚されたのだ、と。
しかしわたくしは知ってしまった。
最終更新:2014-06-27 21:15:22
2289文字
会話率:2%